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PALTAC8283

PALTAC CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 105円
安全性
安定
自己資本比率 52.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段、近所のドラッグストアやスーパーでシャンプー、洗剤、化粧品などを買うとき、棚に商品がきちんと並んでいるのは当たり前だと感じていませんか?実はその裏側で、PALTACのような会社が活躍しています。同社は、数多くのメーカーから商品を仕入れ、全国の小売店に効率よく届ける「卸売」のプロフェッショナルです。何万種類もの商品を、欠品させることなく、スムーズにあなたのお店まで届ける巨大な物流ネットワークこそが、この会社の心臓部なのです。

化粧品・日用品卸で国内最大手のPALTACは、安定した成長を続けるディフェンシブ銘柄です。2025年3月期は売上高1兆1,881億円、営業利益280億円と増収増益を達成し、10期以上の連続増配を継続しています。現在は中期経営計画「PALTAC VISION 2027」を推進中で、物流DXや事業構造改革を通じて収益性の向上を目指しています。同業のあらたやプラネットとの共同事業設立など、業界全体の効率化を主導する動きも活発です。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市中央区本町橋2番46号

サービスの実績は?

120
1株当たり年間配当金(予想)
2026年3月期
+15円 vs FY25
3.3%
売上高成長率(YoY)
2026年3月期 会社予想ベース
3.5%
営業利益成長率(YoY)
2026年3月期 会社予想ベース
1,600
主要取引メーカー数
2024年時点
23拠点
全国主要物流センター数
2025年時点
35%以上
目標配当性向
中期経営計画
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/03期7.7%3.4%1.9%
2017/03期9.1%4.1%2.1%
2018/03期10.0%4.7%2.4%
2019/03期10.4%5.1%2.5%
2020/03期12.2%6.3%2.4%
2021/03期8.5%4.5%2.5%
2022/03期8.2%4.4%2.5%
2023/03期7.6%4.2%2.2%
2024/03期7.7%4.2%2.4%
2025/03期8.1%4.6%2.4%
3Q FY2026/36.2%(累計)3.3%(累計)2.3%

当社の営業利益率は2%台前半で推移しており、薄利多売の卸売業において効率的な物流と在庫管理による高い収益性を確保しています。ROE(自己資本利益率)は概ね7〜8%台で安定しており、資本効率への意識も維持されています。大規模な物流インフラへの継続的な投資をこなしつつ、安定した収益基盤を維持できている点が特徴です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1.0兆円255億円193億円304.0円-1.3%
2022/03期1.0兆円259億円196億円310.3円+1.2%
2023/03期1.1兆円245億円193億円306.3円+5.6%
2024/03期1.2兆円272億円206億円328.4円+4.3%
2025/03期1.2兆円280億円229億円366.5円+3.1%

PALTACは、化粧品・日用品卸売業の国内最大手として、全国的な物流ネットワークを強みに売上高1兆1,880億円を達成し、安定的な成長を続けています。ドラッグストアなどの主要顧客からの堅調な需要を背景に、売上・利益ともに高水準を維持してきました。2026年3月期も増収増益を予想しており、業界再編が進む中でトッププレイヤーとしての地位を盤石にしています。 【3Q 2026/03期実績】売上9506億円(通期予想比77%)、営業利益219億円(同76%)、純利益173億円(同79%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.2%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率下回る
この会社
2.3%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
52.1%
業界平均
46.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億6,700万円
取締役6名の合計

日用品・化粧品・医薬品の卸売を中核事業としており、全国的な物流ネットワークを強みとしています。事業リスクとして地震等の自然災害や物流コストの高騰を挙げており、これらに対して強固な物流拠点網(RDC)の構築とデジタル化による効率化で対応しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想の精度は高いが、中計目標達成には更なる利益率改善が求められる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「PALTAC VISION 2027」
2025期〜2027期
売上高: 目標 1兆3,000億円 順調 (1兆1,881億円)
91.39%
営業利益: 目標 350億円 順調 (280.08億円)
80.02%
配当性向: 目標 35%以上 順調 (28.65%)
81.86%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1兆1,900億円1兆1,881億円-0.2%
2024期1兆1,420億円1兆1,519億円1兆1,519億円+0.9%
2023期1兆800億円1兆1,041億円+2.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期280億円280億円+0.03%
2024期265億円272億円272億円+2.5%
2023期247億円245億円-0.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現中計「PALTAC VISION 2027」では、最終年度の2027期に売上高1.3兆円、営業利益350億円を掲げています。初年度(2025期)の実績は売上高進捗率91.4%、営業利益進捗率80.0%と、利益面でややビハインドからのスタートとなりました。トップラインの成長は堅調な一方、物流コストの上昇等を吸収し、目標とする利益水準を達成できるかが今後の焦点となります。配当性向35%以上の目標に対し、現状は28%台であり、今後の増配余地にも注目が集まります。業績予想の精度は総じて高く、経営の安定性が伺えます。

どんな話題が多い?

決算・財務30%
物流・DX35%
資本提携25%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, ダイヤモンド・リテールメディア, 物流ニュース
業界内ランキング
上位 5%
卸売業 200社中 10位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月資本業務提携

フェズとの提携により流通DXのロードマップを策定し、営業高度化を推進。

2025年10月新会社設立

あらた、プラネットと共に商品情報の一元管理を行う「プロダクト・レジストリ・サービス」を設立。

2026年3月新サービス開始

H&BC領域に特化したBtoBマッチングサイト「Nice2meet」を開設。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率52.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,998億円
会社の純資産

PALTACの財務基盤は非常に強固で、有利子負債がゼロの「実質無借金」経営を長年実現しています。自己資本比率は56.7%まで高まっており、潤沢な内部留保と自己資本が将来の成長投資や株主還元を支えています。高い資産安定性は、激しい市場環境の変化においても機動的な投資を行うための強力なバッファとなっています。 【3Q 2026/03期】総資産5439億円、純資産2998億円、自己資本比率52.1%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+207億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-4.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-113億円
借入・返済など
Free CF
+202億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/03期52.3億円193億円107億円141億円
2017/03期247億円64.1億円179億円183億円
2018/03期241億円158億円51.4億円82.8億円
2019/03期236億円95.3億円173億円140億円
2020/03期210億円37.9億円130億円172億円
2021/03期287億円54.7億円82.3億円233億円
2022/03期219億円102億円87.3億円118億円
2023/03期166億円60.9億円51.8億円105億円
2024/03期268億円62.7億円55.2億円205億円
2025/03期207億円4.3億円113億円202億円

営業キャッシュフローは毎期安定して200億円前後を創出しており、極めて高いキャッシュ創出力を誇ります。投資キャッシュフローは主に物流センター等のインフラ整備に充てられていますが、強固な稼ぐ力によってフリーキャッシュフローは常にプラスを維持しています。この余剰資金を配当や自己株式取得といった株主還元へ積極的に振り向ける好循環が確立されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 18名)
女性 4名(22.2% 男性 14
22%
78%
設備投資額
18.1億円
平均勤続年数(従業員)
18.1
臨時従業員数
4749

女性役員比率が22.2%と業界内でも多様性のあるガバナンス体制を推進しており、外部からの視点を取り入れた経営を重視しています。また、長年にわたる物流効率化の知見と強固な監査体制により、大規模企業として持続的な成長を実現する基盤が整備されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主67.9%
浮動株32.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関13.6%
事業法人等54.2%
外国法人等23.5%
個人その他7.3%
証券会社1.3%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はメディパルホールディングス。

株式会社メディパルホールディングス(31,853,485株)51.65%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)(4,930,000株)7.99%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,726,500株)2.8%
JP MORGAN CHASE BANK 385632    (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,372,550株)2.23%
PALTAC従業員持株会(1,251,860株)2.03%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(1,149,604株)1.86%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(1,122,300株)1.82%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC   (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(903,824株)1.47%
GOVERNMENT OF NORWAY   (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(856,643株)1.39%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(784,281株)1.27%

筆頭株主であるメディパルホールディングスが約51%の株式を保有しており、盤石な親会社体制を構築しています。残る株式は機関投資家や従業員持株会、市場での浮動株として流通しており、安定的な経営基盤と市場流動性のバランスが取れた構成です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事業環境の変化に関するリスク 当社が属する化粧品・日用品、一般用医薬品業界において、業種・業態を超えた競争の激化やM&Aによる規模拡大が続いております
2債権回収リスク 当社は、販売先との継続取引に伴う債権について、当該販売先との密な連携体制の強化や当社内における債権管理の徹底、さらには取引信用保険の加入等により貸倒発生のリスクを抑える活動を行っておりますが、結果として販売先の破産、民事再生等による債務不履行が発生した場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります
3商品在庫リスク 当社が所有する商品在庫及び販売先からの返品在庫は、ほとんどが仕入先へ返品が可能なため商品在庫リスクを回避することができますが、仕入先の破産や民事再生等が発生した場合、商品在庫の価値低下を招くと同時に返品が不能となるため、業績に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
686万円
従業員数
2,283
平均年齢
44.5歳
平均年収従業員数前年比
当期686万円2,283-

従業員平均年収は686万円であり、日用品卸売業界においては安定した給与水準を維持しています。長年の事業構造改革による物流効率化と、それによって生み出された高い収益性が従業員への着実な還元を支える背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、継続してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同社が安定成長を続ける一方で、市場全体の成長率が高い局面では、グロース株と比較して株価上昇が緩やかになるディフェンシブ銘柄の特性を反映したものです。ただし、同社は10期以上にわたる連続増配を続けており、配当による安定したリターンが株価を下支えしています。市場が不安定な局面では、そのディフェンシブ性が再評価される可能性があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
105
方針: 配当性向35%以上を目標とした累進配当
1株配当配当性向
2016/03期5026.6%
2017/03期5624.4%
2018/03期6423.3%
2019/03期6821.9%
2020/03期7017.5%
2021/03期7223.7%
2022/03期7825.1%
2023/03期8226.8%
2024/03期9428.6%
2025/03期10528.7%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は設けておりません。

PALTACは、配当性向35%以上を目標とし、利益成長を上回る増配を継続する累進的な配当政策を掲げています。過去の実績においても一貫して配当額を引き上げており、長期的な株主還元姿勢が鮮明です。強固な財務基盤を背景に、安定的な増配と機動的な自己株式取得を組み合わせることで、株主価値の最大化を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 81.8万円 になりました (-18.2万円)
-18.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期112.5万円12.5万円12.5%
2022期87.2万円12.8万円-12.8%
2023期97.4万円2.6万円-2.6%
2024期82.4万円17.6万円-17.6%
2025期81.8万円18.2万円-18.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残142,600株
売り残25,500株
信用倍率5.59倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月上旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月上旬

PALTACのPER・PBRは卸売業の業界平均とほぼ同水準であり、現在の株価は市場から見て妥当な評価を受けていると考えられます。信用倍率は5.59倍とやや高めですが、出来高に対して信用買い残は限定的で、需給面の懸念は大きくありません。メディパルホールディングスが過半数の株式を保有する安定株主であり、株価の急変動リスクは比較的小さいと言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/03期186億円66.3億円35.7%
2017/03期216億円69.7億円32.3%
2018/03期255億円80.5億円31.6%
2019/03期285億円87.6億円30.7%
2020/03期273億円19.0億円7.0%
2021/03期281億円87.4億円31.1%
2022/03期286億円90.0億円31.4%
2023/03期274億円81.9億円29.8%
2024/03期305億円99.1億円32.4%
2025/03期317億円88.2億円27.8%

法人税等の支払額は税引前利益に対して概ね30%前後の水準で推移しており、適正な税務処理が行われています。税負担の変動は繰延税金資産や各種税制優遇等の影響を受けますが、基本的な実効税率は法定実効税率に準拠した範囲内に収まっています。業績が拡大基調にあるため、納税を通じた社会貢献も安定して継続されています。

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もっと知る

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PALTAC まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 105円
安全性
安定
自己資本比率 52.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「ドラッグストアの棚を支える物流の巨人が、データと協業でサプライチェーン全体の最適化に挑む」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU