トランザクション
TRANSACTION CO.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月29日
アイデア雑貨で高成長!株主優待も魅力的なファブレスメーカー
「世の中のニーズに応える」という原点を追求し、既存事業の深化と新規事業の探索を通じて、未来を切り拓くリーディングカンパニーを目指します。
この会社ってなに?
あなたが好きなアーティストのコンサートで手にするタオルやTシャツ、あるいは企業のイベントでもらうエコバッグやボールペン。実はその多くを、トランザクションが裏側で企画・製造しているかもしれません。同社は、様々な企業の要望に応えてオリジナルグッズを作る「縁の下の力持ち」のような存在なのです。また、雑貨屋さんで見かけるおしゃれなタンブラーや便利なアウトドアグッズも、同社の自社ブランド製品「MARKLESS STYLE」かもしれません。私たちの消費活動の様々な場面で、同社の製品が活躍しています。
トランザクションは、雑貨の企画・製造を手掛けるファブレスメーカーとして安定成長を続けています。2025年8月期は売上高274.5億円、営業利益57.06億円と増収増益を達成し、11期連続の最高益更新と増配を見込んでいます。収益性の高い既存事業に加え、フィギュアOEM企業の買収などM&Aによる事業領域の拡大が今後の成長ドライバーとして期待されます。株主優待も魅力の一つで、個人投資家からの人気も集めています。
会社概要
- 業種
- その他製品
- 決算期
- 8月
- 本社
- 東京都渋谷区渋谷三丁目28番13号 渋谷新南口ビル8階
- 公式
- www.trans-action.co.jp
社長プロフィール

当社グループは、世の中のニーズを的確に捉え、製品やサービスをスピーディーに提供することで持続的な成長を実現してまいりました。今後もグループ一丸となり、変化を恐れず新たな挑戦を続け、企業価値の更なる向上を目指します。
この会社のストーリー
デザイン雑貨等の企画・製造・販売を目的に、資本金500万円で設立。ここからユニークな製品作りの歴史が始まる。
環境意識の高まりを受け、エコ雑貨の専門ブランド「e-comono」を開始。企業のノベルティ需要を捉え、事業の柱へと成長させる。
創業から23年、東京証券取引所JASDAQ市場に上場を果たす。社会的信用を高め、さらなる飛躍への基盤を築いた。
上場からわずか4年で東証一部(現プライム市場)へ市場変更。企業の成長性と安定性が市場に認められた瞬間だった。
新型コロナウイルスの影響を受けるも、マスクや除菌グッズなどヘルスケア関連製品の需要を迅速に捉え、過去最高益を更新する。
「サステナブルな成長」をテーマに、2025年8月期までの成長戦略を発表。M&Aや新規事業への積極投資を掲げる。
フィギュアOEM事業のサウザンドを子会社化するなど、M&Aを積極的に活用。エンターテインメント領域へと事業を拡大し、新たな成長を目指す。
注目ポイント
生活雑貨からヘルスケア、エンタメ領域まで、時代のニーズを的確に捉える企画力で成長。11期連続で過去最高益を更新し続ける、力強い業績が魅力です。
自社での事業成長に加え、M&Aを積極的に活用して事業領域をスピーディーに拡大。フィギュア制作会社の子会社化など、常に新しい成長の種を探し続けています。
年2回、500株以上の保有で自社製品セット(5,000円相当)がもらえます。アウトドアグッズなど、暮らしを豊かにするアイテムが届くのも嬉しいポイントです。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 11円 | 31.1% |
| FY2022/3 | 12.5円 | 33.1% |
| FY2023/3 | 17.5円 | 30.8% |
| FY2024/3 | 19.5円 | 30.1% |
| FY2025/3 | 28.5円 | 80.4% |
| 権利確定月 | 2月・8月 |
同社は配当性向を重視しつつ、安定的な利益成長に応じた増配を継続する方針を掲げています。近年の配当水準は着実に引き上げられており、株主への還元意欲は非常に高いと言えます。財務健全性が高いため、長期的な収益成長を配当に反映させる「累進的な還元」を志向しています。
同業比較(収益性)
その他製品の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
トランザクションは、オリジナル雑貨やカスタムメイド雑貨の企画・販売を主軸に、安定した増収増益基調を維持しています。FY2021/3期の売上高171億円からFY2025/3期には275億円まで拡大しており、ヘルスケア雑貨やエコ雑貨の需要取り込みが寄与しました。2026/3期も引き続き、新規のフィギュアOEM事業などの拡大により、最高益更新を見込む順調な推移を辿っています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.2% | 14.3% | 16.5% |
| FY2022/3 | 16.4% | 13.2% | 17.7% |
| FY2023/3 | 20.4% | 16.0% | 20.3% |
| FY2024/3 | 20.7% | 16.9% | 20.9% |
| FY2025/3 | 20.7% | 17.1% | 20.8% |
同社はファブレスメーカーとしての強みを活かし、20%を超える高いROE(自己資本利益率)と20%前後の営業利益率を安定して維持しています。外部への生産委託という効率的なビジネスモデルにより、製造コストをコントロールしつつ高付加価値な製品展開を行っています。高い収益性は強固なブランド力とニッチ市場でのシェア獲得によるもので、高い資本効率を実現しています。
財務は安全?
トランザクションは実質無借金経営を継続しており、80%を超える極めて高い自己資本比率を誇る強固な財務体質を有しています。潤沢な自己資本を背景に、研究開発や成長分野への投資を柔軟に行える体制が整っています。資産構成も健全であり、無駄な負債を持たないことで、経済環境の変化に対しても非常に高い耐性を備えています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 23.1億円 | -4.7億円 | -7.1億円 | 18.4億円 |
| FY2022/3 | 2.4億円 | -2.1億円 | -8.2億円 | 2,600万円 |
| FY2023/3 | 37.7億円 | -14.8億円 | -5.5億円 | 22.9億円 |
| FY2024/3 | 30.2億円 | -17.1億円 | -15.2億円 | 13.1億円 |
| FY2025/3 | 42.5億円 | -5.5億円 | -29.5億円 | 37.0億円 |
営業キャッシュフローは毎期プラスを確保しており、本業による安定した収益創出能力が確認できます。投資キャッシュフローは工場の設備投資や事業買収に充てられていますが、営業キャッシュフローの範囲内で賄われており、フリーキャッシュフローは安定して黒字を維持しています。財務キャッシュフローについては、積極的な株主還元や借入の抑制による支出が中心となっています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 28.8億円 | 8.2億円 | 28.4% |
| FY2022/3 | 33.0億円 | 11.1億円 | 33.6% |
| FY2023/3 | 47.9億円 | 14.8億円 | 30.9% |
| FY2024/3 | 56.3億円 | 18.6億円 | 33.1% |
| FY2025/3 | 60.1億円 | 19.3億円 | 32.2% |
法人税等の支払額は税引前利益の拡大に伴い、直近では約19億円の水準で推移しています。実効税率は概ね30%から33%の間で安定しており、大きな税務上の特異事項は見当たりません。計画的な事業成長により、納税を通じて社会的な貢献を果たしています。
会社の公式開示情報
EDINET開示情報に基づくと、同社は生活雑貨・OEM事業を核に安定した収益を上げています。海外生産の外部委託によるコスト抑制と、自社企画・販売網の強化が利益の源泉となっており、為替リスクや地政学的リスクを分散させる経営戦略がリスク管理の重要事項として記載されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 275億円 | — | 275億円 | 計画通り |
| FY2024 | 252億円 | — | 251億円 | -0.4% |
| FY2023 | 206億円 | — | 230億円 | +11.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 57億円 | — | 57億円 | +0.1% |
| FY2024 | 52億円 | — | 52億円 | +0.2% |
| FY2023 | 36億円 | — | 47億円 | +30.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
トランザクションは、旧第4次中期経営計画(FY23-25)の目標であった売上高250億円、営業利益50億円を最終年度を待たずに達成しており、高い計画実行力を示しています。業績予想の精度も高く、期初予想からの乖離が小さい安定した経営が特徴です。現在はFY2026以降を見据えた新たな成長ステージにあり、連続最高益更新への期待が高まります。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は0.42倍と1倍を大きく下回っており、売り残が買い残を上回る「売り長」の状態です。これは将来の株価下落を見込む投資家が多いことを示唆する一方、将来的な買い戻し(踏み上げ)による株価上昇のエネルギーが溜まっているとも解釈できます。業界平均と比較するとPERは割安ですが、PBRは割高となっており、市場が同社の資本効率性を高く評価していることがうかがえます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
フィギュアOEM製造のサウザンドを買収し、雑貨事業の強化を図る。
2026年8月期第1四半期決算にて営業利益18.26億円を達成し成長を継続。
10期連続の最高益更新を発表し、配当増額による株主還元姿勢を明確化。
最新ニュース
トランザクション まとめ
ひとめ診断
「雑貨OEMの黒子がM&Aを駆使し、キャラクターグッズ市場でも存在感を増す高収益ファブレスメーカー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
同じ業種の企業
「その他製品」に分類される他の企業
老舗オフィス家具メーカーが、DXと空間デザインで『働き方改革』の主役へと返り咲いた物語
老舗ベッドメーカーが、介護・福祉の追い風に乗りメディカルサービス企業へと変貌中
『キングファイル』の絶対王者が、文具市場の逆風をM&Aで乗り越え、オフィスから暮らしの雑貨まで『整理』する会社へと変貌中
誰もが知る『Campusノート』の巨人が、オフィス空間デザインと海外M&Aで『知のインフラ』企業へと脱皮中
ピアノの王者が、70年続けたゴルフ事業に見切りをつけ、音とデジタルの融合に未来を賭けている状態
世界を制した日本のヘルメット職人集団、安全性をブランドに変え高収益を叩き出す
電子楽器の巨人が、MBOと再上場を経て、AIと共に音楽の未来を奏でる
そのペットボトル、うちの技術ですシュリンクラベルで世界を包む、隠れたパッケージングの巨人