佐賀銀行8395
THE BANK OF SAGA LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが佐賀県で暮らしているなら、佐賀銀行のATMでお金を引き出したり、給与振込の口座として利用しているかもしれません。マイホームを建てるときには、多くの人が佐賀銀行の住宅ローンを検討します。また、地元の商店街でよく見かけるお店が新しい機械を導入したり、事業を拡大したりする裏側では、佐賀銀行が融資を通じてその夢を支えています。このように、佐賀銀行は個人の生活から地域経済の活性化まで、様々な場面で佐賀のまちを支える重要な役割を担っているのです。
佐賀銀行は佐賀県内で圧倒的なシェアを誇る地方銀行です。2025年3月期決算では、売上高552.3億円(前期比4.2%増)、純利益74.96億円(同20.6%増)と5期連続の増益を達成し、好調な業績が続いています。金利上昇による貸出金利息の増加に加え、法人向けコンサルティングやフィンテック企業との連携による役務収益の拡大が成長を牽引しています。2026年3月期も増収増益を見込んでおり、安定した収益基盤の上で新たな成長領域への投資を進めています。
会社概要
- 業種
- 銀行業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 佐賀県佐賀市唐人2丁目7番20号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2024/03期 | 5.4% | 0.2% | - |
| 2025/03期 | 6.3% | 0.2% | - |
| 3Q FY2026/3 | 5.8%(累計) | 0.2%(累計) | - |
当行は預貸金利ざやの改善や、地方銀行特有のコンサルティング業務の強化により収益体質が着実に向上しています。貸出金シェアで県内4割超を誇る強固な地盤を背景に、効率的な資金運用を行っています。今後も地域商社業務やDX支援を通じた非金利収益の拡大が、さらなる収益性向上に寄与する見通しです。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024/03期 | 530億円 | — | 62.2億円 | 370.1円 | - |
| 2025/03期 | 552億円 | — | 75.0億円 | 444.4円 | +4.2% |
佐賀銀行の業績は、5期連続の増益を達成するなど非常に堅調に推移しています。2025/03期には純利益が約75億円に達し、貸出金利息やコンサルティング収益の伸長が利益を押し上げました。今期以降も地域経済の活性化を背景とした安定成長が見込まれ、堅実な業績拡大が続いています。 【3Q 2026/03期実績】売上442億円(前年同期比4.0%)、純利益72億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
銀行業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
地方銀行業務を核としつつ、リースや信用保証、地域商社業務などグループ一体となってコンサルティング機能を強化しています。主なリスク要因としては、金利変動による貸出金利息収支への影響や、地域経済の動向、人口減少による地元産業への依存度などが挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 540億円 | — | 552億円 | +2.3% |
| 2024期 | 480億円 | — | 530億円 | +10.4% |
| 2023期 | 430億円 | — | 477億円 | +10.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 68億円 | — | 75億円 | +10.2% |
| 2024期 | 52億円 | — | 62億円 | +19.6% |
| 2023期 | 40億円 | — | 55億円 | +37.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
佐賀銀行は具体的な中期経営計画の数値目標を開示していませんが、毎期の業績予想で堅実な成長を示しています。特にここ数年は、期初に発表する会社予想を大幅に上回る実績を叩き出す傾向が強く、ポジティブなサプライズが続いています。これは、金利環境の変化を的確に捉え、法人向けコンサルティングなどの非金利収益を着実に伸ばしている証左と言えるでしょう。投資家にとっては、保守的な予想からの上振れが期待できる、信頼性の高い経営と評価できます。
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メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
全行員を対象にベースアップ等で平均6%の賃上げを実施し、人材確保と従業員満足度の向上を図る。
OLTAとの提携を通じクラウドファクタリング事業を強化し、中小企業向けDX支援を加速させている。
2025期の連結決算にて、売上高552.3億円、純利益74.96億円を達成し5期連続の増益を記録。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
総資産規模は約3.2兆円で安定しており、強固な自己資本基盤を維持しています。地域金融機関として貸出ポートフォリオの質の管理を徹底し、健全性を保ちながら運用リスクをコントロールしています。有利子負債の管理においても地域経済との密着性を活かした慎重かつ安定的な運営が行われています。 【3Q 2026/03期】総資産3.1兆円、純資産1238億円、自己資本比率4.0%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 2,322億円 | 679億円 | 11.7億円 | 1,643億円 |
| 2022/03期 | 19.9億円 | 674億円 | 11.8億円 | 694億円 |
| 2023/03期 | 1,888億円 | 437億円 | 11.8億円 | 2,325億円 |
| 2024/03期 | 1,131億円 | 219億円 | 11.8億円 | 1,350億円 |
| 2025/03期 | 237億円 | 954億円 | 14.3億円 | 717億円 |
銀行特有の資金調達および運用活動の影響により、営業キャッシュフローは年ごとに大きな変動が見られます。投資および運用ポートフォリオの入れ替えが投資キャッシュフローに反映されており、資産の最適化を図っています。財務キャッシュフローは配当支払い等により安定的にマイナスで推移しており、株主還元と健全な事業運営のバランスが維持されています。
この会社のガバナンスは?
連結子会社6社を擁する地銀グループとして体制を整えています。女性役員比率は6.7%であり、多様性の確保には今後の課題が残ります。監査報酬5,500万円を投じ、独立性の高い監査体制を通じてガバナンスの実効性向上を図っています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 610万円 | 1,284人 | - |
従業員平均年収は610万円であり、地方銀行の中位規模として標準的な水準です。近年はベースアップや定期昇給を含めた賃上げを積極的に実施しており、人材の確保や維持を目的とした待遇改善が着実に進んでいる背景があります。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当による総合的な投資リターンを示す指標です。佐賀銀行のTSRは、2023期以降TOPIXを上回るパフォーマンスを示しており、特に2025期には234.1%とTOPIXの213.4%を大きくアウトパフォームしました。これは、日銀の金融政策正常化への期待を背景とした銀行株全体への資金流入に加え、同社の5期連続増益という好調なファンダメンタルズが評価された結果です。安定配当を継続しつつ、株価自体が大きく上昇したことが、株主への高いリターンに繋がりました。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 7円 | 36.0% |
| 2017/03期 | 7円 | 40.3% |
| 2019/03期 | 70円 | 44.4% |
| 2021/03期 | 70円 | 47.6% |
| 2022/03期 | 70円 | 28.8% |
| 2023/03期 | 70円 | 21.4% |
| 2024/03期 | 80円 | 21.6% |
| 2025/03期 | 90円 | 20.3% |
株主優待制度は実施していません。
当行は、銀行経営の公共性と長期的な安定経営基盤の確保を重視し、安定的な配当の継続を基本方針としています。近年は業績の向上に伴い配当水準を段階的に引き上げており、株主還元への姿勢を強めています。今後も内部留保の充実を図りつつ、持続的な利益成長に応じた配当の実施を目指す方針です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 134.7万円 | 34.7万円 | 34.7% |
| 2022期 | 139.5万円 | 39.5万円 | 39.5% |
| 2023期 | 159.4万円 | 59.4万円 | 59.4% |
| 2024期 | 211.6万円 | 111.6万円 | 111.6% |
| 2025期 | 234.1万円 | 134.1万円 | 134.1% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較すると、PERは同水準、PBRはやや割高な水準にあります。これは、同行の安定した業績と高い収益性が市場から評価されていることを示唆します。信用倍率は71.22倍と非常に高く、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買い意欲が極めて旺盛であることを示しています。一方で、信用買い残が多いため、相場が反転した際には需給の悪化による下落圧力にも注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 42.1億円 | 17.5億円 | 41.5% |
| 2022/03期 | 69.8億円 | 29.0億円 | 41.6% |
| 2023/03期 | 72.7億円 | 17.7億円 | 24.4% |
| 2024/03期 | 75.7億円 | 13.5億円 | 17.9% |
| 2025/03期 | 110億円 | 35.0億円 | 31.9% |
法人税等の支払額は、当期純利益の増減に伴い変動しています。2023/03期および2024/03期は税効果会計の適用等により実効税率が一時的に低下しましたが、2025/03期には標準的な水準に戻っています。地域経済のインフラとして適正な納税を継続しており、財務の透明性は高く保たれています。
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