オートウェーブ2666
AUTOWAVE Co.,Ltd.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが愛車のタイヤを交換したり、オイル交換や車検を受けたりするとき、その裏側でオートウェーブのような会社が活躍しています。カー用品の販売はもちろん、車のメンテナンスや点検といった「クルマの健康診断」を一手に引き受けてくれる、街の頼れる主治医のような存在です。最近では、普段のお買い物で利用する「業務スーパー」の運営も手がけており、意外なところであなたの生活を支えているかもしれません。車のことなら何でも相談できる、身近なパートナー企業なのです。
千葉県を地盤とするカー用品店の老舗、オートウェーブは、2025期に売上高88.7億円、営業利益2.74億円を達成しました。2026期は売上高95.7億円(前期比+8.0%)、営業利益3.42億円(同+24.8%)と増収増益を見込んでおり、収益性の回復が期待されます。カー用品販売から車検や新車リースといったサービス重視への業態転換を進めつつ、業務スーパーFCという異業種にも参入し、収益源の多角化を模索しています。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 千葉市稲毛区宮野木町1850番地
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
FY2022/3実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 4.2% | 1.8% | - |
| 2022/03期 | 4.0% | 1.8% | - |
| 3Q FY2026/3 | 5.4%(累計) | 3.0%(累計) | 3.5% |
収益性は、高付加価値な車検・整備事業へのシフトにより、営業利益率が2021/03期の1.7%から2024/03期には4.0%まで改善するなど、着実な向上が見られます。一方で、ROE(自己資本利益率)は6%から7%台で推移しており、資本効率の面では一定の水準を確保しています。今後は、さらなる採算性の高いサービスの拡充により、利益率の安定化と向上を目指すフェーズにあります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 70.6億円 | 0円 | 1.4億円 | 9.8円 | — |
| 2022/03期 | 74.3億円 | 0円 | 1.4億円 | 9.4円 | +5.1% |
当社の業績は、主力であるカー用品販売から車検や整備などのサービス重視型モデルへの転換が奏功し、売上高は2021/03期の約71億円から2026/03期(予想)には約96億円へと順調に拡大傾向にあります。利益面でも業務効率化や新規事業の模索により、純利益は2021/03期の約1.4億円から直近では約2.7億円規模まで成長を続けています。今後もメンテナンス需要を取り込むことで、安定的な増収増益基調を維持できる見通しです。 【3Q 2026/03期実績】売上73億円(通期予想比76%)、営業利益2.5億円(同74%)、純利益2.3億円(同81%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
カー用品販売から車検・整備、業務スーパーFCといったサービス重視型の業態転換を推進しています。市場縮小が続くカー用品需要に対して、非自動車領域への進出による収益源の多角化を経営リスクの低減策として掲げています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 85億円 | — | 89億円 | +4.2% |
| 2024期 | 84億円 | — | 84億円 | +0.4% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 3億円 | — | 3億円 | -14.9% |
| 2024期 | 3億円 | — | 3億円 | +0.6% |
| 2023期 | 1億円 | — | 3億円 | +108.5% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
オートウェーブは現在、明確な中期経営計画を公表していませんが、単年度の業績予想を達成する形で事業を推進しています。2024期は売上・利益ともに期初予想を僅かに上回り着地しました。一方で、2025期は売上高こそ予想を超えたものの、利益面では未達となりました。カー用品販売からサービス業への転換を進める中でのコスト管理が今後の計画達成の鍵となります。会社は資本コストを意識した経営目標の策定に言及しており、今後の具体的な計画開示が待たれます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
第3四半期累計経常利益が17%増益を達成し、配当予想を1円増額修正するなど業績の好調さが市場に評価されました。
中間決算において経常損益175百万円を計上し、事前予想を上回る進捗率を示しました。
資本コストを意識した経営指針の策定を公表し、中長期的な企業価値向上への取り組みを強化しました。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q FY2026/3末時点
財務健全性は、有利子負債のコントロールと純資産の積み増しにより、自己資本比率は55.0%まで向上しており、強固な財務体質を構築しています。2024/03期以降に有利子負債が発生していますが、潤沢な資産背景と利益蓄積により健全な範囲内に収まっています。総資産に対する純資産の厚みも増しており、経営環境の変化に対しても高い耐性を備えています。 【3Q 2026/03期】総資産76億円、純資産43億円、自己資本比率56.8%、有利子負債14億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 5.7億円 | ▲1.9億円 | ▲2.6億円 | 3.8億円 |
| 2022/03期 | 5.6億円 | ▲2.9億円 | ▲6.3億円 | 2.7億円 |
営業キャッシュフローは毎期プラスを維持しており、本業による安定的な資金獲得能力があることを示しています。投資キャッシュフローは店舗改装や新サービスへの投資が継続していることを反映しており、将来の収益基盤強化に充当されています。財務キャッシュフローは借入金の返済や配当支払いなどによるマイナスが続いており、着実なキャッシュの還元と健全な負債管理が行われています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は14.3%であり、多様性確保の途上にあります。監査体制の強化と経営の透明性向上を掲げており、地域密着型企業として小規模ながらコーポレート・ガバナンス・コードへの準拠を図る体制を整えています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 514万円 | 184人 | - |
従業員平均年収は514万円となっており、小売業界の平均水準と大きく乖離はありません。堅実な店舗運営とサービスシフトを進める中で、従業員の労働環境改善が今後の継続的な課題となっています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
同社のTSR(株主総利回り)は、2022期、2024期、2025期と3期にわたりTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同期間における株価の伸びが市場平均に及ばなかったことが主な要因です。一方で、2023期には業績の急回復を背景にTOPIXを大幅にアウトパフォームした実績もあります。安定的な配当は下支え要因ですが、株価が市場全体のトレンドに乗り切れていない現状があり、継続的な業績成長による株価上昇が今後の課題となります。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/03期 | 2円 | 20.3% |
| 2022/03期 | 2円 | 21.2% |
| 2023/03期 | 2円 | 11.1% |
| 2024/03期 | 3円 | 16.5% |
| 2025/03期 | 3円 | 16.1% |
現在、株主優待制度は廃止されており、配当による還元を基本としています。
配当方針は、業績連動を基本としつつも安定配当を維持する方針を掲げており、配当性向は20%前後を目標としています。直近では業績の安定成長を背景に増配を実施しており、株主還元への意識が向上しています。今後も収益拡大に合わせて持続的な還元を目指す姿勢であり、長期的な投資魅力の向上に努めています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 143.2万円 | 43.2万円 | 43.2% |
| 2022期 | 121.6万円 | 21.6万円 | 21.6% |
| 2023期 | 251.1万円 | 151.1万円 | 151.1% |
| 2024期 | 193.2万円 | 93.2万円 | 93.2% |
| 2025期 | 181.8万円 | 81.8万円 | 81.8% |
※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用取引では売り残がなく、買い残のみが積み上がっており、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い状況です。業界平均と比較すると、PER・PBRともに著しく割安な水準にあり、バリュー株としての側面が強いと言えます。時価総額が22億円と小型であるため、機関投資家の参入は限定的ですが、その分、個人の需給で株価が大きく動く可能性があります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 2.2億円 | 8,200万円 | 36.6% |
| 2022/03期 | 2.4億円 | 1.1億円 | 43.4% |
過去の各年度における実効税率は概ね35%から43%の範囲で推移しており、標準的な税負担率の範囲内で納税が行われています。2022/03期には一時的に税率が上昇しましたが、これは繰延税金資産の評価など会計上の調整が影響した可能性があります。2026/03期予想では実効税率が低下していますが、これは税効果会計の適用や税務上の優遇措置などが反映された計画となっております。
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「千葉地盤の老舗カー用品店が、脱・物販依存で車検・リースと意外な『業務スーパー』に活路を見出す二刀流経営」
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