8334プライム

群馬銀行

The Gunma Bank,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS142.2円
自己資本比率5.3%
FY2025/3 有報データ

群馬県内圧倒的シェア、県境を越えた成長を目指すリーディングバンク

私たちは「つなぐ」力で地域の未来をつむぎます。地域社会・お客さまの未来、従業員の未来、株主の皆さまの未来を、私たちの力でより良いものにしていくことを目指します。

この会社ってなに?

あなたが群馬県やその周辺で暮らしているなら、群馬銀行のATMでお金をおろしたり、給与振込の口座として利用しているかもしれません。マイホームを建てるときには住宅ローン、子どもの進学資金には教育ローンでお世話になることもあるでしょう。また、あなたがよく利用する地元のスーパーや工場も、群馬銀行からの融資で事業を拡大している可能性があります。普段何気なく利用しているサービスやお店の裏側で、群馬銀行は地域経済を支える重要な役割を担っているのです。

群馬県を地盤とする地銀上位行。2025年3月期は純利益439.00億円(前期比+41.0%)と大幅な増益を見込み、5期連続の増配も計画するなど好調を維持しています。最大の注目点は、新潟県の第四北越フィナンシャルグループとの2027年4月を目処とした経営統合です。この県境を越えた大型再編により、総資産で地銀トップ5に入る規模となり、金利上昇局面での収益拡大が期待されます。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
群馬県前橋市元総社町194番地
公式
www.gunmabank.co.jp

社長プロフィール

深井 彰彦
深井 彰彦
取締役頭取(代表取締役)
挑戦者
私たちは『地域と群馬銀行グループの持続的な成長』というパーパスを掲げ、新中期経営計画を始動しました。多様な人財と強化されたコンサルティング機能で地域社会の課題解決に貢献し、企業価値の向上を通じて株主の皆さまの期待に応えてまいります。

この会社のストーリー

1932
群馬大同銀行として設立

群馬県内の上毛銀行と群馬銀行(旧)が合併し、地域経済の安定と発展を目的として「株式会社群馬大同銀行」が誕生した。

1955
「群馬銀行」へ商号変更

地域を代表する金融機関としての地位を固め、現在の「株式会社群馬銀行」へと商号を変更。地域と共に歩む姿勢をより鮮明にした。

1969
東京証券取引所に上場

東京証券取引所市場第二部に上場(翌年第一部に指定替え)。更なる成長と社会的な信用の向上に向けた新たな一歩を踏み出した。

2017
自行勘定系システム稼働

富士通と共同で開発した自営の勘定系システムを稼働開始。デジタル化への対応力を強化し、より柔軟な金融サービスの提供が可能となった。

2021
DX支援サービスを開始

取引先企業のデジタル化を支援する新サービスを開始。金融サービスの提供だけでなく、地域企業の経営課題解決にも積極的に取り組む姿勢を示した。

2025
新中期経営計画スタート

2028年3月期の純利益目標を600億円に設定する新中期経営計画を発表。サステナビリティを重視し、地域と銀行の持続的な成長を目指す。

2026
第四北越FGとの経営統合へ最終合意

新潟県の第四北越フィナンシャルグループとの経営統合で最終合意。県境を越えた広域連携により、地銀トップクラスの金融グループを目指す。

注目ポイント

群馬県内での圧倒的なプレゼンス

群馬県内企業のメインバンクシェアは約44%と断トツのトップ。地域経済に深く根差し、安定した顧客基盤を築いています。地元からの厚い信頼が強みです。

県境を越えた成長戦略

新潟県の第四北越FGとの経営統合を決定。これにより地銀トップ5に入る規模となり、県境を越えた新たなビジネスチャンスの創出やサービス向上を目指します。

積極的な株主還元姿勢

5期連続の増配を発表するなど、株主への利益還元に積極的です。安定した収益基盤を背景に、配当や地域産品がもらえる株主優待も魅力の一つです。

サービスの実績は?

44.45%
群馬県内メインバンクシェア
2025年 帝国データバンク調べ
県内トップ
35%
県内預金シェア(推定)
2025年時点
圧倒的シェア
35%
県内貸出金シェア(推定)
2025年時点
圧倒的シェア
111
県内店舗数
2025年時点
45
1株当たり配当金(予想)
FY2025
+104.5% YoY
41.0%
連結純利益成長率(予想)
FY2025 vs FY2024
大幅増益

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 45円
安全性
注意
自己資本比率 5.3%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
45
方針: 配当性向35%以上を目安としつつ、安定的かつ継続的な還元を目指す方針
1株配当配当性向
FY2021/31340.4%
FY2022/31422.1%
FY2023/31826.4%
FY2024/32228.1%
FY2025/34539.5%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当行は安定的な配当継続を基本方針としつつ、業績連動型の増配を積極的に実施することで株主還元を強化しています。過去5年間で配当額を大幅に引き上げており、累進的な配当姿勢が評価されています。今後も資本効率を意識した持続的な還元が見込まれます。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率上回る
この会社
5.3%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/31,502億円
FY2023/31,766億円
FY2024/32,004億円
FY2025/32,204億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の経常収益は2021年3月期の約1,433億円から2025年3月期の約2,204億円へと順調に拡大を続けています。この成長は、地域経済における圧倒的なメインバンクシェアに加え、融資業務の効率化やDX推進が寄与した結果です。当期純利益も過去数年で倍増しており、強固な収益基盤の構築に成功しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率5.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
2,442億円
会社の純資産
5,629億円

当行の財務健全性は、地方銀行の中でも高い水準を維持しています。自己資本比率は安定しており、貸出金を中心とした健全な資産運用を行うことで強固なバランスシートを保持しています。近年はリスクアセットの管理も適正に行われており、将来の再編や投資に向けた十分な資本力を確保しています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-5,971億円
営業CF
投資に使ったお金
+550億円
投資CF
借入・返済など
-323億円
財務CF
手元に残ったお金
-5,422億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/32.0兆円-4,984億円-51.6億円1.5兆円
FY2022/34,596億円-1,278億円-92.8億円3,318億円
FY2023/3-6,562億円-1,533億円-80.7億円-8,095億円
FY2024/3-3,945億円4,110億円-159億円165億円
FY2025/3-5,971億円550億円-323億円-5,422億円

銀行特有の営業キャッシュフローの変動は、主に預金増減や貸出金の回転に起因するものです。マイナスの営業キャッシュフローは資金貸出の積極化を示すケースも多く、業績悪化を直接意味するものではありません。財務活動では配当金支払いや自己株取得が継続しており、株主還元を重視した資金配分が行われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事務リスク役職員等が正確な事務を怠る、あるいは、事故・不正等を起こすことにより損失を被るリスク
2システムリスクコンピュータシステムのダウン又は誤作動などのシステムの不備等に伴い損失を被るリスクやコンピュータが不正に使用されることにより損失を被るリスク
3有形資産リスク災害や資産管理の瑕疵等の結果、有形資産の毀損等により損失を被るリスク
4人的リスク不適切な就労状況・職場・安全環境、人材の流出・喪失、士気の低下、不十分な人材育成等により損失を被るリスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3201億円65.8億円32.8%
FY2022/3391億円127億円32.4%
FY2023/3383億円104億円27.1%
FY2024/3438億円127億円28.9%
FY2025/3620億円181億円29.2%

法人税等の支払いは、連結当期純利益の増加に伴い順調に推移しています。実効税率は概ね30%前後で安定しており、適切な税務処理が行われています。特別な税効果会計の影響を除けば、課税所得に応じた標準的な負担状況といえます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
776万円
従業員数
2,927
平均年齢
41.3歳
平均年収従業員数前年比
当期776万円2,927-

従業員平均年収は776万円となっており、地方銀行業界の中では比較的高水準な給与水準を維持しています。この背景には、群馬県内での圧倒的なシェアと堅実な収益基盤があり、地域経済の安定性に支えられた人財投資の成果が反映されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48.4%
浮動株51.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関31.3%
事業法人等15.1%
官公庁2.1%
外国法人等20.9%
個人その他28.1%
証券会社2.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(53,461,000株)13.98%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(25,061,000株)6.55%
住友生命保険相互会社(10,657,000株)2.78%
明治安田生命保険相互会社(10,015,000株)2.61%
群馬銀行従業員持株会(9,872,000株)2.58%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(8,746,000株)2.28%
東洋製罐グループホールディングス株式会社(7,330,000株)1.91%
日本生命保険相互会社(6,467,000株)1.69%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(5,461,000株)1.42%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(4,931,000株)1.28%

群馬銀行の株主構成は、金融機関の持ち合いや信託銀行の口座が上位を占める安定株主中心の構成です。日本マスタートラスト信託銀行および日本カストディ銀行が合計20%以上の株式を保有しており、機関投資家による長期的保有が目立ちます。一方、創業家や特定の個人による支配色は薄く、ガバナンスの透明性が高い構造となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億2,700万円
取締役10名の合計

EDINET開示情報によると、銀行業務を中心にリースや証券などの金融サービスを連結子会社6社で展開する構造です。第四北越フィナンシャルグループとの経営統合に向けた動きが最大のリスク兼成長因子となっており、システム統合や重複業務の効率化による収益力の向上が今後の焦点です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3% 男性 13
13%
87%
監査報酬
7,800万円
連結子会社数
6
設備投資額
27.0億円
平均勤続年数(従業員)
18.1
臨時従業員数
1519

女性役員比率は13.0%であり、ダイバーシティ推進に向けた体制整備が進行中です。監査体制については、監査報酬7,800万円を投じて外部監査の独立性を担保しています。連結子会社6社を抱える地方銀行トップクラスの規模を維持しつつ、持続的な企業価値向上に取り組む体制が構築されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
過去計画を前倒しで達成し、業績予想も大幅に上振れさせるなど、計画遂行能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「Growth with “Purpose”」
FY2026〜FY2028
連結純利益: 目標 600億円 順調 (439億円 (FY2025見込))
73.17%
旧中期経営計画
FY2023〜FY2025
サステナブルファイナンス実行額: 目標 8,000億円 (3年累計) 達成
100%
温室効果ガス排出量削減率: 目標 ▲57% ('13年度比) 前倒し達成
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025280億円400億円439億円+56.8%
FY2024285億円311億円+9.2%
FY2023280億円279億円-0.2%
FY2022210億円264億円+25.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2028年3月期に連結純利益600億円を目指す新中期経営計画「Growth with “Purpose”」が進行中です。これは2025年3月期見込み(439億円)から約1.4倍の高い目標であり、第四北越FGとの経営統合によるシナジー効果が前提となっています。過去の中計ではサステナブルファイナンス目標などを前倒しで達成しており、計画遂行能力には定評があります。業績予想も保守的に出す傾向があり、期中に上方修正されるケースが多く見られます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、FY2024以降にTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。これは、日銀の金融政策修正期待による金利上昇が銀行セクター全体の追い風となったことに加え、第四北越FGとの経営統合発表が株価を大きく押し上げたことが主因です。特にFY2025は自社TSRが409.6%と驚異的な伸びを示しており、市場がこの経営統合を極めてポジティブに評価していることを示しています。株価上昇と積極的な増配が組み合わさり、株主への総還元がTOPIXを大きく上回る結果となりました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+309.6%
100万円 →409.6万円
309.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021125.0万円+25.0万円25.0%
FY2022116.2万円+16.2万円16.2%
FY2023148.8万円+48.8万円48.8%
FY2024288.2万円+188.2万円188.2%
FY2025409.6万円+309.6万円309.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残265,300株
売り残92,800株
信用倍率2.86倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月上旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

第四北越FGとの経営統合への期待から、株価は業界平均を大きく上回る水準で評価されています。特にPBRは1.55倍と、業界平均の0.44倍を大幅に超過しており、市場の期待の高さがうかがえます。信用倍率は2.86倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的です。今後は、統合によるシナジーが市場の期待を超える形で具現化できるかが、さらなる株価上昇の鍵となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
482
前月比 +18.5%
メディア数
128
日本経済新聞, 株探, ダイヤモンド・オンライン, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 5%
銀行業 75社中 4位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

経営統合・再編45%
決算・業績30%
DX・生成AI15%
株主還元10%

最近の出来事

2025年05月AI導入

融資業務における生成AIの本格導入を開始し、業務効率化を推進。

2025年09月業績修正

業績予想および配当予想の上方修正を実施し、株主還元の強化を発表。

2026年03月経営統合

第四北越フィナンシャルグループとの2027年4月の経営統合に向けた最終合意を締結。

群馬銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 45円
安全性
注意
自己資本比率 5.3%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

「北関東の雄、新潟との『越境合併』でメガ地銀を目指す金利復活時代の本命」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU