8303プライム

SBI新生銀行

SBI Shinsei Bank,Limited

最終更新日: 2026年3月29日

BPS107.9円
自己資本比率7.0%
FY2023/3 有報データ

公的資金完済、SBIグループの中核として「第4のメガバンク」を目指す変革の銀行

SBIグループの中核銀行として、日本全国の地域金融機関と連携する「広域地域プラットフォーマー」となり、「第4のメガバンク構想」の実現を目指します。

この会社ってなに?

あなたがSBI証券で株式投資をしているなら、SBI新生銀行のサービスはとても身近な存在です。証券口座と連携する「SBIハイパー預金」を使えば、銀行口座にお金を置いているだけで高い金利が適用され、株の買付時には自動で資金が移動します。ATM手数料や振込手数料が無料になる特典もあり、あなたの資産形成を裏側でスマートに支えています。普段何気なく使っている便利な金融サービスの裏には、このように銀行と証券が一体となった革新的な取り組みがあるのです。

SBIホールディングス傘下で再建を進め、公的資金を完済し経営の自由度を高めた銀行です。FY2023は純利益427.71億円(前期比110%増)と大幅な増益を達成しました。今後はSBIグループが全国に持つ地方銀行ネットワークのハブとなり、法人・個人向けに独自の金融サービスを展開する「第4のメガバンク構想」を推進します。グループシナジーを活かした収益拡大と、新たな中期経営計画の達成が株価の鍵を握ります。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
東京都中央区日本橋室町2-4-3日本橋室町野村ビル
公式
corp.sbishinseibank.co.jp

社長プロフィール

川島 克哉
川島 克哉
代表取締役社長
挑戦者
皆さまの日頃のご愛顧に厚く御礼申し上げます。新たな中期経営計画のもと、SBIグループ各社とのシナジー創出を一層加速させ、企業価値の飛躍的な向上を目指してまいります。

この会社のストーリー

1952
前身「日本長期信用銀行」の設立

戦後の経済復興を支える長期資金供給を目的として、日本長期信用銀行法に基づき設立された。

1998
経営破綻と一時国有化

バブル崩壊後の不良債権問題により経営が悪化し、金融再生法に基づき一時国有化。日本の金融史に残る大きな出来事となった。

2000
「新生銀行」として再スタート

米投資組合に売却され、新たな経営体制のもと「新生銀行」として営業を開始。個人向けリテール事業などに力を入れ始める。

2004
東京証券取引所第一部に上場

経営再建を果たし、東京証券取引所第一部に株式を上場。日本の金融市場へ本格的に復帰した。

2021
SBIホールディングスによるTOBと連結子会社化

SBIホールディングスが敵対的TOB(株式公開買付け)を開始し、その後新生銀行も受け入れを表明。SBIグループの一員となった。

2023
「SBI新生銀行」へ商号変更、非公開化

商号を「株式会社SBI新生銀行」に変更し、SBIグループとの一体経営を鮮明化。株式は非公開化され、抜本的な改革を進める体制を整えた。

2025
公的資金完済と東証プライム市場への再上場

長年の経営課題であった公的資金を完済し、経営の自由度を確保。同年、東京証券取引所プライム市場に再上場を果たした。

2027
中期経営計画最終年度へ

SBIグループとのシナジーを最大化し、「第4のメガバンク構想」の中核として企業価値の飛躍的な向上を目指す。

注目ポイント

SBIグループとのシナジーで急成長

SBIグループの顧客基盤や先進的な金融サービスとの連携を強化。特に「SBI新生コネクト」などのサービスで、グループシナジーを最大限に活かし成長を加速させています。

公的資金完済による経営の自由度向上

約20年にわたる課題であった公的資金を完済。これにより経営の自由度が高まり、より積極的な融資拡大や株主還元、新たな成長戦略への投資が可能になりました。

「第4のメガバンク構想」という壮大なビジョン

単なる銀行の枠を超え、全国の地方銀行と連携するプラットフォームとなる「第4のメガバンク構想」を推進。日本の金融業界に地殻変動を起こす可能性を秘めています。

サービスの実績は?

4,218.5億円
売上高
FY2023実績
+13.0% YoY
427.71億円
純利益
FY2023実績
+109.8% YoY
34.0
1株配当(会社予想)
FY2024予想
+183% vs FY2023
2,309
従業員数
2025年6月時点
895,500千株
発行済株式数
2026年3月時点

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 12円
安全性
注意
自己資本比率 7.0%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
12
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2021/3125.9%
FY2022/31212.4%
FY2023/3125.7%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当行は持続的な株主還元の強化を経営の重要課題と位置づけています。現在は業績や資本状況を総合的に勘案した安定的な配当を目指しており、将来的な配当性向の向上や更なる還元策の拡充も視野に入れています。SBIグループとの連携による利益成長を背景に、株主にとって魅力的な還元水準の実現に努めています。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率上回る
この会社
7.0%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2021/33,742億円
FY2022/33,733億円
FY2023/34,219億円
営業利益
FY2021/30円
FY2022/30円
FY2023/30円

当行の業績は、2023年3月期に純利益が約428億円を記録するなど、経営環境の変化に柔軟に対応し堅調に推移しています。直近ではSBIグループとの連携強化によるシナジー創出が進展しており、収益力の更なる向上が期待される局面です。デジタル金融プラットフォームの活用を通じ、新たな顧客基盤の獲得と安定した収益基盤の構築に注力しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率7.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
9,665億円

総資産規模は約13.7兆円まで拡大しており、銀行として強固な基盤を有しています。自己資本比率は約7.0%を維持しており、健全性を保ちながら積極的な資産運用を行う体制です。公的資金の完済が完了したことで経営の自由度が高まっており、今後はより柔軟な資本政策と財務戦略の遂行が可能となります。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+1.3兆円
営業CF
投資に使ったお金
-9,556億円
投資CF
借入・返済など
-46.3億円
財務CF
手元に残ったお金
+3,514億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/32,492億円71.9億円-273億円2,564億円
FY2022/3-4,706億円2,510億円-199億円-2,196億円
FY2023/31.3兆円-9,556億円-46.3億円3,514億円

営業キャッシュフローは銀行業務の特性上、預金の増減により大きく変動しますが、直近では約1.3兆円の資金流入を確保しています。投資キャッシュフローのマイナスは、将来の成長に向けた戦略的な資産運用やシステム投資によるものです。全体として、健全なキャッシュフロー管理のもとでグループの成長戦略に必要な資金を安定的に確保しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3444億円0円0.0%
FY2022/3283億円79.1億円28.0%
FY2023/3521億円93.7億円18.0%

法人税等の支払いは、連結納税制度や繰延税金資産の取り扱いなどにより年度間で変動が生じています。税引前利益に対する実効税率は、税務上の損益通算や調整事項の影響を反映した数値です。今後も適切な税務コンプライアンスを遵守しつつ、安定した納税を通じて社会貢献を果たしていく方針です。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、法人・リテール・地域金融機関との連携事業を軸とした多角的な収益構造を有しています。公的資金の完済による経営の自由度向上が最大のリスク要因解消であり、現在はSBIグループの金融機能を一元化した『FPaaS』構想による成長戦略を重要な開示事項として推進しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
公的資金完済を果たし新中計が始動。目標達成にはSBIグループとのシナジー加速が不可欠。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2025〜FY2027
当期純利益: 目標 1,000億円 やや遅れ (427.71億円)
42.8%
ROE: 目標 10% 順調 (7.7%)
77%
総資産: 目標 20兆円 やや遅れ (13兆円)
65%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2023400億円420億円428億円+6.9%
FY2022400億円204億円-49.0%
FY2021320億円451億円+41.0%
経常利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 経常利益 (コンセンサス)1,041億円1,110億円+6.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025年度から新たな中期経営計画がスタートしました。最終年度である2027年度に当期純利益1,000億円(FY2023比で約2.3倍)、ROE10%という高い目標を掲げています。公的資金を完済し、SBIグループの連携をフル活用した成長戦略を描いていますが、過去には業績予想が大きく下振れした期もあり、計画の実行力と安定性が今後の評価の分かれ目となります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残13,056,100株
売り残5,300株
信用倍率2,463.42倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 第3四半期決算発表2026年2月上旬
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
定時株主総会2026年6月下旬

信用取引では売り残に対して買い残が極端に多い状況で、信用倍率は2,400倍を超えています。これは将来的な売り圧力(返済売り)につながる可能性を示唆します。業界平均と比較するとPERとPBRは著しく割高であり、公的資金完済後の成長期待が株価に織り込まれている状態です。期待に見合う業績拡大を実現できるかどうかが、今後の株価動向を左右するでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
84
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, ダイヤモンド・オンラインほか
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 105社中 16位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
再上場・経営戦略30%
新サービス・キャンペーン20%
その他10%

最近の出来事

2025年6月公的資金完済

公的資金の全額完済により、経営の自由度を大幅に向上させ、第4のメガバンク構想を加速。

2025年9月新サービス開始

SBI証券連携の新預金サービス「SBIハイパー預金」を開始し、顧客の資金移動利便性を強化

2025年12月東証プライム上場

2004年以来21年ぶりとなる東京証券取引所への再上場を実現し、市場での存在感を再構築。

SBI新生銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 12円
安全性
注意
自己資本比率 7.0%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 65%

「公的資金完済の呪縛を解き放ち、SBIグループの中核として『第4のメガバンク構想』を牽引するデジタル金融の挑戦者」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU