ブロンコビリー3091
BRONCO BILLY Co.,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
家族で少し特別な外食をしたいなと思ったとき、炭火で焼かれたジューシーなハンバーグやステーキを食べに行った経験はありませんか?ブロンコビリーは、そんな「ごちそう」体験を提供しているレストランです。メインのお肉だけでなく、季節ごとに内容が変わる新鮮なサラダバーや、大きなかまどで炊いた魚沼産コシヒカリも名物。あなたがお店で楽しむ美味しい料理やドレッシングの裏側で、同社は食材の調達から調理法までこだわり抜いています。
名古屋地盤のステーキレストランチェーンで、2025期には売上高302.2億円、営業利益29.3億円と着実な成長を遂げています。コロナ禍からの回復が鮮明で、値上げ後も客足は堅調に推移し、既存店の売上を牽引。近年はとんかつ店や惣菜製造会社のM&Aを積極的に行い、既存事業とのシナジー創出と新たな収益源の確立を目指しています。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 愛知県名古屋市中村区椿町1番5号 BBビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/12期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2023/12期 | 5.4% | 4.4% | - |
| 2024/12期 | 8.9% | 7.3% | 9.5% |
| 2025/12期 | 9.4% | 7.7% | 9.7% |
| 1Q 2026/12期 | 3.2%(累計) | 2.6%(累計) | 12.5% |
収益性については、2021/03期の営業損失から一転し、2025/03期には営業利益率が9.7%まで改善し、効率的な店舗運営が定着しています。ROE(自己資本利益率)も9.1%まで上昇しており、限られた資本で効率よく利益を上げる体制が整っています。徹底したコスト管理と炭火焼きステーキという独自コンセプトの強みが、競合他社と比較しても安定した高い利益率を支える要因となっています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023/12期 | 234億円 | — | 10.0億円 | 33.8 | — |
| 2024/12期 | 266億円 | 25.3億円 | 17.1億円 | 57.6 | +13.9% |
| 2025/12期 | 302億円 | 29.3億円 | 19.7億円 | 66.2 | +13.5% |
ブロンコビリーは、郊外型ステーキレストランの好調な出店戦略とメニュー改定による客単価の上昇が寄与し、売上高は2021/03期の約158億円から2025/03期には約302億円へと大幅に成長しました。営業利益についても、過去のコロナ禍による落ち込みから力強く回復し、2025/03期には約29億円を達成するなど高い収益性を維持しています。2026/03期予想においても、過去最高水準の業績更新を見込んでおり、堅調な店舗運営が成長を牽引しています。 【1Q 2026/12期実績】売上82億円(通期予想比25%)、営業利益10億円(同34%)、純利益6.9億円(同35%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
ステーキ・ハンバーグレストラン事業を核に、子会社を通じた調味料・惣菜製造まで手がける一貫したビジネスモデルを展開しています。原材料価格の高騰や為替リスクを抱えていますが、価格改定の浸透や高付加価値化により収益性を維持する体制を構築しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 295億円 | — | 302億円 | +2.4% |
| 2024期 | 250億円 | — | 266億円 | +6.5% |
| 2023期 | 225億円 | — | 234億円 | +3.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 30億円 | — | 29.3億円 | -2.3% |
| 2024期 | 19.5億円 | — | 25.3億円 | +29.8% |
| 2023期 | 10.5億円 | — | 16.4億円 | +56.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ブロンコビリーは正式な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な経営目標となります。直近2期では、コロナ禍からの回復と値上げ効果で期初予想を大幅に上回る着地が続いており、特に利益面での上振れが顕著です。2025期は売上高と純利益で予想を達成したものの、営業利益はわずかに未達となりました。2026期も増収増益を見込んでおり、M&Aによる新事業の貢献と既存店の客数増が成長の鍵となります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
名物サラダバーを40年ぶりに刷新し、新「ブロンコビュッフェ」を開始。
2025年12月期は営業利益29.30億円を達成し、過去最高益を更新。
とんかつ店チェーン「レ・ヴァン」の全株式を取得し、子会社化を完了。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも1Q 2026/12期末時点
財務健全性は極めて良好であり、自己資本比率は80%超という極めて強固な水準を長年維持しています。有利子負債は2025/03期時点で約1億円と極めて少なく、実質無借金に近いクリーンな財務体質です。この強固なバランスシートは、将来の成長投資や景気変動に対する高い耐性を備えており、経営の安定性を強固に裏付けています。 【1Q 2026/12期】総資産271億円、純資産222億円、自己資本比率81.4%、有利子負債1.5億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2023/12期 | 25.4億円 | ▲10.9億円 | ▲6.3億円 | 14.6億円 |
| 2024/12期 | 26.7億円 | ▲13.9億円 | ▲5.6億円 | 12.8億円 |
| 2025/12期 | 33.7億円 | ▲14.4億円 | ▲4.0億円 | 19.3億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、2025/03期には約34億円に達するなど本業での稼ぐ力が一段と強化されています。投資活動においては、新規出店や店舗改装のための支出が約14億円継続していますが、高い営業収支により十分カバーできています。結果としてフリーキャッシュフローは安定的に創出されており、強固な財務基盤を支える原動力となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%と改善の余地がありますが、監査体制の強化や連結子会社を含めたガバナンス構築に努めています。店舗網の拡大に伴い、透明性の高い経営管理体制の維持が今後の成長の鍵となります。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 514万円 | 711人 | - |
従業員平均年収は514万円と、飲食業界の平均と比較して標準的な水準に位置しています。売上高と営業利益の二桁成長を背景に、業績連動の要素や適正な労務管理が行われていることが、安定した給与水準を支えています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
ブロンコビリーのTSR(株主総利回り)は、2022期を除き、過去5年間でTOPIXを一貫して下回るアンダーパフォームとなっています。これは、同期間にTOPIXが大幅に上昇した一方で、同社株価がコロナ禍の影響を受け、その後の回復ペースが市場全体に追いついていないことを示唆します。特に2025期はTOPIXが213.1%と急伸したのに対し、自社TSRは169.3%に留まりました。ただし、足元の業績は好調であり、今後の株価パフォーマンス改善が期待されます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 11円 | 17.6% |
| 2017/12期 | 12円 | 20.7% |
| 2018/12期 | 12円 | 20.2% |
| 2019/12期 | 12円 | 23.4% |
| 2020/12期 | 5円 | - |
| 2021/12期 | 8円 | 25.3% |
| 2022/12期 | 8円 | 34.7% |
| 2023/12期 | 9円 | 26.7% |
| 2024/12期 | 12円 | 20.8% |
| 2025/12期 | 14円 | 21.2% |
| 権利確定月 | 6月・12月 |
配当方針は、業績の成長に応じた利益還元を重視しつつ、将来の事業拡大に向けた投資を優先する方針です。配当性向は20%台前半を維持しており、増収増益に伴い配当金額も着実に増加しています。株主優待制度と合わせた総合的な利回りを意識しつつ、中長期的な株主価値の向上を目指しています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 103.9万円 | 3.9万円 | 3.9% |
| 2022期 | 107.6万円 | 7.6万円 | 7.6% |
| 2023期 | 140.9万円 | 40.9万円 | 40.9% |
| 2024期 | 162.2万円 | 62.2万円 | 62.2% |
| 2025期 | 169.3万円 | 69.3万円 | 69.3% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは34.1倍、PBRは3.15倍と、いずれも小売業の業界平均を上回っており、市場からの高い成長期待が伺えます。一方、配当利回りは業界平均より低めですが、株主優待と合わせた利回りは1.60%となります。信用倍率は1.52倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的です。今後は、四半期ごとの決算発表で、値上げ効果の持続性や新業態の進捗が注目されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2023/12期 | 17.1億円 | 7.0億円 | 41.3% |
| 2024/12期 | 26.0億円 | 8.8億円 | 34.0% |
| 2025/12期 | 30.3億円 | 10.6億円 | 34.9% |
法人税等の支払いは、連結業績の推移に連動して増加傾向にあります。税引前利益が約30億円規模となった2025/03期には、約10億円の法人税等を計上しました。実効税率は概ね30%台前半から半ばで推移しており、税効果会計等の影響を含め標準的な範囲内で適切に処理されています。
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ブロンコビリー まとめ
「名古屋発のごちそうステーキ店が、サラダバー改革とM&Aを武器に全国区を目指す肉食系カンパニー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。