8343プライム

秋田銀行

THE AKITA BANK,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS868.2円
自己資本比率4.5%
FY2025/3 有報データ

秋田の経済を支え、未来へつなぐ。地域と共に成長するリーディングバンク

2030年を展望する秋田銀行グループVISION『価値をつくる。未来へつなぐ。』を掲げ、地域社会の持続的な発展に貢献することを目指します。

この会社ってなに?

あなたが秋田県で暮らしているなら、給与が振り込まれる口座や、毎月の家賃・公共料金を引き落とす口座として、秋田銀行を使っているかもしれません。マイホームを建てるときに住宅ローンを組んだり、お子さんの大学進学のために教育ローンを相談したりする場所でもあります。普段利用する地元のスーパーや飲食店も、事業の運転資金を秋田銀行から借りていることが多いでしょう。まさに秋田の経済を地域社会の隅々で支えている、縁の下の力持ちのような存在です。

秋田県を基盤とする地銀中位行。2025年3月期は売上高522.1億円、純利益56.62億円と増収増益を達成し、金利上昇環境が追い風となっています。年間配当も前期の80円から105円へと大幅に増配し、株主還元姿勢を強化。2028年3月期に純利益80億円以上を目指す新中期経営計画を始動させ、法人向けポータルサービス開発などDX投資による収益基盤強化を急いでいます。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
秋田県秋田市山王3丁目2-1
公式
www.akita-bank.co.jp

社長プロフィール

芦田 晃輔
芦田 晃輔
取締役頭取(代表取締役)
挑戦者
2030年を展望するグループビジョン『価値をつくる。未来へつなぐ。』の実現に向け、新たな中期経営計画をスタートさせました。地域社会の持続的な発展に貢献し、多様な価値を創造することで、株主様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様とともに成長していくことを目指します。

この会社のストーリー

1879
第四十二国立銀行として創業

秋田銀行の前身である第四十二国立銀行が設立され、秋田の地で金融サービスの歴史をスタートさせました。

1941
秋田銀行の誕生

秋田県内の複数銀行が合併し、現在の「株式会社秋田銀行」が設立。地域の金融中核としての基盤を確立しました。

1973
東京証券取引所へ上場

東京証券取引所市場第二部に上場し、翌年には第一部に指定替え。より広く資本市場からの信頼を得て、さらなる成長を目指す体制を整えました。

2011
東日本大震災からの復興支援

東日本大震災が発生し、地域経済も大きな影響を受けました。被災した事業者や個人への金融支援を通じて、地域の復興に尽力しました。

2024
芦田晃輔氏が新頭取に就任

新頭取として芦田晃輔氏が就任。新たなリーダーシップのもと、変革の時代に対応する新しい銀行経営が始まりました。

2025
新中期経営計画が始動

2028年3月期に過去最高の純利益80億円以上を目指す新中期経営計画を発表。収益力強化と地域貢献の両立を目指します。

2026
初の株主優待制度を導入

個人株主の長期保有を促すため、初の株主優待制度を導入。秋田県の特産品を贈呈し、株主への還元と地域振興を両立させます。

2026
法人向けDXサービス「あきぎんビジネスポータル」開始

法人顧客のDXを支援するため、資金管理や決済業務を効率化する新サービスを開始。地域のデジタル化を強力に推進します。

注目ポイント

積極的な株主還元姿勢

2期連続の増配を発表し、配当利回りは地銀の中でも高い水準を維持。さらに、長期保有株主向けの優待制度(秋田県特産品)を新設し、株主への還元を強化しています。

挑戦的な新中期経営計画

2028年3月期に連結純利益で過去最高の80億円以上を目指す意欲的な新中期経営計画を策定。PBR向上を意識し、収益力強化と企業価値向上に本気で取り組んでいます。

地域企業のDXをリード

法人向けポータルサイトの提供やビジネスマッチングサービスの導入など、デジタル技術を活用した新サービスを積極的に展開。地域経済の活性化と未来の成長を牽引します。

サービスの実績は?

22.2%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
+22.2% YoY
24.7%
純利益成長率
FY2025実績 (YoY)
+24.7% YoY
105
1株当たり配当金
FY2025実績
+25円 YoY
488万円
従業員一人当たり純利益
FY2025実績ベース
3,000円相当~
株主優待(秋田県特産品)
200株以上・1年以上保有

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 105円
安全性
注意
自己資本比率 4.5%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
105
方針: 累進配当
1株配当配当性向
FY2021/37046.1%
FY2022/37039.3%
FY2023/37037.8%
FY2024/38031.0%
FY2025/310532.8%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当行は株主への利益還元を重視しており、安定的な配当維持と業績に応じた増配に努める累進配当的な姿勢が特徴です。配当性向は30%台をターゲットとしており、純利益の成長に合わせて着実に増配を重ねています。2025年3月期には年間配当を105円まで引き上げ、株主還元を一層強化しました。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
4.5%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3397億円
FY2023/3469億円
FY2024/3427億円
FY2025/3522億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の直近5年間の業績は、2025年3月期において売上高が約522億円、純利益が約57億円と大幅な増収増益を達成しました。金利上昇の恩恵を受けた貸出金利息の増加や、効率的な有価証券運用が収益を大きく押し上げています。過去には一時的な減収も経験しましたが、現在は堅調な地域経済を基盤とした安定的な成長軌道に乗っています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率4.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1,088億円
会社の純資産
1,571億円

当行の財務健全性は、総資産が約3兆4,600億円という規模を維持しつつ、自己資本比率は4.5%前後と銀行業として一定の水準を確保しています。2024年3月期以降、有利子負債が約1,000億円規模で計上されていますが、これは流動性管理や資金調達手法の変化によるものです。総じて、地域の預金基盤に支えられた安定的なバランスシートを維持しています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-1,305億円
営業CF
投資に使ったお金
-878億円
投資CF
借入・返済など
-14.8億円
財務CF
手元に残ったお金
-2,183億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/32,109億円-402億円-13.5億円1,706億円
FY2022/32,033億円-1,455億円-12.5億円578億円
FY2023/3-1,671億円802億円-18.8億円-869億円
FY2024/3-524億円-126億円-11.1億円-650億円
FY2025/3-1,305億円-878億円-14.8億円-2,183億円

銀行のキャッシュフローは一般的な事業会社とは異なり、預金や貸出といった本業の増減が営業CFにダイレクトに影響するため、数値が大きく変動するのが特徴です。特に近年は預金量の増加や運用資産の組み替えにより、営業キャッシュフローがマイナス圏となる局面が見られます。フリーキャッシュフローについても投資行動や資金流出入の結果であり、銀行特有のバランスシート運営に起因するものです。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1信用リスク」及び「
2繰延税金資産に係るリスク 当行は、将来の課税所得の推移をはじめとした様々な予測・仮定等に基づいて繰延税金資産を計上しておりますが、繰延税金資産の一部または全部が回収できないと判断された場合には、繰延税金資産の取崩により、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります
3固定資産の減損リスク 当行は、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、経済情勢や不動産価格の変動等によって、保有している固定資産の価格が大幅に下落し、新たに減損損失を計上する可能性があります
4情報漏えいリスク 当行は、お客様の個人情報等の重要な情報の適切な保護・管理に努めておりますが、重要な情報の漏えい、紛失、改ざん、不正使用等が発生した場合、社会的信用等の失墜等により、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります
5退職給付制度に係るリスク 当行は、退職一時金制度及び確定給付型の企業年金基金制度を設けておりますが、年金資産の時価が下落した場合や運用利回りが低下した場合、または割引率等の数理計算上の前提条件に変更があった場合には、将来の退職給付費用が増加し、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります
6地域経済動向に影響を受けるリスク 当行は、地域金融機関として、秋田県を主な営業基盤としております
7競争に伴うリスク 当行の主な営業基盤である秋田県をはじめ営業店舗を展開している地域においては、他の金融機関等の間で競争関係にあるほか、規制緩和によって業態を超えた競争も激化しております
8格付の低下リスク 当行は、外部格付機関から格付を取得しておりますが、今後、当行の収益力の低下や資産の質の悪化などにより格付が引き下げられた場合、当行の資金調達、株価等に悪影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/343.4億円16.3億円37.4%
FY2022/347.2億円15.3億円32.5%
FY2023/349.4億円16.4億円33.2%
FY2024/366.0億円20.6億円31.2%
FY2025/391.2億円34.6億円37.9%

法人税等の支払いは、連結純利益の増減に連動して推移しています。実効税率は概ね30%台前半から後半で安定しており、会計上の税前利益に対して適正に税負担が行われています。税引前利益が約91億円となった2025年3月期には、それに応じた約35億円の法人税等が計上されました。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
639万円
従業員数
1,222
平均年齢
40.7歳
平均年収従業員数前年比
当期639万円1,222-

従業員の平均年収は639万円となっており、地方銀行業界の中では地域経済の動向を反映した安定的な給与水準を維持しています。近年は収益改善に伴い、従業員への利益還元や待遇見直しを重視する姿勢が見られます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主55.3%
浮動株44.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関33.6%
事業法人等21.6%
外国法人等8.9%
個人その他34.2%
証券会社1.7%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は明治安田生命保険相互会社・秋田銀行職員持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,698,000株)9.46%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(981,000株)5.47%
明治安田生命保険相互会社(804,000株)4.48%
秋田銀行職員持株会(786,000株)4.38%
日本生命保険相互会社(437,000株)2.43%
住友生命保険相互会社(344,000株)1.92%
双葉不動産建設株式会社(329,000株)1.83%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(225,000株)1.25%
損害保険ジャパン株式会社(201,000株)1.12%
株式会社十文字チキンカンパニー(200,000株)1.11%

上位株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が名を連ねており、機関投資家による保有割合が高いのが特徴です。また、明治安田生命や日本生命などの生保各社に加え、地元秋田銀行職員持株会も一定の割合を保有しており、安定株主の存在がガバナンスの基盤となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,700万円
取締役5名の合計

主な事業リスクとして、秋田県内の人口減少や産業衰退に伴う貸出需要の減退、および低金利環境下での資金利益の確保が喫緊の課題とされています。一方で、デジタル化の推進や地域商社機能の強化により、収益源の多角化を目指す経営姿勢がEDINETの開示情報等から読み取れます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 3名(23.1% 男性 10
23%
77%
監査報酬
6,100万円
連結子会社数
7
平均勤続年数(従業員)
17.8
臨時従業員数
658

女性役員比率は23.0%と、上場企業の中でも比較的高い女性登用比率を実現しています。監査体制としては監査役会設置会社として適正な監査報酬を支払い、コーポレート・ガバナンスの強化を図ることで、地域金融機関としての透明性を維持しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
直近の業績予想は上振れ傾向にあり、新中計の出だしも好調。計画達成への期待は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
FY2026~FY2028
連結純利益: 目標 80億円以上 順調 (56.62億円)
70.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202551億円58億円57億円+11.0%
FY202439億円45億円+16.4%
FY202334億円33億円-3.1%
FY202234億円32億円-6.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2028年3月期を最終年度とする新中期経営計画を策定し、連結純利益80億円以上という高い目標を掲げています。これは過去最高益水準であり、金利環境の好転を背景とした強い意志表明と見られます。過去2期は期初予想を上回る着地となっており、業績予想の精度は向上傾向にあります。計画達成に向けては、法人向けデジタルサービスの強化やコンサルティング業務による非金利収益の拡大が鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。秋田銀行のTSRは、過去5年間(FY2021〜FY2025)にわたり、市場平均であるTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」という結果でした。これは、日本の長期的な低金利環境が銀行業界全体の収益性を圧迫し、株価が伸び悩んでいたことが主な原因です。しかし、直近1年では株価が急騰しており、今後の金利正常化と新中計の進捗次第では、TOPIXを上回るパフォーマンスへと転換する可能性を秘めています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+90.5%
100万円 →190.5万円
90.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202198.7万円-1.3万円-1.3%
FY2022117.2万円+17.2万円17.2%
FY2023127.0万円+27.0万円27.0%
FY2024154.4万円+54.4万円54.4%
FY2025190.5万円+90.5万円90.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残236,600株
売り残4,200株
信用倍率56.33倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

業界平均と比較すると、PER・PBRともに割高な水準で評価されており、市場からの期待の高さがうかがえます。一方で、信用買い残が売り残を大幅に上回る信用倍率56.33倍という高水準は、将来的な株価の上値を抑える要因になり得るため注意が必要です。時価総額は地銀中位行として相応の規模ですが、さらなる成長には規模拡大も課題となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 会社四季報オンライン, ダイヤモンド・ザイ
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 72社中 11位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・財務40%
新サービス・提携30%
株主還元・優待20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月BMポータル導入

金融機関向けビジネスマッチング管理サービスを導入し、地域企業の課題解決を加速。

2026年2月優待新設

個人株主の長期保有促進を目的とした初の株主優待制度導入を発表。

2026年1月業務提携

エメラダとの提携による法人向けビジネスポータル構築を発表し、デジタル接点の強化を推進。

秋田銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 105円
安全性
注意
自己資本比率 4.5%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 65%

「秋田県の絶対王者、金利正常化とDXの波に乗る伝統的地銀」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU