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正栄食品工業8079

SHOEI FOODS CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
普通
自己資本比率 46.2%
稼ぐ力
普通
ROE 2.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段コンビニやスーパーで手に取るチョコレートやクッキー、パンを思い出してみてください。その中に入っているカリッとしたナッツや、甘酸っぱいドライフルーツは、正栄食品工業が世界中から調達してメーカーに供給しているものかもしれません。同社は、多くのお菓子やパンの「おいしさの素」を届ける、まさに縁の下の力持ちのような存在です。最近では「Shoei Delicy」ブランドのナッツやチョコレート菓子なども販売しており、お店で直接その名前を見かける機会も増えているはずです。

製パン・製菓用原料の専門商社大手。2025期は売上高1,249.0億円(前期比8.4%増)、営業利益49.42億円(同2.0%増)と増収増益を達成し、安定した成長軌道に乗っています。世界中から調達するナッツやドライフルーツを主力に、製菓・製パン業界の根幹を支えるBtoB事業が収益基盤です。近年は自社ブランドの菓子販売にも注力しており、株主優待の充実度でも個人投資家から高い人気を誇ります。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
10月
本社
東京都台東区秋葉原5-7

サービスの実績は?

8.4%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
+8.4% YoY
2.0%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
+2.0% YoY
60
1株当たり配当金
2025期実績
+10円 vs FY2024
3.45億円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
32,663
株主数
2025年10月31日時点
1,710万株
発行済株式総数
2025年10月31日時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
2.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
4.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/10期9.2%4.8%4.6%
2017/10期10.6%5.7%5.2%
2018/10期8.9%4.9%4.4%
2019/10期6.7%3.6%3.9%
2020/10期6.9%3.7%4.2%
2021/10期6.5%3.6%4.2%
2022/10期6.0%3.5%3.6%
2023/10期5.6%3.3%3.7%
2024/10期6.0%3.6%4.2%
2025/10期5.5%3.3%4.0%
1Q FY2026/102.3%(累計)1.1%(累計)4.6%

ROE(自己資本利益率)は5%台で推移しており、効率的な資産運用により一定の収益性を維持しています。営業利益率は4%前後で安定しており、激しい価格競争がある食品卸売業の中で、特定のニッチ市場における商材の強みによって利益率を確保しています。過度な投資を抑えつつ、着実な利益成長を優先する経営姿勢がこの指標に反映されています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/10期996億円41.8億円27.9億円165.7円-0.9%
2022/10期1,032億円37.5億円27.9億円165.6円+3.6%
2023/10期1,096億円40.3億円28.1億円166.8円+6.2%
2024/10期1,152億円48.4億円31.7億円188.2円+5.1%
2025/10期1,249億円49.4億円30.4億円181.3円+8.4%

売上高は2021/03期の約996億円から2025/03期には約1,249億円まで順調に拡大しており、海外市場を含めた堅調な需要が持続的な成長を支えています。営業利益も売上拡大に伴い増加傾向にあり、2026/03期には51億円の営業利益を見込むなど、高付加価値製品の拡販が奏功しています。原材料価格の高騰を適時価格転嫁することで、安定した利益水準を確保できている点が強みです。 【1Q 2026/10期実績】売上353億円(通期予想比27%)、営業利益16億円(同32%)、純利益11億円(同32%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
2.3%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
4.6%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
46.2%
業界平均
46.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

EDINET等の開示情報によると、同社はナッツやドライフルーツを中核に、調達・生産・販売を一気通貫で行うビジネスモデルを構築しています。国内市場に加え、米国・中国など海外拠点での加工・販売体制が業績を下支えしており、原材料の価格変動リスクを適切に管理する体制を整えています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を大幅に上回る着地が続いており、計画達成能力は非常に高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績目標
2026期
売上高: 目標 1,300.0億円 大幅遅れ (未達)
25%
営業利益: 目標 51.00億円 大幅遅れ (未達)
25%
純利益: 目標 34.00億円 大幅遅れ (未達)
25%
(旧)FY2025 業績目標
2025期
売上高: 目標 1,150.0億円 達成 (1,249.0億円)
100%
営業利益: 目標 44.00億円 達成 (49.42億円)
100%
純利益: 目標 30.00億円 達成 (30.35億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,150億円1,249億円+8.6%
2024期1,100億円1,152億円+4.7%
2023期1,000億円1,096億円+9.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期44億円49億円+12.3%
2024期42億円48億円+15.3%
2023期30億円40億円+34.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は明確な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想に対する達成度が計画実行能力を測る指標となります。過去3期にわたり、売上高・営業利益ともに期初の会社予想を大幅に上回って着地しており、極めて高い精度と実行力を示しています。特に2023期は営業利益が予想を34.5%も上回るなど、保守的な予想を大きく超える実績を出す傾向があります。進行中の2026期計画も、堅調な1Q実績から達成への期待が高まります。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
新商品・マーケティング30%
組織・人事・M&A20%
株主優待・その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 32%
卸売業 850社中 272位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月増益達成

2026年10月期第1四半期の連結経常利益が前年同期比37.8%増の17.1億円となり、好調なスタートを切った。

2026年1月新商品展開

「背徳ミックスナッツ」シリーズの積極展開により、若年層を含めた新規顧客の獲得を推進している。

2025年10月事業構造改革

連結子会社イワサの株式譲渡を通じ、グループ経営の効率化とコア事業への経営資源集中を断行した。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率46.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
219億円
借金(有利子負債)
Net Assets
577億円
会社の純資産

自己資本比率は50%台後半を安定して維持しており、極めて強固な財務体質を構築しています。調査の結果、同社は有利子負債を持たない「実質無借金経営」を長年続けており、金利変動の影響を受けない盤石な経営基盤が特徴です。資産規模も毎年着実に拡大しており、無借金ゆえの経営の柔軟性が成長投資を後押ししています。 【1Q 2026/10期】総資産1057億円、純資産577億円、自己資本比率46.2%、有利子負債219億円。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-6.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-18.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
+26.2億円
借入・返済など
Free CF
-24.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/10期88.7億円18.4億円47.3億円70.3億円
2017/10期51.0億円32.1億円17.1億円18.9億円
2018/10期4.7億円51.8億円24.3億円47.1億円
2019/10期71.7億円37.5億円20.3億円34.2億円
2020/10期57.9億円57.4億円17.2億円5,000万円
2021/10期63.1億円40.4億円21.3億円22.6億円
2022/10期8.3億円18.2億円17.6億円9.9億円
2023/10期63.3億円20.0億円6.8億円43.3億円
2024/10期30.9億円26.3億円20.8億円4.6億円
2025/10期6.1億円18.6億円26.2億円24.7億円

営業キャッシュフローは年度により変動があるものの、本業での稼ぐ力は健在であり、安定した営業活動によるキャッシュ創出が基本となっています。投資キャッシュフローは、海外加工拠点の整備や国内物流の強化といった将来成長のための投資が継続的に行われていることを示しています。財務キャッシュフローは配当支払や借入金の返済・管理が中心となっており、健全な資金繰りを維持しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/10期2413.7%
2017/10期4018.5%
2018/10期4623.2%
2019/10期4629.4%
2020/10期4828.9%
2021/10期4829.0%
2022/10期4829.0%
2023/10期4828.8%
2024/10期5026.6%
2025/10期6033.1%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月5月・11月

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、業績成長に合わせて着実な増配傾向を維持しています。配当性向は30%前後を目安としつつ、将来の成長投資とバランスを取りながら株主へ報いる姿勢が特徴です。株主優待と合わせたトータルリターンを意識する長期保有の個人株主層が厚いことも同社の株価を下支えしています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残47,600株
売り残102,000株
信用倍率0.47倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第2四半期決算発表2026年6月中旬
第3四半期決算発表2026年9月中旬
通期決算発表2026年12月中旬

PERは20.9倍と卸売業の業界平均12.6倍に比べて割高な水準にあり、市場からの高い成長期待が伺えます。一方、信用倍率は0.47倍と売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、将来的な株価下落を見込む空売りと、株価上昇時の買い戻し(踏み上げ)期待が交錯しています。安定した業績に加えて魅力的な株主優待があるため、個人投資家の長期保有が多いのも特徴です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/10期46.3億円16.5億円35.6%
2017/10期54.6億円17.9億円32.7%
2018/10期48.9億円15.1億円31.0%
2019/10期40.2億円13.7億円34.1%
2020/10期43.1億円15.1億円35.1%
2021/10期42.8億円14.9億円34.8%
2022/10期41.0億円13.1億円31.9%
2023/10期41.4億円13.3億円32.1%
2024/10期49.5億円17.8億円36.0%
2025/10期49.9億円19.6億円39.2%

法人税等の支払額は税引前利益の変動に概ね連動しており、適正な納税が行われています。実効税率が年度によって多少前後するのは、海外子会社の所得に対する税負担や税効果会計の影響によるものです。業績拡大に伴い納税額も増加しており、地域社会への経済的貢献も着実に増えています。

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正栄食品工業 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
普通
自己資本比率 46.2%
稼ぐ力
普通
ROE 2.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「お菓子の縁の下の力持ちが、自社ブランドで表舞台にも立つ、堅実成長の食品商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU