りそな HD
Resona Holdings, Inc.
最終更新日: 2026年3月20日
信託の力で、あなたの人生まるごと応援。リテールNo.1を目指す唯一無二の金融グループ。
リテール金融サービスNo.1グループへ
この会社ってなに?
銀行口座・住宅ローン・資産運用・信託サービスなど、個人の生活に密着した金融サービスを提供しています。りそなグループのATMは全国に展開し、信託併営だからこそ可能な遺言信託や不動産仲介もワンストップで利用可能。スマホアプリ「りそなグループアプリ」は600万ダウンロードを超え、デジタルバンキングの充実度でも業界をリードしています。
りそなHDは、傘下にりそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行の4行を擁する国内唯一の信託銀行グループです。FY2025/3期は経常収益1兆1,175億円・純利益2,133億円と過去最高益を達成しました。日銀の利上げによる貸出利ざや改善が業績を押し上げ、中期経営計画ではROE8%以上・連結純利益2,000億円以上を目標に掲げています。総還元性向50%を目指す積極的な株主還元と、デジタルガレージとの資本業務提携によるFintech強化を同時に進める成長戦略が注目されています。
会社概要
- 業種
- 銀行業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都江東区木場1丁目5番65号 深川ギャザリア W2棟
- 公式
- www.resona-gr.co.jp
社長プロフィール
りそなグループは、お客さまの「困った」を「よかった」に変えるリテール金融サービスNo.1グループを目指しています。信託併営の強みを活かし、お客さまの人生に寄り添うパートナーであり続けます。
この会社のストーリー
大和銀行とあさひ銀行の経営統合により、株式会社りそなホールディングスが設立される。
実質国有化に近い約3兆円の公的資金注入を受け、経営再建の道を歩み始める。ここからりそなの変革の歴史が始まった。
りそな銀行と信託部門の一体運営を深化させ、遺言信託・不動産仲介など銀行窓口でのワンストップサービスを本格展開する。
約20年にわたり返済を続けてきた公的資金を完済。「リテールNo.1」を掲げる新中期経営計画をスタートさせる。
純利益2,133億円と過去最高益を達成。デジタルガレージとの資本提携でFintech強化を図り、さらなる成長を目指す。
DOE3%・総還元性向50%を目指す長期ビジョンを掲げ、株主還元と成長投資のバランスをとりながら次のステージへ向かう。
注目ポイント
りそな銀行は商業銀行と信託銀行の機能を併せ持つ国内唯一のグループ。遺言信託や不動産仲介まで銀行窓口でワンストップで利用できます。
2003年の公的資金注入から約20年で完済を果たした復活劇は、日本の金融史に残るサクセスストーリーです。
メガバンクがグローバル展開に注力する中、りそなは国内リテールに特化。デジタルバンキングの充実度でも600万DL超のアプリを武器に業界をリードしています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 21円 | 38.8% |
| FY2022/3 | 21円 | 46.2% |
| FY2023/3 | 21円 | 31.1% |
| FY2024/3 | 22円 | 32.5% |
| FY2025/3 | 25円 | 27.1% |
| 必要株数 | 100株以上(約17.7万円) |
| 金額相当 | 年間約300ポイント〜 |
| 権利確定月 | 3月 |
配当方針として総還元性向50%程度を掲げ、2029年度のDOE(純資産配当率)3%程度を目標としています。会社予想の年間配当は29円(FY2026/3期)で、予想配当利回りは約1.64%です。自社株買いも併せた総還元を重視しており、FY2025/3期の配当は25円と前期比+3円の増配を実施。株主優待としてりそなクラブポイントの付与制度があります。
同業比較(収益性)
銀行業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
FY2025/3期の純利益は前期比約34%増の約2,133億円で過去最高益を更新しました。経常収益は1兆1,175億円と前期から約19%増収です。日銀の利上げによる貸出利ざや改善が最大の業績ドライバーであり、信託・不動産関連ビジネスの拡大も収益増に貢献しました。銀行業は営業利益の概念がないため、opProfitは0として表記しています。
事業ごとの売上・利益
住宅ローン・資産運用・信託商品等の個人向け金融サービス
中堅・中小企業向け融資、事業承継、M&Aアドバイザリー等
有価証券運用、デリバティブ取引、資金調達等
遺言信託、不動産仲介、年金信託等。りそなグループ独自の強み
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 4.5% | 0.14% | - |
| FY2023/3 | 6.4% | 0.21% | - |
| FY2024/3 | 6.0% | 0.21% | - |
| FY2025/3 | 7.8% | 0.28% | - |
ROEはFY2022/3の4.5%からFY2025/3には7.8%まで大幅に改善しており、中計目標の8%以上に迫っています。銀行業は巨大な総資産に対してROAが低い構造ですが、0.28%への向上は利ざや改善と経費率低下を反映しています。営業利益率は銀行業の特性上、算出していません。
財務は安全?
総資産は約77兆円で国内銀行グループでは中堅規模です。自己資本比率は3.5%で、銀行業としては標準的な水準です(一般事業会社とは資本構成が根本的に異なります)。BPS(1株当たり純資産)は1,188.7円で、現在のPBR1.49倍は市場からの成長期待を反映しています。有利子負債はFY2025/3期に約4,721億円です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 3.9兆円 | -9,260億円 | -1,703億円 | 3.0兆円 |
| FY2023/3 | -5.2兆円 | -3,904億円 | -640億円 | -5.6兆円 |
| FY2024/3 | -7,338億円 | -7,115億円 | -750億円 | -1.4兆円 |
| FY2025/3 | -2,934億円 | -1.0兆円 | -890億円 | -1.3兆円 |
銀行業のキャッシュフローは預金・貸出金の増減により大きく変動するため、一般事業会社とは解釈が異なります。FY2023/3以降の営業CFマイナスは、貸出金の積極的な増加を反映したものです。FY2025/3期は投資CFで約1兆円のマイナスとなり、有価証券投資の拡大が進んでいます。財務CFでは配当支払いや自社株買いが反映されています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 1,910億円 | 665億円 | 34.8% |
| FY2022/3 | 1,588億円 | 488億円 | 30.7% |
| FY2023/3 | 2,277億円 | 673億円 | 29.6% |
| FY2024/3 | 2,230億円 | 640億円 | 28.7% |
| FY2025/3 | 2,922億円 | 788億円 | 27.0% |
FY2025/3期の法人税等は約788億円と、税引前利益の増大に比例して増加しました。実効税率は34.8%から27.0%へと低下傾向にあり、繰延税金資産の活用や税務戦略の最適化が寄与しています。グループ全体として適正な納税を維持しながら、税効率の改善にも取り組んでいます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 889万円 | 20,174人 | - |
持株会社単体の平均年収は約889万円で、銀行業界では上位水準です。従業員数は約2万名で、連結ではりそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行を含め約3万名超の規模を誇ります。平均年齢44.9歳と比較的高めですが、信託併営銀行ならではの専門性を持つ人材が多い点が特徴です。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は第一生命保険。
信託口が上位を占める典型的な機関投資家中心の構成です。海外投資家の保有比率も高く、JPモルガンやステート・ストリートなどグローバル金融機関が名を連ねています。第一生命保険・日本生命保険など国内保険会社も安定株主として存在し、長期安定株主を中心とした健全な株主構成が特徴です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 個人部門 | リテールバンキング | - | - |
| 法人部門 | 法人バンキング | - | - |
| 市場部門 | 市場運用・ALM | - | - |
| 信託部門 | 信託業務 | - | - |
EDINET開示データでは、連結子会社33社を擁する信託併営型の金融グループとしての特色が示されています。りそなグループ最大の差別化要素は信託・不動産業務を銀行窓口でワンストップ提供できる点にあります。事業リスクとしては金利変動・信用リスクに加え、メガバンクやネット銀行との競争激化への対応が経営課題です。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.7%であり、多様性向上に向けた取り組みを進めています。連結子会社33社とメガバンクに比べてコンパクトな組織構成で、意思決定のスピードが強みです。約8億円の監査報酬を支払い、適切なガバナンス体制を維持しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024/3 | 1,500億円 | — | 1,589億円 | +5.9% |
| FY2025/3 | 1,700億円 | 2,100億円 | 2,133億円 | +25.5% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2023年度から始まった中期経営計画では、連結純利益2,000億円以上・ROE8%以上を主要目標に掲げました。FY2025/3の純利益は2,133億円に達し、計画最終年度に目標を前倒し達成しています。総還元性向50%の目標に向けて増配と自社株買いを組み合わせた還元強化が進行中で、2029年度にはDOE3%を目指す長期ビジョンも示されており、経営の信頼性が高い中計と評価できます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
りそなHDのTSRは、FY2021以降一貫してTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。FY2025には429.6%に達し、TOPIX(213.4%)を大きく引き離しました。公的資金の完済による信頼回復と、金利上昇による業績拡大期待が株価を強力に押し上げた結果です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 149.4万円 | +49.4万円 | 49.4% |
| FY2022 | 174.1万円 | +74.1万円 | 74.1% |
| FY2023 | 216.0万円 | +116.0万円 | 116.0% |
| FY2024 | 318.4万円 | +218.4万円 | 218.4% |
| FY2025 | 429.6万円 | +329.6万円 | 329.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER19.1倍・PBR1.49倍はともに銀行業界平均を大幅に上回っており、市場からの高い成長期待が反映されています。これは信託併営による差別化や、リテール分野での競争優位性が評価されているためです。信用倍率は5.38倍と買い残優勢で、個人投資家からの人気がうかがえます。予想配当利回りは1.64%で、業界平均と比べると低めですが、株価上昇による希薄化が主因です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2023年度からの3年間を計画期間とする新中期経営計画を策定。「リテールNo.1」を掲げ、ROE8%以上・連結純利益2,000億円以上を目標としました。
FY2025/3期の通期純利益予想を上方修正。4-12月期累計の経常利益が前年同期比49%増益と大幅増益で着地しました。
前期最終利益を20%上方修正し、過去最高益を更新。金利上昇による利ざや改善が大きく寄与しました。
デジタルガレージを持分法適用関連会社化し、決済事業やFintech領域での提携を強化しました。
最新ニュース
りそな HD まとめ
ひとめ診断
リテールNo.1を目指す国内唯一の信託銀行グループが、金利上昇を追い風に最高益を更新し続ける
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
同じ業種の企業
「銀行業」に分類される他の企業
香川・徳島の越境タッグ地銀、マイナス金利解除の追い風を受け、最高益更新と株主還元強化を狙う
福井の地銀ガリバー、ライバル福邦銀を統合し『オール福井』体制で生き残りを図る地方創生のモデルケース
山形・秋田の二大銀行が統合へ、低PBRからの脱却を目指す『みちのくのメガバンク構想』
不正融資問題の過去を乗り越え、クレディセゾンとの提携を軸にV字回復を遂げた静岡の老舗銀行
茨城県の老舗地銀が、SBIとタッグを組みDXで巻き返し図るもPBRは1倍割れのまま
和歌山のガリバー地銀が、金利復活の追い風を受けつつ大阪市場攻略とスタートアップ投資で次の一手を打つ
東海地方の雄が、りそなとの提携をテコにDXと事業承継で地域経済の再起動を狙う地銀のフロントランナー
『金利ある世界』の追い風を受け、北陸と北海道を地盤にM&AやDX支援で収益源の多角化を急ぐ広域地銀グループ