7384プライム

プロクレアホールディングス

Procrea Holdings,Inc.

最終更新日: 2026年3月28日

BPS552.4円
自己資本比率2.6%
FY2025/3 有報データ

青森の未来を共に創る、地域密着型金融グループ

金融サービスの提供を通じて地域経済の好循環を生み出し、青森県のすべての人が豊かさと幸せを実感できる未来を創造することを目指します。

この会社ってなに?

あなたが青森県で生活したり、観光で訪れたりする際、ATMでお金をおろしたり、住宅ローンを組んだり、地元のお店で支払いをしたりする場面で、その多くを支えているのがこの会社です。実は、青森で長年親しまれてきた「青森銀行」と「みちのく銀行」が一つになって誕生しました。あなたが手にする青森のリンゴや海産物も、この銀行が支える農家や漁師さんたちが作ったものかもしれません。普段何気なく利用している銀行サービスの裏側で、彼らが地域の経済を力強く支えているのです。

2022年に青森銀行とみちのく銀行が経営統合して誕生した、青森県内最大の金融グループ。統合初年度(FY2023)は会計処理により純利益489.57億円を計上しましたが、実力ベースではFY2025に純利益12.27億円と大幅な減益を見込んでいます。2025年1月の両行合併による本格的なシナジー創出が急務であり、第2次中期経営計画では地域共創ファンドなどを通じた地元経済の活性化を成長戦略の柱に据えています。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
青森県青森市勝田1丁目3番1号
公式
www.procrea-hd.co.jp

社長プロフィール

成田 晋
成田 晋
代表取締役社長
ビジョナリー
「地域の可能性に挑戦し、明るく豊かな未来を創造する」というパーパスのもと、グループの総合力を結集し、金融の枠を超えたサービスを提供します。地域社会の持続的な成長に貢献し、皆さまから信頼され、選ばれる金融グループを目指して挑戦を続けてまいります。

この会社のストーリー

2022
プロクレアホールディングス設立・上場

青森銀行とみちのく銀行が経営統合し、共同持株会社「プロクレアホールディングス」を設立。東京証券取引所に上場し、新たなスタートを切りました。

2022
第1次中期経営計画スタート

「挑戦と創造」をテーマに掲げ、2022年度から3カ年の第1次中期経営計画を開始。グループシナジーの最大化と持続的な成長基盤の構築を目指しました。

2023
「プロクレアHD地域共創ファンド」設立

地域の新たな事業や産業を育成・支援するため、総額10億円規模の「地域共創ファンド」を設立。スタートアップ企業などへの投資を通じて地域経済の活性化を図ります。

2024
リース子会社2社の合併

傘下のあおぎんリースとみちのくリースを合併し、「青森みちのくリース」が誕生。グループ内の連携を強化し、より効率的で高品質なサービス提供体制を構築しました。

2025
青森銀行とみちのく銀行の合併

経営統合の集大成として、傘下の青森銀行とみちのく銀行が合併し、新「青森銀行」として営業を開始。県内トップの金融機関として、地域への貢献をさらに加速させます。

2025
第2次中期経営計画策定

「『挑戦と創造 2nd stage』~地域の好循環を目指して~」をスローガンに第2次中期経営計画を策定。2027年度に連結当期純利益80億円を目指す新たな目標を掲げました。

2028
持続的な成長と地域貢献へ

中期経営計画の目標達成を通じて、強固な経営基盤を確立。金融サービスの枠を超え、青森県の経済と社会の発展をリードする存在を目指し、挑戦を続けます。

注目ポイント

青森の2大銀行が統合した地域創生の核

青森銀行とみちのく銀行という、地域を代表する2つの銀行が統合して誕生。県内経済に大きな影響力を持ち、地域創生のキープレイヤーとして未来を担います。

魅力的な株主優待制度

1年以上継続保有の株主を対象に、青森の特産品などが選べるカタログギフトを進呈。3,000円相当(100株以上)からと、投資しながら地域を応援できる魅力的な制度です。

未来へ投資する「地域共創ファンド」

地域のスタートアップや新事業を支援する「地域共創ファンド」を設立。従来の銀行業務にとどまらず、地域の未来を育てる投資で新たな価値創造に挑戦しています。

サービスの実績は?

6兆円
グループ総資産
2022年10月時点
2,355
連結従業員数
2023年3月時点
50
1株当たり年間配当金
FY2025実績
3,000円相当
株主優待(100株以上)
1年以上の継続保有が必要
10.2%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
注意
自己資本比率 2.6%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 連結配当性向の向上を目指した安定配当
1株配当配当性向
FY2023/3502.9%
FY2024/35050.4%
FY2025/350115.7%
株主優待
あり
地元特産品カタログギフト
必要株数100株以上(約30万円)
金額相当約3,000円相当
権利確定月3月

当グループは株主に対する利益還元を経営の重要課題と位置づけ、連結配当性向の向上を目指した安定的な配当を実施しています。経営統合後の業績変動期においても、株主還元姿勢を維持するため年間50円の配当を継続しています。第2次中期経営計画期間においても、持続的な成長と株主価値向上を両立させる方針です。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
2.6%
業界平均
5.0%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2023/3854億円
FY2024/3768億円
FY2025/3847億円
営業利益
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当グループは青森銀行とみちのく銀行の経営統合により発足し、2025年1月には両行の合併が完了するなど構造改革を進めています。直近の業績では、金融利益が当初予想を上回ったことや経費削減効果により、純利益は前期比で回復基調にあります。今後は合併シナジーの最大化と第2次中期経営計画による収益基盤の強化が、さらなる成長の鍵となります。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率2.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
10.0億円
会社の純資産
1,583億円

総資産規模は約6兆円と地域経済を支える規模を維持しており、自己資本比率は2%台で推移しています。銀行業の特性上、資産規模に対し自己資本比率は低位にありますが、リスク資産の管理を徹底することで健全性の維持と地域金融機関としての公共的役割を果たしています。今後も第2次中期経営計画に基づき、資本効率を意識した経営が継続される見込みです。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+4,703億円
営業CF
投資に使ったお金
-1,906億円
投資CF
借入・返済など
-14.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+2,797億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2023/3-5,084億円726億円-28.7億円-4,358億円
FY2024/36.4億円1,043億円-220億円1,050億円
FY2025/34,703億円-1,906億円-14.4億円2,797億円

営業キャッシュフローの大きな変動は、預金増減や貸出金運用などの金融機関特有の資金繰りによるものです。投資キャッシュフローは保有有価証券の売買や戦略的な投資活動を反映しており、資金の還流と資産運用のバランスを重視した動きとなっています。合併統合に伴う一時的な支出は落ち着きを見せ、現在は安定的な営業基盤の構築へシフトしています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1感染症拡大のリスク新型コロナウイルス等の感染症が流行した場合、当社グループの役職員の出勤困難者の増加等により業務縮小の可能性があるほか、経済活動への悪影響による取引先の業績悪化により信用リスクが増加するなど、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります
2流動性リスク金融システムが不安定になるなど市場環境が大きく変化したり、当社の信用状況が悪化した場合には、必要な資金の確保が困難になり、通常よりも著しく高い金利での資金調達により当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります
3事務リスク故意または過失により正確な事務を怠ったり、事務事故あるいは不正等を起こした場合、損害賠償等の経済的損失や信用失墜等をもたらす可能性があります
4システムリスク当社グループが業務上運用しているコンピュータシステムに対して、安定稼動を前提として障害の発生防止に努めておりますが、災害や停電によるものも含め、システムの停止または誤作動等によるシステム障害が発生した場合には、当社グループの業績並びに業務遂行に悪影響を及ぼす可能性があります
5情報資産リスク当社グループは、顧客情報を多く保有しており、情報資産に関する規程や体制の整備により、情報資産の厳正な管理に努めております
6コンプライアンスリスク当社グループは、各種法令・規則等に従って業務を遂行しておりますが、当社グループの役職員による違法行為等が発生した場合、各種法令・規則等に基づく処分等を受けることになる他、当社グループに対する訴訟等が提起された場合、業績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります
7法令・規制等変更リスク当社グループは現時点の法令・規制等に従い業務を運営しておりますが、将来において法律、規則、政策、実務慣行、解釈等の変更が行われた場合には、当社グループの業務運営及び業績等に悪影響を及ぼす可能性があります
8人的リスク人事運営上の不公平・不公正・差別的行為等があった場合、職員の士気の低下や人材の流出を招き、当社グループの業務運営及び業績等に悪影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2023/351.1億円0円0.0%
FY2024/340.9億円12.8億円31.2%
FY2025/324.3億円12.1億円49.5%

法人税等の支払額は各期の税引前利益の変動および税効果会計の影響を受けています。FY2023/3は特別要因により税負担が軽微でしたが、翌期以降は連結納税の適用等を含め適正な納税が行われています。FY2025/3の実効税率が高位に見えるのは、税引前利益の減少に対し固定的な税負担が発生したこと等が要因です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50.3%
浮動株49.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.8%
事業法人等24.5%
外国法人等7.4%
個人その他38.1%
証券会社4.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,717,000株)9.49%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,243,000株)4.34%
青森みちのく銀行行員持株会(618,000株)2.16%
野村證券株式会社(568,000株)1.98%
明治安田生命保険相互会社(481,000株)1.68%
日本生命保険相互会社(478,000株)1.67%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(377,000株)1.31%
住友生命保険相互会社(338,000株)1.18%
株式会社十文字チキンカンパニー(300,000株)1.04%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(272,000株)0.95%

同社の株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託銀行の信託口が上位を占めるという、日本の金融機関に典型的な機関投資家中心の構造です。その他、地元企業である十文字チキンカンパニーや、青森みちのく銀行の行員持株会が名を連ねており、地域経済との深い結びつきと安定株主の存在が特徴となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

2,800万円
取締役8名の合計

EDINET開示情報によると、同社は青森県を地盤とする銀行グループであり、2025年1月に傘下銀行の合併を完了させるなど経営統合を加速させています。主なリスク要因には、地域の人口減少による与信環境の変化や経済活動の停滞が挙げられ、これらへの対応として地域共創ファンドを通じたスタートアップ支援など新たな収益源の確保を急いでいます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 1名(7.1% 男性 13
7%
93%
監査報酬
1億3,300万円
連結子会社数
10
設備投資額
84.6億円
臨時従業員数
1249

女性役員比率は7.0%と低水準にあり、今後ダイバーシティ経営の推進と登用が重要な課題となっています。監査等委員会設置会社として監査体制を強化しており、連結子会社10社を擁するグループ全体でのガバナンス高度化と、地域貢献を両立させる持続可能な経営体制の構築を図っています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
旧中計は未達。新中計は利益目標への道筋がまだ不透明。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第2次中期経営計画
FY2025〜FY2028
連結当期純利益: 目標 80億円 大幅遅れ (12.27億円)
15.3%
連結ROE: 目標 4.0%以上 大幅遅れ (1.0%)
25%
連結自己資本比率: 目標 8.0%程度 順調 (8.0%)
100%
旧:第1次中期経営計画
FY2022〜FY2025
連結当期純利益: 目標 100億円 未達 (12.27億円)
12.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202512億円12億円+2.3%
FY202428億円28億円+0.6%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025846億円847億円+0.1%
FY2024768億円769億円+0.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

青森銀行とみちのく銀行の統合効果を刈り取るべく、第2次中期経営計画では2028年3月期に連結当期純利益80億円という高い目標を掲げています。しかし、直近のFY2025実績は12.27億円と、目標達成には大きな飛躍が必要です。旧計画が未達に終わっている点も踏まえると、計画達成能力には疑問符が付きます。一方で、業績予想の精度は高く、堅実な経営姿勢も伺えます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。FY2023はTOPIXを上回りましたが、FY2024以降は2年連続でTOPIXを大幅に下回る(アンダーパフォーム)結果となりました。これは、統合後の収益力向上に時間を要しており、市場全体の株価上昇トレンドに乗り切れなかったことが主な要因と考えられます。株主還元の強化と、中期経営計画の達成による利益成長が、今後のTSR改善の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2023初めに100万円投資した場合-3.9%
100万円 →96.1万円
-3.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2023111.9万円+11.9万円11.9%
FY2024101.7万円+1.7万円1.7%
FY202596.1万円-3.9万円-3.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残327,600株
売り残93,700株
信用倍率3.5倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月中旬

PBRは0.56倍と依然として解散価値(1倍)を下回りますが、銀行セクター平均の0.65倍に近づいています。一方、PERは70.0倍と業界平均を大幅に上回り、これは直近の利益水準の低さによるもので、今後の利益回復が織り込まれている可能性があります。信用倍率は3.5倍と買い残が優勢で、株価上昇への期待感が比較的高い状況です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, みんかぶ, 日本M&Aセンター ほか
業界内ランキング
上位 40%
銀行業 75社中 30位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・経営統合30%
地域共創・投資20%
その他10%

最近の出来事

2025年1月経営統合

青森銀行とみちのく銀行の合併によるグループ経営の完全統合を完遂。

2025年1月中計策定

第2次中期経営計画を策定し、連結純利益80億円の目標を掲げる。

2025年12月リース統合

連結子会社を合併し、経営効率化を推進。

プロクレアホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
注意
自己資本比率 2.6%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 55%

「青森ツートップ地銀が合体、県内経済の『最後の砦』として地域創生に全ベット」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU