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三十三フィナンシャルグループ7322

San ju San Financial Group,Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 100円
安全性
注意
自己資本比率 4.6%
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

三重県や愛知県にお住まいなら、普段のお買い物や給料の受け取りで『三十三銀行』の看板を目にしたことがあるかもしれません。あなたが家を建てるために住宅ローンを組んだり、子どもの教育資金のために貯蓄を始めたりするとき、その相談に乗ってくれるのが彼らの仕事です。また、地元の商店や工場が新しい機械を導入したり、事業を拡大したりする際の資金調達もサポートしています。まさに、地域の暮らしとお金の流れを裏側で支えている存在なのです。

三重銀行と第三銀行の経営統合により誕生した地域密着型金融グループ。2025期は売上高749.1億円、純利益86.53億円と増収増益を見込み、年間配当も100円への増配を予定している。統合による経費削減や営業力強化などのシナジー効果が収益を押し上げており、M&A仲介にも注力している。一方で、PBRは0.20倍と市場評価は依然として低く、今後の資本効率改善が課題となっている。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
三重県四日市市西新地7番8号

サービスの実績は?

2,378
従業員数
2025年3月時点
N/A
749.1億円
経常収益(売上高)
2025期予想
+10.4% YoY
86.53億円
当期純利益
2025期予想
+25.3% YoY
100
1株あたり配当金
2025期予想
+20円 YoY
30.1%
配当性向
2025期予想
±0.0% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2024/03期3.4%0.2%-
2025/03期4.1%0.2%-
3Q FY2026/34.6%(累計)0.2%(累計)-

収益性は、貸出金利息収入の増加やM&A仲介事業の強化により、着実に向上しています。特に低金利環境下での預貸金利ざやの確保と手数料ビジネスの拡大が、純利益の押し上げに大きく貢献しました。今後も地域企業の脱炭素支援やITプラットフォーム活用により、さらなる収益性の改善が期待されます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2024/03期678億円69.0億円265.5円-
2025/03期749億円86.5億円332.5円+10.4%

当グループは、三重銀行と第三銀行の経営統合により設立された持株会社であり、近年は地域経済の回復や政策金利引き上げの恩恵を受けています。特に直近の2025/03期期には純利益が86.5億円まで伸長し、5期連続で利益成長を実現しました。店舗の統廃合や業務効率化による収益構造の改善が、着実な増益基調を支えています。 【3Q 2026/03期実績】売上690億円(前年同期比26.5%)、純利益96億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.6%(累計)
業界平均
5.2%
営業利益率
この会社: -業界平均: 13.2%
自己資本比率下回る
この会社
4.6%
業界平均
4.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

6,800万円
取締役9名の合計

三重銀行と第三銀行の経営統合により設立された持株会社であり、地域密着型の金融サービスを主軸としています。金利変動リスクや地域経済の動向が直接的な事業リスクとなる一方、デジタル化やコンサルティング業務による収益多角化を図っています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
業績予想は保守的な傾向があるが、金利環境の変化を追い風に着実に上方修正を重ねている。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧)第3次中期経営計画
2024期〜2026期
当期純利益: 目標 90億円 前倒し達成
100%
第3次中期経営計画(修正後)
2025期〜2027期
当期純利益: 目標 100億円以上 順調 (86.53億円)
86.5%
ROE: 目標 4%台後半 順調 (3.8%)
80%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期77億円84億円87億円+12.4%
2024期63億円65億円69億円+9.6%
2023期50億円58億円63億円+26.6%
2022期45億円49億円+9.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

三十三FGは現在、第3次中期経営計画を推進中です。当初目標を上回る進捗を受け、政策金利の引き上げによる影響等を踏まえ、2027期の当期純利益目標を100億円以上に上方修正しました。過去の業績予想は期初時点で保守的に設定し、期中に上方修正するパターンが多く見られ、堅実な経営姿勢がうかがえます。統合シナジーと金利環境の好転を背景に、目標達成に向けた視界は良好と言えるでしょう。

最新ニュース

ポジティブ
第3次中期経営計画の財務目標の上方修正を発表
11/7 · 適時開示
ポジティブ
スマートフォン決済サービス「PayB」を三十三銀行アプリに組み込み開始
10/15 · ニュースリリース
中立
三十三地域創生の連結子会社化および山忠への融資実施を発表
3/12 · ダイヤモンドZai
ポジティブ
株主優待制度の拡充およびオリジナルQUOカードの新設
12/5 · 三十三フィナンシャルグループIR
中立
株式報酬制度の一部改定に関するお知らせ
5/9 · 三十三フィナンシャルグループIR

どんな話題が多い?

決算・財務目標40%
株主還元・優待30%
M&A・業務提携20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 35%
銀行業 105社中 32位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月業績上方修正

政策金利の引き上げによる影響等を背景に、第3次中期経営計画の財務目標を上方修正しました。

2025年10月アプリ機能拡充

三十三銀行アプリにスマートフォン決済「PayB」を組み込み、顧客の利便性と業務効率化を推進しました。

2026年3月連結子会社化

持続可能な地域社会の実現に向け、三十三地域創生を連結子会社化し、グループ価値向上を図りました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率4.6%
0%4% (注意ライン)5% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,287億円
会社の純資産

財務状況については、銀行業の特性上、資産規模は約4.5兆円と非常に大きく、自己資本比率は4%台で推移しています。預金を通じた強固な資金調達基盤を有しており、銀行業務上の有利子負債(預金)は安定的な流動性を確保しています。地域密着型の経営により、貸出先との良好なリレーションシップを通じた安定的な資産運用が継続されています。 【3Q 2026/03期】総資産4.6兆円、純資産2287億円、自己資本比率4.6%。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+97.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-117億円
投資に使ったお金
Financing CF
-21.2億円
借入・返済など
Free CF
-19.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期2,693億円529億円22.3億円3,222億円
2022/03期3,749億円50.5億円22.5億円3,699億円
2023/03期3,825億円1,439億円323億円5,264億円
2024/03期671億円234億円22.9億円905億円
2025/03期97.4億円117億円21.2億円19.3億円

銀行業におけるキャッシュフローは預金・貸出という本業の変動により大きく振れる性質があります。2023/03期の営業キャッシュフローの大幅なマイナスは、預金残高の変動や有価証券の買い入れ等による一時的な資金流出が主因です。基本的には顧客からの預金を原資に貸出を行うビジネスモデルであるため、営業CF単体での分析よりも、資金余力や貸出金運用の健全性を重視する必要があります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
7,200万円
連結子会社数
9
設備投資額
37.2億円
平均勤続年数(従業員)
29.19
臨時従業員数
1112

監査等委員会設置会社として、社外取締役を登用した透明性の高い監査体制を確保しています。女性役員比率は8.3%とさらなる向上余地があるものの、連結子会社9社を束ねるグループ経営の規律が重視されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主55.3%
浮動株44.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関28.2%
事業法人等27.1%
官公庁0.1%
外国法人等9.1%
個人その他32.2%
証券会社3.4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は三十三フィナンシャルグループ 職員持株会・銀泉。

日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(2,943,000株)11.25%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,236,000株)4.72%
三十三フィナンシャルグループ 職員持株会(1,126,000株)4.3%
銀泉株式会社(1,062,000株)4.06%
株式会社三井住友銀行(776,000株)2.96%
三井住友カード株式会社(670,000株)2.56%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(325,000株)1.24%
SMBC日興証券株式会社(269,000株)1.03%
株式会社みずほ銀行(225,000株)0.86%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(221,000株)0.84%

主要株主は信託銀行や大手銀行が占めており、機関投資家による保有割合が高い安定的な構成です。一方で、職員持株会が上位に名を連ねており、従業員がグループの経営に一定の関与を持つ体制が構築されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております
2流動性リスク 当社グループは、適切な流動性管理に努めておりますが、経済環境の変化や金融市場全般または当社グループの信用状況の悪化等により、必要な資金が確保できなくなる場合や、通常よりも著しく高い金利による資金調達を余儀なくされる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
952万円
従業員数
2,378
平均年齢
53.51歳
平均年収従業員数前年比
当期952万円2,378-

平均年収は952万円と、地域金融機関として非常に高い水準を維持しています。長年の安定した地域経済への貢献と、グループ化による経営効率化が、高水準な賃金体系を支える背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。2021期から2025期までの5年間、三十三フィナンシャルグループのTSRは一貫してTOPIX(東証株価指数)のパフォーマンスを下回っています(アンダーパフォーム)。これは、経営統合によるシナジー効果が市場の期待ほど株価に反映されてこなかったことや、長引く低金利環境が銀行業界全体の重荷となっていたことが背景にあります。株価がPBR0.2倍台と低迷していることが、TSRを押し下げる主な要因となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
100
方針: 配当性向30%程度目標
1株配当配当性向
2019/03期723.6%
2020/03期7249.2%
2021/03期7248.9%
2022/03期7241.1%
2023/03期7230.2%
2024/03期8030.1%
2025/03期10030.1%
6期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当社は株主還元を経営の重要課題と位置づけ、配当性向30%程度を目安とした安定的な利益還元を基本方針としています。近年は業績の向上に合わせて増配を継続しており、高水準の配当利回りを維持している点が特徴です。今後も持続可能な成長と併せて、株主への利益配分を積極的に進める姿勢を明確にしています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 185.1万円 になりました (85.1万円)
+85.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期98.1万円1.9万円-1.9%
2022期108.6万円8.6万円8.6%
2023期120.3万円20.3万円20.3%
2024期159.5万円59.5万円59.5%
2025期185.1万円85.1万円85.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残417,800株
売り残11,300株
信用倍率36.97倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026-05-15
第8期 定時株主総会2026-06-25

PBRは0.20倍と業界平均の0.8倍を大幅に下回っており、極めて割安な水準にあります。これは、市場が同行の資本効率や将来の収益性を懸念していることを示唆します。一方で、予想配当利回りは6%を超え、高水準です。信用買残は売残を大きく上回っており、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買いが多い状況ですが、需給面では上値が重くなる可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期34.1億円0円0.0%
2022/03期48.8億円0円0.0%
2023/03期87.4億円24.1億円27.5%
2024/03期97.5億円28.5億円29.2%
2025/03期118億円31.0億円26.4%

近年の実効税率は約26%から29%の範囲で推移しており、一般的な法人税負担水準を維持しています。過去の無税期間は、繰越欠損金の活用や合併に伴う一時的な会計処理の影響が含まれていると考えられます。直近は税引前利益の拡大に伴い、適正な納税が行われています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

三十三フィナンシャルグループ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 100円
安全性
注意
自己資本比率 4.6%
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「三重県の二大銀行が統合、M&Aやデジタル化で『合併シナジー20億円以上』を追う金融グループ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU