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松屋8237

MATSUYA CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
注意
自己資本比率 28.0%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

東京・銀座のランドマークとして知られる百貨店『松屋銀座』を運営している会社です。あなたが友人への特別なプレゼントを選んだり、家族とデパ地下でお惣菜を買ったりする、その場所を提供しています。最近では、店舗に行かなくても松屋の商品が買えるオンラインストアにも力を入れています。普段、銀座のきらびやかなショーウィンドウを目にするとき、その裏側で松屋が多くの人々の『特別な日』を支えているのです。

コロナ禍の赤字から脱却し、2025期には売上高481.2億円、営業利益44.85億円とV字回復を遂げました。インバウンド需要の回復と国内富裕層による高額品消費が業績を強力に牽引しています。今後は会員制ブランドECサイト『ミレポルテ』事業の譲受などデジタル戦略を加速させ、新たな顧客層の開拓と収益源の多角化を目指しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
東京都中央区銀座3-6-1

サービスの実績は?

481.2億円
連結売上高
2025期実績
+16.7% YoY
44.85億円
連結営業利益
2025期実績
+50.8% YoY
2店舗
運営店舗数
銀座・浅草
横ばい
12
1株当たり配当金
2025期実績
+20% YoY
10%
株主優待割引率
100株以上保有
制度維持
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-
株主資本の利回り
ROA
-
総資産の活用度
Op. Margin
5.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期6.5%2.4%2.9%
2017/02期4.2%1.6%1.4%
2018/02期6.3%2.3%2.3%
2019/02期6.5%2.2%2.0%
2020/02期4.0%1.5%1.1%
2021/02期23.8%7.7%7.4%
2022/02期5.8%1.8%3.5%
2023/02期21.5%7.4%1.0%
2024/02期10.6%4.0%7.2%
2025/02期8.5%3.3%9.3%
2026/02期--5.8%

収益性はコロナ禍の不振から脱却し、営業利益率は2025/03期には9.3%と着実な向上を見せています。これは高付加価値商品の販売強化に加え、販管費の抑制による構造改革の成果が現れているためです。ROEも一時期のマイナスから回復基調にあり、資本効率の向上が経営の重要課題となっています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期527億円39.0億円44.2億円-83.2円-41.3%
2022/02期650億円22.8億円10.0億円18.9円+23.3%
2023/02期344億円3.5億円43.8億円82.6円-47.1%
2024/02期413億円29.7億円26.3億円49.6円+19.9%
2025/02期481億円44.9億円23.8億円44.9円+16.7%

松屋はコロナ禍の影響で2021/03期に赤字を計上しましたが、以降は銀座本店を中心とした高額消費の好調により収益改善が加速しました。2024/03期には営業利益が約30億円に達し、百貨店事業の底堅い回復と経営効率化が成長を牽引しています。今後は安定した売上を維持しつつ、百貨店事業以外の収益源の多角化にも注力しています。 【2026/02期実績】売上457億円(前期比-5.0%)、営業利益26億円、純利益0百万円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: -業界平均: 3.5%
営業利益率上回る
この会社
5.8%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
28.0%
業界平均
47.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億3,800万円
取締役5名の合計

EDINET情報によれば、売上高の大部分を百貨店業が占めますが、経営戦略「Global Destination」のもとでEC事業との連携や構造改革を推進しています。多額の設備投資を継続的に行っており、消費行動の変化に対応したDX化や効率的な店舗運営が重要な経営課題となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は上回るが、売上規模の回復は道半ば。ガイダンスは保守的な傾向。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

経営計画「Global Destination」
2025期〜
売上高: 目標 500億円 順調 (481.2億円)
96.2%
営業利益: 目標 40億円 前倒し達成 (44.85億円)
112.1%
純利益: 目標 23億円 前倒し達成 (23.83億円)
103.6%
(旧)中期経営計画
2022期〜2024期
売上高: 目標 830億円 未達 (412.5億円)
49.7%
営業利益: 目標 16億円 達成 (29.74億円)
185.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期435億円481億円+10.6%
2024期355億円413億円+16.2%
2023期320億円344億円+7.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期25億円45億円+79.4%
2024期12億円30億円+147.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画では、コロナ禍の影響で売上高目標は大幅未達に終わったものの、コスト構造改革が奏功し利益目標は達成しました。現行計画は2050年を見据えた長期ビジョン「Global Destination」の第1フェーズと位置づけられています。期初予想を大幅に上回るペースで利益が伸長しており、特にインバウンド需要の回復が追い風となっています。一方で、売上規模の回復はまだ目標に届いておらず、今後のデジタル戦略による顧客層拡大が鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・事業提携30%
経営戦略20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, 株予報Pro, FashionSnap ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,200社中 178位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月組織改定

経営効率化のため構造改革推進委員会を廃止し、営業戦略部へ業務を集約する組織改定を断行。

2026年1月3Q決算

第3四半期累計で経常損益18.08億円を確保し、安定した収益基盤を維持。

2025年4月新経営計画

長期戦略「Global Destination」を策定し、2050年を見据えた成長ロードマップを発表。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率28.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
227億円
借金(有利子負債)
Net Assets
275億円
会社の純資産

財務健全性は、有利子負債の活用や資産の再評価を経て着実に強固なものとなっています。自己資本比率は約37%前後を維持しており、大規模な設備投資やDX推進のための余力を確保しています。純資産も着実に増加しており、今後の成長戦略を支える財務基盤として安定感が強まっています。 【2026/02期】総資産761億円、純資産275億円、自己資本比率28.0%、有利子負債227億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+30.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-55.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
+31.3億円
借入・返済など
Free CF
-24.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期36.3億円26.9億円10.3億円9.5億円
2017/02期24.0億円15.7億円8.0億円8.3億円
2018/02期42.6億円134億円100億円91.4億円
2019/02期28.2億円7.3億円26.9億円20.9億円
2020/02期15.4億円27.4億円7.0億円12.1億円
2021/02期27.6億円8.9億円26.7億円18.7億円
2022/02期12.5億円53.8億円47.1億円41.3億円
2023/02期23.5億円24.7億円9.6億円48.2億円
2024/02期23.0億円40.2億円13.4億円17.2億円
2025/02期30.7億円55.3億円31.3億円24.6億円

営業キャッシュフローは回復基調にありますが、投資キャッシュフローは店舗改装やデジタル施策への積極投資によりマイナス傾向が続いています。フリーキャッシュフローは戦略的な投資と配当支払いのバランスにより変動していますが、中長期的には成長のための資金支出が優先されています。負債による資金調達も適宜行い、強固な経営体制を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
3,700万円
連結子会社数
9
設備投資額
44.7億円
平均勤続年数(従業員)
22.1
臨時従業員数
507

女性役員比率は15.4%となっており、さらなる多様性の向上が求められる段階です。一方で社外取締役比率が53%と非常に高く、指名・報酬委員会に独立社外取締役を委員長として据えるなど、透明性の高いガバナンス体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主68.6%
浮動株31.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関30.3%
事業法人等38.3%
外国法人等12.8%
個人その他18%
証券会社0.6%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は松屋取引先持株会・三菱UFJ銀行・東武鉄道。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(4,627,000株)8.71%
松屋取引先持株会(2,861,000株)5.39%
㈱三菱UFJ銀行(2,483,000株)4.67%
東武鉄道㈱(2,411,000株)4.54%
東武シェアードサービス㈱(2,345,000株)4.41%
㈱みずほ銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)(1,983,000株)3.73%
大成建設㈱(1,900,000株)3.58%
東京海上日動火災保険㈱(1,789,000株)3.37%
松岡地所㈱(1,544,000株)2.91%
㈱オンワードホールディングス(1,341,000株)2.52%

松屋の株主構成は、金融機関や取引先企業による安定株主の割合が高いのが特徴です。日本マスタートラスト信託銀行や大手銀行のほか、東武鉄道や大成建設といった事業パートナーが名を連ねており、長期的な関係性を重視する企業姿勢が反映されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の概況、経営の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスク事項には、以下のようなものがあります
2なお、文中における将来に関するリスク事項は、当連結会計年度末現在において、判断したものであります
3(1)経営戦略・環境リスク①国際情勢(リスクの概要) 当社グループは、インバウンド売上の比重が高いため、戦争や政治的な対立等による国際秩序の変調によるサプライチェーンの分断やそれらの影響によるインバウンドの減少・喪失により、業績に影響を受ける可能性があります
4(主なリスク対応策) 当社グループは、これらのリスクへの対策として、不動産関連事業の育成、国内における地域共創事業の拡大、海外顧客ポートフォリオの再構築等により、特定の地域リスクを軽減できるよう取り組んでまいります
5②経済情勢・需要動向・社会構造等(リスクの概要) 当社グループの主要なセグメントである百貨店業や飲食業の需要は、国内外の景気動向・消費動向・株式相場等の経済情勢や人件費・物価の上昇によるコスト構造の変化等の影響を受けます

社員の給料はどのくらい?

平均年収
746万円
従業員数
862
平均年齢
47.1歳
平均年収従業員数前年比
当期746万円862-

平均年収は746万円と、百貨店業界の中では比較的堅実な水準を維持しています。銀座・浅草という一等地で展開する同社は、専門性の高い人材を確保するために、長年の安定した企業風土と連動した待遇を維持する傾向があります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、2022期、2024期、2025期の3期間でTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、コロナ禍での大幅な業績悪化と、その後の回復ペースが市場全体の成長に追いついていない時期があったことを反映しています。一方でインバウンド需要回復が本格化した2021期や2023期にはTOPIXを上回っており、外部環境の変化に株価が大きく影響される特性を示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
12
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/02期626.8%
2017/02期641.1%
2018/02期625.3%
2019/02期623.1%
2020/02期849.5%
2021/02期00.0%
2022/02期00.0%
2023/02期2.53.0%
2024/02期1020.2%
2025/02期1226.7%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

配当は業績の回復に合わせて増配傾向にあり、株主還元を重視する姿勢を強めています。現状は配当性向の向上を目指しつつ、成長投資とのバランスを考慮した安定的な配当を実施する方針です。今後も業績連動型の還元を基本とし、持続的な株主価値の向上に努めています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 172.4万円 になりました (72.4万円)
+72.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期148.4万円48.4万円48.4%
2022期108.0万円8.0万円8.0%
2023期174.1万円74.1万円74.1%
2024期153.6万円53.6万円53.6%
2025期172.4万円72.4万円72.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残75,200株
売り残362,800株
信用倍率0.21倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年2月期 第1四半期決算発表2026年4月中旬
2026年2月期 第2四半期決算発表2026年7月中旬

信用倍率は0.21倍と売り残が買い残を大幅に上回っており、将来の株価下落を見込む投資家が多い状況を示唆しています。これは「踏み上げ」のポテンシャルを秘める一方、短期的な需給の悪化が懸念されます。業界平均と比較してPER・PBRは割高であり、市場からの高い成長期待が株価に織り込まれていると分析できます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期28.9億円17.1億円59.0%
2017/02期12.7億円5.0億円39.0%
2018/02期20.4億円7.9億円38.6%
2019/02期18.3億円4.5億円24.7%
2020/02期9.9億円1.4億円14.0%
2021/02期-39.6億円0円-
2022/02期-21.1億円0円-
2023/02期2.6億円0円0.0%
2024/02期29.4億円3.1億円10.4%
2025/02期44.6億円20.8億円46.6%

過去の赤字計上により、以前は法人税負担がほとんどない状態が続いていました。しかし、業績回復に伴い課税所得が発生したため、2024/03期以降は適切な納税を行っています。2025/03期は一時的な税務要因等により実効税率が高まっていますが、今後は平準化が進む見込みです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

松屋 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
注意
自己資本比率 28.0%
稼ぐ力
低い
ROE -
話題性
好評
ポジ 65%

「『銀座の顔』である老舗百貨店が、インバウンドと富裕層需要を追い風にデジタル化を急ぐ、伝統と革新の交差点」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU