滋賀銀行8366
THE SHIGA BANK,LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが滋賀県で暮らし、お店で買い物をしたり、地元の企業で働いたりするとき、その裏側で滋賀銀行が深く関わっているかもしれません。多くの地元企業が、事業を始める資金や新しい機械を買うためのお金を滋賀銀行から借りています。また、あなたがマイホームを建てたり、子供の教育資金を準備したりする際に利用する住宅ローンや教育ローンも、滋賀銀行が提供する身近なサービスの一つです。最近では、環境に良い取り組みをする企業を応援する融資も積極的に行っており、地域社会の未来を支える役割も担っています。
滋賀県を地盤とする地方銀行で、県内融資シェア4割超を誇る。2025期決算では、売上高1,331.1億円(前期比8.5%増)、純利益187.2億円(同17.4%増)と増収増益を達成。金利環境の改善を追い風に、直近の2026年3月期第3四半期も経常利益が前年同期比51.5%増と好調を維持している。PBR0.20倍という極端な割安水準が長年の課題だが、2026年4月に1対5の株式分割を実施予定であり、個人投資家層の拡大と株価上昇への強い意志がうかがえる。
会社概要
- 業種
- 銀行業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 滋賀県大津市浜町1番38号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2024/03期 | 3.4% | 0.2% | - |
| 2025/03期 | 4.0% | 0.2% | - |
| 3Q FY2026/3 | 5.2%(累計) | 0.2%(累計) | - |
同行は、地域金融機関として安定した収益基盤を構築しており、経費効率化と貸出ポートフォリオの最適化を推進しています。低金利環境下においても、不動産や環境関連などの高付加価値な融資案件を積み上げることで収益性を維持しています。持続的な成長に向けた戦略的投資を行いながらも、効率的な運営体制を構築している点が強みです。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024/03期 | 1,226億円 | — | 159億円 | 336.3円 | - |
| 2025/03期 | 1,331億円 | — | 187億円 | 399.7円 | +8.5% |
滋賀銀行の直近5年間の業績は、着実な増収と安定した純利益の確保を維持しています。特に2025/03期には売上高が約1,331億円、純利益も約187億円まで拡大しました。滋賀県内での強固な融資シェアを背景に、県外への積極的な事業展開が収益の底上げに寄与しています。 【3Q 2026/03期実績】売上1193億円(前年同期比29.5%)、純利益170億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
銀行業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
主な事業として銀行業を中心に、連結子会社9社と連携した総合金融サービスを展開しています。主なリスク要因には、経済環境の変化に伴う信用コストの増加や、ITシステムの刷新・サイバーセキュリティ関連のリスクなどが挙げられ、これらへの対応が業績を左右する重要な要素となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 180億円 | 185億円 | 187億円 | +4.0% |
| 2024期 | 145億円 | 157億円 | 159億円 | +9.9% |
| 2023期 | 150億円 | — | 149億円 | -0.9% |
| 2022期 | 130億円 | — | 177億円 | +36.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の「第8次中期経営計画」では、最終年度の2029期に純利益230億円を目指しています。直近の2025期実績は187.2億円で、進捗率は81.4%と順調です。過去の業績予想を見ると、期初の会社予想を上回る着地となることが多く、2022期には36.3%もの大幅なポジティブ乖離を記録しました。この保守的な予想姿勢と安定した超過達成の実績は、経営の堅実さを示しており、計画達成への信頼感は高いと言えるでしょう。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
第7回ESGファイナンス・アワードでネイチャーポジティブ賞を受賞し、環境配慮経営を評価。
第3四半期累計の経常利益が前年同期比51.5%増と大幅な収益拡大を達成。
しがぎん事業承継ファンドを通じて甲陽興産グループと資本業務提携を締結。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
滋賀銀行の財務状態は、強固な自己資本比率を維持する健全な経営が特徴です。総資産は約7.5兆円規模を維持しつつ、リスクアセットの管理を徹底することで財務の安定性を担保しています。近年は、成長投資のための資金調達も適時行っており、資本効率を意識したバランスの取れた資産構成を実現しています。 【3Q 2026/03期】総資産7.6兆円、純資産4975億円、自己資本比率4.4%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 1.2兆円 | 1,279億円 | 343億円 | 1.1兆円 |
| 2022/03期 | 2,790億円 | 218億円 | 44.8億円 | 2,571億円 |
| 2023/03期 | 4,834億円 | 580億円 | 79.5億円 | 5,414億円 |
| 2024/03期 | 4,533億円 | 2,886億円 | 62.8億円 | 1,647億円 |
| 2025/03期 | 4,057億円 | 476億円 | 80.0億円 | 4,533億円 |
銀行特有の営業キャッシュフローの変動は、預金増減や貸出金の回転による影響を強く反映しています。預貸金の季節的な変動がキャッシュフローに直結する構造であり、年度ごとの数値の振れ幅は拡大・縮小を繰り返しています。投資および財務CFは、戦略的な資産運用や株主還元の実施に伴う支出が主因となっており、経営健全性に問題はありません。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は8.0%と改善の余地があるものの、監査体制は強固で7,400万円の監査報酬を計上しています。連結子会社9社を擁するグループ経営体制を敷き、第8次中期経営計画を通じてサステナビリティ経営を推進するなど、組織的なガバナンス強化に注力しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 692万円 | 2,171人 | - |
従業員の平均年収は692万円であり、地方銀行業界の中では堅実な水準を維持しています。地域密着型の金融サービスに加え、環境関連融資や事業承継ファンドといった新たな収益源の開拓が進んでおり、収益性の向上が従業員への還元にも寄与する基盤となっています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。2024期までは長らくTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)していましたが、2025期には219.6%とTOPIXの213.4%を逆転し、アウトパフォームに転じました。これは、金利上昇局面での銀行業績への期待感と、株主還元強化策が市場に評価され、株価が大幅に上昇したことが背景にあります。長年の低迷期を脱し、株主価値創造のステージに入った可能性を示唆しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 8円 | 13.4% |
| 2017/03期 | 8円 | 14.0% |
| 2018/03期 | 8円 | 15.0% |
| 2020/03期 | 40円 | 16.5% |
| 2021/03期 | 40円 | 17.5% |
| 2022/03期 | 80円 | 22.3% |
| 2023/03期 | 80円 | 25.8% |
| 2024/03期 | 90円 | 26.8% |
| 2025/03期 | 90円 | 22.5% |
| 権利確定月 | 3月 |
同行は、安定的な配当の維持と適切な還元を重視しており、近年は配当水準を段階的に引き上げています。配当方針として安定的かつ持続的な還元を目指しており、配当性向にも余裕を持たせています。株主優待制度も設けており、地域経済の活性化と株主価値の最大化に努めています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 94.9万円 | 5.1万円 | -5.1% |
| 2022期 | 90.8万円 | 9.2万円 | -9.2% |
| 2023期 | 112.1万円 | 12.1万円 | 12.1% |
| 2024期 | 174.6万円 | 74.6万円 | 74.6% |
| 2025期 | 219.6万円 | 119.6万円 | 119.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRともに業界平均を大きく下回っており、株価は極めて割安な水準にあります。特にPBR0.20倍は解散価値を大幅に下回ることを示唆しています。一方で配当利回りは4.67%と業界平均より高く、高配当株としての魅力があります。信用倍率は1.17倍と拮抗しており、短期的な需給の偏りは見られません。今後の焦点は、4月1日の株式分割が個人投資家を呼び込み、万年割安株からの脱却につながるか注目されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 111億円 | 0円 | 0.0% |
| 2022/03期 | 240億円 | 62.8億円 | 26.2% |
| 2023/03期 | 200億円 | 51.8億円 | 25.9% |
| 2024/03期 | 240億円 | 80.3億円 | 33.5% |
| 2025/03期 | 189億円 | 2.3億円 | 1.2% |
法人税等の支払額は、年度ごとの連結業績や税務上の調整項目によって変動しています。2024/03期には約80億円の法人税等を計上しましたが、他の期では税効果会計の影響や繰越欠損金の活用等により実効税率が低くなるケースも見られます。基本的な納税は適切な会計処理に基づき実施されています。
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「『琵琶湖の主』がPBR0.2倍からの脱却を賭け、株式分割と株主還元強化で変革の船を漕ぎ出す」
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