JUMP

サンリオ8136

Sanrio Company,Ltd.

プライムUpdated 2026/05/26
01 / 5 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 10.6円
安全性
安定
自己資本比率 52.9%
稼ぐ力
高い
ROE 48.6%
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

あなたが日常で目にするキャラクターグッズ、テーマパーク、コラボカフェ、さらにはスマホの壁紙やLINEスタンプまで――サンリオのキャラクターは生活のあらゆる場面に溶け込んでいます。推し活ブームの追い風を受け、ファン層は子どもから大人まで急速に拡大中。今や収益の柱は世界中で広がるIPライセンス事業で、ピューロランドへの来場やグッズ購入だけでなく、海外でのキャラクター起用の広がりが企業の成長に直結する、身近さと投資テーマが両立した銘柄です。

サンリオは「ハローキティ」をはじめクロミ・シナモロール・マイメロディなど数多くのキャラクターを擁する、日本発のキャラクターIP・ライセンス企業です。物販中心のビジネスモデルから、複数キャラクター×グローバルIPライセンスへの転換に成功し、2025/03期(日本基準・連結)は売上高1,449億円(前期比+44.9%)・営業利益518億円(+92.2%)・純利益417億円(+137.3%)と過去最高益を更新しました。営業利益率は35.8%、ROEは48.6%と際立つ収益性・資本効率を実現しています。ハローキティ50周年(2024年)の盛り上がりと欧米・アジアでのIPライセンス急拡大を背景に、2026/03期は2026年2月の第3四半期決算で通期予想を上方修正し、売上高1,906億円(+31.5%)・営業利益751億円(+45.0%)・純利益520億円(+24.6%)と再び過去最高益を見込みます。株主還元の充実と個人投資家層の拡大を狙い、2024年4月の1:3に続き2026年4月1日付で1株を5株に分割(発効済み)。2027/03期を最終年度とする中期経営計画では売上高1,750億円・営業利益650億円以上の目標を掲げ、すでに超過ペースで進捗しています。

その他製品プライム市場

注目ポイント

2025/03期 営業利益518億円の過去最高益

2025/03期は売上高1,449億円(+44.9%)・営業利益518億円(+92.2%)・純利益417億円(+137.3%)と過去最高益を更新。2026/03期も751億円へ上方修正し、最高益更新が続く見通し。

世界で愛される圧倒的なキャラクターIP

「ハローキティ」をはじめクロミ・シナモロール・マイメロディなど多数の人気キャラクターを擁し、世界中でライセンスビジネスを展開する確固たるブランド力があります。

海外IPライセンスの急拡大

北米・アジア・欧州でキャラクターIPライセンス事業が高成長。ライセンス収入は高利益率で、海外での起用拡大が利益率をさらに押し上げる成長エンジンになっています。

ROE48.6%の際立つ資本効率と株主還元

2025/03期のROEは48.6%、営業利益率35.8%と突出した収益性。配当性向30%目処の増配方針とテーマパーク優待で株主還元にも積極的です。

M&A・XR領域への積極投資

最大1,000億円規模のM&Aを検討し、VTuber・メタバースなど次世代エンターテインメント領域への投資でIPポートフォリオの拡充と新たなファン層の開拓を進めています。

会社概要

業種
その他製品
決算期
3月
本社
東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー
公式
corporate.sanrio.co.jp

サービスの実績は?

518億円
2025/03期 営業利益
前期比+92.2%・過去最高益
+92.2%
35.8%
営業利益率(2025/03期)
高収益なIPライセンス事業が牽引
FY2021比 大幅改善
48.6%
ROE(2025/03期)
際立つ資本効率
高水準
1,000億円
M&A投資枠
IP・デジタル領域の強化に向け検討
新規設定
02 / 5 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

日本
859億円59.4%)
北米
274億円18.9%)
アジア
234億円16.2%)
欧州
62億円4.3%)
南米
17億円1.2%)
日本859億円
利益: 366億円利益率: 42.6%

ライセンス・物販・テーマパーク(ピューロランド/ハーモニーランド)を含む国内全事業

北米274億円
利益: 88億円利益率: 32.1%

キャラクターIPライセンス事業が好調に拡大

アジア234億円
利益: 67億円利益率: 28.6%

中国・東南アジアでのライセンス拡大が成長を牽引

欧州62億円
利益: 16億円利益率: 25.8%

複数キャラクター戦略が奏功しIPライセンスが高成長

南米17億円
利益: 5億円利益率: 29.4%

ライセンス事業中心に新興市場として拡大中 (2025/03期 日本基準連結・地域別セグメント・営業利益ベース)

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
48.6%
株主資本の利回り
ROA
20.6%
総資産の活用度
Op. Margin
35.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期▲10.7%▲4.7%▲8.0%
2022/03期7.8%4.1%4.8%
2023/03期14.5%8.1%18.2%
2024/03期29.2%11.3%27.0%
2025/03期48.6%20.6%35.8%

物販中心の低収益体質から、高粗利なIPライセンス事業中心へと構造転換が進み、収益性は劇的に改善しました。2021/03期はコロナ禍で営業利益率▲8.0%・ROE▲10.7%と赤字でしたが、2025/03期には営業利益率35.8%・ROE48.6%・ROA20.6%と、製造業・キャラクター企業として突出した水準に到達しています。ライセンス収入は追加コストが小さく利益率が高いため、海外でのIP起用が広がるほど利益率が一段と高まる収益構造が強みです。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/03期411億円▲32.8億円▲39.6億円-3.20円
2022/03期528億円25.4億円34.2億円2.84円+28.5%
2023/03期726億円132億円81.6億円6.74円+37.6%
2024/03期1,000億円270億円176億円14.62円+37.7%
2025/03期1,449億円518億円417億円35.32円+44.9%

2021/03期はコロナ禍で営業損失32.8億円・最終赤字39.6億円に沈みましたが、辻朋邦社長のもとで物販依存からクロミ・シナモロールなど複数キャラクターのグローバルIPライセンスへ転換し、業績はV字回復しました。2025/03期は売上高1,449億円(前期比+44.9%)・営業利益518億円(+92.2%)・純利益417億円(+137.3%)と過去最高益を更新。ハローキティ50周年効果と欧米・アジアでのIPライセンス急拡大が牽引しました。2026/03期は2026年2月の第3四半期決算で通期予想を上方修正し、売上高1,906億円(+31.5%)・営業利益751億円(+45.0%)・純利益520億円(+24.6%)と再び過去最高益を見込みます。EPSは2026年4月1日付1:5株式分割を反映した分割調整後ベースで表示しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

その他製品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
48.6%
業界平均
9.3%
営業利益率上回る
この会社
35.8%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
52.9%
業界平均
60.4%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億1,900万円
6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
日本859億円366億円42.6%
北米274億円88億円32.1%
アジア234億円67億円28.6%
欧州62億円16億円25.8%
南米17億円5億円29.4%

有価証券報告書によると役員報酬は6名に対し総額4億1,900万円。事業リスクとしてはキャラクター人気の変動と競合激化を重視し、複数キャラクター戦略でリスク分散を図っています。地域別セグメントでは国内が利益の柱である一方、北米・アジア・欧州のIPライセンス事業が高成長しており、海外比率の拡大が今後の利益成長を牽引します。

会社の計画は順調?

S
総合評価
期初予想を大幅に上回る上方修正を連発し、利益水準が完全に別次元へ移行

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2023期〜2025期の3期連続で期初予想を大幅に上回る実績を出しており、会社予想の保守性を考慮すると実質的な計画達成力は極めて高い
中期経営計画(最終年度FY2027/3)
2025期〜2027期
売上高: 目標 1,750億円(FY2027/3) 前倒し達成 (FY2025/3実績1,449億円・FY2026/3予1,906億円)
100%
営業利益: 目標 650億円以上(FY2027/3) 前倒し達成 (FY2025/3実績518億円・FY2026/3予751億円)
100%
ROE: 目標 30%以上 前倒し達成 (48.6%(FY2025/3))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期170億円268億円270億円+58.5%
2025期300億円518億円518億円+72.7%
FY2026(予)(予想)600億円751億円751.0億円(修正後予想)+25.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

サンリオは複数キャラクター戦略と海外IPライセンス拡大が奏功し、ライセンスビジネスの高収益化に成功しています。2024/03期・2025/03期と期初予想を大きく上回る上方修正を繰り返し、2026/03期は2026年2月の第3四半期決算で売上高1,906億円・営業利益751億円へ上方修正しました。2027/03期を最終年度とする中期経営計画の目標(売上高1,750億円・営業利益650億円以上)に対し、2026/03期予の段階ですでに超過ペースに達しており、計画達成力は極めて高い水準です。中計は「3本の矢」(①EvergreenなIP化、②グローバル成長基盤の構築、③IPポートフォリオ拡充とマネタイズ多層化)を軸としています。

どんな話題が多い?

業績・上方修正40%
海外IPライセンス・提携30%
株式分割・株主還元15%
株価・市況15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
68
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 5%
その他製品業界 上位水準
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 4 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

漫画でわかる!この会社のストーリー

サンリオのストーリー漫画 1ページサンリオのストーリー漫画 2ページ
漫画を読む
8ページ

創業ストーリー

1960
株式会社山梨シルクセンター設立

東京都品川区にて創業。絹製品の販売からスタートし、のちに雑貨企画販売へと事業を拡大しました。

1973
株式会社サンリオへ社名変更

ソーシャル・コミュニケーション・ギフト商品の企画・販売を本格化し、現在の社名に変更しました。

1974
「ハローキティ」誕生

サンリオを代表するキャラクターであるハローキティやパティ&ジミーなどが誕生し、キャラクタービジネスの基盤を築きました。

1990
サンリオピューロランド開園

東京都多摩市に屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」をオープン。リアルなエンターテインメント体験の提供を開始しました。

2020
辻朋邦氏が社長に就任、新体制へ移行

創業者・辻信太郎氏からバトンを引き継ぎ、辻朋邦氏が社長に就任。複数キャラクター戦略への転換とデジタル化を推進し、業績のV字回復を主導しました。

2024〜2025
ハローキティ50周年とグローバルIPライセンス拡大

ハローキティ50周年(2024年)の盛り上がりと欧米・アジアでのIPライセンス急拡大により、2025/03期は売上高1,449億円・営業利益518億円の過去最高益を達成しました。

2026
上方修正・1:5株式分割で更なる成長へ

2026年2月に2026/03期予を売上高1,906億円・営業利益751億円へ上方修正し過去最高益を見込む。2024年4月の1:3に続き2026年4月1日付で1株を5株に分割し、個人投資家層の拡大を図りました。

出来事の年表

2026年4月株式分割

2026年4月1日付で1株を5株に分割(2026年2月12日発表、発行済株式数255,408,303株→1,277,041,515株)。2024年4月1日の1:3に続く分割で、投資単元の引き下げにより個人投資家層の一層の拡大を図った。

2026年2月上方修正・増配

第3四半期決算とあわせ通期業績予想を上方修正。売上高1,906億円(+31.5%)・営業利益751億円(+45.0%)・純利益520億円(+24.6%)と過去最高益見通しへ引き上げ、配当も増額。同時に1:5株式分割を発表した。

2025年12月事業提携

エイベックスとの東南アジア合弁会社の事業拡大など、海外IPライセンス強化に向けた戦略的パートナーシップを推進。

2025年10月M&A戦略

IP・デジタル領域の強化に向け1,000億円規模のM&Aを検討していることを公表。XR・アニメなど次世代エンターテインメント領域への投資を加速する方針を示した。

2025年5月FY2025/3決算

2025/03期通期決算を発表。売上高1,449億円(+44.9%)・営業利益518億円(+92.2%)・純利益417億円(+137.3%)と過去最高益を更新。営業利益率35.8%・ROE48.6%と高収益体質が鮮明になった。

2020年7月現社長就任

創業者・辻信太郎氏の孫である辻朋邦氏が代表取締役社長に就任。複数キャラクター戦略への転換とハローキティIPのグローバル展開を主導し、業績のV字回復を牽引した。

1960年8月創業

株式会社山梨シルクセンターとして創業。絹製品の販売から雑貨企画販売へと事業を広げ、1973年に株式会社サンリオへ社名変更。1974年に「ハローキティ」が誕生し、キャラクタービジネスの基盤を築いた。

社長プロフィール

辻 朋邦
代表取締役社長
ビジョナリー
辻朋邦氏は創業者・辻信太郎氏の孫として、2020年7月に代表取締役社長に就任。物販依存からの脱却を掲げ、クロミ・シナモロールなど複数キャラクターのグローバルIPライセンス戦略へ大胆に舵を切り、業績のV字回復を主導しました。2025/03期は売上高1,449億円・営業利益518億円・ROE48.6%と過去最高益を達成。「不確実な成長から、安定・永続成長へ」を掲げ、ハローキティ50周年を起点とした海外IPライセンスの拡大とXR・デジタル領域への投資を通じて、世界中の人々に笑顔を届けるグローバルエンターテインメント企業を目指しています。
05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率52.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
403億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,076億円
会社の純資産

自己資本比率は2025/03期末で52.9%と健全な水準です。2024/03期に転換社債型新株予約権付社債(約283億円)を発行したことで有利子負債が一時的に増加し自己資本比率は41.4%へ低下しましたが、2025/03期は利益の積み上げで純資産が1,076億円へ拡大し、自己資本比率は52.9%へ回復しました。総資産はライセンス事業の拡大とともに5期間で850億円から2,024億円へ増加。BPSは2026年4月1日付1:5株式分割を反映した分割調整後ベースで表示しています(2025/03期末90.21円)。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+408億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+82.8億円
投資に使ったお金
Financing CF
-169億円
借入・返済など
Free CF
+491億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期▲22.9億円70.1億円▲8.6億円47.2億円
2022/03期50.6億円23.0億円▲91.1億円73.6億円
2023/03期115億円▲20.8億円▲27.2億円94.5億円
2024/03期222億円▲34.6億円157億円187億円
2025/03期408億円82.8億円▲169億円491億円

本業の現金創出力は業績拡大とともに飛躍的に向上し、2025/03期の営業キャッシュフローは408億円と2023/03期(115億円)の約3.5倍に達しました。2025/03期は投資CFがプラス82.8億円となり、フリーキャッシュフローは490億円と高水準を確保。潤沢なキャッシュを背景に、IP・デジタル領域へのM&A(最大1,000億円枠)や株主還元の原資を厚く積み上げています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 4名(30.8% 男性 9
31%
69%
監査報酬
6,400万円
連結子会社数
17
設備投資額
44.1億円
平均勤続年数(従業員)
14
臨時従業員数
2135

サンリオは女性役員比率が30.7%と高く、多様性を重視したガバナンス体制を構築しています。監査報酬として6,400万円を拠出し、連結子会社17社を統括する管理体制を敷くことで、世界的なIP戦略を支える透明性と経営の規律が両立された企業規模を形成しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主42.4%
浮動株57.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22.8%
事業法人等17.3%
外国法人等31.4%
個人その他23.6%
証券会社4.8%

創業家(辻家)の資産管理会社である清川商事・光南商事(合計約11.5%)と辻友子氏(約2.2%)、および日本生命など金融機関を安定株主とみなすと約42%。バンダイナムコHD(約4.7%)とはIP事業で戦略的協業関係にあります。外国人投資家比率が約31%と高く、グローバルな評価が株価に反映されやすい銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(26,304,000株)11.1%
清川商事株式会社(19,714,000株)8.3%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(12,233,000株)5.2%
株式会社バンダイナムコホールディングス(11,100,000株)4.7%
光南商事株式会社(7,692,000株)3.2%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(6,414,000株)2.7%
辻 友子(5,133,000株)2.2%
HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES(常任代理人 香港上海銀行 東京支店)(4,414,000株)1.9%
日本生命保険相互会社(4,062,000株)1.7%
富国生命保険相互会社(3,609,000株)1.5%

筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(11.1%)で、国内外の機関投資家が信託口を通じて保有しています。清川商事・光南商事は創業家(辻家)関連の資産管理会社で合計約11.5%を保有し、辻友子氏(2.2%)と合わせて創業家が約14%の影響力を維持。バンダイナムコHD(4.7%)との資本関係はIP事業での戦略的協業の基盤となっています。海外機関投資家の保有比率も高く、グローバルな投資対象として注目されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1キャラクター人気の変動リスク:消費者の嗜好変化やトレンドの移り変わりにより、主力キャラクターの人気が低下する可能性
2競合激化リスク:ディズニー、ポケモン等のグローバルIP企業との市場競争が激化し、ライセンス契約の獲得が困難になる可能性
3為替変動リスク:海外IPライセンス収入の拡大に伴い、円高進行時に海外収益が目減りする可能性
4M&A統合リスク:最大1,000億円規模のM&Aを計画しており、買収先との統合が想定通りに進まない可能性
5固定資産の減損リスク:テーマパークなど有形・無形固定資産を多く保有しており、収益性低下時に減損損失が発生する可能性

社員の給料はどのくらい?

平均年収
943万円
従業員数
1,445
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期943万円1,445-

平均年収は4年間で約193万円上昇(+25.7%)と業績好調に伴い大幅な処遇改善を実施。特に2024期に+107万円の大幅昇給がありました。2025期は連結ベースでの開示に変更され従業員数が1,445名に拡大。平均年齢は44.7歳から41歳へ若返り、グローバル人材の積極採用と組織の若返りが進んでいます。

06 / 4 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2021期以降のTSRは一貫してTOPIXを凌駕しており、2025期の自社TSRは1453.4%とTOPIX(213.4%)を圧倒的にアウトパフォームしています。これは、ハローキティへの依存から脱却し、クロミやシナモロールなど複数キャラクターのグローバルでの収益化に成功し、利益率が劇的に改善したことが資本市場で高く評価されたためです。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
13.2
方針: 配当性向30%目処。業績成長に応じた持続的な増配を志向。
1株配当配当性向
2021/03期00.0%
2022/03期1.0737.7%
2023/03期2.3334.6%
2024/03期4.430.1%
2025/03期10.630.0%
2026/03期(予想)13.230.6%
株主優待
あり
テーマパーク共通優待券+1,000円割引クーポン
必要株数100株以上
権利確定月3月・9月
長期特典300株以上×3年以上で限定アクリルスタンド、3,000株以上で限定ぬいぐるみ追加

サンリオは配当性向30%目処を掲げ、利益成長に合わせて持続的な増配を進めています。赤字だった2021/03期は無配でしたが、その後は業績拡大とともに着実に増配。2026/03期予は第3四半期決算での上方修正に伴い増配を見込みます。株主優待はサンリオピューロランド・ハーモニーランドで使えるテーマパーク共通優待券と1,000円割引クーポンを年2回贈呈し、長期保有で限定グッズも用意。配当・優待制度はいずれも継続予定です。なお配当額は2024年4月1日付1:3および2026年4月1日付1:5の2回の株式分割を反映した分割調整後ベースで表示しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 1453.4万円 になりました (1353.4万円)
+1353.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期122.1万円22.1万円22.1%
2022期175.6万円75.6万円75.6%
2023期416.2万円316.2万円316.2%
2024期644.9万円544.9万円544.9%
2025期1453.4万円1353.4万円1353.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期-17.3億円0円-
2022/03期33.2億円0円0.0%
2023/03期137億円55.7億円40.6%
2024/03期283億円107億円37.8%
2025/03期535億円117億円21.9%

2021期・2022期は赤字または繰越欠損金の活用により法人税負担がほぼゼロでした。2023期以降は利益拡大に伴い納税額も増加し、2025/03期は117億円を納付しています。実効税率が21.9%に低下したのは海外子会社の税率差異や税効果会計の影響によるものです。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

サンリオ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 10.6円
安全性
安定
自己資本比率 52.9%
稼ぐ力
高い
ROE 48.6%
話題性
好評
ポジ 75%

ハローキティで世界的に知られるキャラクターIP企業。2025/03期は売上1,449億円・営業利益518億円の過去最高益、海外IPライセンス拡大で2026/03期も最高益更新へ

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/06/14 / データ提供: OSHIKABU