8399プライム

琉球銀行

Bank of The Ryukyus,Limited

最終更新日: 2026年3月29日

BPS324.4円
自己資本比率4.7%
FY2025/3 有報データ

沖縄経済の成長を牽引する、地域No.1のリーディングバンク

地域経済の好循環サイクルを実現し、地域とともに成長する金融グループの実現。

この会社ってなに?

あなたが沖縄へ旅行したとき、街のあちこちで「りゅうぎん」の看板を見かけたことがあるかもしれません。那覇空港のATMや国際通りのお店で、知らず知らずのうちにサービスを利用している可能性があります。地元のスーパーやレストラン、ホテルなど、沖縄の多くのビジネスが琉球銀行の融資や決済サービスを利用して成り立っています。つまり、あなたが沖縄で楽しむ食事や買い物の裏側で、琉球銀行が地域経済を支える血液のような役割を果たしているのです。

琉球銀行は、預金・貸出金ともに沖縄県内でトップシェアを誇る地方銀行です。FY2025決算では、売上高691.9億円、純利益57.51億円を計上し、安定した収益基盤を維持しています。中期経営計画「Empower 2025」の下、DX診断サービスの展開や外部企業との積極的な提携を通じて、地域経済の活性化と自社の新たな成長を模索しています。日銀の政策転換による金利上昇局面での利ザヤ改善期待と、PBR0.69倍という割安感が投資家の注目を集めるポイントです。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
沖縄県那覇市久茂地1丁目11番1号
公式
www.ryugin.co.jp

社長プロフィール

島袋 健
島袋 健
取締役頭取
イノベーター
中期経営計画「Empower 2025」を掲げ、地域経済の好循環サイクルを実現し、地域とともに成長する金融グループの実現を目指しています。DXを地域課題解決の手段と位置づけ、多様な企業との連携を通じて、お客様や地域社会の発展に貢献し続けます。

この会社のストーリー

1948
創業:戦後の沖縄復興と共に誕生

米軍統治下の沖縄で、地域経済の復興を支えるため「琉球銀行」として設立。県民の銀行として第一歩を踏み出す。

1972
沖縄本土復帰と普通銀行への転換

沖縄の本土復帰に伴い、外国為替銀行法に基づく銀行から日本の銀行法に基づく普通銀行へ転換。全国の金融ネットワークに加わる。

1983
東京証券取引所・福岡証券取引所に上場

地域金融機関としての基盤を固め、さらなる飛躍を目指して株式を上場。社会的な信頼性を高める。

2013
M&A支援業務で日本政策投資銀行と提携

後継者不足などの課題を抱える県内中小企業の事業承継を支援するため、日本政策投資銀行と業務提携。地域企業の存続と発展を後押しする。

2019
株主優待制度の廃止と配当への注力

株主への公平な利益還元の観点から株主優待制度を廃止。配当による株主還元を重視する方針へ転換する。

2023
DX推進とスタートアップ支援の本格化

ネットスターズやSEVENRICH Accountingなど、フィンテックや会計分野の企業と提携。DXやスタートアップ支援を加速させ、沖縄経済の新たな価値創造を目指す。

2024
新本店ビルの開業と働き方改革

新たな本店ビルを開業し、フリーアドレス制を導入するなど、行員の働きがいを高める環境を整備。組織力の強化を図る。

2025
中期経営計画「Empower 2025」の推進

「地域経済の好循環サイクルを実現し、地域とともに成長する」ことを目指し、サステナビリティ経営やDX支援を強化。沖縄の未来を金融の力でエンパワーしていく。

注目ポイント

沖縄県内シェアNo.1の圧倒的基盤

預金・貸出金ともに沖縄県内でトップシェアを誇ります。メインバンクシェアは約42%に達し、県内経済に深く根差した地域密着型の経営で安定した収益基盤を築いています。

DXとオープンイノベーションで未来を拓く

フィンテック企業やコンサルティング会社との業務提携を積極的に推進。キャッシュレス決済の導入支援やスタートアップ育成など、DXを通じて地域経済の課題解決に挑んでいます。

安定した株主還元と成長への期待

株主への利益還元を重視し、安定的な配当を継続しています。PBRは地銀平均を上回る水準で評価されており、今後の金利環境の変化や沖縄経済の成長による企業価値向上が期待されます。

サービスの実績は?

6,451
メインバンク取引社数
2025年時点
県内シェア41.7%
3,037,925百万円
預金残高
2026年3月期 3Q
+2.4% YoY
2,422,963百万円
貸出金残高
2026年3月期 3Q
+2.0% YoY
38
1株当たり配当金
FY2025実績
+2.7% YoY
659.5億円
売上高(経常収益)
FY2024実績
+9.7% YoY
56.51億円
純利益
FY2024実績
-4.2% YoY

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 38円
安全性
注意
自己資本比率 4.7%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
38
方針: 配当性向30%程度を目標
1株配当配当性向
FY2021/32541.6%
FY2022/33526.7%
FY2023/33525.1%
FY2024/33727.3%
FY2025/33827.3%
2期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は廃止されており、実施されていません。

配当方針として、業績に応じた安定的かつ継続的な還元を重視しています。配当性向は30%程度を目安に設定されており、利益成長とともに増配を行う姿勢が定着しています。株主優待制度は過去に廃止されているため、現在は配当金を通じた利益還元が主軸となっています。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
4.7%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3570億円
FY2023/3601億円
FY2024/3660億円
FY2025/3692億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

琉球銀行の業績は、沖縄県内での高い貸出シェアを背景に堅調に推移しており、2025年3月期の純利益は約58億円を確保しました。観光需要の回復など地域経済の活性化が追い風となり、売上高は692億円まで拡大する見込みです。一方で、2026年3月期予想では経費増や貸倒引当金等の影響から純利益を約51億円と減益を見込んでいます。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率4.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
93.3億円
会社の純資産
1,398億円

財務健全性に関しては、総資産約3兆円を抱える沖縄県内最大規模の地銀として安定した経営を行っています。自己資本比率は約4.7%で推移しており、金融機関として求められる規制水準を維持しています。自己資本の積み上げによりBPS(1株あたり純資産)も着実に増加しており、長期的には財務基盤の強化が進んでいます。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-1,516億円
営業CF
投資に使ったお金
-167億円
投資CF
借入・返済など
-22.5億円
財務CF
手元に残ったお金
-1,682億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/32,954億円-747億円-17.4億円2,207億円
FY2022/32,861億円-387億円-22.3億円2,475億円
FY2023/3-523億円-1,167億円-29.1億円-1,690億円
FY2024/3-373億円-2,178億円-18.1億円-2,551億円
FY2025/3-1,516億円-167億円-22.5億円-1,682億円

銀行特有の勘定項目変動により営業キャッシュフローは年度によって大きく振れる傾向がありますが、本業の預貸金業務は堅調です。投資キャッシュフローのマイナスは、有価証券運用や地域企業への投融資によるもので、持続的な成長のための資産運用が行われています。財務キャッシュフローは安定しており、株主還元としての配当支払いが継続的に行われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1信用リスクおよび

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/338.4億円12.7億円32.9%
FY2022/379.3億円23.4億円29.5%
FY2023/385.0億円26.0億円30.6%
FY2024/384.5億円28.0億円33.1%
FY2025/383.3億円25.8億円30.9%

法人税等の支払額は、税引前利益の変動に連動する形で推移しており、法定実効税率に基づき適正に納税されています。特別な税制優遇や繰延税金資産の影響による極端な変動は見られず、安定した利益計上が続いています。地方銀行としての公的役割から、地域経済への貢献とあわせて納税義務を全うしています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
622万円
従業員数
1,794
平均年齢
39歳
平均年収従業員数前年比
当期622万円1,794-

従業員平均年収は622万円で、地域経済の基盤を支える金融機関として相応の水準を維持しています。沖縄県内の高いシェアを背景とした安定した収益基盤が、従業員への安定的な報酬支給を支えていると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主43.7%
浮動株56.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23.2%
事業法人等19.7%
官公庁0.9%
外国法人等10.3%
個人その他44.6%
証券会社1.4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,633,000株)13.62%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,066,000株)4.99%
QRファンド投資事業有限責任組合(1,277,000株)3.08%
豊里 友成(1,240,000株)2.99%
琉球銀行行員持株会(1,112,000株)2.68%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(555,000株)1.34%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(492,000株)1.19%
株式会社オーエスジー(485,000株)1.17%
大同火災海上保険株式会社(452,000株)1.09%
野村信託銀行株式会社(投信口)(386,000株)0.93%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が高いことが特徴です。一方で、琉球銀行行員持株会や地元の法人・個人も名を連ねており、地域密着型の銀行として安定した資本基盤を形成しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億7,100万円
取締役7名の合計

連結子会社6社を通じてリースやカード、ITなど多角的な金融サービスを展開しています。人口減少に伴う地域経済の変動や、金利変動リスクを主要な事業リスクとして開示しており、DX推進による業務効率化を成長戦略の核に据えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
5,800万円
連結子会社数
6
設備投資額
119.6億円
平均勤続年数(従業員)
15
臨時従業員数
331

女性役員比率は15.3%であり、多様な視点を取り入れた経営体制の構築が進んでいます。監査報酬に5,800万円を投じるなど監査体制の充実に注力しており、地域経済のリーダーとして強固なガバナンスと経営の透明性確保を目指しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
主要目標は射程圏内。近年の業績予想は保守的で、それを上回る実績を継続している点を高く評価。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「Empower 2025」
FY2023〜FY2025
純利益: 目標 60億円 順調 (57.51億円)
95.8%
自己資本比率(連結): 目標 10%程度 順調 (9.94%)
99.4%
DX診断サービス提供件数: 目標 200件 順調
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202551億円58億円+12.8%
FY202451億円57億円+10.8%
FY202355億円59億円+7.2%
FY202246億円56億円+21.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「Empower 2025」では、FY2025の純利益60億円を目標に掲げています。直近FY2025実績は57.51億円と、目標達成に向けて順調に進捗しています。また、過去4期連続で期初予想を上回る純利益を達成しており、堅実な業績管理能力がうかがえます。DX推進や外部提携による非金利収益の拡大が、今後の計画達成の鍵を握るでしょう。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、ゼロ金利政策が長期化したことで銀行業界全体の収益性が圧迫され、株価が伸び悩んだことが主な要因です。しかし、日銀の金融政策正常化が進む中、今後は利ザヤ改善による収益拡大と株価上昇を通じて、TSRがTOPIXを上回る展開も期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+24.4%
100万円 →124.4万円
24.4万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202175.9万円-24.1万円-24.1%
FY202280.8万円-19.2万円-19.2%
FY202396.3万円-3.7万円-3.7%
FY2024125.4万円+25.4万円25.4%
FY2025124.4万円+24.4万円24.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残21,000株
売り残8,000株
信用倍率2.63倍
2026年1月29日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
第111期 定時株主総会2026年6月下旬

業界平均と比較すると、琉球銀行のPERは割高、PBRは割安感が薄れていますが、これは地域内での圧倒的なシェアと安定性が市場で評価されているためと考えられます。信用倍率は2.63倍と比較的落ち着いており、過熱感はありません。今後の決算では、金利上昇が貸出利ザヤにどう影響するかが最大の注目点となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やわら好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 30%
銀行業 100社中 28位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績30%
DX・提携35%
本店移転20%
その他15%

最近の出来事

2026年4月新本店開業

新本店ビルが全面開業し、業務効率化に向けたグループアドレス制を導入。

2026年3月事務共同化

沖縄海邦銀行との送金事務共同化によりコスト削減とオペレーション強化を実現。

2025年10月サステナ融資

県内金融機関初のポジティブインパクト融資を開始し、サステナビリティ経営支援を本格化。

琉球銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 38円
安全性
注意
自己資本比率 4.7%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 55%

「沖縄経済の『ど真ん中』、貸出・預金首位のガリバーがDXとM&Aで新たな成長エンジンを探す旅」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU