滋賀銀行
THE SHIGA BANK,LTD.
最終更新日: 2026年3月29日
「三方よし」の精神で琵琶湖とともに未来を育む、滋賀のリーディングバンク
地域社会の持続的な発展に貢献し、『三方よし』の精神で全ての人々を幸せにすることで、未来を切り拓くリーディングカンパニーを目指します。
この会社ってなに?
あなたが滋賀県で暮らし、お店で買い物をしたり、地元の企業で働いたりするとき、その裏側で滋賀銀行が深く関わっているかもしれません。多くの地元企業が、事業を始める資金や新しい機械を買うためのお金を滋賀銀行から借りています。また、あなたがマイホームを建てたり、子供の教育資金を準備したりする際に利用する住宅ローンや教育ローンも、滋賀銀行が提供する身近なサービスの一つです。最近では、環境に良い取り組みをする企業を応援する融資も積極的に行っており、地域社会の未来を支える役割も担っています。
滋賀県を地盤とする地方銀行で、県内融資シェア4割超を誇る。FY2025決算では、売上高1,331.1億円(前期比8.5%増)、純利益187.2億円(同17.4%増)と増収増益を達成。金利環境の改善を追い風に、直近の2026年3月期第3四半期も経常利益が前年同期比51.5%増と好調を維持している。PBR0.20倍という極端な割安水準が長年の課題だが、2026年4月に1対5の株式分割を実施予定であり、個人投資家層の拡大と株価上昇への強い意志がうかがえる。
会社概要
- 業種
- 銀行業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 滋賀県大津市浜町1番38号
- 公式
- www.shigagin.com
社長プロフィール

当行は『三方よし』の精神を基本理念とし、地域の皆さまとともに持続可能な社会の実現を目指しています。第8次中期経営計画ではサステナビリティを経営の根幹に据え、変化する時代に対応しながら地域経済の発展に貢献することで、企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
滋賀県下唯一の本店銀行として「株式会社滋賀銀行」が誕生。地域経済の発展を支える歴史が始まる。
地域金融機関としての基盤を固め、さらなる飛躍を目指して東証一部に上場。社会的な信用を高める。
金融サービスの多様化に対応するため、保証業務を担う子会社を設立し、グループ経営の基盤を強化する。
一度は進めていた次期勘定系システムの開発を中止。その後、新たにBIPROGY社と基本契約を締結し、DX推進へ再始動する。
「社会のサステナビリティと企業のサステナビリティの両立」をテーマに、環境金融や事業承継支援などを通じた新たな成長戦略を開始する。
環境省が主催するアワードで、自然資本の保全に貢献する金融の取り組みが評価され、サステナビリティ経営の先進性が認められる。
投資単位当たりの金額を引き下げ、より多くの人が投資しやすい環境を整備。長期保有株主への優遇も導入し、個人投資家との関係強化を図る。
注目ポイント
琵琶湖の環境保全活動にルーツを持つ環境金融に強み。ESGファイナンス・アワードで「ネイチャーポジティブ賞」を受賞するなど、全国的にも高い評価を得ています。
安定的な配当に加え、2026年には1株を5株にする株式分割を予定。個人投資家がより投資しやすくなるほか、継続保有で優待がグレードアップする制度もあります。
滋賀県内での貸出金シェアは4割を超えるトップバンク。地域に深く根差し、事業承継ファンドなどを通じて地元企業の成長を力強くサポートしています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 8円 | 17.5% |
| FY2022/3 | 16円 | 22.3% |
| FY2023/3 | 16円 | 25.8% |
| FY2024/3 | 18円 | 26.8% |
| FY2025/3 | 18円 | 22.5% |
| 権利確定月 | 3月 |
同行は、安定的な配当の維持と適切な還元を重視しており、近年は配当水準を段階的に引き上げています。配当方針として安定的かつ持続的な還元を目指しており、配当性向にも余裕を持たせています。株主優待制度も設けており、地域経済の活性化と株主価値の最大化に努めています。
同業比較(収益性)
銀行業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
滋賀銀行の直近5年間の業績は、着実な増収と安定した純利益の確保を維持しています。特にFY2025/3には売上高が約1,331億円、純利益も約187億円まで拡大しました。滋賀県内での強固な融資シェアを背景に、県外への積極的な事業展開が収益の底上げに寄与しています。
財務は安全?
滋賀銀行の財務状態は、強固な自己資本比率を維持する健全な経営が特徴です。総資産は約7.5兆円規模を維持しつつ、リスクアセットの管理を徹底することで財務の安定性を担保しています。近年は、成長投資のための資金調達も適時行っており、資本効率を意識したバランスの取れた資産構成を実現しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 1.2兆円 | -1,267億円 | -343億円 | 1.1兆円 |
| FY2022/3 | -2,790億円 | 218億円 | -44.8億円 | -2,571億円 |
| FY2023/3 | -4,834億円 | -580億円 | -79.5億円 | -5,414億円 |
| FY2024/3 | 4,533億円 | -2,886億円 | -62.8億円 | 1,647億円 |
| FY2025/3 | -4,057億円 | -476億円 | -80.0億円 | -4,533億円 |
銀行特有の営業キャッシュフローの変動は、預金増減や貸出金の回転による影響を強く反映しています。預貸金の季節的な変動がキャッシュフローに直結する構造であり、年度ごとの数値の振れ幅は拡大・縮小を繰り返しています。投資および財務CFは、戦略的な資産運用や株主還元の実施に伴う支出が主因となっており、経営健全性に問題はありません。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 111億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 240億円 | 62.8億円 | 26.2% |
| FY2023/3 | 200億円 | 51.8億円 | 25.9% |
| FY2024/3 | 240億円 | 80.3億円 | 33.5% |
| FY2025/3 | 189億円 | 2.3億円 | 1.2% |
法人税等の支払額は、年度ごとの連結業績や税務上の調整項目によって変動しています。FY2024/3には約80億円の法人税等を計上しましたが、他の期では税効果会計の影響や繰越欠損金の活用等により実効税率が低くなるケースも見られます。基本的な納税は適切な会計処理に基づき実施されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 692万円 | 2,171人 | - |
従業員の平均年収は692万円であり、地方銀行業界の中では堅実な水準を維持しています。地域密着型の金融サービスに加え、環境関連融資や事業承継ファンドといった新たな収益源の開拓が進んでおり、収益性の向上が従業員への還元にも寄与する基盤となっています。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は立花証券・日本生命保険相互会社・明治安田生命保険相互会社。
滋賀銀行は、日本マスタートラスト信託銀行などの信託口が大株主の上位を占めるほか、生命保険会社や他の金融機関が名を連ねており、安定株主による構成が特徴です。一方でアクティビスト(物言う株主)の関心対象となることもあり、政策保有株の削減を通じた資本効率の改善が今後の経営課題となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
主な事業として銀行業を中心に、連結子会社9社と連携した総合金融サービスを展開しています。主なリスク要因には、経済環境の変化に伴う信用コストの増加や、ITシステムの刷新・サイバーセキュリティ関連のリスクなどが挙げられ、これらへの対応が業績を左右する重要な要素となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は8.0%と改善の余地があるものの、監査体制は強固で7,400万円の監査報酬を計上しています。連結子会社9社を擁するグループ経営体制を敷き、第8次中期経営計画を通じてサステナビリティ経営を推進するなど、組織的なガバナンス強化に注力しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 180億円 | 185億円 | 187億円 | +4.0% |
| FY2024 | 145億円 | 157億円 | 159億円 | +9.9% |
| FY2023 | 150億円 | — | 149億円 | -0.9% |
| FY2022 | 130億円 | — | 177億円 | +36.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の「第8次中期経営計画」では、最終年度のFY2029に純利益230億円を目指しています。直近のFY2025実績は187.2億円で、進捗率は81.4%と順調です。過去の業績予想を見ると、期初の会社予想を上回る着地となることが多く、FY2022には36.3%もの大幅なポジティブ乖離を記録しました。この保守的な予想姿勢と安定した超過達成の実績は、経営の堅実さを示しており、計画達成への信頼感は高いと言えるでしょう。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。FY2024までは長らくTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)していましたが、FY2025には219.6%とTOPIXの213.4%を逆転し、アウトパフォームに転じました。これは、金利上昇局面での銀行業績への期待感と、株主還元強化策が市場に評価され、株価が大幅に上昇したことが背景にあります。長年の低迷期を脱し、株主価値創造のステージに入った可能性を示唆しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 94.9万円 | -5.1万円 | -5.1% |
| FY2022 | 90.8万円 | -9.2万円 | -9.2% |
| FY2023 | 112.1万円 | +12.1万円 | 12.1% |
| FY2024 | 174.6万円 | +74.6万円 | 74.6% |
| FY2025 | 219.6万円 | +119.6万円 | 119.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRともに業界平均を大きく下回っており、株価は極めて割安な水準にあります。特にPBR0.20倍は解散価値を大幅に下回ることを示唆しています。一方で配当利回りは4.67%と業界平均より高く、高配当株としての魅力があります。信用倍率は1.17倍と拮抗しており、短期的な需給の偏りは見られません。今後の焦点は、4月1日の株式分割が個人投資家を呼び込み、万年割安株からの脱却につながるか注目されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
第7回ESGファイナンス・アワードでネイチャーポジティブ賞を受賞し、環境配慮経営を評価。
第3四半期累計の経常利益が前年同期比51.5%増と大幅な収益拡大を達成。
しがぎん事業承継ファンドを通じて甲陽興産グループと資本業務提携を締結。
最新ニュース
滋賀銀行 まとめ
ひとめ診断
「『琵琶湖の主』がPBR0.2倍からの脱却を賭け、株式分割と株主還元強化で変革の船を漕ぎ出す」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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