8203プライム

MrMaxHD

MrMax Holdings Ltd.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE6.9%
BPS91円
自己資本比率43.3%
FY2025/3 有報データ

九州から全国へ、お客様の「普段の暮らし」を豊かにするディスカウントストア

お客様の普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しくする商品・サービスを提供し続けること。

この会社ってなに?

あなたが週末に家族でショッピングモールに出かけ、家電や日用品、食料品まで一度に買い物を済ませたいと思ったことはありませんか?ミスターマックスは、まさにそんなニーズに応える総合ディスカウントストアです。特に九州地方にお住まいの方なら、「MrMax」の赤い看板を目にしたことがあるかもしれません。プライベートブランドのお手頃な商品から、機能性を絞った格安の4Kテレビまで、賢く生活するためのアイテムが揃っています。普段の暮らしをちょっと豊かに、そしてお得にする裏側で、この会社が活躍しているのです。

FY2025は売上高1365.7億円、営業利益38.23億円で着地。続くFY2026は売上高1430.0億円、営業利益41.00億円の増収増益を計画しており、回復基調にあります。2029年2月期を最終年度とする中期経営計画では、既存店強化に加え、新規出店やM&Aによる事業拡大を掲げ、成長再加速を目指しています。PBRは0.71倍と1倍を割り込んでおり、株主還元方針の強化とともに株価水準の是正が期待される局面です。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
福岡県福岡市東区松田1丁目5番7号
公式
www.mrmaxhd.co.jp

社長プロフィール

平野 能章
平野 能章
代表取締役社長
挑戦者
「お客様の普段の暮らしを豊かにする」ために、「この街になくてはならない店」であり続けることを経営の基本理念としています。変化の激しい時代においても「現場主義」と「変化への対応」を徹底し、お客様にとって安くて便利な店であり続けるために挑戦を続けます。

この会社のストーリー

1925
平野電機製作所として創業

創業者である平野増夫が、福岡市でラジオの製作・販売を行う「平野電機製作所」を設立。これがミスターマックスの原点となる。

1950
株式会社平野電機として法人化

家電製品の卸売業を開始し、事業基盤を確立。九州一円に販路を拡大し、地域社会の発展と共に成長を遂げる。

1978
ディスカウントストア「MrMax」1号店オープン

家電量販店からディスカウントストアへと業態を転換。福岡市に第1号店を開店し、現在の主力事業が本格的にスタートした。

1986
福岡証券取引所に上場

事業の成長と社会的な信用の高まりを受け、福岡証券取引所に株式を上場。企業として新たなステージに進んだ。

1994
関東へ初進出

九州を地盤としながらも、成長を加速させるため関東地方へ進出。千葉県に「MrMaxおゆみ野店」をオープンし、全国展開への足がかりを築いた。

2004
持株会社体制へ移行

経営の効率化と専門性を高めるため、持株会社「株式会社ミスターマックス・ホールディングス」を設立。グループ経営体制を強化した。

2021
株主還元方針の転換

株主優待制度を廃止し、配当による利益還元を重視する方針へ転換。安定した株主還元を目指す姿勢を明確にした。

2024
新たな中期経営計画を策定

2029年2月期を最終年度とする中期経営計画を発表。積極的な新規出店やM&Aを視野に入れ、次の100年に向けた成長戦略を始動させた。

注目ポイント

九州地盤の安定経営と全国展開

創業の地である九州で強固な事業基盤を築き、安定した経営を実現。その基盤を元に関東地方へも進出し、着実な成長を続けています。

配当重視の株主還元策

株主優待を廃止し、配当による利益還元を重視する方針に転換。安定的かつ継続的な配当を目指しており、株主への還元意欲が高い企業です。

未来へ向けた積極的な成長戦略

2029年を見据えた中期経営計画では、新規出店やM&Aを両軸に事業拡大を目指します。100年企業に向けた次なる成長フェーズが期待されます。

サービスの実績は?

1295.7億円
売上高
FY2024実績
+2.1% YoY
30.21億円
営業利益
FY2024実績
-34.8% YoY
24.77億円
純利益
FY2025実績
+1.4% YoY
23
1株当たり配当金
FY2025実績
+27.8% YoY
12店舗
関東エリア店舗数
2026年3月時点
出店強化中

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 23円
安全性
普通
自己資本比率 43.3%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
23
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2021/33129.0%
FY2022/32731.4%
FY2023/32726.2%
FY2024/31824.5%
FY2025/32330.9%
1期連続増配
株主優待
なし

2021年2月権利分をもって株主優待制度は廃止されており、現在は実施していません。

当社は利益還元を重要経営課題と位置づけ、配当性向30%を目安とした安定的かつ継続的な配当実施を基本方針としています。株主優待制度を廃止し、今後は配当による直接還元を強化することで、全株主への公平な利益配分を優先しています。業績の回復に合わせて配当水準も柔軟に見直す姿勢を示しており、投資家からの期待に応える体制を整えています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.9%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
2.8%
業界平均
5.9%
自己資本比率下回る
この会社
43.3%
業界平均
50.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31,248億円
FY2023/31,269億円
FY2024/31,296億円
FY2025/31,366億円
営業利益
FY2022/344.9億円
FY2023/346.3億円
FY2024/330.2億円
FY2025/338.2億円

当社の売上高は安定的に推移しており、FY2025/3には過去5年間で最高となる約1,366億円を記録しました。一方で、営業利益は原材料費や物流コストの上昇を受け、FY2021/3の約60億円からFY2024/3には約30億円まで縮小する局面がありました。今期および次期にかけては、価格転嫁の進展や効率的な店舗運営により、利益率の改善基調を取り戻す見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.0%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.8%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/312.7%4.3%4.6%
FY2022/39.6%3.5%3.6%
FY2023/310.6%4.2%3.7%
FY2024/37.2%2.9%2.3%
FY2025/36.9%3.0%2.8%

収益性指標については、営業利益率がFY2021/3の4.6%からFY2024/3には2.3%まで低下するなど、コスト高の影響を強く受けました。ROE(自己資本利益率)も同様の傾向にあり、FY2021/3の12.7%をピークに低下傾向が続いています。現在は不採算部門の整理やプライベートブランド(PB)商品の強化を通じて、収益力の回復に向けた構造改革を最優先で推進しています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率43.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
407億円
会社の純資産
361億円

財務健全性は着実に向上しており、自己資本比率はFY2021/3の33.8%からFY2025/3には43.3%へと大きく改善しました。FY2024/3に約489億円の有利子負債が発生しましたが、これは事業拡大に伴う投資によるものであり、翌期には約407億円まで順調に圧縮が進んでいます。無借金経営に近い強固な財務体質を維持しつつ、成長投資を継続できる安定した基盤を構築しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+54.4億円
営業CF
投資に使ったお金
-20.8億円
投資CF
借入・返済など
-39.9億円
財務CF
手元に残ったお金
+33.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/393.4億円-14.7億円-75.3億円78.7億円
FY2022/335.2億円-27.7億円-7.4億円7.4億円
FY2023/339.7億円-1.9億円-35.4億円37.8億円
FY2024/339.3億円-26.1億円-20.7億円13.2億円
FY2025/354.4億円-20.8億円-39.9億円33.6億円

営業活動によるキャッシュフローは常にプラスを維持しており、本業で安定した現金を生み出す力を示しています。投資キャッシュフローは店舗改装や物流システムへの積極投資によりマイナス傾向ですが、適切な範囲内に収まっています。潤沢なフリーキャッシュフローを背景に、債務の圧縮や株主還元をバランス良く実行できる財務的余力を備えています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1当社グループにおける優先的に対応すべきリスク」に記載のとおりであります
22025年2月期におけるリスク評価 最新のリスク評価の実施結果において、当社グループは96項目のリスクを特定しました
3当社グループにおける優先的に対応すべきリスク」に示す10個のリスク項目を特に重要度の高いリスクとして位置づけ、それらのリスクに対して軽減策の検討及び実施を行っております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/357.5億円22.1億円38.4%
FY2022/343.5億円14.9億円34.4%
FY2023/345.2億円11.0億円24.2%
FY2024/329.1億円4.6億円16.0%
FY2025/337.8億円13.1億円34.5%

実効税率は年により変動が見られますが、概ね法定実効税率に近い水準で推移しています。FY2024/3には一時的に税負担率が低下しましたが、これは繰延税金資産の取り崩しや税額控除等の影響によるものです。基本的には業績に応じた適切な納税を行っており、税務上の大きな懸念事項は見当たりません。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
670万円
従業員数
689
平均年齢
43.6歳
平均年収従業員数前年比
当期670万円689-

従業員平均年収は670万円となっており、同規模のディスカウントストア業界と比較しても比較的良好な水準です。これは、生産性の向上や従業員還元を重視する経営方針が一定程度反映されていると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主52.8%
浮動株47.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関19.6%
事業法人等33.2%
外国法人等4.1%
個人その他41.9%
証券会社1.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はWaiz Holdings・ミスターマックス取引先持株会・福岡銀行。

株式会社Waiz Holdings(8,613,800株)25.88%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)(3,412,200株)10.25%
ミスターマックス取引先持株会(2,774,000株)8.33%
有限会社HIRANO Management(1,475,500株)4.43%
株式会社福岡銀行(1,414,200株)4.25%
MrMaxHoldings 社員持株会(1,208,600株)3.63%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,000,100株)3%
平野 淳子(701,900株)2.11%
株式会社西日本シティ銀行(510,000株)1.53%
アイリスオーヤマ株式会社(500,700株)1.5%

筆頭株主である株式会社Waiz Holdings(25.88%)を中心に、創業家関連会社や社員持株会など、安定株主が一定割合を占める構造です。市場流動性を確保しつつも、長期的視点に立った安定経営を可能にする持株比率となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,700万円
取締役2名の合計

主な事業リスクとして、競合他社との激しい価格競争や原材料価格の高騰などが挙げられます。EDINET開示資料によると、総合ディスカウントストア事業を中核としつつ、物流事業などの多角化によりサプライチェーンの効率化を図る戦略が明確です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 6名)
女性 2名(33.3% 男性 4
33%
67%
監査報酬
3,900万円
連結子会社数
3
設備投資額
21.7億円
平均勤続年数(従業員)
16.7
臨時従業員数
1786

女性役員比率33.3%を達成しており、経営の多様性が確保されています。監査報酬として3,900万円を充て、健全な内部統制を維持しており、連結子会社3社を擁する組織として適切なガバナンス体制を構築しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
近年の業績予想はブレが大きいが、新中計で再成長を目指す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2025-FY2029
売上高: 目標 1,800億円 順調 (1,365.7億円)
75.9%
営業利益: 目標 75億円 やや遅れ (38.23億円)
51%
ROE: 目標 8.0% 順調 (5.8%)
72.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,320億円1,366億円+3.5%
FY20241,295億円1,296億円+0.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202533億円38億円+15.8%
FY202440億円30億円-24.5%
FY202350億円46億円-8.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2029年2月期を最終年度とする新中期経営計画では、売上高1,800億円、営業利益75億円という挑戦的な目標を掲げています。既存店の収益力強化に加え、関東エリアでの新規出店やM&Aを成長の柱と位置付けており、今後の戦略実行力が問われます。過去の業績予想にはブレが見られるものの、FY2025は期初予想を上回って着地しており、収益管理の精度向上が今後の課題であり、注目点です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、FY2024を除き継続してTOPIXを上回っており、優れたパフォーマンスを示しています。これは、安定した配当と、コロナ禍における巣ごもり需要などを背景とした株価上昇が寄与した結果です。FY2024は市場全体の上昇に追随できなかったものの、長期的に見て企業価値向上と株主還元の両立が実現できていることを示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+114.0%
100万円 →214.0万円
114.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021202.4万円+102.4万円102.4%
FY2022169.1万円+69.1万円69.1%
FY2023197.0万円+97.0万円97.0%
FY2024191.4万円+91.4万円91.4%
FY2025214.0万円+114.0万円114.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残177,400株
売り残6,400株
信用倍率27.72倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年2月期 第1四半期決算発表2025年7月上旬(予定)
2026年2月期 第2四半期決算発表2025年10月上旬(予定)
第77期 定時株主総会2026年5月下旬(予定)

PER9.4倍、PBR0.71倍と、小売業の業界平均と比較して明確に割安な水準にあります。配当利回りも業界平均を上回っており、バリュー株としての魅力があります。一方で信用倍率は27.72倍と高く、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化には注意が必要です。今後の決算発表で中期経営計画の進捗が示されるかが、株価の方向性を決める鍵となるでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, みんかぶ, M&A Online, ロイター
業界内ランキング
上位 35%
小売業 1500社中 525位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
M&A・事業戦略25%
株価・市況20%
その他10%

最近の出来事

2025年7月事業拡大

M&Aによる事業領域の拡大を経営戦略の柱に据え、ディスカウントストア以外の専門店事業も視野に入れた成長構想を発表。

2026年1月業績好調

第3四半期決算において、経常利益が前年同期比27.3%増を記録し、積極的な店舗運営の成果が財務面に鮮明に表れた。

2026年2月出来高急増

市場での流動性が高まり、出来高変化率ランキングで上位に浮上するなど、投資家からの注目度が急激に向上した。

MrMaxHD まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 23円
安全性
普通
自己資本比率 43.3%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「九州地盤の堅実ディスカウントストア、M&AとPB商品強化で次なる成長ステージへ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU