8424プライム

芙蓉総合リース

Fuyo General Lease Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE8.5%
BPS584.6円
自己資本比率13.3%
FY2025/3 有報データ

安定と挑戦の両立!リースを軸に未来を拓く、連続増配企業

リース事業の枠を超え、お客様と共に社会課題を解決する『CSV(Creating Shared Value)の実践』を通じて、持続可能な社会の実現を目指します。

この会社ってなに?

あなたが普段利用するサービスや製品の裏側で、芙蓉総合リースは活躍しています。例えば、あなたが乗る飛行機や、オフィスで使う最新のパソコン、これらは多くの場合リース物件であり、同社が提供しています。また、最近よく見かけるようになった太陽光パネルが設置された商業施設や工場の屋根。その設備の導入を金融面で支えているのも同社です。さらに、企業の経理や総務といった業務を代行するBPOサービスも展開しており、皆さんが働く会社の業務効率化にも貢献しているかもしれません。

芙蓉総合リースは、みずほグループの中核リース会社として安定した財務基盤を誇ります。2024年3月期(FY2024)は売上高7,085億円、営業利益600億円を達成し、過去最高益を更新。さらに2025年3月期(FY2025)も営業利益647億円と増益を見込むなど、成長軌道を維持しています。株主還元にも積極的で、19期連続の増配を予定しており、安定性と成長性を兼ね備えた企業として投資家の注目を集めています。

その他金融業プライム市場

会社概要

業種
その他金融業
決算期
3月
本社
東京都千代田区麹町五丁目1番地1 住友不動産麹町ガーデンタワー
公式
www.fgl.co.jp

社長プロフィール

織田 寛明
織田 寛明
代表取締役社長
挑戦者
私たちは、リース事業で培った知見とネットワークを活かし、お客様や社会の課題解決に挑戦し続けます。中期経営計画『Fuyo Shared Value 2026』のもと、経済価値と社会価値を両立させるCSV(共通価値の創造)を実践し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1969
芙蓉総合開発株式会社として設立

芙蓉グループの総合デベロッパーとして事業を開始。これが芙蓉総合リースの原点となる。

1992
東証一部に上場

企業としての信頼性と資金調達力を高め、更なる事業拡大への基盤を築く。

2002
安田リースと合併し、商号変更

安田リース株式会社と合併し、「芙蓉総合リース株式会社」に商号を変更。リース事業を中核とする体制を確立した。

2015
BPO事業への本格参入

芙蓉アウトソーシング&コンサルティングを設立し、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業へ本格参入。事業領域を拡大する。

2020
再生可能エネルギー分野への注力

国内外で再生可能エネルギー発電事業への投資を加速。脱炭素社会の実現に向けた取り組みを本格化させる。

2023
中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」始動

経済価値と社会価値の両立を目指すCSV経営を掲げ、戦略分野への投資を加速。新たな成長ステージへと舵を切る。

2024
スタートアップとの提携加速

EVメーカーやAI開発企業など、多様なスタートアップとの資本業務提携を積極的に推進し、イノベーション創出を目指す。

注目ポイント

19期連続増配見込みの安定株主還元

長期にわたり安定した株主還元を続けており、19期連続の増配を見込んでいます。長期保有に適した銘柄として投資家からの評価も高いです。

リースに留まらない事業の多角化

不動産リースやBPOサービスに加え、再生可能エネルギーやスタートアップ投資など、未来を見据えた新しい事業領域へ積極的に挑戦しています。

魅力的な株主優待制度

300株以上の保有で、保有期間に応じて「カタログギフト」または「図書カード」がもらえます。長期保有の株主を大切にする姿勢が魅力です。

サービスの実績は?

455
1株当たり配当金(予想)
FY2025
+3.4% YoY
472.19億円
当期純利益
FY2024実績
+21.3% YoY
600.46億円
営業利益
FY2024実績
+16.5% YoY
19期連続
連続増配期間(予想含む)
FY2025時点
28.0%
配当性向
FY2024実績

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 50.6円
安全性
注意
自己資本比率 13.3%
稼ぐ力
普通
ROE 8.5%
話題性
不評
ポジティブ 40%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
50.6
方針: 累進配当
1株配当配当性向
FY2021/326.724.3%
FY2022/331.725.2%
FY2023/338.126.4%
FY2024/348.928.0%
FY2025/350.690.7%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

同社は長期にわたる連続増配を継続しており、株主還元を最重要経営課題の一つとして掲げています。配当方針は連結配当性向を指標としつつ、減配を行わない安定的な還元を重視しています。高い配当利回りを維持しつつ、株主優待と組み合わせた長期保有を推奨する姿勢が特徴です。

同業比較(収益性)

その他金融業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.5%
業界平均
10.1%
営業利益率下回る
この会社
9.5%
業界平均
18.2%
自己資本比率下回る
この会社
13.3%
業界平均
22.3%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/36,578億円
FY2023/36,887億円
FY2024/37,085億円
FY2025/36,784億円
営業利益
FY2022/3460億円
FY2023/3516億円
FY2024/3600億円
FY2025/3648億円

芙蓉総合リースは、安定的な収益基盤であるリース事業に加え、不動産やBPOサービスなどの成長分野への投資を加速させており、近年の純利益は着実に成長しています。2024年3月期には純利益が約472億円と過去最高水準を記録しましたが、2025年3月期は一時的な業績調整局面となりました。今後は、デジタル化支援や自動搬送サービス等の新規事業の収益貢献により、持続的な業績拡大を目指す見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
1.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
9.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/38.6%1.0%6.0%
FY2022/39.1%1.1%7.0%
FY2023/39.5%1.2%7.5%
FY2024/39.9%1.4%8.5%
FY2025/38.5%1.3%9.5%

収益性に関しては、経営効率を示すROE(自己資本利益率)が概ね9%台で推移しており、資本を効率的に活用した経営が定着しています。営業利益率についても、事業ポートフォリオの高度化や高収益事業への資源集中により、直近では9.5%まで改善する傾向を見せています。総資産利益率(ROA)も底堅く推移しており、リース業界の中でもバランスの取れた収益体質を構築しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率13.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
5.4兆円
会社の純資産
5,312億円

貸借対照表では、事業拡大に伴い総資産が着実に積み上がっており、自己資本比率は13%台と、リース業の特性を考慮しても一定の財務健全性を維持しています。近年は資産効率を高めるため、不動産リースや再エネ事業などリスク調整後収益率の高い資産への組み替えを積極的に推進しています。今後は、更なる自己資本の積み上げを通じて、将来の不確実性に対する耐性を強化していくことが重要となります。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-1,364億円
営業CF
投資に使ったお金
-357億円
投資CF
借入・返済など
+980億円
財務CF
手元に残ったお金
-1,720億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-351億円-59.7億円634億円-411億円
FY2022/3890億円-157億円-1,015億円733億円
FY2023/3-241億円-124億円840億円-365億円
FY2024/3-1,121億円-30.6億円1,318億円-1,152億円
FY2025/3-1,364億円-357億円980億円-1,720億円

リース事業は営業資産の取得によりキャッシュフローが変動しやすい特性があり、特に成長投資に向けた資金調達により、営業活動によるキャッシュフローはマイナスとなる期間が多くなっています。営業キャッシュフローのマイナス分は、外部からの資金調達で適切に補完し、事業運営に必要な資産を確保しています。フリーキャッシュフローがマイナスでも、収益を生む資産の拡充による成長を優先しているのが同社の戦略です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1災害等によるリスクについて 当社グループは、地震・噴火などの自然災害や事故、新型コロナウイルス等の感染症の流行など緊急時に備えて、人命・安全の確保及び事業の継続に向けたBCP(事業継続計画)基本原則を定めておりますが、被害の状況によっては、当社グループの事業活動が制限され、業績に影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3480億円184億円38.4%
FY2022/3527億円188億円35.7%
FY2023/3597億円208億円34.8%
FY2024/3684億円211億円30.9%
FY2025/3690億円238億円34.4%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に伴って推移しており、一般的な実効税率の水準で推移しています。2026年3月期予想では税引前利益の減少を見込んでおり、それに伴い法人税等の負担も軽減される見通しです。特定の税制優遇措置等による特異的な変動はなく、安定的な納付を継続しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
937万円
従業員数
4,095
平均年齢
41.2歳
平均年収従業員数前年比
当期937万円4,095-

従業員平均年収は937万円(FY2025/3)と、リース業界の中でも上位に位置する高い給与水準を誇ります。これは、不動産リースや再エネ投資といった高収益ビジネスへ戦略的に資源を投下し、社員一人当たりの生産性向上を追求する経営方針が給与へ反映されていると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主72.2%
浮動株27.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関38.3%
事業法人等33.8%
外国法人等15.6%
個人その他11%
証券会社1.3%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はヒューリック・明治安田生命保険相互会社・損害保険ジャパン。

ヒューリック株式会社(4,218,000株)13.95%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,860,000株)9.46%
明治安田生命保険相互会社(2,555,000株)8.45%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 丸紅口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行(1,512,000株)5%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,074,000株)3.55%
損害保険ジャパン株式会社(962,000株)3.18%
アズビル株式会社(950,000株)3.14%
株式会社みずほ銀行(907,000株)3%
株式会社ニチレイ(416,000株)1.38%
東武鉄道株式会社(399,000株)1.32%

芙蓉総合リースはみずほフィナンシャルグループの関連会社であり、筆頭株主のヒューリック(13.95%)をはじめ、明治安田生命や損害保険ジャパンなど、主要な金融・事業法人による安定的な資本構成が特徴です。これら大株主の保有比率が高く、長期的な関係性を重視する持ち合い的な側面が強いため、安定的な経営体制が維持されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億2,900万円
取締役6名の合計

EDINET開示によると、同社は総合リース業を中核に不動産やBPOサービスへ多角化しています。欧州開発案件の誤算などによる業績変動リスクを内包しつつも、中期経営計画に基づいたポートフォリオの入れ替えや新規事業への投資を通じて、安定成長の維持を図る姿勢が示されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
1億8,500万円
連結子会社数
73
平均勤続年数(従業員)
13.9
臨時従業員数
1443

連結子会社73社を擁する大規模グループであり、監査報酬1億8,500万円を投じて強固な監視体制を構築しています。女性役員比率は8.3%と改善の余地があるものの、ダイバーシティ推進に向けた取り組みを加速させており、ガバナンス体制の強化を経営の重要課題として位置づけています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
過去の中計は全項目達成。現行計画も順調に進捗しており、業績予想も保守的で信頼性が高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 Fuyo Shared Value 2026
FY2022〜FY2026
経常利益: 目標 660億円 順調 (647.6億円 (FY25予想))
98.12%
ROA: 目標 2.0% 順調 (1.95% (FY25予想))
97.5%
自己資本比率: 目標 10%台前半 順調
100%
(旧)中期経営計画
FY2020〜FY2022
経常利益: 目標 500億円 達成 (524億円)
100%
ROA: 目標 2.0% 達成 (2.0%)
100%
営業資産残高: 目標 2.5兆円 達成 (2.6兆円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025640億円648億円+1.2%
FY2024570億円595億円600億円+5.3%
FY2023515億円516億円+0.1%
FY2022465億円460億円-1.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

芙蓉総合リースは、過去の中期経営計画を着実に超過達成しており、計画実行能力の高さがうかがえます。現行の中計「Fuyo Shared Value 2026」では、経常利益660億円などの目標を掲げていますが、FY2025予想時点ですでに目標値に迫る勢いであり、前倒しでの達成も視野に入ります。業績予想は期初に保守的な数値を出し、期中に上方修正する傾向が見られ、投資家に対して堅実な経営姿勢を示していると評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

芙蓉総合リースのTSR(株主総利回り)は、過去5年間のうち4年間でTOPIXを上回る優れたパフォーマンスを示しています。特にFY2024にはTSRが275%に達し、TOPIXの216.8%を大幅にアウトパフォームしました。これは、安定した増配を継続することによるインカムゲインと、好調な業績を背景とした株価上昇によるキャピタルゲインの両方が株主に高いリターンをもたらした結果です。株主還元を重視する経営姿勢が、市場から高く評価されていることを物語っています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+143.4%
100万円 →243.4万円
143.4万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021143.4万円+43.4万円43.4%
FY2022137.1万円+37.1万円37.1%
FY2023180.1万円+80.1万円80.1%
FY2024275.0万円+175.0万円175.0%
FY2025243.4万円+143.4万円143.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残100,400株
売り残98,000株
信用倍率1.02倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬
第1四半期決算発表2026年8月上旬

同社のPERは3.1倍と、業界平均の12倍程度と比較して著しく低く、株価が利益水準に対して割安であることを示唆しています。PBRも1倍を割り込んでおり、バリュー株としての側面が強いです。信用倍率は1.02倍と拮抗しており、短期的な需給の偏りは見られません。これらの指標は、安定した収益力を持つ企業が市場から過小評価されている可能性を示しており、今後の見直しが期待されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 -12.5%
メディア数
28
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, フィスコ, みんかぶ
業界内ランキング
上位 15%
その他金融業 120社中 18位
報道のトーン
40%
好意的
25%
中立
35%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
新規事業・提携30%
株主還元15%
その他10%

最近の出来事

2025年12月新規出資

シーユーシーおよびDBJと組成した合同会社「Pj SNOW」へ出資を実行し、ヘルスケア分野の事業基盤を拡大しました。

2026年2月業績減益

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比53.2%減の222億円となり、欧州開発案件の誤算等が影響しました。

2026年3月業務提携

横河レンタ・リース、安田倉庫と協業し、国内最大級のテクニカルセンターを開設するなど、DX・物流支援を強化しました。

芙蓉総合リース まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 50.6円
安全性
注意
自己資本比率 13.3%
稼ぐ力
普通
ROE 8.5%
話題性
不評
ポジティブ 40%

「みずほ系の安定リース大手が、脱炭素とBPOを両翼に『モノの金融』から『サービスの金融』へ変貌を遂げている最中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU