ブロンコビリー
BRONCO BILLY Co.,LTD.
最終更新日: 2026年3月27日
こだわり抜いた『ご馳走』で顧客も株主も笑顔にする成長企業
単なるレストランにとどまらず、多様な食のシーンで最高の『ご馳走』を提供し、人々の生活を豊かにするリーディングカンパニーを目指します。
この会社ってなに?
家族で少し特別な外食をしたいなと思ったとき、炭火で焼かれたジューシーなハンバーグやステーキを食べに行った経験はありませんか?ブロンコビリーは、そんな「ごちそう」体験を提供しているレストランです。メインのお肉だけでなく、季節ごとに内容が変わる新鮮なサラダバーや、大きなかまどで炊いた魚沼産コシヒカリも名物。あなたがお店で楽しむ美味しい料理やドレッシングの裏側で、同社は食材の調達から調理法までこだわり抜いています。
名古屋地盤のステーキレストランチェーンで、FY2025には売上高302.2億円、営業利益29.3億円と着実な成長を遂げています。コロナ禍からの回復が鮮明で、値上げ後も客足は堅調に推移し、既存店の売上を牽引。近年はとんかつ店や惣菜製造会社のM&Aを積極的に行い、既存事業とのシナジー創出と新たな収益源の確立を目指しています。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 愛知県名古屋市中村区椿町1番5号 BBビル
- 公式
- www.bronco.co.jp
社長プロフィール
私たちは『ご馳走カンパニー』として、食を通じてお客様に喜びと活力を提供することを使命としています。炭焼きステーキや新鮮なサラダバーなど、こだわりの品質を追求し続けると共に、新たな業態への挑戦やM&Aを通じて持続的な成長を目指し、企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
ステーキハウス「ブロンコ」を名古屋市北区にオープン。ここから「ご馳走レストラン」の歴史が始まる。
個人経営から法人化し、株式会社ブロンコビリーを設立。本格的なチェーン展開への礎を築く。
更なる成長を目指し、ジャスダック証券取引所に上場(その後、東証二部、一部、プライム市場へ移行)。
東海地方を地盤としながら、首都圏での店舗展開を加速させ、全国区のブランドへと成長を遂げる。
外食産業全体が厳しい状況に直面する中、テイクアウト強化や感染対策を徹底し、顧客の信頼を維持。
調味料メーカーやとんかつ店チェーンを子会社化。レストラン事業とのシナジーを創出し、新たな成長戦略を描く。
長年愛されたサラダバーを「ブロンコビュッフェ」へ進化させ、新たな顧客体験価値の創造に挑戦。
積極的な事業展開と顧客支持を背景に、売上高・利益ともに過去最高を連続で更新する見込み。持続的な成長を目指す。
注目ポイント
値上げ後も客足は堅調で、2025年12月期は売上・利益ともに過去最高を更新する見込みです。M&Aも奏功し、力強い成長を続けています。
炭焼きステーキ、大かまどごはん、季節ごとに変わる新鮮サラダバーなど、食への強いこだわりが魅力。とんかつ業態など新たな「ご馳走」にも挑戦中です。
100株からブロンコビリーで使えるお食事券がもらえます。業績好調を背景に増配傾向にあり、株主還元にも積極的な姿勢がうかがえます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 22円 | 17.6% |
| FY2017/3 | 24円 | 20.7% |
| FY2018/3 | 24円 | 20.2% |
| FY2019/3 | 24円 | 23.4% |
| FY2020/3 | 10円 | 0.3% |
| FY2021/3 | 16円 | 25.3% |
| FY2022/3 | 16円 | 34.7% |
| FY2023/3 | 18円 | 26.7% |
| FY2024/3 | 24円 | 20.8% |
| FY2025/3 | 28円 | 21.2% |
| 権利確定月 | 6月・12月 |
配当方針は、業績の成長に応じた利益還元を重視しつつ、将来の事業拡大に向けた投資を優先する方針です。配当性向は20%台前半を維持しており、増収増益に伴い配当金額も着実に増加しています。株主優待制度と合わせた総合的な利回りを意識しつつ、中長期的な株主価値の向上を目指しています。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ブロンコビリーは、郊外型ステーキレストランの好調な出店戦略とメニュー改定による客単価の上昇が寄与し、売上高はFY2021/3の約158億円からFY2025/3には約302億円へと大幅に成長しました。営業利益についても、過去のコロナ禍による落ち込みから力強く回復し、FY2025/3には約29億円を達成するなど高い収益性を維持しています。FY2026/3予想においても、過去最高水準の業績更新を見込んでおり、堅調な店舗運営が成長を牽引しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 5.5% | 3.6% | - |
| FY2022/3 | 3.9% | 3.2% | - |
| FY2023/3 | 5.6% | 4.4% | - |
| FY2024/3 | 8.2% | 7.0% | 9.5% |
| FY2025/3 | 9.1% | 7.4% | 9.7% |
収益性については、FY2021/3の営業損失から一転し、FY2025/3には営業利益率が9.7%まで改善し、効率的な店舗運営が定着しています。ROE(自己資本利益率)も9.1%まで上昇しており、限られた資本で効率よく利益を上げる体制が整っています。徹底したコスト管理と炭火焼きステーキという独自コンセプトの強みが、競合他社と比較しても安定した高い利益率を支える要因となっています。
財務は安全?
財務健全性は極めて良好であり、自己資本比率は80%超という極めて強固な水準を長年維持しています。有利子負債はFY2025/3時点で約1億円と極めて少なく、実質無借金に近いクリーンな財務体質です。この強固なバランスシートは、将来の成長投資や景気変動に対する高い耐性を備えており、経営の安定性を強固に裏付けています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 24.2億円 | -18.2億円 | 5.2億円 | 6.0億円 |
| FY2022/3 | 16.2億円 | -14.4億円 | -61.2億円 | 1.8億円 |
| FY2023/3 | 25.4億円 | -10.9億円 | -6.3億円 | 14.6億円 |
| FY2024/3 | 26.7億円 | -13.9億円 | -5.6億円 | 12.8億円 |
| FY2025/3 | 33.7億円 | -14.4億円 | -4.0億円 | 19.3億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、FY2025/3には約34億円に達するなど本業での稼ぐ力が一段と強化されています。投資活動においては、新規出店や店舗改装のための支出が約14億円継続していますが、高い営業収支により十分カバーできています。結果としてフリーキャッシュフローは安定的に創出されており、強固な財務基盤を支える原動力となっています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 15.5億円 | 5.9億円 | 38.3% |
| FY2022/3 | 10.2億円 | 3.3億円 | 32.6% |
| FY2023/3 | 17.1億円 | 7.0億円 | 41.3% |
| FY2024/3 | 26.0億円 | 8.8億円 | 34.0% |
| FY2025/3 | 30.3億円 | 10.6億円 | 34.9% |
法人税等の支払いは、連結業績の推移に連動して増加傾向にあります。税引前利益が約30億円規模となったFY2025/3には、約10億円の法人税等を計上しました。実効税率は概ね30%台前半から半ばで推移しており、税効果会計等の影響を含め標準的な範囲内で適切に処理されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 514万円 | 711人 | - |
従業員平均年収は514万円と、飲食業界の平均と比較して標準的な水準に位置しています。売上高と営業利益の二桁成長を背景に、業績連動の要素や適正な労務管理が行われていることが、安定した給与水準を支えています。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はストロングウィル。
株式会社ストロングウィルが27.64%の株式を保有する筆頭株主であり、創業家関連会社としての安定した経営基盤を形成しています。次いで信託口や金融機関が並び、機関投資家からの一定の信頼も伺えますが、創業家の影響力が強い構造と言えます。
会社の公式開示情報
役員報酬
ステーキ・ハンバーグレストラン事業を核に、子会社を通じた調味料・惣菜製造まで手がける一貫したビジネスモデルを展開しています。原材料価格の高騰や為替リスクを抱えていますが、価格改定の浸透や高付加価値化により収益性を維持する体制を構築しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%と改善の余地がありますが、監査体制の強化や連結子会社を含めたガバナンス構築に努めています。店舗網の拡大に伴い、透明性の高い経営管理体制の維持が今後の成長の鍵となります。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 295億円 | — | 302億円 | +2.4% |
| FY2024 | 250億円 | — | 266億円 | +6.5% |
| FY2023 | 225億円 | — | 234億円 | +3.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 30億円 | — | 29億円 | -2.3% |
| FY2024 | 20億円 | — | 25億円 | +29.8% |
| FY2023 | 11億円 | — | 16億円 | +56.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ブロンコビリーは正式な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な経営目標となります。直近2期では、コロナ禍からの回復と値上げ効果で期初予想を大幅に上回る着地が続いており、特に利益面での上振れが顕著です。FY2025は売上高と純利益で予想を達成したものの、営業利益はわずかに未達となりました。FY2026も増収増益を見込んでおり、M&Aによる新事業の貢献と既存店の客数増が成長の鍵となります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
ブロンコビリーのTSR(株主総利回り)は、FY2022を除き、過去5年間でTOPIXを一貫して下回るアンダーパフォームとなっています。これは、同期間にTOPIXが大幅に上昇した一方で、同社株価がコロナ禍の影響を受け、その後の回復ペースが市場全体に追いついていないことを示唆します。特にFY2025はTOPIXが213.1%と急伸したのに対し、自社TSRは169.3%に留まりました。ただし、足元の業績は好調であり、今後の株価パフォーマンス改善が期待されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 103.9万円 | +3.9万円 | 3.9% |
| FY2022 | 107.6万円 | +7.6万円 | 7.6% |
| FY2023 | 140.9万円 | +40.9万円 | 40.9% |
| FY2024 | 162.2万円 | +62.2万円 | 62.2% |
| FY2025 | 169.3万円 | +69.3万円 | 69.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは34.1倍、PBRは3.15倍と、いずれも小売業の業界平均を上回っており、市場からの高い成長期待が伺えます。一方、配当利回りは業界平均より低めですが、株主優待と合わせた利回りは1.60%となります。信用倍率は1.52倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的です。今後は、四半期ごとの決算発表で、値上げ効果の持続性や新業態の進捗が注目されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
名物サラダバーを40年ぶりに刷新し、新「ブロンコビュッフェ」を開始。
2025年12月期は営業利益29.30億円を達成し、過去最高益を更新。
とんかつ店チェーン「レ・ヴァン」の全株式を取得し、子会社化を完了。
最新ニュース
ブロンコビリー まとめ
ひとめ診断
「名古屋発のごちそうステーキ店が、サラダバー改革とM&Aを武器に全国区を目指す肉食系カンパニー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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