JUMP

あいちフィナンシャルグループ7389

Aichi Financial Group,Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 110円
安全性
注意
自己資本比率 4.3%
稼ぐ力
普通
ROE 6.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

あなたが愛知県やその周辺にお住まいなら、給料を受け取る銀行口座を開設したり、マイホームの夢を叶えるために住宅ローンを組んだりするとき、あいち銀行や中京銀行の窓口でお世話になっているかもしれません。普段何気なく利用しているATMや、地元の商店街のお店を支えているのも、実はこの会社です。地域のイベントを後援したり、中小企業のデジタル化を支援したりと、あなたの暮らしや街の活気の裏側で、あいちフィナンシャルグループが金融サービスを通じて地域社会を支えています。

あいちフィナンシャルグループは、愛知銀行と中京銀行の経営統合により誕生した地域金融グループです。2025期には売上高1,010.4億円、純利益90.97億円を達成し、安定した収益基盤を築いています。直近では2026年3月期の純利益予想を180億円から210億円へ大幅に上方修正するなど、好調な業績が続いています。システム会社の買収やコンサルティング部門の強化など、非金融分野へも積極的に事業を拡大し、地域企業の成長支援を加速させています。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
愛知県名古屋市中区栄3丁目14番12号

サービスの実績は?

110
1株当たり配当金
2025期実績
+10.0% YoY
13.9%
売上高成長率
2025期 YoY
9.7%
純利益成長率
2025期 YoY
30%
総還元性向(目標)
中期経営計画
410
戦略リスキリング人財数
2023年度実績
41%
社外取締役比率
2025年時点
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2024/03期2.4%0.1%-
2025/03期2.5%0.1%-
3Q FY2026/36.1%(累計)0.3%(累計)-

収益性に関しては、経営統合による効率化が進む一方で、貸出金利息などのコア収益を安定的に確保する体制を構築しています。現在の収益構造は、従来の銀行業務に加え、証券や信託代理店などの手数料ビジネスが新たな柱として寄与しています。今後もデジタル化を通じたコスト削減と、法人向けコンサルティングの強化が利益率改善の鍵となります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2024/03期887億円83.0億円169.4円-
2025/03期1,010億円91.0億円185.4円+13.9%

あいちフィナンシャルグループは、愛知銀行と中京銀行の経営統合により誕生しました。直近の2025/03期決算では、売上高が約1,010億円、当期純利益が約91億円に達し、前年比で堅調な成長を維持しています。地域金融機関として、M&A支援やDX推進など多角的な金融サービスの提供により収益基盤を強化しています。 【3Q 2026/03期実績】売上906億円(前年同期比23.0%)、純利益182億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.1%(累計)
業界平均
5.2%
営業利益率
この会社: -業界平均: 13.2%
自己資本比率下回る
この会社
4.3%
業界平均
4.7%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億4,800万円
取締役10名の合計

EDINET開示情報によると、銀行業務を主軸に証券・リース業務を展開する多角的な金融グループです。システム子会社の買収やコンサルティング連携を通じた収益源の多様化を図る一方、地域経済への依存度が高いため、金利動向や地域企業の景気変動が主要な事業リスクとして挙げられています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
直近の業績予想を大幅に上方修正しており、計画達成への期待は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年3月期 連結業績予想(修正後)
2026期
経常利益: 目標 300億円 やや遅れ (161億円)
53.6%
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 210億円 やや遅れ (100.29億円)
47.7%
ROE: 目標 5.0%以上 やや遅れ
55.6%
(旧)第1次中期経営計画
〜2024期
戦略人財創出数: 目標 450人 未達 (410人)
91.1%
ROE: 目標 未達 未達
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026期180億円210億円+16.7%
2025期90億円91億円+1.1%
2024期80億円83億円+3.7%
経常利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026期260億円300億円+15.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

あいちフィナンシャルグループは、2026年3月期の業績予想を大幅に上方修正しました。経常利益は期初予想の260億円から300億円へ、純利益は180億円から210億円へと引き上げ、最高益予想をさらに上乗せする形となっています。この修正は、金利環境の変化や貸出金の増加が背景にあるとみられます。過去の業績予想も比較的堅調に達成しており、経営陣の計画実行能力は高いと評価できます。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
M&A・事業提携25%
株価・IR15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +18.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, 時事通信, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 80社中 12位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2024年4月システム会社買収

ソフトウェア開発企業エイエイエスティを買収し、製造業のデジタル化支援を強化。

2025年6月株式報酬制度

経営陣のインセンティブ強化を目的とした譲渡制限付株式報酬制度の導入を決定。

2026年3月最高益予想修正

連結純利益予想を210億円へ上方修正し、配当増額を含む還元強化を発表。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率4.3%
0%4% (注意ライン)5% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
4,217億円
会社の純資産

総資産は約6.8兆円規模で推移しており、自己資本比率は5%前後と地銀として一般的な水準を維持しています。有利子負債については銀行業の特性上、預金が負債の大部分を占めるため、外部からの借入に依存しない安定的な資金調達構造を有しています。BPS(1株当たり純資産)も着実に蓄積されており、財務基盤の健全性は確保されています。 【3Q 2026/03期】総資産7.0兆円、純資産4217億円、自己資本比率4.3%。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-1,051億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+1,176億円
投資に使ったお金
Financing CF
-49.6億円
借入・返済など
Free CF
+125億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2023/03期288億円330億円65.3億円619億円
2024/03期1,606億円648億円121億円958億円
2025/03期1,051億円1,176億円49.6億円125億円

銀行業におけるキャッシュフローは、貸出の増減や預金の流入出に大きく左右されるため、事業会社とは異なる変動パターンを示します。2024/03期から2025/03期にかけて営業CFがマイナスとなっていますが、これは主に貸出金の増加に伴う資金の運用によるものであり、本業の不振を意味するものではありません。財務CFは配当支払いや自己株式取得などの株主還元を継続的に実施していることを反映しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 2名(14.3% 男性 12
14%
86%
監査報酬
1億2,200万円
連結子会社数
13
設備投資額
39.9億円
平均勤続年数(従業員)
26.3
臨時従業員数
887

女性役員比率は14.2%(2/14名)であり、多様性の確保に向けた改善の余地があります。監査体制については監査等委員会設置会社として適切な監査報酬1億2,200万円を投じ、監視機能を強化しています。連結子会社13社を抱える中規模金融グループとして、ガバナンスを通じた規律ある経営体制を敷いています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主61.9%
浮動株38.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.5%
事業法人等36.4%
外国法人等13%
個人その他22.8%
証券会社2.3%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はミソノサービス。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,630,800株)9.43%
ミソノサービス株式会社(3,880,000株)7.9%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,339,600株)4.76%
あいちフィナンシャルグループ従業員持株会(1,186,674株)2.42%
日本生命保険相互会社(925,845株)1.89%
東邦瓦斯株式会社(911,792株)1.86%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(745,100株)1.52%
住友生命保険相互会社(703,500株)1.43%
明治安田生命保険相互会社(548,954株)1.12%
住友不動産株式会社(520,479株)1.06%

株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行(信託口)が筆頭株主として9.43%を保有し、機関投資家の影響力が大きい構造です。ミソノサービスや国内大手生保などの事業法人も安定株主として名を連ねており、従業員持株会も2.42%を保有し、グループの安定経営を支えています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1流動性リスク 金融システムが不安定になるなど市場環境全体が悪化した場合や、当社グループの信用状況が悪化した場合には、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります
2退職給付債務に関するリスク 年金資産の運用利回りが低下した場合や予定給付債務計算の前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合などには、退職給付費用が増加することにより当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります
3固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、固定資産の減損会計を行っておりますが、今後の経済環境の変動等によっては、新たな減損が発生する可能性があります
4金融犯罪に係るリスク 当社グループは、キャッシュカードの偽造・盗難や特殊詐欺、インターネットバンキングを標的とした預金の不正払い出し等に対して被害の発生を未然に防ぐため、顧客保護の取組及びセキュリティ強化に努めておりますが、金融犯罪の高度化・多様化により、被害を受けたお客さまへの補償、その金融犯罪防止対策に係る費用の増加等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります
5情報漏洩に係るリスク 当社グループは、多数の法人・個人の顧客情報を保有しています
6競争激化リスク 当社グループが主要な営業基盤とする愛知県において、地域金融機関、メガバンク、ノンバンク等との間で競争関係にあります
7災害リスク 大地震や風水害等の自然災害により、当社グループの業務の全部又は一部が停止又は遅延するリスクのほか、当社グループの損害や取引先の被災による業績悪化等が、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,044万円
従業員数
2,575
平均年齢
49.9歳
平均年収従業員数前年比
当期1,044万円2,575-

従業員平均年収は1,044万円と、地方銀行業界の中でも非常に高い水準にあります。愛知銀行と中京銀行の経営統合を経て、経営基盤の強化と業務効率化が進んだ結果、生産性が向上し、高い処遇を維持できる体質が構築されています。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。2023期から2025期にかけて、当社のTSRはTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、増配を続けているものの、それを上回る株価の下落が主な要因です。特に上場来の株価低迷が響いており、業績の好調さが株主価値の向上に結びついていない状況が浮き彫りになっています。今後は、PBR改善に向けた具体的な資本政策が株価とTSRを押し上げる鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
110
方針: 総還元性向30%目標
1株配当配当性向
2023/03期502.6%
2024/03期10059.0%
2025/03期11059.3%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として総還元性向30%を目処に掲げ、業績成長に伴う株主還元を積極的に強化しています。直近では増配が続いており、高い配当利回りが投資家から注目される大きな魅力となっています。今後も安定した利益成長を背景に、持続的な配当水準の維持と向上を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2023期初めに100万円を投資した場合
100万円が 194.4万円 になりました (94.4万円)
+94.4%
年度末時点評価額損益TSR
2023期137.3万円37.3万円37.3%
2024期174.9万円74.9万円74.9%
2025期194.4万円94.4万円94.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残302,900株
売り残49,300株
信用倍率6.14倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月15日(予定)
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)

業界平均と比較すると、PERは7.6倍、PBRは0.20倍と著しく割安な水準にあります。特にPBRは解散価値(1.0倍)を大きく下回っており、市場からの評価が低いことを示唆しています。一方で、配当利回りは7.79%と非常に高く、インカムゲインを重視する投資家にとっては魅力的です。信用倍率は6.14倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方で、需給面では上値が重くなる可能性も考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2023/03期52.4億円0円0.0%
2024/03期126億円42.9億円34.1%
2025/03期103億円11.8億円11.5%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、税効果会計や繰越欠損金の取り扱いにより実効税率は変動します。2023/03期は統合初年度特有の税務上の調整等が影響し実質的な負担が軽微でした。その後は通常の税負担水準に戻っていますが、会計上の利益と税務上の所得の差によって変動が生じる点は地銀特有の要素です。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

あいちフィナンシャルグループ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 110円
安全性
注意
自己資本比率 4.3%
稼ぐ力
普通
ROE 6.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

「愛知の二大地銀が統合、M&AとDXを両輪に地域経済の新たなハブを目指す金融グループ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU