8359プライム

八十二長野銀行

Hachijuni Nagano Bank,Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

BPS196円
自己資本比率7.1%
FY2025/3 有報データ

長野と共に未来を創る、県内シェア圧倒的No.1のリーディングバンク

変化に対応し、地域の未来を共創するリーディングカンパニーとして、あらゆるステークホルダーから最も信頼される金融グループを目指します。

この会社ってなに?

長野県にお住まいの方なら、給与が振り込まれる口座や、マイホームを建てるための住宅ローンで、旧八十二銀行や旧長野銀行のロゴを目にしたことがあるかもしれません。その二つの銀行が一つになり、『八十二長野銀行』として、より一層あなたの暮らしに寄り添う存在になりました。あなたが地元の商店で買い物をする時、そのお店の事業資金を裏側で支えているのも、実はこの銀行かもしれません。長野県全体の経済活動に、血液のようにお金を巡らせる、まさに社会のインフラを担っている会社です。

八十二銀行と長野銀行が2026年1月1日に合併し誕生した、長野県内で圧倒的シェアを誇る地方銀行。金利上昇の追い風を受け預貸金利差が改善し、2025年3月期の純利益は479.82億円(前期比29.4%増)と大幅増益を達成。さらに2026年3月期の純利益予想も当初の550億円から620億円へ上方修正するなど、好調な業績が続いています。2029年3月期を最終年度とする新中期経営計画では純利益850億円以上を掲げ、成長への意欲を示しています。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
長野県長野市大字南長野岡田町178番地
公式
bank.82group.jp

社長プロフィール

松下 正樹
松下 正樹
取締役頭取(代表取締役)
ビジョナリー
地域活性化への貢献を使命とし、長野銀行との合併によるシナジーを最大限に活かします。お客様や地域社会の期待を超える価値を提供し、共に持続的な成長を実現することを目指してまいります。

この会社のストーリー

1931
創業:第六十三国立銀行と第十九国立銀行が合併し、八十二銀行が誕生

長野県を代表する二つの銀行が一つになり、地域経済の発展を支える新たな歴史がスタートした。

1973
東証一部上場

東京証券取引所市場第一部に上場し、全国的な信用と知名度を獲得。さらなる成長への基盤を築いた。

2023
長野銀行を完全子会社化

長野県内の金融サービスを強化するため、長野銀行を完全子会社化。合併に向けた大きな一歩を踏み出した。

2026
八十二長野銀行、誕生

八十二銀行と長野銀行が合併し、「八十二長野銀行」が発足。預金残高9.5兆円を超える県内圧倒的シェアの金融機関が誕生した。

2026
第1次中期経営計画を策定

新体制のもと、2029年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。M&A投資枠1500億円を設定し、さらなる成長を目指す。

2026
AI基盤の導入決定

日本IBMと協業し、地域金融機関としてはいち早くAI活用基盤の導入を決定。デジタル技術で顧客サービス向上を目指す。

2029
未来へ:中期経営計画目標

連結純利益850億円以上、ROE7%以上を目標に掲げる。地域経済の活性化と企業価値向上を両立させ、長野県の未来を牽引する存在を目指す。

注目ポイント

長野県No.1!圧倒的な地域基盤

長野銀行との合併により、県内預金シェア約6割を誇る圧倒的な地位を確立。地域経済に不可欠な存在として、安定した事業基盤を持っています。

積極的な株主還元姿勢

業績好調を背景に増配を発表。さらに、個人投資家に人気のQUOカードやカタログギフトがもらえる株主優待制度を新設し、株主への還元を強化しています。

未来への成長投資

新中期経営計画では1500億円のM&A投資枠を設定。AI活用などデジタルトランスフォーメーションも推進し、現状に甘んじない成長意欲が魅力です。

サービスの実績は?

9.52兆円
預金残高(単体合算)
2025年9月末時点
+29.4% YoY
42
1株当たり配当金(予想)
FY2025
+75.0% YoY
19.8%
売上高成長率(予想)
FY2025 vs FY2024
加速
29.4%
純利益成長率(予想)
FY2025 vs FY2024
加速
1,000円相当
株主優待(QUOカード)
500株以上保有
新設

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 42円
安全性
注意
自己資本比率 7.1%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
42
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
FY2021/31430.6%
FY2022/31629.4%
FY2023/32040.1%
FY2024/32431.4%
FY2025/34241.5%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当行は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、配当性向の向上と安定配当を両立する方針を採用しています。業績の拡大に伴い、1株当たりの配当金を積極的に増額しており、今後も持続的な還元強化が期待されます。株主優待制度の新設もあわせて、総合的な投資魅力の向上に取り組んでいます。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: N/A業界平均: 7.7%
営業利益率
この会社: N/A業界平均: 100.0%
自己資本比率上回る
この会社
7.1%
業界平均
4.9%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/31,513億円
FY2023/32,022億円
FY2024/32,122億円
FY2025/32,542億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/30円
FY2025/30円

当行の業績は、長野銀行との合併効果や金利環境の改善により、大幅な増益基調を維持しています。2025年3月期には純利益が約480億円に達するなど、地域金融機関としての収益基盤が順調に拡大しました。今後も、合併シナジーを最大化し、効率的な業務運営を通じて安定的な収益確保を目指す戦略です。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率7.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
7,070億円
会社の純資産
9,677億円

当行の財務健全性は、地銀の中でも高い自己資本比率を維持しており、盤石な経営基盤を有しています。長野銀行との合併により総資産規模は拡大しましたが、リスクアセットの適切な管理により財務の安定性は損なわれていません。潤沢な自己資本を背景に、地域経済への資金供給機能と強固な貸借対照表のバランスを両立しています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-6,395億円
営業CF
投資に使ったお金
-75.4億円
投資CF
借入・返済など
-334億円
財務CF
手元に残ったお金
-6,470億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/31.4兆円-2,645億円-72.4億円1.1兆円
FY2022/38,102億円4,993億円-68.6億円1.3兆円
FY2023/3-5,885億円1,634億円-199億円-4,251億円
FY2024/34,550億円-3,353億円-196億円1,197億円
FY2025/3-6,395億円-75.4億円-334億円-6,470億円

銀行特有の営業キャッシュフローの大きな変動は、主に預金増減や貸出金運用の結果によるものであり、本質的な収益性は確保されています。投資キャッシュフローは保有有価証券の売買に伴う変動を含みますが、全体として資金繰りは極めて安定しています。経営資源の最適な配分を通じて、地域経済への貢献と株主還元を両立するキャッシュフロー構造となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、本内容には、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります
21 信用リスク 主なリスク 概要 対応策 不良債権の状況 国内外および県内の景気動向の変動により、取引先の財務内容・経営状況が悪化した場合には、当行の不良債権および与信関係費用が増加し、業績に悪影響を及ぼすとともに、自己資本の減少を招く可能性があります
3これらのリスクへの対応として、取引先との関係強化や途上与信管理を通じて、取引先の実態把握を強化し、実態に応じた適切な格付を付与するように努めております
4また、貸倒引当金の算定にあたっては、予想損失率については景気循環サイクルを勘案した長期平均値をベースに足元の状況や将来リスク等を踏まえて決定するなど、経済状況の低下時に対応した十分な貸倒引当金を計上する仕組みとしております
5貸倒引当金の状況 当行では、貸出先の状況、債権の保全状況および一定期間における予想損失率等に基づき算出した予想損失額に対して貸倒引当金を計上しておりますが、著しい経済状況の悪化や担保価値の下落、その他の予期せざる事象により、予想損失額算出の前提と大幅な乖離が生じた場合は、貸倒引当金の積み増しを行わざるを得なくなり、業績に悪影響を及ぼすとともに、自己資本の減少を招く可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3321億円97.6億円30.4%
FY2022/3380億円114億円29.9%
FY2023/3349億円108億円30.8%
FY2024/3352億円0円0.0%
FY2025/3638億円159億円24.8%

法人税等の支払額は、毎期の税引前利益の変動に準じて推移しています。FY2024/3においては税務上の調整や繰延税金資産の処理などが影響し、一時的に実効税率が変動しました。原則として税法に基づき適正な納税が行われており、経営の透明性は高く保たれています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
819万円
従業員数
4,121
平均年齢
42.4歳
平均年収従業員数前年比
当期819万円4,121-

従業員の平均年収は約819万円と、地方銀行業界の中では相対的に高い水準を維持しています。長野県内での圧倒的なシェアと合併による経営統合が、安定した給与水準の背景にあると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主52.9%
浮動株47.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関34.9%
事業法人等18%
外国法人等17%
個人その他27.2%
証券会社2.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(65,599,000株)14.21%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(30,929,000株)6.7%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(13,626,000株)2.95%
明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(13,603,000株)2.94%
昭和商事株式会社(11,920,000株)2.58%
清水建設株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(7,096,000株)1.53%
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(6,578,000株)1.42%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(6,112,000株)1.32%
八十二銀行職員持株会(5,892,000株)1.27%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(5,723,000株)1.24%

株主構成は機関投資家が中心となっており、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が上位を占めています。また、生命保険会社や建設会社など地元の有力企業も名を連ねており、安定した株主基盤と長野県内での強固なネットワークが特徴的です。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億5,000万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、同行は長野県を地盤とする地方銀行であり、2026年1月の合併により経営体制を刷新しました。主な事業リスクとしては、地域経済の縮小や金利動向の変化、システム統合に伴う運用リスクなどが挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 2名(14.3% 男性 12
14%
86%
監査報酬
1億4,900万円
連結子会社数
16
設備投資額
51.3億円
平均勤続年数(従業員)
14.5
臨時従業員数
1340

女性役員比率は14.2%とさらなる向上が期待される段階ですが、連結子会社16社を抱える大規模な組織として強固な監査体制を構築しています。今後は第1次中期経営計画に基づき、地域課題解決と資本効率の改善を両立させるガバナンスが求められます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
金利上昇を追い風に業績予想を上回る着地が続き、新中計では高い目標を掲げるなどポジティブ。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第1次中期経営計画
FY2027〜FY2029
連結純利益: 目標 850億円以上 順調 (620億円(FY2026予想))
72.9%
連結自己資本利益率(ROE): 目標 7.5%以上 順調 (6%(FY2025予想))
80%
通期業績予想
FY2026
純利益: 目標 620億円 順調 (479.82億円(FY2025実績))
77.4%
年間配当金: 目標 42円 順調 (42円(FY2025予想))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想550億円620億円+12.7%
FY2025 実績470億円480億円+2.1%
FY2024 実績330億円371億円+12.3%
FY2023 実績230億円241億円+4.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

長野銀行との合併を完了し、新たなスタートを切った八十二長野銀行は、2029年3月期を最終年度とする「第1次中期経営計画」を策定しました。最終年度の連結純利益目標を850億円以上(2025年3月期実績の約1.8倍)、ROEを7.5%以上と、高い目標を設定しています。金利上昇という外部環境の変化を的確に捉え、直近の業績予想も連続で上方修正しており、計画達成に向けた実行力には期待が持てます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2023以降、同行のTSRはTOPIXを大きく上回る「アウトパフォーム」を続けています。特にFY2024は自社TSRが284.9%と、TOPIXの216.8%を大幅に超過しました。これは、金利上昇期待を背景とした株価の大幅な上昇に加え、増配を続けた株主還元策が評価された結果であり、株主価値の向上に成功していることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+199.7%
100万円 →299.7万円
199.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021106.6万円+6.6万円6.6%
FY2022111.8万円+11.8万円11.8%
FY2023159.8万円+59.8万円59.8%
FY2024284.9万円+184.9万円184.9%
FY2025299.7万円+199.7万円199.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残389,600株
売り残135,300株
信用倍率2.88倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

業界平均と比較すると、PER・PBRともに割高な水準にあります。これは、長野県内での圧倒的なシェアと、合併後の成長期待が株価に織り込まれているためと考えられます。時価総額は1.0兆円と、地方銀行の中ではトップクラスの規模を誇ります。信用倍率は2.88倍とやや買い残が多いものの、過熱感のある水準ではなく、需給は安定していると言えるでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
124
前月比 +28.5%
メディア数
42
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
銀行業 75社中 11位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
経営統合・合併30%
中期経営計画15%
その他10%

最近の出来事

2026年1月合併発足

八十二銀行と長野銀行が合併し、八十二長野銀行として新たなスタートを切る。

2026年2月中計発表

2029年3月期を最終年度とする第1次中期経営計画を策定し、純利益850億円以上を掲げる。

2026年3月業績修正

金利上昇による預貸金利差の拡大を背景に、26年3月期の純利益を620億円へ上方修正。

八十二長野銀行 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 42円
安全性
注意
自己資本比率 7.1%
稼ぐ力
普通
話題性
好評
ポジティブ 75%

「長野の金融インフラそのもの、合併で『1県1行体制』を完成させた絶対的ガリバー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU