8522プライム

名古屋銀行

The Bank of Nagoya,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS560.2円
自己資本比率4.8%
FY2025/3 有報データ

愛知首位の地銀から、中部圏をリードする金融グループへ

お客さまとともに成長する「未来創造バンク」として、地域の皆さまから最も信頼される銀行を目指します。

この会社ってなに?

愛知県や東海地方にお住まいの方なら、給与振込や公共料金の引き落としで名古屋銀行の口座を使っているかもしれません。あなたが住宅や自動車のローンを組むとき、相談先の一つになるのが同行です。また、街でよく見かける地元の商店や飲食店、さらには日本のものづくりを支える自動車関連の中小企業も、その多くが名古屋銀行からの融資で事業を営んでいます。あなたの生活や地域経済は、こうした銀行の働きによって裏側から支えられているのです。

愛知県を地盤とする地方銀行の雄。FY2025には売上高1,027.9億円、純利益147.3億円を達成し、増収増益基調が続いています。2026年3月27日、しずおかフィナンシャルグループとの経営統合を発表し、総資産20兆円を超える広域金融グループの誕生を目指す方針です。この発表を受け株価は急騰し52週高値を更新、PBRも1倍を回復するなど市場の期待は高く、地銀再編の渦の中心に躍り出ました。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
愛知県名古屋市中区錦3丁目19-17
公式
www.meigin.com

社長プロフィール

藤原 一朗
藤原 一朗
代表取締役頭取
挑戦者
第22次経営計画「未来創造業の真価の発揮」を掲げ、お客さまとともに成長することを目指しています。変化する環境に的確に対応し、地域経済の持続的な成長と当行の企業価値向上の両立を実現してまいります。

この会社のストーリー

1949
名古屋銀行の設立

戦後の地域経済復興を支えるため、名古屋商工銀行として設立。地域に根差した金融機関としての歩みをスタートさせる。

1951
普通銀行へ転換

商号を「株式会社名古屋銀行」に変更し、普通銀行に転換。より幅広い金融サービスを提供する体制を整える。

1973
東証・名証第一部に上場

東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場第一部に上場。地域を代表する銀行として社会的信用を高める。

2022
しずおかFGとの包括業務提携

静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループと包括業務提携を締結。広域連携による新たな価値創造への挑戦が始まる。

2023
第22次経営計画スタート

「未来創造業の真価の発揮」をテーマに、2031年3月までの長期経営計画を策定。PBR1倍超えを具体的な目標に掲げる。

2025
過去最高益を更新

好調な業績を背景に、通期経常利益計画を上方修正し、過去最高益を更新する見通しを発表。経営計画が着実に実を結ぶ。

2028
しずおかFGとの経営統合(予定)

しずおかフィナンシャルグループとの経営統合を予定。総資産20兆円を超える中部圏最大級の金融グループが誕生し、新たなステージへ。

注目ポイント

中部圏最強タッグ!経営統合による成長期待

2028年にしずおかフィナンシャルグループと経営統合予定。総資産20兆円超の広域地銀グループが誕生し、サービス拡充や収益力強化が期待されます。

株主還元への高い意識

総還元性向30%以上を目安とする株主還元方針を掲げています。業績好調を背景に、安定的な配当が期待できる点も魅力です。

地元愛知での圧倒的な基盤

愛知県内の地方銀行でトップの地位を確立。特に自動車関連企業など、日本を代表する製造業が集積する地域経済を長年にわたり支えています。

サービスの実績は?

10.0%
年間配当金増加率
FY2021-FY2025 平均
+50.0% (FY2025)
386%
配当金累計成長率
FY2021→FY2025
70円→270円
27.0%
売上高成長率
FY2024実績
+1.5% (FY2025実績)
46.8%
純利益成長率
FY2025実績
+19.7% (FY2024実績)
270
1株当たり配当金
FY2025実績
5期連続増配

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 90円
安全性
注意
自己資本比率 4.8%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
90
方針: 総還元性向30%以上を目安
1株配当配当性向
FY2021/323.3311.8%
FY2022/34018.5%
FY2023/34024.8%
FY2024/36030.3%
FY2025/39030.1%
2期連続増配
株主優待
あり
地元特産品ギフトカタログ
必要株数300株以上(約178万円)
金額相当約3,000円相当
権利確定月3月
長期特典1年以上継続保有が条件

当行は株主還元を重視しており、配当と自己株式の取得を合わせた総還元性向30%以上を目安とした方針を掲げています。近年の業績拡大に伴い、配当金は着実に増額されており、株主に対する利益還元を積極的に強化しています。今後も安定的な配当維持と業績連動型の還元を通じ、中長期的な投資魅力の向上を図る構えです。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
4.8%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3778億円
FY2023/3798億円
FY2024/31,013億円
FY2025/31,028億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の業績は、貸出金利息などの収益拡大を背景に順調に推移しており、2025年3月期には純利益が約147億円と過去最高水準を更新しました。直近では地域経済の活性化に向けた取り組みが奏功し、売上高も約1,028億円へと成長基盤を強固にしています。2026年3月期についても、堅調な資金需要を捉え、純利益で約152億円というさらなる成長を見込んでいます。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率4.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
2,269億円
会社の純資産
2,765億円

当行の財務健全性は、総資産が約5,770億円規模へ拡大する中で適切なリスク管理と自己資本の積み増しにより安定的に推移しています。自己資本比率は約4.8%前後で推移しており、地域金融機関として十分な経営基盤を有しています。今後も強固な資本力を背景に、地元企業への支援を通じた健全な資産運用の拡大を図る計画です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+2,195億円
営業CF
投資に使ったお金
-499億円
投資CF
借入・返済など
-156億円
財務CF
手元に残ったお金
+1,696億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/36,045億円379億円-13.1億円6,424億円
FY2022/31,078億円-754億円-134億円325億円
FY2023/3-3,397億円-651億円66.6億円-4,048億円
FY2024/3845億円250億円-51.3億円1,096億円
FY2025/32,195億円-499億円-156億円1,696億円

営業キャッシュフローは、貸出金運用や有価証券の収益獲得に伴い変動があるものの、本業による稼ぐ力は概ね堅調に維持されています。投資キャッシュフローは、将来の収益基盤強化のための有価証券運用等の影響でマイナスとなる年があるものの、戦略的なポートフォリオ管理が継続されています。全体として、財務CFのマイナスは配当支払いや自己株式の取得などによる株主還元を反映した結果です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1不良債権の状況 国内外の景気や地域経済の動向、取引先の経営状況及び信用力の低下、あるいは不動産価格の下落等によって、不良債権及び与信関係費用は増加し、経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります
2貸倒引当金の状況 当行は、貸出先の状況、差入れられた担保の価値及び貸倒実績率等に基づいて、合理的に貸倒引当金を算定し、計上しております
3貸出先への対応 当行は、債権回収の実効性と効率の観点から、貸出先に債務不履行等が生じた場合においても、債権者として有する法的な権利について、必ずしも行使しない可能性があります
4権利行使の困難性 当行は、担保として差入れられた物件によっては、不動産や有価証券の市場における流動性の欠如又は価格の下落等の事情により、担保権を設定した不動産もしくは有価証券等の換金や貸出先の保有するこれらの資産に対する強制執行が困難となる可能性があります
5金利リスク 当行は、貸出取引や有価証券投資等の資金運用と預金等による資金調達を行っており、金利リスクを認識しつつ慎重な運営を行っております
6保有有価証券における株価及び債券価格下落のリスク 当行は、市場性のある債券及び株式等の有価証券を保有しております
7事務リスク 当行は、預金・貸出・為替などの銀行業務を中心とした様々な業務を行っていますが、こうした業務において、役職員が故意又は過失による事務ミスを起こすことにより、事故やトラブルが発生し、業務遂行や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります
8システムリスク 当行は、基幹系システムをはじめとした様々なコンピュータシステムを利用し、業務を運営しておりますが、コンピュータシステムの停止や誤作動、不正使用等が発生した場合や、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウィルス感染等の被害を受けた場合、障害の規模によっては、業務遂行や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/398.8億円0円0.0%
FY2022/3157億円40.8億円25.9%
FY2023/3115億円31.2億円27.1%
FY2024/3145億円44.8億円30.8%
FY2025/3209億円61.7億円29.5%

当行の法人税等の負担額は、税引前当期純利益の変動に伴って推移しています。実効税率は概ね法定税率に近い水準で安定しており、適切な税務処理が行われています。近年の利益拡大に伴い、納税を通じた社会貢献額も増加傾向にあります。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
635万円
従業員数
1,924
平均年齢
41.2歳
平均年収従業員数前年比
当期635万円1,924-

従業員平均年収は635万円となっており、地方銀行業界の中では堅実な水準を維持しています。地域経済の担い手として安定した収益基盤を有しており、定期昇給や各種手当を含めた給与体系が、長年培われた強固な経営環境に支えられている点が特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主63.1%
浮動株36.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関36.5%
事業法人等26.6%
外国法人等14.1%
個人その他20.4%
証券会社2.5%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 主な安定株主は日本生命保険相互会社・明治安田生命保険相互会社・住友生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,549,000株)9.45%
日本生命保険相互会社(726,000株)4.43%
明治安田生命保険相互会社(581,000株)3.54%
名銀みのり会(550,000株)3.35%
住友生命保険相互会社(516,000株)3.14%
株式会社みずほ銀行(421,000株)2.57%
三井住友海上火災保険株式会社(409,000株)2.49%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(389,000株)2.37%
MORGAN STANLEY & CO. LLC(378,000株)2.3%
大樹生命保険株式会社(368,000株)2.24%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口や国内主要生保が名を連ねており、安定株主による構成が特徴です。事業法人や金融機関が上位を占めることで経営の安定性が保たれていますが、しずおかFGとの経営統合計画の発表により、今後の資本政策や持分比率には重要な変化が生じる可能性があります。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億2,000万円
取締役8名の合計

主な事業は銀行業務のほか、リースやカード、ICT支援など多岐にわたる総合金融サービスを展開しています。2028年のしずおかFG傘下入りを目指す経営統合が最大の注目点であり、これにより地域を越えた顧客基盤の拡大と事業リスクの分散、収益性の向上が図られる見通しです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 3名(23.1% 男性 10
23%
77%
監査報酬
6,900万円
連結子会社数
6
設備投資額
16.4億円
平均勤続年数(従業員)
17.2
臨時従業員数
538

女性役員比率は23.0%と、地方銀行としては比較的高い水準で多様性の確保が進んでいます。監査等委員会設置会社として監視機能を強化しており、連結子会社6社を含むグループ全体で、効率的な経営体制とリスク管理の実践に努めています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
当初目標を大幅に前倒し達成し、目標を引き上げるなど、計画遂行能力は非常に高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第22次経営計画(中間目標)
FY2026
連結純利益: 目標 150億円 順調 (147.3億円)
98.2%
総還元性向: 目標 30%以上 順調 (30.1%)
100%
PBR: 目標 1倍以上 達成 (1.13倍)
113%
(旧)第22次経営計画(中間目標)
FY2026
連結純利益: 目標 75億円 前倒し達成 (147.3億円)
196.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想152億円N/A
FY2025 予想→実績121億円147億円+21.7%
FY2024 予想→実績85億円100億円+18.1%
FY2023 予想→実績85億円84億円-1.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の第22次経営計画では、当初の中間目標(純利益75億円)を大幅に超過したため、目標を150億円へと倍増させました。直近のFY2025実績で147.3億円と既に達成間近であり、PBR1倍超えも実現するなど計画は順調に進捗しています。しずおかFGとの経営統合という新たな戦略が加わったことで、今後計画がさらに見直される可能性もありますが、過去の業績予想も上振れ着地が多く、目標達成に向けた実行力は高く評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

FY2024以降、名古屋銀行のTSR(株主総利回り)はTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。これは、PBR1倍達成に向けた株主還元強化(大幅な増配)と、金利上昇期待を背景とした銀行セクター全体への資金流入が重なったことが主な要因です。特に、しずおかFGとの経営統合発表が株価を大きく押し上げ、TSRを飛躍的に向上させました。それ以前はTOPIXを下回る期間が続いていましたが、資本効率と株主還元への意識改革が企業価値向上に直結した好例と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+230.1%
100万円 →330.1万円
230.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021123.1万円+23.1万円23.1%
FY2022117.8万円+17.8万円17.8%
FY2023132.5万円+32.5万円32.5%
FY2024273.5万円+173.5万円173.5%
FY2025330.1万円+230.1万円230.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残492,400株
売り残16,200株
信用倍率30.40倍
2026年3月19日時点
今後の予定
本決算発表2026年5月12日(予定)
第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)

しずおかFGとの経営統合発表を受け、株価が急騰したことでPERは業界平均を大きく上回る水準まで上昇しており、短期的な過熱感も意識されます。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回る状況が続いており、将来の成長への期待感が株価を支えています。次回の本決算発表で示される統合後の具体的な戦略や業績見通しが、今後の株価の方向性を占う上で重要となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やわ好調
報道件数(30日)
121
前月比 +45.2%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 中日新聞, PR TIMES
業界内ランキング
上位 12%
銀行業 75社中 9位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

経営統合・再編50%
決算・業績30%
株価・市況15%
地域貢献・その他5%

最近の出来事

2025年8月業績好調

2026年3月期中間決算にて経常利益127.38億円を計上し、市場予想を上回る進捗を示す。

2026年2月上方修正

第3四半期累計の経常利益が前年同期比36.3%増の231億円に達し、通期計画を24%上方修正

2026年3月経営統合

しずおかFGとの2028年4月の経営統合を発表し、地銀業界における再編の動きを牽引。

最新ニュース

ポジティブ
名古屋銀行、2026年3月期連結中間決算で経常利益が事前予想を上回る
8/6 · 株予報Pro

名古屋銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 90円
安全性
注意
自己資本比率 4.8%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

「愛知の雄が静岡と手を組み、東海経済圏の覇権を狙う地銀再編の主役」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU