清水銀行8364
THE SHIMIZU BANK,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが静岡県でお買い物をしたり、地元のレストランで食事をしたりするとき、そのお店を裏で支えているのが清水銀行かもしれません。清水銀行は、地域の商店や中小企業が事業を続けるために必要なお金を貸し出したり、経営の相談に乗ったりしています。また、皆さんが将来のために貯金したり、マイホーム購入のために住宅ローンを組んだりする際にも、身近なパートナーとしてサービスを提供しています。普段何気なく利用しているお店やサービスの裏側で、清水銀行が地域経済を支えているのです。
静岡県を地盤とする地方銀行。2024期は有価証券評価損の影響で33.01億円の最終赤字に陥ったが、2025期はV字回復し、売上高291.4億円、純利益18.61億円を確保した。金利のある世界への回帰を追い風に本業の貸出収益が改善傾向にある。SBIホールディングスと資本業務提携しており、事業承継支援やM&A仲介に注力し、非金利収益の拡大を目指している点が今後の成長の鍵となる。
会社概要
- 業種
- 銀行業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 静岡県静岡市清水区富士見町2-1
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/03期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2024/03期 | ▲4.3% | ▲0.2% | - |
| 2025/03期 | 2.4% | 0.1% | - |
| 3Q 2026/03期 | 2.9%(累計) | 0.1%(累計) | - |
収益性は、地域金融機関として安定した利鞘の確保に努めていますが、低金利環境の継続により厳しい局面が続いています。近年の純利益の変動は、貸出資産の質向上やコスト構造の見直しといった経営基盤強化のための先行投資的な側面も含んでいます。今後はデジタル化や事業承継支援などの付加価値サービスを通じて、持続可能な収益モデルの構築を目指しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024/03期 | 299億円 | — | ▲33.0億円 | -286.1円 | — |
| 2025/03期 | 291億円 | — | 18.6億円 | 163.2円 | -2.5% |
当行の業績は、2024年3月期に一時的な特別損失等の影響により約33億円の純損失を計上しましたが、その後は経営改善が進み回復基調にあります。2025年3月期には約18.6億円の純利益を確保しており、2026年3月期も増収増益の業績予想を維持しています。堅実な地元中小企業向け融資を主軸としながら、収益構造の再構築と効率化を着実に推進しています。 【3Q 2026/03期実績】売上247億円(前年同期比15.4%)、純利益24億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
銀行業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
地域の中小企業向け融資を主軸に、事業承継やM&A支援、IT利活用など、顧客の課題解決型ビジネスへシフトしています。主要リスクとして、地域経済の停滞や人口減少による貸出機会の縮小、および金利変動に伴う市場リスクを認識しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 18億円 | — | 18.6億円 | +3.4% |
| 2024期 | 12億円 | — | -33.0億円 | 大幅未達 |
| 2023期 | 22億円 | — | 14.7億円 | -33.0% |
| 2022期 | 22億円 | — | 25.8億円 | +17.3% |
| 2021期 | 22億円 | — | 21.6億円 | -1.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2020年度からの旧中期経営計画は主要KPIが未達で終了しました。現在進行中の新中計はSDGs関連の定性的な目標が中心ですが、2024期に有価証券評価損で大幅な赤字を計上するなど、金融市場の変動が業績に与える影響が大きくなっています。一方、2025期は期初予想を上回るV字回復を見せており、今後の金利環境次第で収益安定化が期待されます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
第3四半期決算にて経常利益43.3%増を達成し、安定した収益基盤を証明。
ジャックスと連携し、Web完結型の教育ローンの取り扱いを開始し利便性を向上。
流通株式時価総額の基準を満たし、東証プライム市場の上場維持を確定。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q 2026/03期末時点
当行の財務健全性は、総資産1兆8,000億円規模に対して自己資本比率を4%程度で維持しており、銀行業としての規制水準を遵守しています。有利子負債は預金が主たる調達源であるため、一般企業とは異なる性質を持ちつつも、健全な流動性を確保しています。資産内容の質を維持しながら、地域経済への資金供給機能を果たしつつ資本効率の改善を図っています。 【3Q 2026/03期】総資産1.8兆円、純資産798億円、自己資本比率4.6%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 1,411億円 | ▲207億円 | ▲6.6億円 | 1,204億円 |
| 2022/03期 | 7,700万円 | ▲284億円 | ▲7.2億円 | ▲283億円 |
| 2023/03期 | 583億円 | 48.3億円 | ▲8.0億円 | 631億円 |
| 2024/03期 | ▲1,433億円 | 610億円 | ▲7.0億円 | ▲823億円 |
| 2025/03期 | 739億円 | 47.4億円 | ▲11.2億円 | 786億円 |
営業キャッシュフローは銀行の預金増減等の影響を大きく受けますが、2025年3月期には約738億円のプラスに転じており、本業のキャッシュ創出能力は安定しています。投資キャッシュフローは証券投資等の運用に伴う資産売却や購入が主因となっており、市場環境に応じた柔軟な運用を行っています。全体として、地方銀行特有の預金・貸出金利払いを通じたキャッシュの循環が維持されています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は13.0%であり、更なる登用が期待される段階です。監査報酬を5,900万円計上し、社外取締役を40%配置するなどガバナンス体制の透明性向上に努めており、連結子会社6社を含むグループ全体での経営効率化を目指しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 617万円 | 964人 | - |
従業員平均年収は617万円となっており、地方銀行の中下位行としての水準を維持しています。近年のベースアップや若年層の報酬引き上げを実施しており、人材確保と働きやすい環境づくりに注力している姿勢が伺えます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
清水銀行のTSR(株主総利回り)は、2021期から2025期までの5年間、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同期間に日本の株式市場全体が大きく成長したのに対し、当社の株価が相対的に低迷していたことを示します。特にPBRが1倍を大きく下回る状況が続いていることが、投資家からの総合的なリターン評価を押し下げている主な要因と考えられます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 60円 | 17.3% |
| 2017/03期 | 60円 | 19.2% |
| 2018/03期 | 60円 | 24.5% |
| 2019/03期 | 65円 | 28.8% |
| 2020/03期 | 55円 | - |
| 2021/03期 | 60円 | 32.1% |
| 2022/03期 | 60円 | 26.9% |
| 2023/03期 | 60円 | 47.0% |
| 2024/03期 | 55円 | - |
| 2025/03期 | 60円 | 36.8% |
現在、株主優待制度は実施していません。
当行は配当について、安定的な利益還元を継続することを基本方針としています。業績が一時的に悪化した2024年3月期を除き、年間60円の安定した配当水準を維持してきました。今後も資本の充実と収益力の向上を両立させながら、株主に対する公平で継続的な利益還元を目指します。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 95.0万円 | ▲5.0万円 | -5.0% |
| 2022期 | 91.7万円 | ▲8.3万円 | -8.3% |
| 2023期 | 88.4万円 | ▲11.6万円 | -11.6% |
| 2024期 | 100.0万円 | 0.0万円 | 0.0% |
| 2025期 | 97.3万円 | ▲2.7万円 | -2.7% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRは業界平均並みですが、PBRは依然として1倍を大きく下回る水準です。信用倍率は60.5倍と非常に高く、信用買い残が積み上がっているため、将来的な売り圧力への警戒が必要です。時価総額は業界内で小規模なポジションにあり、今後の再編などの動きが注目されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 34.8億円 | 13.1億円 | 37.8% |
| 2022/03期 | 39.8億円 | 14.0億円 | 35.2% |
| 2023/03期 | 16.0億円 | 1.2億円 | 7.6% |
| 2024/03期 | -41.3億円 | 0円 | - |
| 2025/03期 | 23.0億円 | 4.4億円 | 19.1% |
法人税等の支払いは、経常利益の増減に連動して変動する構造となっています。2024年3月期は当期純損失の計上に伴い法人税等は発生していません。2025年3月期は業績の回復により約4億円の納税が見込まれるなど、収益状況に応じて適切な税務処理が行われています。
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「静岡地盤の地銀が、SBIとのタッグで地元中小企業の『後継ぎ問題』解決に挑む」
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