8381プライム

山陰合同銀行

The San-in Godo Bank,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS199.1円
自己資本比率3.6%
FY2025/3 有報データ

山陰発、広域展開で成長を続ける地域創生のトップランナー

地域の発展に貢献し、お客様から最も信頼される銀行

この会社ってなに?

あなたが島根県や鳥取県に旅行したとき、街のあちこちで見かける「ごうぎん」の緑の看板、それが山陰合同銀行です。地元の中小企業がお弁当屋さんを始めるときにお金を貸したり、マイホームを夢見る家族に住宅ローンを提供したりして、山陰地方の人々の暮らしと経済を根っこから支えています。最近では、あなたが普段使っている会計ソフトの会社(freee)と提携して地方企業のDXを後押ししたり、東京で未来のユニコーン企業を探すイベントを開いたりと、銀行の枠を超えた新しい挑戦も始めています。あなたが利用するお店やサービスも、実は裏側でごうぎんが支えているかもしれません。

山陰合同銀行は、島根・鳥取を地盤としながら山陽・関西・東京圏へも積極的に展開し、成長を続ける地方銀行の雄です。2025年3月期は売上高1,353.1億円、純利益187.37億円と増収増益を達成。続く2026年3月期も純利益210億円と最高益更新を見込み、5期連続の増配(1株48円)で株主還元にも積極的です。金利上昇環境を追い風に、有価証券運用益の改善と貸出金利鞘の拡大が業績を力強く牽引しています。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
島根県松江市魚町10
公式
www.gogin.co.jp

社長プロフィール

山崎 徹
山崎 徹
取締役頭取(代表取締役)
挑戦者
グループの目指す姿は『地域の発展に貢献し、お客様から最も信頼される銀行』です。山陰のリーディングバンクとして、地域やお客さまの課題解決を通じて企業価値向上と持続的な成長を実現します。すべてのステークホルダーの皆さまのご期待に応えるべく、全力を尽くしてまいります。

この会社のストーリー

1895
米子銀行として創業

鳥取県米子市に株式会社米子銀行として設立。地域経済の発展を支える金融機関としての歴史が始まる。

1941
山陰合同銀行の誕生

米子銀行と松江銀行が合併し、現在の「株式会社山陰合同銀行」が誕生。山陰地方のリーディングバンクとしての地位を確立する。

1985
東京証券取引所市場第二部に上場

さらなる成長と信頼性向上を目指し、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。全国的な知名度を高める。

2000s
営業エリアの広域化

地盤である山陰地方に加え、人口や企業が集積する山陽、関西、首都圏へ積極的に進出。新たな収益基盤の構築に挑む。

2020
コロナ禍とデジタル化への対応

新型コロナウイルスの影響を受ける地域経済を支援するとともに、非対面チャネルの強化などデジタル・トランスフォーメーションを加速させる。

2023
中期経営計画「ごうぎんグループ Vision2030」始動

「地域の発展に貢献し、お客様から最も信頼される銀行」を目指し、新たな中期経営計画をスタート。持続的な成長への道筋を示す。

2026
業績・配当予想の上方修正

好調な業績を背景に、2026年3月期の業績予想と配当予想を上方修正。中期経営計画の最終年度目標も引き上げ、株主還元への意識も示す。

注目ポイント

地元を越える広域展開戦略

山陰地方を強固な基盤としつつ、成長が見込める山陽・関西・東京圏へ積極的に店舗展開。地域金融機関の枠を超えた成長戦略が魅力です。

積極的な株主還元

5期連続の増配を発表するなど、株主への利益還元に積極的。安定した配当に加え、保有期間や株数に応じた特産品などの株主優待も提供しています。

DXと新サービスへの挑戦

BaaS基盤を活用した新サービス「DanDanBANK」の提供や、freeeとの提携による中小企業のDX支援など、未来を見据えた先進的な取り組みを進めています。

サービスの実績は?

122.9
1株当たり当期純利益 (EPS)
2025年3月期実績
+12.4% YoY
48
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+23.1% YoY
12.6%
売上高成長率
2025年3月期実績 (YoY)
11.5%
純利益成長率
2025年3月期実績 (YoY)
6.0%以上
目標ROE (自己資本利益率)
中期経営計画目標

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 48円
安全性
注意
自己資本比率 3.6%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
48
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
FY2021/31829.0%
FY2022/33234.5%
FY2023/33434.2%
FY2024/33935.7%
FY2025/34839.1%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当行は安定配当を基本としつつ、業績連動による増配を継続する方針を掲げています。配当性向は近年の業績向上に合わせて引き上げられており、株主還元への意識が高まっています。今後も成長投資と株主還元のバランスを考慮し、持続的な配当の維持・向上を目指す方針です。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
3.6%
業界平均
5.0%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3951億円
FY2023/31,127億円
FY2024/31,202億円
FY2025/31,353億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の業績は、山陽・関西・東京といった広域エリアへの戦略的な展開が奏功し、売上高および純利益ともに順調な拡大基調を維持しています。2026年3月期の通期予想では、純利益が前期比20.5%増の約210億円に達する見込みであり、人口減少という地域課題を成長投資で補う経営モデルが功を奏しています。今後もデジタル技術を活用したDX推進や法人営業の高度化により、更なる収益拡大を目指す方針です。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率3.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1,757億円
会社の純資産
3,126億円

当行の総資産は拡大傾向にあり、2025年3月期時点では約8.5兆円に達しています。自己資本比率は3.6%程度と銀行特有の低い水準に見えますが、国内外の規制基準であるバーゼル規制などを踏まえた適切なリスク管理を行っており、経営の健全性は維持されています。近年は有利子負債の計上が見られますが、これは流動性を確保するための調達手段であり、財務体質の悪化を意味するものではありません。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+8,722億円
営業CF
投資に使ったお金
-5,281億円
投資CF
借入・返済など
-90.0億円
財務CF
手元に残ったお金
+3,440億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/34,391億円-1,330億円-32.4億円3,061億円
FY2022/3762億円-1,697億円-34.5億円-935億円
FY2023/3-2,565億円3,097億円-69.6億円531億円
FY2024/3635億円83.0億円-64.3億円718億円
FY2025/38,722億円-5,281億円-90.0億円3,440億円

銀行のキャッシュフローは一般的な事業会社とは異なり、預金の受け入れや貸出業務といった金融取引が営業キャッシュフローに大きく影響します。2025年3月期には営業CFが約8,722億円のプラスとなる一方、投資CFで約5,281億円のマイナスを計上しており、これは有価証券運用等の投資活動を活発に行ったことを示唆しています。財務活動によるキャッシュフローは一貫してマイナスであり、これは主に配当金の支払いや自己株式取得等による資金の流出を反映しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1感染症の流行に関するリスク新型コロナウイルス感染症が再流行する場合や、新型インフルエンザその他の感染症が流行した場合、当行の営業活動に支障を来たすことによる手数料等収益の減少や、経済活動が低下し、お取引先の財政状態及び経営成績が悪化することによる与信費用の増加など、当行の経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります
2風評リスク各種リスクの顕在化、不祥事件の発生、あるいは風説の流布などによって当行の風評が悪化した場合、当行の経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります
3規制リスク当行は、現時点の規制(法律、規則、政策、実務慣行、解釈など)に従って業務を遂行しておりますが、将来におけるこれらの規制の変更並びにそれに伴って発生する事態により、当行の経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3144億円47.6億円33.0%
FY2022/3208億円63.1億円30.3%
FY2023/3217億円62.6億円28.8%
FY2024/3247億円79.3億円32.1%
FY2025/3267億円79.8億円29.9%

当行の実効税率は概ね30%前後で推移しており、日本の法人税等の税率水準と整合しています。税引前利益が右肩上がりに成長する中で、法人税等の支払額も増加していますが、これは業績拡大に伴う健全な納税の結果と言えます。特段の税務上の優遇措置や特殊要因による税率の大きな乖離は見られません。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
733万円
従業員数
1,882
平均年齢
40.9歳
平均年収従業員数前年比
当期733万円1,882-

平均年収は733万円と、地方銀行の業界水準としては堅実な水準を維持しています。近年、物価高や人材確保の観点から初任給の引き上げを4年連続で実施するなど、優秀な若手人材を確保するための処遇改善に積極的な姿勢が見られます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.7%
浮動株53.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関30.7%
事業法人等16%
外国法人等15%
個人その他37.2%
証券会社1.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(19,091,000株)12.48%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(10,128,000株)6.62%
日本生命保険相互会社(4,076,000株)2.66%
山陰合同銀行従業員持株会(3,366,000株)2.2%
明治安田生命保険相互会社(3,050,000株)1.99%
住友生命保険相互会社(3,006,000株)1.96%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(2,985,000株)1.95%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,114,000株)1.38%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人  株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,824,000株)1.19%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,819,000株)1.18%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家による保有が中心の構成です。また、山陰合同銀行従業員持株会が名を連ねており、従業員による中長期的な資産形成と経営参画が一定程度図られている構造といえます。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,800万円
取締役6名の合計

銀行業務を中核に、有価証券投資やコンサルティング等で収益を上げています。主要なリスク要因として、山陰地域の人口減少に伴う貸出需要の減退や、市場金利の変動による運用収益への影響が継続的な経営課題として開示されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 4名(30.8% 男性 9
31%
69%
監査報酬
5,900万円
連結子会社数
9
設備投資額
17.9億円
平均勤続年数(従業員)
17.5
臨時従業員数
1084

女性役員比率が約30.7%と高く、多様な視点を取り入れた経営体制の構築が進んでいます。監査体制についても専門的な監査報酬の支払いを通じて透明性を確保しており、連結子会社9社を抱える地方銀行として強固なガバナンス環境が整備されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を上回る着地が続いており、中計目標も上方修正。計画達成に向けた実行力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2024〜FY2026
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 255億円 順調 (210億円 (FY2026予想))
82.35%
ROE (自己資本利益率): 目標 6.0%以上 順調 (7% (直近実績))
100%
総資産: 目標 非開示 大幅遅れ
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026235億円255億円未確定+8.5%
FY2025182億円187億円+2.9%
FY2024160億円168億円+5.0%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,216億円1,353億円+11.3%
FY20241,111億円1,202億円+8.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画(FY2024-2026)は、最終年度の当期純利益目標を当初の235億円から255億円へ大幅に上方修正しました。これは、金利のある世界への移行を背景とした有価証券運用収益の改善や貸出金利鞘の拡大が想定を上回って進捗しているためです。過去の業績予想も保守的な期初予想から上振れて着地する傾向があり、経営陣の計画達成意欲は非常に高いと評価できます。ROE 6%以上の目標も安定的にクリアしており、収益性も着実に向上しています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当金を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2024以降、当行のTSRはTOPIXを大幅に上回る「アウトパフォーム」を記録しています。特にFY2025には自社TSRが268.4%に達し、TOPIXの213.4%を大きく超過しました。これは、日銀の金融政策修正期待を背景とした銀行株への物色に加え、当行自身の5期連続増配という積極的な株主還元策と、過去最高益を更新し続ける好調な業績が、投資家から高く評価された結果と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+168.4%
100万円 →268.4万円
168.4万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021105.9万円+5.9万円5.9%
FY2022123.8万円+23.8万円23.8%
FY2023150.5万円+50.5万円50.5%
FY2024243.1万円+143.1万円143.1%
FY2025268.4万円+168.4万円168.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残728,700株
売り残50,800株
信用倍率14.34倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

当行のPBRは0.86倍と、依然として解散価値である1倍を下回っていますが、業界平均の約0.5倍を大幅に上回っており、市場からの評価が高いことがうかがえます。信用取引では買い残が売り残を大きく上回る14.34倍となっており、株価上昇への期待感が強い状態です。ただし、この高い信用倍率は将来的な売り圧力につながる可能性もあるため、需給バランスには注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
32
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 東洋経済オンライン, 地方紙
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 75社中 11位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績修正40%
DX・新サービス30%
人事・働き方20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月業績上方修正

2026年3月期の経常利益予想を298億円から321億円へ上方修正し、期末配当の増額を発表しました。

2025年10月DX提携

フリー株式会社と提携し、BPaaSを活用した地域企業向けDXサービスの提供合意を発表しました。

2024年10月新サービス開始

NTTデータの共同利用型BaaS基盤を採用した新サービス「DanDanBANK」を開始しました。

山陰合同銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 48円
安全性
注意
自己資本比率 3.6%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

「山陰のガリバー、地元経済の守護神から広域展開で最高益を更新する二刀流地銀へ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU