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大分銀行

THE OITA BANK,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS265.8円
自己資本比率4.6%
FY2025/3 有報データ

大分県の経済を牽引し、革新を続ける地域密着型リーディングバンク

金融の枠を超え、地域社会の未来を創造するプラットフォームとなること。

この会社ってなに?

あなたが大分県でマイホームを建てようと住宅ローンを組んだり、お子さんの進学のために教育ローンを考えたりするとき、相談に乗ってくれるのが大分銀行です。普段使っているお店のレジの裏側では、そのお店の売上管理や事業拡大の資金繰りを大分銀行が支えているかもしれません。また、将来のためにNISAやiDeCoで資産運用を始めたいと思ったとき、専門的なアドバイスを提供してくれるのも同行の役割です。このように、大分銀行は地域の個人や企業の「お金」に関するあらゆる場面で、暮らしと経済を支える重要な役割を担っています。

大分銀行は、大分県を地盤とする地方銀行中位行です。FY2025には経常収益779.2億円、純利益75.55億円を達成し、5期連続の増益を見込むなど業績は堅調に推移しています。特に、野村證券との包括的業務提携が奏功し、金融商品仲介業務の預かり資産残高は7,000億円を突破しました。PBR 0.15倍という極端な割安水準にあり、株式分割や株主優待導入など資本効率改善への取り組みが今後の株価評価の鍵となります。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
大分県大分市府内町3丁目4-1
公式
www.oitabank.co.jp

社長プロフィール

高橋 靖英
高橋 靖英
取締役頭取
改革者
地域経済の持続的成長に貢献することを第一に、お客さまの多様なニーズに応えるため外部との連携も積極的に進めています。金融の枠を超えて地域の未来を創造するプラットフォームとなるべく、行員一人ひとりが専門性を高め、地域No.1の信頼されるパートナーを目指して挑戦を続けます。

この会社のストーリー

1893
大分銀行の源流、二十三銀行の設立

大分銀行の前身の一つである第二十三国立銀行(後の二十三銀行)が設立され、大分の経済発展と共に歩み始める。

1927
大分合同銀行の誕生

二十三銀行と大分銀行が合併し、大分合同銀行が誕生。地域の金融を支える中心的機関としての地位を確立した。

1953
商号を「株式会社大分銀行」に変更

より地域に親しまれる銀行を目指し、商号を現在の大分銀行に変更。新たなスタートを切った。

1973
東京証券取引所・福岡証券取引所に上場

東証一部(当時)および福証に上場を果たし、全国的な信用と知名度を獲得。さらなる飛躍の基盤を築いた。

2023
野村證券との包括的業務提携を開始

顧客の資産形成ニーズに応えるため、野村證券と包括的業務提携を開始。専門性の高い金融サービスの提供を強化した。

2024
中期経営計画2024の目標を上方修正

好調な業績を背景に、中期経営計画の財務目標を見直し。持続的な成長への自信と意欲を示した。

2025
地域プラットフォーム会社「おおいたプラット」設立

金融の枠を超えて地域課題解決を目指す新会社を設立。地域の未来を創造するプラットフォームとしての役割を担う。

注目ポイント

野村證券との強力タッグ

野村證券との包括的提携により、預かり資産残高はわずか3年で7,000億円を突破。地方銀行の枠を超えた高度な金融サービスを提供し、成長を加速させています。

株主還元への積極姿勢

1株を5株にする株式分割を実施し、投資しやすい環境を整備。さらに、大分県の特産品がもらえる株主優待制度も導入し、株主への還元を強化しています。

堅実な収益力と地域シェア

大分県内企業におけるメインバンクシェアは50%超と圧倒的。安定した顧客基盤を背景に、経常利益は前年同期比で13.5%増と堅実な成長を続けています。

サービスの実績は?

7,000億円
金融商品仲介業務 預かり資産残高
2026年1月時点
目標達成
110
1株当たり配当金
FY2025 実績
+15.8% YoY
50.92%
大分県内企業メインバンクシェア
2024年 帝国データバンク調べ
県内トップ
75.55億円
純利益
FY2025 実績
+15.6% YoY
779.2億円
経常収益
FY2025 実績
+6.0% YoY

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 22円
安全性
注意
自己資本比率 4.6%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
22
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2021/31634.8%
FY2022/31623.5%
FY2023/31826.3%
FY2024/31923.0%
FY2025/32222.7%
3期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針は安定配当を基調としつつ、業績に応じた利益還元を積極的に行う方針です。近年の増益を背景に配当額を着実に引き上げており、株主還元への意識が高まっています。今後も健全な財務基盤を維持しながら、持続的な配当成長を目指す姿勢が示されています。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
4.6%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3558億円
FY2023/3729億円
FY2024/3732億円
FY2025/3779億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

大分銀行の業績は、貸出金利息の安定した推移や金融商品仲介事業の貢献により、増収基調を維持しています。直近のFY2025/3決算では当期純利益が約76億円に達し、前年度比で6.4%の成長を遂げました。今期はさらなる拡大を見込み、純利益で約90億円を目指す堅調な推移を計画しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率4.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
2,203億円
会社の純資産
2,086億円

自己資本比率は約4.6%前後で推移しており、銀行業特有のレバレッジを考慮した水準を保っています。FY2024/3以降は有利子負債の計上が見られますが、総資産規模の拡大に伴う資金調達の最適化が図られていると判断されます。強固な地域顧客基盤を背景に、貸倒引当金等のリスク管理も適切に運用されています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-1,182億円
営業CF
投資に使ったお金
+297億円
投資CF
借入・返済など
-34.4億円
財務CF
手元に残ったお金
-885億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/33,415億円-1,657億円-12.6億円1,759億円
FY2022/34,703億円-342億円-11.9億円4,361億円
FY2023/3-959億円-1,201億円-12.6億円-2,160億円
FY2024/31,327億円154億円-14.8億円1,481億円
FY2025/3-1,182億円297億円-34.4億円-885億円

銀行特有の営業キャッシュフローは、貸出金や預金残高の変動により年度間で大きく増減する傾向があります。積極的な証券投資や貸出金運用の結果、投資キャッシュフローは流動的に変化していますが、これは金融機関としてのポートフォリオ調整の一環です。財務キャッシュフローについては、配当支払いや自己株式の取り扱いが安定しており、規律ある資金管理が行われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1経営リスク当行が、2024年4月より取組みを行っている「中期経営計画2024」に基づき展開する経営戦略等が奏功しない場合、当初想定した結果が得られない可能性があります
2特定地域への依存当行は大分県を主要な営業基盤としており、地域別与信額においても大分県は大きな割合を占めております
3業務範囲拡大に伴うリスク当行は、法令等の規制緩和に伴う業務範囲の拡大等を前提とした多様な営業戦略を実施しております
4退職給付債務当行の退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております
5外部格付当行は外部格付機関より格付を取得しておりますが、外部格付機関が格付を引き下げた場合、資金・資本調達に悪影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/367.7億円31.5億円46.6%
FY2022/372.5億円18.7億円25.8%
FY2023/378.0億円23.9億円30.6%
FY2024/390.8億円25.5億円28.0%
FY2025/3111億円35.3億円31.9%

法人税等の支払いは、連結税引前利益の変動に概ね連動しています。実効税率は年度によって30%前後で推移しており、税効果会計の影響や繰延税金資産の調整などが含まれています。企業活動による利益獲得に応じた納税を適切に履行しており、特段の異常値は見られません。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
677万円
従業員数
1,653
平均年齢
39.1歳
平均年収従業員数前年比
当期677万円1,653-

従業員の平均年収は677万円となっており、地方銀行業界の中では堅実な水準を維持しています。近年ではデジタル化や法人営業体制の強化に伴い、専門人材の確保と育成が急務となっており、行内の業務効率化による生産性向上と、それに伴う処遇の適正化が今後の重要なテーマです。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.4%
浮動株45.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関29.4%
事業法人等24.9%
外国法人等12.6%
個人その他30.4%
証券会社2.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は明治安田生命保険相互会社・大分銀行行員持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,570,000株)10.21%
明治安田生命保険相互会社(689,000株)4.48%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(563,000株)3.66%
大分銀行行員持株会(466,000株)3.03%
日本生命保険相互会社(357,000株)2.32%
大同生命保険株式会社(263,000株)1.71%
膳所 英敏(223,000株)1.45%
大分中央保険株式会社(209,000株)1.36%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(208,000株)1.35%
株式会社佐伯建設(201,000株)1.31%

大分銀行の株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めるほか、明治安田生命や日本生命などの金融機関が安定株主として名を連ねています。また、大分銀行行員持株会も上位株主となっており、従業員が一定の持分を持つことで経営への関与意識を高めているのが特徴です。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億4,900万円
取締役6名の合計

EDINETの開示情報では、大分県を地盤とする銀行業として預金・貸出業務を中心に、野村證券との提携による預かり資産営業などを推進しています。主なリスク要因として、地域経済の動向や人口減少、および金利変動に伴う有価証券運用への影響などが挙げられており、収益構造の多角化が課題です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
6,400万円
連結子会社数
7
設備投資額
13.0億円
平均勤続年数(従業員)
16.2
臨時従業員数
755

ガバナンス体制においては女性役員比率が18.1%となっており、多様な視点を取り入れる経営改革を推進しています。7社からなる連結子会社を統括する体制をとり、監査報酬に6,400万円を充てるなど適切な監査体制の維持に注力しています。経営の透明性向上と地域金融機関としての責任を果たすための基盤整備が進められています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を大幅に上回る着地が続いており、計画を前倒しで達成・上方修正するなど実行力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2024 (見直し後)
FY2023〜FY2025
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 75億円 順調 (75.55億円)
100.73%
自己資本当期純利益率 (ROE): 目標 3.3% 順調
100%
中期経営計画2024 (当初)
FY2023〜FY2025
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 70億円 前倒し達成 (75.55億円)
107.92%
自己資本当期純利益率 (ROE): 目標 2.8% 前倒し達成
117.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202566億円82億円76億円+14.5%
FY202452億円65億円+25.7%
FY202345億円54億円+20.2%
FY202245億円54億円+19.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

大分銀行は現在「中期経営計画2024」を推進中です。当初はFY2025の純利益目標を70億円としていましたが、業績が好調に推移したため、目標を75億円へ上方修正し、既にFY2025実績で75.55億円と達成しています。この背景には、野村證券との提携によるアセットコンサルティング事業の成功や、貸出金利息の増加があります。期初の業績予想を大きく上回る実績を継続的に出しており、経営計画の達成能力は高く評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

大分銀行のTSR(株主総利回り)は、FY2021からFY2024まで4期連続でTOPIXをアンダーパフォーム(下回るパフォーマンス)していましたが、FY2025には205.8%となり、TOPIXの213.4%に肉薄し、改善傾向が見られます。これは、近年の増配や株価上昇が寄与した結果です。長らく株価がPBR1倍を大きく下回る水準で低迷していたことがTOPIX劣後の主な要因でしたが、金融政策の正常化期待や資本効率改善への取り組みが、今後のTSR向上につながるか注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+105.8%
100万円 →205.8万円
105.8万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021117.1万円+17.1万円17.1%
FY2022108.9万円+8.9万円8.9%
FY2023120.3万円+20.3万円20.3%
FY2024176.4万円+76.4万円76.4%
FY2025205.8万円+105.8万円105.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残230,200株
売り残39,800株
信用倍率5.78倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

大分銀行の株価指標は、PBRが0.15倍と解散価値を大幅に下回る水準にあり、業界平均(0.45倍)と比較しても極めて割安です。一方で配当利回りは5.52%と高く、高配当株としての魅力があります。信用倍率は5.78倍とやや高めで、将来の株価上昇を見込んだ買いが多い状況ですが、需給の悪化には注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 75社中 11位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務40%
業務提携・戦略30%
株主還元・株式20%
その他10%

最近の出来事

2026年1月好調

野村證券との提携による金融商品仲介資産残高が7,000億円を突破しました。

2026年2月決算発表

2026年3月期第3四半期決算にて、連結経常利益が前年同期比13.5%増の111.37億円と順調な業績を維持。

2026年4月株主還元

投資家層の拡大を見据え、1株を5株に分割する株式分割および新株主優待制度を実施。

大分銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 22円
安全性
注意
自己資本比率 4.6%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 55%

「大分県のガリバー地銀が、野村證券とのタッグで富裕層の資産管理ビジネスに本格進出」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU