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山口フィナンシャルグループ8418

Yamaguchi Financial Group,Inc.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
注意
自己資本比率 4.8%
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが山口県、広島県、福岡県北部などで暮らしているなら、普段利用する銀行がこの会社の一部かもしれません。山口フィナンシャルグループは、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を運営しています。給料の振込口座や、家を買うときの住宅ローン、子供の教育費の積立など、人生の様々な場面で関わっている可能性があります。また、あなたがよく行く地元のレストランやお店も、この銀行グループからの融資や経営サポートを受けているかもしれません。地域経済の血液とも言えるお金の流れを支える、縁の下の力持ちのような存在です。

山口、もみじ、北九州の3行を傘下に持つ広域地方銀行グループ。2022期に一時的な赤字を計上するも、その後はV字回復を達成し、2025期には純利益353.45億円と過去最高益を見込むなど収益力が急改善しています。金利のある世界への回帰を追い風に、従来の融資中心ビジネスから脱却し、投資専門子会社を通じたスタートアップ支援や事業承継M&Aなど、地域経済に深く踏み込む「伴走型支援」を加速。株価は52週高値圏で推移しており、市場の期待も高まっています。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
山口県下関市竹崎町4丁目2番36号

サービスの実績は?

60
1株当たり配当金(予想)
2025期
+39.5% YoY
15.5%
売上高成長率(予想)
2025期 vs 2024期
加速
40.2%
純利益成長率(予想)
2025期 vs 2024期
大幅増
4.02億円
従業員一人当たり売上高
2025期
3
グループ銀行数
山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2024/03期4.0%0.2%-
2025/03期5.5%0.3%-
3Q FY2026/34.6%(累計)0.2%(累計)-

当グループは、地域金融機関として貸出金利息や手数料収益の最大化に注力することで収益性を高めています。特に運用資産の拡充やグループ会社を活用したコンサルティング収益の増加が利益率の向上を後押ししました。低金利環境下でも貸出ポートフォリオを最適化することで、効率的な経営体制を確立しています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2024/03期1,848億円252億円114.2円-
2025/03期2,134億円353億円165.2円+15.5%

山口フィナンシャルグループの業績は、2022/03期に130億円の赤字を計上したものの、以降は回復基調を鮮明にしています。2025/03期には純利益が約353億円と過去最高水準を更新しており、地域経済の回復や貸出利回りの改善が寄与しました。事業の多角化やM&Aを通じた伴走型支援が収益の柱として機能しており、安定した成長軌道に乗っています。 【3Q 2026/03期実績】売上1839億円(前年同期比15.8%)、純利益288億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.6%(累計)
業界平均
5.1%
営業利益率
この会社: -業界平均: 13.2%
自己資本比率上回る
この会社
4.8%
業界平均
4.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

6,600万円
取締役1名の合計

グループの主力である山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を通じた金融仲介業務が収益の柱であり、近年は投資専門子会社YMFGキャピタルによる地域企業への投資やコンサルティングなど、非金利収益の拡大に注力しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
FY2022の赤字を除けば、近年の業績は計画を上回るペースで推移しており、目標達成能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2025期〜2029期
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 353.45億円 順調 (353.45億円)
100%
売上高: 目標 2134.3億円 順調 (2134.3億円)
100%
1株当たり配当金: 目標 60円 順調 (60円)
100%
(旧)中期経営計画
〜2025期
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 330億円 前倒し達成 (353.45億円)
107.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期未公表353億円情報なし
2024期未公表252億円情報なし
2023期170億円179億円+5.3%
2022期未公表-130億円大幅未達

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画では、最終年度の2025期目標であった純利益330億円を、2025期の実績見込み353.45億円で前倒し達成する見通しです。2022期に一時的な赤字を計上しましたが、その後のV字回復と収益拡大は見事であり、計画達成力は高く評価できます。今後は、新たに策定された2029期年までの中期経営計画の下、さらなる成長を目指します。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
DX・システム刷新25%
業務提携・投資20%
株価・資本政策15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日刊金融経済新聞
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 102社中 15位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月システム刷新

キンドリルと協力し、勘定系システムのマルチバンク化を推進。

2026年1月最高値更新

自己株買いの発表を受け、上場来高値を更新する株価の好調さを見せた。

2025年5月中計策定

新たな中期経営計画(2025年度~2029年度)を策定し、成長戦略を提示。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率4.8%
0%4% (注意ライン)5% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
474億円
借金(有利子負債)
Net Assets
6,806億円
会社の純資産

総資産規模は拡大傾向にあり、2025/03期期末時点では約13兆円に達しました。自己資本比率は約4.8%前後で推移しており、銀行業特有のレバレッジ経営を維持しながらリスク管理と自己資本の充実を両立させています。貸出金残高の増加に伴いバランスシートは膨らんでいますが、堅実な資産運用により財務の安定性は保たれています。 【3Q 2026/03期】総資産13.0兆円、純資産6806億円、自己資本比率4.8%、有利子負債474億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+6,151億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1,466億円
投資に使ったお金
Financing CF
+36.0億円
借入・返済など
Free CF
+4,685億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期1.1兆円2,927億円88.3億円8,266億円
2022/03期771億円4,620億円132億円3,848億円
2023/03期1,433億円1,556億円17.6億円2,989億円
2024/03期320億円4,937億円184億円4,618億円
2025/03期6,151億円1,466億円36.0億円4,685億円

営業キャッシュフローは金融機関の貸出動向や預金残高の影響を受けやすく、期によって変動する傾向があります。投資活動によるキャッシュフローは主に有価証券の売買や戦略的な投資に伴うもので、将来の収益源となる資産の入れ替えを積極的に行っています。全体として、潤沢な資金力を活かした事業投資と経営基盤の強化を並行して推進するキャッシュフロー構造となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.3% 男性 8
27%
73%
監査報酬
1億8,400万円
連結子会社数
23
設備投資額
35.0億円
平均勤続年数(従業員)
19.1
臨時従業員数
1038

女性役員比率は約27%と上場企業の中でも比較的高い水準にあり、多様な視点を取り入れる体制が整っています。社外取締役を委員長とする報酬委員会の活用など、透明性の高いガバナンス体制と強固な監査体制の構築に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.7%
浮動株45.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関28.8%
事業法人等26%
外国法人等16.8%
個人その他26.5%
証券会社2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(25,999,000株)12.24%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(8,370,000株)3.94%
明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(5,747,000株)2.7%
株式会社トクヤマ(5,000,000株)2.35%
株式会社山田事務所(4,512,000株)2.12%
住友生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(4,041,000株)1.9%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (UBE株式会社退職給付信託口)(4,000,000株)1.88%
山口フィナンシャルグループ従業員持株会(3,670,000株)1.72%
UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(3,314,000株)1.56%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(3,150,000株)1.48%

株主構成は機関投資家が中心であり、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めています。特定の創業家による支配色は薄く、広範な法人および個人株主に支えられた安定的な株主基盤を有しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1コンプライアンス・リスク 役職員全員によりコンプライアンス体制の強化を図るため、毎年コンプライアンス・プログラム重点項目を策定し、様々な取組みを行っておりますが、コンプライアンス上の問題が発生した場合には、直接的な損失の発生だけではなく、永年培ってきたお客さまからの信頼失墜に繋がる可能性があり、結果として経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります
2風評リスク 当社グループや金融業界に関するネガティブな報道や風評が発生した場合、それが事実であるか否かにかかわらず、経営成績、財政状態及び株価に悪影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
787万円
従業員数
3,745
平均年齢
44.9歳
平均年収従業員数前年比
当期787万円3,745-

平均年収は約787万円と、地域経済を支える金融機関として業界内でも相応の水準を維持しています。長年の安定した収益基盤と、地域密着型金融への注力が従業員の処遇を支える背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。2024期には自社TSRが275.4%となり、TOPIXの216.7%を大幅に上回りました。さらに2025期も317.8%とTOPIXの213.4%を大きくアウトパフォームしています。これは、V字回復による業績拡大と積極的な増配姿勢が株価に反映された結果であり、株主価値の向上に成功していることを明確に示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 配当性向35%以上目標
1株配当配当性向
2016/03期1511.3%
2017/03期1814.0%
2018/03期2015.0%
2019/03期2223.2%
2020/03期2424.0%
2021/03期2626.1%
2022/03期28-
2023/03期3140.0%
2024/03期4337.7%
2025/03期6036.3%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

山口フィナンシャルグループは、連結配当性向35%以上を目安とした株主還元を重視する経営方針を掲げています。業績の着実な伸長に伴い、1株あたりの配当金は2021/03期期の26円から2025/03期期には60円へと大幅に増額されました。今後も安定配当を基本としつつ、成長投資と株主還元のバランスを最適化していく方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 317.8万円 になりました (217.8万円)
+217.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期124.5万円24.5万円24.5%
2022期119.9万円19.9万円19.9%
2023期146.5万円46.5万円46.5%
2024期275.4万円175.4万円175.4%
2025期317.8万円217.8万円217.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残769,000株
売り残124,000株
信用倍率6.2倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月上旬
定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PERとPBRは銀行業の業界平均を上回っており、市場から同業他社よりも高い成長性を評価されていることが示唆されます。一方で、信用買い残が売り残を6.2倍上回っており、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多い状況ですが、需給面での重さには注意が必要です。次回の本決算発表は2026年5月上旬に予定されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期370億円120億円32.5%
2022/03期-76.3億円0円-
2023/03期257億円78.0億円30.4%
2024/03期373億円121億円32.4%
2025/03期524億円171億円32.6%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動しており、標準的な税負担率で推移しています。2022/03期期は赤字計上に伴い法人税等は発生していません。業績回復に伴い、足元では年間約171億円規模の納税を行っており、安定した利益成長が税収にも寄与しています。

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もっと知る

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山口フィナンシャルグループ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
注意
自己資本比率 4.8%
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「山口・広島・北九州の地銀連合が、融資一本足打法から脱却し『地域商社』へと変貌を遂げようとしている姿」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU