8364プライム

清水銀行

THE SHIMIZU BANK,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS629.2円
自己資本比率4.0%
FY2025/3 有報データ

静岡と共に歩む、地域創生のチャレンジャーバンク

変化する社会環境の中で、金融サービスの提供を通じて地域社会のあらゆる課題解決に貢献し、お客様と共に持続可能な未来を創造する、静岡で最も信頼される金融グループを目指します。

この会社ってなに?

あなたが静岡県でお買い物をしたり、地元のレストランで食事をしたりするとき、そのお店を裏で支えているのが清水銀行かもしれません。清水銀行は、地域の商店や中小企業が事業を続けるために必要なお金を貸し出したり、経営の相談に乗ったりしています。また、皆さんが将来のために貯金したり、マイホーム購入のために住宅ローンを組んだりする際にも、身近なパートナーとしてサービスを提供しています。普段何気なく利用しているお店やサービスの裏側で、清水銀行が地域経済を支えているのです。

静岡県を地盤とする地方銀行。FY2024は有価証券評価損の影響で33.01億円の最終赤字に陥ったが、FY2025はV字回復し、売上高291.4億円、純利益18.61億円を確保した。金利のある世界への回帰を追い風に本業の貸出収益が改善傾向にある。SBIホールディングスと資本業務提携しており、事業承継支援やM&A仲介に注力し、非金利収益の拡大を目指している点が今後の成長の鍵となる。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
静岡県静岡市清水区富士見町2-1
公式
www.shimizubank.co.jp

社長プロフィール

岩山 靖宏
代表取締役頭取
挑戦者
当行は、地域社会の持続的な発展に貢献することを使命としています。お客様一人ひとりの課題に真摯に向き合い、事業承継やDX支援など、時代に即したソリューションを提供することで、地域経済の活性化を力強くサポートしてまいります。

この会社のストーリー

1928
清水銀行の誕生

静岡県内の7つの銀行が合併し、地域経済の発展を支えるため「株式会社清水銀行」として設立されました。

1983
東京証券取引所市場第二部に上場

より一層の社会的信頼を得て、経営基盤を強化するため、東京証券取引所に上場を果たしました。

2017
SBIグループとの提携開始

SBI証券との提携により、投資信託など多様な金融商品の提供を開始。顧客へのサービスラインナップを大幅に拡充しました。

2020
事業承継支援への挑戦

後継者不在に悩む地域の中小企業を支援するため、アンドビズやSBI証券と提携し、M&Aやマッチングサービスを強化しました。

2022
東証プライム市場へ移行

東京証券取引所の市場再編に伴い、最上位市場であるプライム市場へ移行。ガバナンスと持続的成長へのコミットメントを示しました。

2023
新中期経営計画スタート

「地域の未来を共創するベストパートナー」をスローガンに、SDGsやESG投融資を推進する3カ年の中期経営計画を開始しました。

2025
地域共創ファンドの設立

SBIグループと共同で「清水みなとSBI地域共創ファンド」を設立。地域の中小企業の事業承継や成長を資金面から積極的に支援します。

注目ポイント

地域課題解決への挑戦(事業承継支援)

SBIグループと連携し、後継者不足に悩む地元中小企業に対しM&Aや事業承継ファンドを通じて積極的に支援。地域経済の存続と発展に貢献しています。

割安な株価水準(PBR)

PBR(株価純資産倍率)が0.3倍台と、解散価値とされる1倍を大きく下回っており、株価が割安であると評価される可能性があります。

安定した配当と株主還元

安定した配当を継続しており、2025年3月期は年間60円の配当を予定。株主への利益還元に積極的な姿勢が見られます。

サービスの実績は?

12,617億円
貸出金残高
2025年3月期
+0.7% YoY
15,193億円
預金残高
2022年3月期
N/A
17,979億円
総資産
2022年3月期
N/A
18.61億円
当期純利益
2025年3月期実績
黒字転換
60
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+9.1% YoY

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
注意
自己資本比率 4.0%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2021/36032.1%
FY2022/36026.9%
FY2023/36047.0%
FY2024/3550.3%
FY2025/36036.8%
1期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当行は配当について、安定的な利益還元を継続することを基本方針としています。業績が一時的に悪化した2024年3月期を除き、年間60円の安定した配当水準を維持してきました。今後も資本の充実と収益力の向上を両立させながら、株主に対する公平で継続的な利益還元を目指します。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率下回る
この会社
4.0%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3274億円
FY2023/3284億円
FY2024/3299億円
FY2025/3291億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の業績は、2024年3月期に一時的な特別損失等の影響により約33億円の純損失を計上しましたが、その後は経営改善が進み回復基調にあります。2025年3月期には約18.6億円の純利益を確保しており、2026年3月期も増収増益の業績予想を維持しています。堅実な地元中小企業向け融資を主軸としながら、収益構造の再構築と効率化を着実に推進しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率4.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
630億円
会社の純資産
733億円

当行の財務健全性は、総資産1兆8,000億円規模に対して自己資本比率を4%程度で維持しており、銀行業としての規制水準を遵守しています。有利子負債は預金が主たる調達源であるため、一般企業とは異なる性質を持ちつつも、健全な流動性を確保しています。資産内容の質を維持しながら、地域経済への資金供給機能を果たしつつ資本効率の改善を図っています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+739億円
営業CF
投資に使ったお金
+47.4億円
投資CF
借入・返済など
-11.2億円
財務CF
手元に残ったお金
+786億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/31,411億円-207億円-6.6億円1,204億円
FY2022/37,700万円-284億円-7.2億円-283億円
FY2023/3583億円48.3億円-8.0億円631億円
FY2024/3-1,433億円610億円-7.0億円-823億円
FY2025/3739億円47.4億円-11.2億円786億円

営業キャッシュフローは銀行の預金増減等の影響を大きく受けますが、2025年3月期には約738億円のプラスに転じており、本業のキャッシュ創出能力は安定しています。投資キャッシュフローは証券投資等の運用に伴う資産売却や購入が主因となっており、市場環境に応じた柔軟な運用を行っています。全体として、地方銀行特有の預金・貸出金利払いを通じたキャッシュの循環が維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1格付低下リスク格付機関が当行グループの格付を引き下げた場合、当行グループの資本・資金調達等において、不利な条件での取引を余儀なくされたり、取引が制約される可能性があります
2情報資産に関するリスク当行グループの顧客情報などの漏洩、紛失、不正使用などが発生した場合、社会的信用が失墜し不測の損失を被る可能性があります
3風評リスク当行グループに対する悪評、信用不安に繋がる噂などが広がった場合、風評の内容、対処法によっては不測の事態が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります
4年金債務当行グループの年金資産等の時価が下落した場合、当行グループの年金資産の運用利回りが低下した場合、予定給付債務を計算する前提となる保険数理上の前提・仮定に変更があった場合、年金制度の変更により未認識の過去勤務費用が発生した場合、金利環境の変動その他の要因などが生じた場合、年金の未積立債務及び年間積立額に影響を及ぼす可能性があります
5固定資産の減損会計当行グループは、固定資産を保有しており、現時点の会計基準に基づき、固定資産の減損を行っております
6災害等に関するリスク大規模な災害、感染症の流行等が発生した場合は、当行グループの営業インフラが被害を受ける可能性があります
7競争に伴うリスク近年の金融制度は大幅な規制緩和が進められており、金融業界は競争が激化しております
8地域の経済動向に関するリスク当行グループは、静岡県を主たる営業基盤としており、静岡県の景気動向及び各産業の動向が貸出金の増減や信用リスクに影響を及ぼした場合、業績に影響を及ぼす可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/334.8億円13.1億円37.8%
FY2022/339.8億円14.0億円35.2%
FY2023/316.0億円1.2億円7.6%
FY2024/3-41.3億円0円-
FY2025/323.0億円4.4億円19.1%

法人税等の支払いは、経常利益の増減に連動して変動する構造となっています。2024年3月期は当期純損失の計上に伴い法人税等は発生していません。2025年3月期は業績の回復により約4億円の納税が見込まれるなど、収益状況に応じて適切な税務処理が行われています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
617万円
従業員数
964
平均年齢
40.4歳
平均年収従業員数前年比
当期617万円964-

従業員平均年収は617万円となっており、地方銀行の中下位行としての水準を維持しています。近年のベースアップや若年層の報酬引き上げを実施しており、人材確保と働きやすい環境づくりに注力している姿勢が伺えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主58.4%
浮動株41.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.8%
事業法人等32.6%
外国法人等3.7%
個人その他33.2%
証券会社4.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は清水銀行従業員持株会・鈴与。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,002,700株)8.72%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(707,000株)6.14%
清水銀行従業員持株会(517,178株)4.49%
鈴与株式会社(499,224株)4.34%
共栄火災海上保険株式会社(297,000株)2.58%
SBI地銀ホールディングス株式会社(285,300株)2.48%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(258,800株)2.25%
アイザワ証券株式会社(170,300株)1.48%
朝日生命保険相互会社(155,000株)1.34%
税理士法人TARGA(102,000株)0.88%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占め、機関投資家の保有比率が高い構造です。また、地元企業である鈴与株式会社や、提携関係にあるSBI地銀ホールディングスが名を連ねており、安定株主の確保が図られています。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,200万円
取締役9名の合計

地域の中小企業向け融資を主軸に、事業承継やM&A支援、IT利活用など、顧客の課題解決型ビジネスへシフトしています。主要リスクとして、地域経済の停滞や人口減少による貸出機会の縮小、および金利変動に伴う市場リスクを認識しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3% 男性 13
13%
87%
監査報酬
5,900万円
連結子会社数
6
設備投資額
22.2億円
平均勤続年数(従業員)
17.2
臨時従業員数
418

女性役員比率は13.0%であり、更なる登用が期待される段階です。監査報酬を5,900万円計上し、社外取締役を40%配置するなどガバナンス体制の透明性向上に努めており、連結子会社6社を含むグループ全体での経営効率化を目指しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
過去の中計は未達。直近の業績予想は外部環境の変動に大きく左右される傾向がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
FY2023〜FY2025
SDGs/ESG関連投融資: 目標 950億円 順調 (不明)
100%
(旧)中期経営計画
FY2020〜FY2022
コア業務純益: 目標 30億円 未達 (22億円)
73.3%
FY2026 会社業績予想
FY2026
売上高: 目標 314億円 順調 (N/A)
92.8%
純利益: 目標 20億円 順調 (N/A)
93.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202518億円19億円+3.4%
FY202412億円-33億円大幅未達
FY202322億円15億円-33.0%
FY202222億円26億円+17.3%
FY202122億円22億円-1.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2020年度からの旧中期経営計画は主要KPIが未達で終了しました。現在進行中の新中計はSDGs関連の定性的な目標が中心ですが、FY2024に有価証券評価損で大幅な赤字を計上するなど、金融市場の変動が業績に与える影響が大きくなっています。一方、FY2025は期初予想を上回るV字回復を見せており、今後の金利環境次第で収益安定化が期待されます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

清水銀行のTSR(株主総利回り)は、FY2021からFY2025までの5年間、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同期間に日本の株式市場全体が大きく成長したのに対し、当社の株価が相対的に低迷していたことを示します。特にPBRが1倍を大きく下回る状況が続いていることが、投資家からの総合的なリターン評価を押し下げている主な要因と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合-2.7%
100万円 →97.3万円
-2.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202195.0万円-5.0万円-5.0%
FY202291.7万円-8.3万円-8.3%
FY202388.4万円-11.6万円-11.6%
FY2024100.0万円+0.0万円0.0%
FY202597.3万円-2.7万円-2.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残459,800株
売り残7,600株
信用倍率60.50倍
2026年3月13日時点時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

PER・PBRは業界平均並みですが、PBRは依然として1倍を大きく下回る水準です。信用倍率は60.5倍と非常に高く、信用買い残が積み上がっているため、将来的な売り圧力への警戒が必要です。時価総額は業界内で小規模なポジションにあり、今後の再編などの動きが注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 40%
銀行業 105社中 42位
報道のトーン
60%
好意的
30%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
提携・サービス30%
上場維持・ガバナンス20%
その他10%

最近の出来事

2026年2月増収増益

第3四半期決算にて経常利益43.3%増を達成し、安定した収益基盤を証明。

2026年1月新商品

ジャックスと連携し、Web完結型の教育ローンの取り扱いを開始し利便性を向上。

2025年10月基準適合

流通株式時価総額の基準を満たし、東証プライム市場の上場維持を確定。

最新ニュース

ポジティブ
清水銀行、26年3月期第3四半期決算は経常利益43.3%増の32.3億円と増収増益
2/10 · みんかぶ
ポジティブ
ジャックスと提携しWeb完結型「しみずWebカード型教育ローン」の取り扱いを開始
1/23 · PR TIMES
ポジティブ
清水銀行、東証プライム上場維持基準への適合を発表
10/27 · 日本経済新聞
中立
セキュリティ診断サービス『Secure X-Ray』を採用しDXと情報セキュリティを強化
5/7 · PR TIMES
中立
静岡銀行・スルガ銀行等との地域金融機関としての競争環境が改めて注目される
4/07 · ダイヤモンドオンライン

清水銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
注意
自己資本比率 4.0%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 60%

「静岡地盤の地銀が、SBIとのタッグで地元中小企業の『後継ぎ問題』解決に挑む」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU