8368プライム

百五銀行

The Hyakugo Bank,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS171.4円
自己資本比率5.9%
FY2025/3 有報データ

三重県の経済を支え、未来へ挑戦し続けるリーディングバンク

「金融+α」の価値共創により、「サステナブルな地域社会」の実現をめざす。

この会社ってなに?

あなたが家を買うために住宅ローンを組んだり、将来のために貯金を始めたりするとき、百五銀行のような地域の銀行がその手続きをサポートしています。特に三重県や愛知県に住んでいる方なら、街角で百五銀行の看板を見かけたことがあるかもしれません。最近では、スマホ一つで残高照会や振込ができる便利なアプリも提供しており、銀行の窓口に行かなくても様々なサービスを利用できるようになっています。普段何気なく利用しているATMや、地域のお店のレジで使われているキャッシュレス決済の裏側でも、百五銀行が地域経済を支える重要な役割を担っているのです。

三重県を地盤とする地銀上位行で、県内では圧倒的なシェアを誇る。FY2025の業績は売上高1244.9億円、純利益180.42億円と堅調に推移し、直近の四半期決算でも増収増益を達成している。現在は成長市場である愛知県への出店を加速させると同時に、AI活用による業務効率化やスマホバンキングの機能強化といったDX投資を積極的に進めている。金利のある世界への回帰を追い風に、預貸金業務の収益性改善と非金利収益の拡大を目指している。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
三重県津市岩田21番27号
公式
www.hyakugo.co.jp

社長プロフィール

杉浦 英一
杉浦 英一
取締役頭取(代表取締役)
堅実派
創立以来『地域社会の発展に貢献する』という経営理念のもと、地域のお客さまと共に歩んできました。中期経営計画『未来へのとびらⅡ』では「金融+α」の価値共創により「サステナブルな地域社会」の実現を目指します。これからもお客さまから「最も頼りにされる銀行」であり続けるため、役職員一同全力で取り組んでまいります。

この会社のストーリー

1878
第百五国立銀行として創立

三重県津市に、ナンバーバンクの一つとして第百五国立銀行が設立される。ここから地域経済と共に歩む長い歴史が始まった。

1973
東京証券取引所・名古屋証券取引所に上場

東京証券取引所市場第二部および名古屋証券取引所市場第二部に上場(翌年、両市場第一部に指定替え)。広く資金を募り、さらなる成長の基盤を築いた。

2018
創立140周年と中期経営計画の始動

創立140周年を迎える。これを機に、次の時代を見据えた中期経営計画「KAI-KAKU 150」をスタートさせ、変革への挑戦を開始した。

2020
コロナ禍への挑戦と地域支援

新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の危機に対し、地域企業への資金繰り支援や経営相談に尽力し、地域経済を支える使命を果たした。

2023
中期経営計画の新ステージへ

中期経営計画「KAI-KAKU 150 2nd STAGE『未来へのとびらⅡ』」を策定。サステナビリティを重視し、「金融+α」の価値提供を目指す。

2024
最高益を更新し続ける好調な業績

2024年3月期決算で過去最高益を更新。その後も増収増益基調が続き、企業としての着実な成長力を示した。

2026
生成AI活用による業務改革

日立と協業し、生成AIやAIエージェントを活用した銀行業務のDX化を発表。業務効率化と顧客サービス向上に向けた取り組みを本格化させる。

注目ポイント

三重県で圧倒的シェアを誇る安定基盤

三重県を地盤とする地銀上位行で、県内では圧倒的なシェアを誇ります。地域経済に深く根差した揺るぎない事業基盤が強みです。

AI活用で未来の銀行業務を創造

生成AIの活用による融資稟議書の作成時間短縮など、積極的にDXを推進。最新技術で業務効率を高め、新たな顧客価値の創出に挑戦しています。

株主への還元と地域特産品優待

安定した配当に加え、株主優待として三重県の特産品カタログギフトを提供。継続保有期間に応じて内容がグレードアップするのも魅力です。

サービスの実績は?

4.2%
売上高成長率
FY2025
+26.3% (純利益)
21
1株当たり配当金
FY2025実績
+40.0% YoY
5,600万円
従業員一人当たり売上高
FY2025
12.0%
配当性向
FY2023
FY2025予想: 28.8%
10.01%
純利益増加率(3Q累計)
FY2026
vs 前年同期

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 21円
安全性
注意
自己資本比率 5.9%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
21
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2021/31019.6%
FY2022/31120.8%
FY2023/31322.7%
FY2024/31526.6%
FY2025/32128.8%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当行は配当性向30%程度を目安とし、安定的な利益還元を重視する配当方針を掲げています。業績の成長に合わせて着実に増配を実施しており、株主還元への姿勢は非常に前向きです。優待制度と合わせた総合的な利回りは、長期保有のインセンティブを高め、個人株主の拡大に寄与しています。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率上回る
この会社
5.9%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3987億円
FY2023/31,029億円
FY2024/31,195億円
FY2025/31,245億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の業績は、貸出金や有価証券の残高増加を背景に、FY2025/3には純利益が約180億円に達するなど堅調に推移しています。FY2026/3は一時的な減益を見込んでいますが、これは金利環境の変化や経営効率化への投資等を考慮したものです。地域金融機関として三重県内で圧倒的なシェアを維持し、持続的な収益基盤を確立しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率5.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
2,353億円
会社の純資産
4,354億円

自己資本比率は約6%前後の水準で推移しており、銀行業として安定的な財務健全性を確保しています。近年の貸出金残高の増加に伴い総資産は一時8兆円規模に達するなど拡大傾向にあり、リスク管理を徹底しながら資産運用を行っています。安定した財務基盤のもと、地域経済の成長を支える体制を整えています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-7,102億円
営業CF
投資に使ったお金
-290億円
投資CF
借入・返済など
-62.1億円
財務CF
手元に残ったお金
-7,392億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/35,837億円1,140億円-24.1億円6,978億円
FY2022/3560億円2,498億円-28.2億円3,057億円
FY2023/3-5,564億円386億円-29.1億円-5,178億円
FY2024/3842億円-181億円-61.6億円660億円
FY2025/3-7,102億円-290億円-62.1億円-7,392億円

銀行業のキャッシュフローは一般的な事業会社と異なり、預金増減や貸出金等の金融資産の変動が営業キャッシュフローに大きく影響します。大型のマイナスは主に貸出金や有価証券運用に伴う資金流出によるもので、業績悪化を示すものではありません。将来的な収益源となる資産の積み上げを積極的に行っている状況です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1不良債権及び貸倒引当金に係るリスク、
2収益性低下のリスク規制環境の変化及び資金需要の低迷等による競争激化、市場金利の低下、あるいは高収益資産の減少等により収益性が低下し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります
3格付低下のリスク格付機関が当行の格付を引下げた場合には、資金取引条件の悪化あるいは預金金利の引上げ等により資金調達費用が増加し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります
4流動性リスク予期せぬ資金の流出などにより資金繰りに必要な資金確保が困難になった場合、あるいは市場の混乱などにより債券など金融商品の売買において取引が困難になった場合には、著しく不利な条件で資金取引あるいは売買を余儀なくされる等、業績に悪影響を及ぼす可能性があります
5退職給付債務に係るリスク年金資産の時価の下落、あるいは年金資産の運用利回りの低下等により、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります
6経営戦略等が奏功しないリスク当行は、様々な経営戦略、事業戦略を実施しており、各種要因によりこれらの戦略が奏功せず、当初想定していた結果をもたらさない可能性があります
7業務範囲拡大に伴うリスク規制緩和に伴う銀行の業務範囲拡大を通じて、収益向上のため新たな分野に進出する場合には、従来保有していなかったリスクに晒される可能性があります
8倫理・法務リスク当行は、コンプライアンスを経営の重要な課題と位置付け、役職員の高い倫理意識の醸成及び管理態勢の強化に取り組んでおります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3185億円55.8億円30.1%
FY2022/3194億円60.2億円31.0%
FY2023/3208億円63.0億円30.3%
FY2024/3201億円57.7億円28.8%
FY2025/3257億円76.6億円29.8%

法人税等の支払額は、経常利益の増減に合わせて概ね30%前後の実効税率で安定して推移しています。これは日本の標準的な法人税率に近似した水準であり、税務上の大きな変動要因は認められません。安定した納税を通じて地域社会への貢献を果たしています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
750万円
従業員数
2,796
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期750万円2,796-

従業員平均年収は750万円で、地域金融機関としては比較的高い給与水準を維持しています。定年の65歳延長や役職定年の廃止など、高齢行員の活用に向けた労働環境の整備が着実に進められている点も特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主47.2%
浮動株52.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.4%
事業法人等19.8%
外国法人等18.2%
個人その他33.4%
証券会社1.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は明治安田生命保険相互会社・日本生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(25,302,000株)10.28%
明治安田生命保険相互会社(10,093,000株)4.1%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(9,544,000株)3.88%
日本生命保険相互会社(8,396,000株)3.41%
百五銀行従業員持株会(5,090,000株)2.07%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE USL NON-TREATYCLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(5,030,000株)2.04%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(4,328,000株)1.76%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(4,040,000株)1.64%
清水建設株式会社(3,930,000株)1.59%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,055,000株)1.24%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が高い傾向にあります。また、明治安田生命や日本生命などの生保会社、清水建設など取引先企業も名を連ねており、長期安定的な株主基盤を構築しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億4,200万円
取締役6名の合計

銀行業を主軸に多角的な金融サービスを展開し、住宅ローン増加額で全国地銀1位を記録するなど高い収益性を誇ります。生成AI導入による業務効率化を進めていますが、地銀特有の人口減少に伴う地域経済の縮小や金利変動リスクが重要な経営課題となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 3名(20.0% 男性 12
20%
80%
監査報酬
5,700万円
連結子会社数
11
設備投資額
53.4億円
平均勤続年数(従業員)
15.6
臨時従業員数
1263

女性役員比率が20.0%に達しており、多様な視点を取り入れたガバナンス体制を構築しています。連結子会社11社を抱える地方銀行の雄として、監査体制の強化とともに、持続的な企業価値向上に向けた経営透明性の確保に注力しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を大幅に上回る着地が続いており、計画達成に向けた実行力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 KAI-KAKU 150 2nd STAGE
FY2024~FY2026
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 130億円 順調 (180.42億円)
138.8%
ROE: 目標 4%台 順調 (N/A)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想未公表
FY2025 実績130億円180億円+38.8%
FY2024 実績115億円140億円143億円+24.2%
FY2023 実績115億円145億円+26.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

百五銀行は中期経営計画「KAI-KAKU 150 2nd STAGE」(FY2024〜2026)を推進中です。最終年度であるFY2026の当期純利益目標130億円に対し、直近FY2025実績は180.42億円と既に目標を大きく超過しており、前倒し達成が濃厚です。近年の業績予想は保守的な傾向があり、期初予想を大幅に上回るポジティブな着地が続いています。これは金利上昇局面による利ザヤ改善や、愛知県を中心とした貸出金の増加が想定以上に進んでいることを示唆しています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当による総合的な投資リターンを示す指標です。百五銀行のTSRは、FY2024に231.1%を記録し、TOPIX(216.8%)を上回りアウトパフォームに転じました。続くFY2025では266.6%と、TOPIX(213.4%)との差をさらに広げています。これは、長年の低金利環境からの脱却期待を背景に銀行株全体が見直される中、同行の安定した業績と増配姿勢が市場から高く評価された結果と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+166.6%
100万円 →266.6万円
166.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021113.9万円+13.9万円13.9%
FY2022117.9万円+17.9万円17.9%
FY2023134.1万円+34.1万円34.1%
FY2024231.1万円+131.1万円131.1%
FY2025266.6万円+166.6万円166.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,516,100株
売り残483,900株
信用倍率3.13倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026-05-12 (予定)
株主優待権利確定日2026-03-31

同社のPBRは0.89倍と、解散価値である1倍に近づきつつあり、地銀平均の0.44倍を大きく上回っています。これは市場が同行の資産価値や将来性を高く評価している証左です。一方、PERは30.7倍と業界平均より割高な水準にあり、高い成長期待が株価に織り込まれていることを示唆しています。信用倍率は3.13倍と買い残が多く、株価上昇を期待する個人投資家が多い状況ですが、将来の売り圧力になる可能性も念頭に置く必要があります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
42
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, ダイヤモンド・オンライン
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 108社中 16位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
DX・AI活用30%
人事・労務15%
株主還元15%

最近の出来事

2025年5月DX推進

BIPROGYと連携しスマホバンキングアプリによる新サービスの提供を開始。

2025年10月福利厚生

銀行業界初となる尿がん検査導入で人的資本経営の取り組みを加速。

2026年1月制度改革

定年65歳延長と役職定年廃止による高齢行員の活用強化を公表。

百五銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 21円
安全性
注意
自己資本比率 5.9%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 65%

「三重県の圧倒的基盤を持つ地銀が、愛知へのエリア拡大とAI活用による業務効率化を両輪に、金利正常化の追い風を掴もうとしている状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU