JUMP

千葉銀行8331

The Chiba Bank,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 40円
安全性
注意
自己資本比率 5.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが千葉県内のコンビニATMでお金をおろしたり、給与が振り込まれる口座を持っていたり、マイホームのローンを組んだりするとき、千葉銀行はすぐそばにいます。普段何気なく利用しているそのサービスの裏側で、地域の中小企業にお金を貸し出し、街の経済を血液のように巡らせているのが千葉銀行です。最近では、あなたが普段使うスマホアプリ「ちばぎんアプリ」の機能もどんどん便利になっており、デジタル化にも力を入れています。

千葉県を盤石な地盤とする国内トップクラスの地方銀行。2025期予想では、売上高3,621.8億円、純利益は前期比18.9%増の742.59億円と過去最高益を更新する見込みです。AI企業エッジテクノロジーの買収や千葉興業銀行との経営統合など、伝統的な銀行業務の枠を超えた成長戦略を積極的に推進。20期以上減配なしという安定した株主還元も魅力で、PBR1倍超えを果たした現在も変革のスピードを緩めていません。

銀行業プライム市場

会社概要

業種
銀行業
決算期
3月
本社
千葉県千葉市中央区千葉港1番2号

サービスの実績は?

21.6兆円
総資産残高
2025年3月末時点
+1.5% YoY
17.4兆円
預金残高
2025年3月末時点
+2.4% YoY
13.6兆円
貸出金残高
2025年3月末時点
+3.0% YoY
40
1株当たり配当金(予想)
2025期
+25.0% YoY
18.9%
純利益成長率(YoY)
2025期予想
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2024/03期5.6%0.3%-
2025/03期6.4%0.3%-
3Q FY2026/36.6%(累計)0.3%(累計)-

収益性は非常に高く、地域金融機関として強固な貸出利回りや効率的な経営体制を確立しています。純利益が継続的に伸びている点は、低金利環境下でも貸出先の選別やサービス提供の最適化が図られていることの証左です。今後もデジタル技術の活用によるコスト削減と営業力の強化が、さらなる利益率の向上に寄与する見通しです。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2024/03期3,107億円624億円86.5円-
2025/03期3,622億円743億円104.2円+16.6%

千葉銀行の業績は、貸出金利息の増加などを背景に順調な右肩上がりの成長を遂げています。純利益は2021/03期の約496億円から2025/03期には約743億円まで拡大しており、高い収益性を維持しています。積極的なデジタル化投資や地域金融の活性化策が実を結び、安定した収益基盤を構築していることがこの結果につながりました。 【3Q 2026/03期実績】売上3237億円(前年同期比23.3%)、純利益688億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

銀行業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.6%(累計)
業界平均
5.1%
営業利益率
この会社: -業界平均: 13.2%
自己資本比率上回る
この会社
5.1%
業界平均
4.7%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億8,500万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報によると、同行は銀行業を核としつつ、リースやクレジットカード、債権回収など多岐にわたるグループ事業を展開しています。事業リスクとしては、国内の金利動向の変化や地域経済の停滞、さらにはサイバーセキュリティ対策など、デジタル化推進に伴うリスクが主要な経営課題として挙げられています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想は堅調に上回る一方、ROE目標は未達。新中計での目標達成が焦点。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第16次中期経営計画
2026期〜2028期
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 900億円 順調 (742.59億円)
82.51%
連結ROE(株主資本ベース): 目標 8.5%台 順調 (6.5%)
76.47%
連結業務純益: 目標 1,200億円 順調 (1,000億円)
83.33%
(旧)第15次中期経営計画
2023期〜2025期
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 750億円 未達 (742.59億円)
99.01%
連結ROE(株主資本ベース): 目標 7.0%台前半 未達 (6.5%)
92.86%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

経常利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 3Q940億円997億円+6.1% (上方修正)
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期700億円743億円+6.1%
2024期590億円624億円+5.8%
2023期580億円603億円+3.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

千葉銀行は、最終年度を前に前中計の目標を上方修正した新中計「第16次中期経営計画」を策定し、2028年度に純利益900億円、ROE8.5%台という高い目標を掲げました。過去の業績予想は堅実な超過達成を続けており、計画実行力には一定の評価ができます。しかし、前中計のROE目標は未達となっており、資本効率の向上が今後の課題です。AI企業買収や千葉興銀との統合といった非連続な成長施策が、目標達成の鍵を握るでしょう。

どんな話題が多い?

経営統合・再編40%
決算・業績30%
デジタル戦略・AI20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
389
前月比 +12.5%
メディア数
42
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 5%
銀行業 70社中 3位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年9月経営統合

千葉銀行と千葉興業銀行が経営統合で最終合意。地域経済の再編を加速させる動きとして注目を集めた。

2026年2月最高益予想

2026年3月期第3四半期の連結経常利益が前年同期比25.1%増の997億円に伸長し、最高益更新の基盤を固めた。

2026年3月中期経営計画

第16次中期経営計画を策定。純利益目標を900億円に設定し、グループ経営の深化を打ち出した。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率5.1%
0%4% (注意ライン)5% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
470億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1.2兆円
会社の純資産

財務健全性は、総資産が約21兆円規模に達し、非常に堅固な資産構成を維持しています。自己資本比率は5%台で推移していますが、銀行業の特性上、適切なリスクアセット管理のもとで健全性が保たれています。有利子負債の発生は資金調達の多様化によるものですが、十分な純資産を有しており、経営の安定性は極めて高い水準です。 【3Q 2026/03期】総資産20.7兆円、純資産1.2兆円、自己資本比率5.1%、有利子負債470億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+242億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-3,925億円
投資に使ったお金
Financing CF
-650億円
借入・返済など
Free CF
-3,683億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期1.9兆円1,828億円141億円1.7兆円
2022/03期7,100億円814億円414億円6,287億円
2023/03期204億円885億円291億円1,089億円
2024/03期7,879億円1,360億円318億円6,519億円
2025/03期242億円3,925億円650億円3,683億円

銀行特有の資金貸出や有価証券運用に伴い、営業キャッシュフローは年度によって大幅な変動が生じる特性があります。投資キャッシュフローのマイナスは主に戦略的な有価証券投資や設備投資に関連するもので、将来の収益向上に向けた取り組みを反映しています。また、財務キャッシュフローのマイナスは、配当金の支払いおよび株主還元を継続的に行っていることによるものです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 4名(28.6% 男性 10
29%
71%
監査報酬
1億800万円
連結子会社数
9
設備投資額
83.5億円
平均勤続年数(従業員)
14.7
臨時従業員数
2537

女性役員比率は28.5%と、上場企業の中でも比較的高い水準で多様性の確保が進んでいます。監査体制については専門性の高い監査報酬を支出し、ガバナンス体制を強化しているほか、連結子会社9社を擁する広範な事業ポートフォリオを管理するための経営統制が敷かれています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50.6%
浮動株49.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関37.9%
事業法人等12.7%
外国法人等22.6%
個人その他23.9%
証券会社2.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は日本生命保険相互会社・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人みずほ銀行決済営業部)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(108,056,000株)15.27%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(40,707,000株)5.75%
日本生命保険相互会社(26,870,000株)3.79%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)(24,576,000株)3.47%
住友生命保険相互会社(18,302,000株)2.58%
明治安田生命保険相互会社(17,842,000株)2.52%
第一生命保険株式会社(16,219,000株)2.29%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)(15,099,000株)2.13%
損害保険ジャパン株式会社(14,037,000株)1.98%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)(11,069,000株)1.56%

千葉銀行の株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が高い傾向にあります。また、日本生命や住友生命、明治安田生命など国内の主要保険会社も名を連ねており、安定的な長期保有を目的とした金融機関同士のクロス保有や関係強化が株主構成から伺えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当行グループでは、事業を取り巻くリスク事象のうち、影響度や蓋然性の観点から重要度の高いリスクを「トップリスク」として、選定し管理しています
2「トップリスク」の選定にあたっては、グループ内外のリスク事象を幅広く網羅したリスクマップを外部専門家の意見も踏まえて作成し、社外取締役やグループ会社とも事前に議論したうえで、取締役会にて選定しています
3また、選定した「トップリスク」については、各トップリスクを所管するグループCxOの管理のもとでリスクシナリオ(アラームポイント)を設定し、具体的な対応の検討・実施をしています
4こうした、トップリスク運営を通じてグループ内のリスクコミュニケーションを深め、リスク認識の共有を図ることで、フォワードルッキングなリスク管理につなげています
52025年3月開催の取締役会にて選定した「トップリスク」は次の通りです

社員の給料はどのくらい?

平均年収
795万円
従業員数
4,280
平均年齢
38.5歳
平均年収従業員数前年比
当期795万円4,280-

従業員平均年収は795万円と、地方銀行業界の中では相対的に高い水準にあります。これは、千葉県という経済規模の大きいエリアを基盤とし、安定した収益を確保できている背景に加え、高度な金融スキルを要する人材の確保や維持を重視していることが影響していると考えられます。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当による総合的なリターンを示す指標です。千葉銀行のTSRは、2021期から2025期まで5年連続でTOPIXを大幅に上回っており、株主価値の創造において優れた実績を上げています。これは、安定した利益成長を背景とした継続的な増配や、金利上昇環境への期待感が株価を押し上げた結果です。特に2024期以降は、PBR1倍回復に向けた市場の期待も加わり、パフォーマンスが加速しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
40
方針: 累進配当
1株配当配当性向
2016/03期1420.9%
2017/03期1523.0%
2018/03期1522.1%
2019/03期1624.5%
2020/03期1828.1%
2021/03期2029.9%
2022/03期2432.7%
2023/03期2833.9%
2024/03期3237.0%
2025/03期4038.4%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

千葉銀行は、業績の成長に応じた持続的な増配を基本方針としています。過去数年にわたり着実に配当額を引き上げており、長期保有の株主を重視する姿勢が明確です。配当性向を意識しつつ、安定的な収益基盤をもとに今後も株主還元を強化していくことが期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 326.2万円 になりました (226.2万円)
+226.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期157.5万円57.5万円57.5%
2022期162.5万円62.5万円62.5%
2023期195.9万円95.9万円95.9%
2024期288.6万円188.6万円188.6%
2025期326.2万円226.2万円226.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残710,800株
売り残142,800株
信用倍率4.98倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬(予定)
千葉興業銀行との共同持株会社設立2027年3月30日(予定)

PBRは1.29倍と、長らく課題であった1倍割れを解消し、市場からの成長期待がうかがえます。時価総額も1.7兆円と地銀トップクラスで、業界平均を大きく上回っています。一方、信用倍率は約5倍とやや高水準で、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多い状況ですが、需給の悪化による短期的な株価下落リスクには注意が必要です。今後は2027年3月に予定されている千葉興業銀行との経営統合が最大の注目イベントとなります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期718億円222億円30.9%
2022/03期788億円243億円30.9%
2023/03期870億円267億円30.7%
2024/03期903億円278億円30.8%
2025/03期1,075億円332億円30.9%

法人税等の支払額は、税引前利益の増加に比例して拡大しており、適正に納税が行われています。実効税率は約31%前後で安定しており、税務上の特筆すべき大きな変動要因は見当たりません。この安定的な納税状況は、同社の会計の透明性と健全な収益構造を反映しています。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

千葉銀行 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 40円
安全性
注意
自己資本比率 5.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「千葉のガリバー地銀が、AIとM&Aを武器に首都圏制覇を狙う金融コングロマリットへの脱皮中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU