JUMP

西日本フィナンシャルホールディングス7189

Nishi-Nippon Financial Holdings,Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 75円
安全性
注意
自己資本比率 4.0%
稼ぐ力
普通
ROE 6.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが福岡や長崎で買い物をしたり、お給料を受け取ったりするとき、そのお金を預かっているのが西日本シティ銀行や長崎銀行かもしれません。マイホームの夢を住宅ローンで叶えたり、将来のためにNISAで資産運用を始めたりする際にも、彼らのサービスが役立っています。また、あなたが普段利用するお店や会社の多くも、事業資金の借入れや経営相談でこの銀行グループを頼りにしています。銀行という枠を超え、企業のIT化(DX)をサポートしたり、必要な機械をリースで提供したりと、地域経済を裏側から支える多様な顔を持っています。

九州を地盤とする大手地方銀行グループ。2025期の連結純利益は前期比31.4%増の309.82億円を見込むなど、本業の貸出金利息収入に加え、M&Aを通じたDX支援やリース事業など非銀行領域の収益拡大が寄与しています。中期経営計画「飛翔2026」ではROE8%以上を目標に掲げ、資本効率の改善と株主還元の強化を推進。金利上昇局面を追い風に、株価指標であるPBRは1倍回復が目前に迫っています。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目1番1号

サービスの実績は?

309.82億円
連結純利益
2025期会社予想
+31.4% YoY
1,964.2億円
連結売上高
2025期会社予想
+5.8% YoY
75
1株当たり配当金
2025期会社予想
+20円 YoY
33.9%
配当性向
2025期会社予想
146,391,055
発行済株式数
2025年3月時点
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2024/03期4.2%0.2%-
2025/03期5.4%0.2%-
3Q FY2026/36.3%(累計)0.2%(累計)-

当社は地域密着型の銀行経営を基盤とし、貸出金利息などのコア業務での収益性が安定的に推移しています。DX推進による営業効率の向上と、専門人材の育成を通じたソリューション営業の強化が、収益力の底上げに寄与しました。今後も地域経済の成長と共に、安定した高い収益性を維持していく方針です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2024/03期1,856億円236億円167.1円-
2025/03期1,964億円310億円221.4円+5.8%

当社の純利益は2021/03期の約181億円から2025/03期には約310億円へと大幅な成長を遂げており、堅調な業績推移を示しています。特に2023/03期以降は収益構造の改善が進み、金利環境の変化を追い風に利益水準を押し上げました。効率的な経営体制の構築により、直近のEPSも221.4円まで上昇し、株主価値の向上に貢献しています。 【3Q 2026/03期実績】売上1779億円(前年同期比23.5%)、純利益336億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.3%(累計)
業界平均
5.1%
営業利益率
この会社: -業界平均: 13.2%
自己資本比率下回る
この会社
4.0%
業界平均
4.7%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

5,900万円
取締役6名の合計

グループの主力である西日本シティ銀行を中心に、リースやシステム開発など多角的な金融サービスを提供しています。主なリスクとして経済環境の変化に伴う信用コストの増大や、DX推進に伴うシステム投資の不確実性が挙げられており、持続的な成長に向けた経営の舵取りが重要です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
業績予想は保守的で超過達成が続いており、中計目標達成の確度は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「飛翔2026」
2024期~2026期
連結純利益: 目標 370億円 順調 (309.82億円)
83.7%
ROE: 目標 8%以上 順調 (7.92%)
99%
総還元性向: 目標 50%程度 順調 (50%水準)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期285億円310億円+8.7%
2024期220億円236億円+7.2%
2023期245億円261億円+6.4%
2022期230億円242億円+5.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「飛翔2026」では、最終年度(2026期)の連結純利益370億円、ROE8%以上を目標としています。2025期予想時点での純利益進捗率は83.7%と順調です。過去の業績予想は期初時点で保守的な傾向があり、結果的に超過達成を続けているため、目標達成への信頼感は高いと言えます。株主還元として総還元性向50%を掲げており、自社株買いと増配を着実に実行しています。

最新ニュース

ポジティブ
Renewer、西日本フィナンシャルHD傘下のシティアスコムと生成AI活用支援で提携
2/10 · PR TIMES
ポジティブ
11/06 · 西日本フィナンシャルホールディングス
中立
西日本FH、2026年3月期 中間決算発表
11/10 · 株予報Pro
ポジティブ
西日本FH、買収3社活用へ専門組織を設置し営業力強化へ
04/07 · 日本経済新聞
中立
取締役に対する株式報酬制度の一部改定に関するお知らせ
03/25 · 日本経済新聞

どんな話題が多い?

決算・財務40%
DX・業務提携30%
株主還元20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ややか好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, ダイヤモンドZai ほか
業界内ランキング
上位 12%
銀行業 80社中 9位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業務提携

傘下のシティアスコムがRenewerと生成AI活用支援での業務提携を発表。

2025年11月増配発表

中間決算にあわせ、株主還元方針に基づき配当予想の修正を実施。

2025年4月営業強化

支店システム刷新および顧客管理・営業支援システム導入に向けた投資を決定。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率4.0%
0%4% (注意ライン)5% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
6,062億円
会社の純資産

総資産規模は2025/03期時点で約13兆5,824億円に達しており、地域金融機関として強固な経営基盤を構築しています。自己資本比率は4.0%台で推移し、適切なリスク管理と健全な財務体質の維持を両立させています。また、必要に応じて適切に有利子負債をコントロールすることで、将来的な成長投資に向けた財務的な柔軟性も確保しています。 【3Q 2026/03期】総資産13.5兆円、純資産6062億円、自己資本比率4.0%。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-5,522億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+388億円
投資に使ったお金
Financing CF
-107億円
借入・返済など
Free CF
-5,134億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期2,431億円2,044億円160億円387億円
2022/03期1.2兆円2,685億円76.1億円8,826億円
2023/03期6,397億円204億円81.8億円6,602億円
2024/03期1,970億円662億円96.3億円2,632億円
2025/03期5,522億円388億円107億円5,134億円

銀行業特有の預金・貸出金取引の影響を受け、営業キャッシュフローは年ごとに大きな変動を伴う傾向にあります。投資・財務活動によるキャッシュフローは安定的な範囲内に抑制されており、事業の本質的な資金繰りに大きな懸念はありません。一過性のキャッシュフロー変動にとらわれず、中長期的な収益拡大のための資源配分を行っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
1億2,500万円
連結子会社数
8
設備投資額
68.6億円
平均勤続年数(従業員)
26.1
臨時従業員数
1680

女性役員比率は22.2%と上場企業平均を意識した登用が進んでおり、多様性の確保に努めています。監査等委員会設置会社として監査体制を強化し、8社の連結子会社を擁する規模感に応じたガバナンス体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.9%
浮動株45.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.2%
事業法人等19.7%
外国法人等25.3%
個人その他15.7%
証券会社4.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(18,219,000株)13.06%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(13,254,000株)9.5%
株式会社麻生(3,238,000株)2.32%
日本生命保険相互会社(2,780,000株)1.99%
明治安田生命保険相互会社(2,765,000株)1.98%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,039,000株)1.46%
JA三井リース株式会社(2,017,000株)1.44%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部)(1,992,000株)1.42%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,973,000株)1.41%
住友生命保険相互会社(1,959,000株)1.4%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が高い構成です。事業会社や生命保険会社も名を連ねていますが、特定の創業者一族による支配色は薄く、安定した株主基盤を持つ企業と言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1不良債権の状況当社グループは、事業承継、人材確保、生産性向上等のソリューションを提供し、貸出先の企業再生支援や経営支援に取り組んでいるほか、オフバランス化等により不良債権の削減に努めています
2貸倒引当金当社グループは、自己査定基準に基づき貸出先の資産査定を行い、債務者区分に応じて必要と認める額を貸倒引当金として計上していますが、その前提となる担保・保証価値等の低下、特定の業種または貸出先に係る経営環境の急激な悪化、経済情勢全般の悪化等により貸倒引当金の積み増しが発生する可能性があります
3貸出先への対応当社グループは、貸出先に債務不履行等が生じた場合においても、回収の効率・実効性その他の観点から、当社グループが債権者として有する法的な権利の総てを必ずしも行使しない場合があります
4担保価値下落に関するリスク不動産市場における流動性の低下や価格の下落、有価証券価格の下落等により、当社子銀行が担保権を設定した不動産や有価証券等の換金、もしくは貸出先の保有するこれらの資産に対する強制執行等が困難となる可能性があります
5金利リスク当社グループの資産、負債は、貸出金、有価証券及び預金がその大部分を構成しており、主たる収益源は資金運用と資金調達による利鞘収入です
6価格変動リスク当社グループは、市場性のある株式、債券等の有価証券を保有しています
7風評リスク当社グループは、適正な情報開示を通してお客さま、株主等さまざまなステーク・ホルダーの正しい理解や信頼を得ることに努めています
8持株会社のリスク当社は銀行持株会社であるため、当社の収入の大部分を傘下の当社子銀行から受領する配当金に依存しています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,063万円
従業員数
4,184
平均年齢
52.7歳
平均年収従業員数前年比
当期1,063万円4,184-

従業員平均年収は1,063万円と、地方銀行業界の中でも高い水準にあります。長年培われた地域金融機関としての堅実な収益基盤と、持株会社体制によるグループ全体での効率的な運営が、この手厚い処遇を支える背景にあると考えられます。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2024期以降、当社のTSRはTOPIXを大幅に上回る「アウトパフォーム」を記録しています。これは、金利正常化への期待感を背景とした銀行セクター全体の株価上昇に加え、当社の増配や自社株買いといった積極的な株主還元策が投資家に評価された結果と言えます。特に2025期はTSRが382%に達し、TOPIX(213.4%)を大きく引き離すなど、卓越したパフォーマンスを示しました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
75
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2017/03期17.512.3%
2018/03期3021.8%
2019/03期3020.2%
2020/03期3022.5%
2021/03期3024.8%
2022/03期3521.3%
2023/03期5532.9%
2025/03期7533.9%
7期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

株主還元の基本方針として、適正な内部留保による財務体質の強化と、安定的な配当の実施を継続することを掲げています。業績の拡大に併せて配当額を着実に引き上げており、株主への利益還元姿勢を明確にしています。配当性向の目標を定めて経営の透明性を確保しつつ、長期的な視点での株主価値向上を目指します。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 382.0万円 になりました (282.0万円)
+282.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期89.0万円11.0万円-11.0%
2022期81.9万円18.1万円-18.1%
2023期101.9万円1.9万円1.9%
2024期224.6万円124.6万円124.6%
2025期382.0万円282.0万円282.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,290,000株
売り残17,500株
信用倍率73.71倍
2026年2月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

信用倍率は73.71倍と高く、信用買い残が積み上がっている状態は、将来的な売り圧力への警戒が必要です。業界比較では、PER・PBRともに業界平均を上回っており、資本効率改善や成長性への期待が株価に織り込まれていることが示唆されます。時価総額も業界平均を大きく上回る、地方銀行のトップグループに位置しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期268億円86.8億円32.4%
2022/03期379億円136億円36.0%
2023/03期337億円74.3億円22.1%
2024/03期356億円120億円33.8%
2025/03期455億円146億円32.0%

法人税等の支払額は税引前利益の変動に連動し、概ね30%台前半の実効税率で推移しています。適正な納税を通じて地域社会のインフラ維持に貢献しつつ、連結納税制度等を活用した効率的な税務対応を継続しています。今後も業績拡大に伴い適切に納税を行うとともに、企業価値の向上を図る方針です。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

西日本フィナンシャルホールディングス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 75円
安全性
注意
自己資本比率 4.0%
稼ぐ力
普通
ROE 6.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「九州経済の盟主が、DXと非銀行領域へのM&Aで再成長エンジンを点火している状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU