JUMP

進和7607

Shinwa Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 124円
安全性
安定
自己資本比率 58.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが普段乗っている自動車のボディは、多くの金属パーツが組み合わさってできています。そのパーツ同士を強力に『くっつける』のが溶接という技術です。進和は、まさにその自動車工場で使われる最先端の溶接機械や材料を開発・販売している会社です。また、工場の生産ラインを自動化するFAシステムも手掛けています。普段は目にすることのない工場の裏側で、進和の技術が皆さんの安全なカーライフを支えている、まさに『縁の下の力持ち』のような存在なのです。

自動車向けを主力とする溶接装置の専門商社兼メーカー。2025期(2025年8月期)は売上高861.5億円(前期比10.7%増)、営業利益45.36億円(同27.5%増)と増収増益を達成しました。しかし、2026期の会社予想は売上高870.0億円と増収を維持するものの、EV投資の鈍化などを背景に営業利益は43.00億円と減益を見込んでいます。近年はM&Aにも積極的で、車載部品や混練機事業などを取り込み、事業領域の拡大を図っています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
8月
本社
愛知県名古屋市守山区苗代2丁目9番3号

サービスの実績は?

861.5億円
連結売上高
2025期実績
+10.7% YoY
45.36億円
連結営業利益
2025期実績
+27.5% YoY
124
1株当たり配当金
2025期実績
4期連続増配
50.2%
配当性向
2025期実績
目標50%目安
36%
金属接合事業 売上構成比
2024期時点
コア事業
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/08期10.7%6.2%6.6%
2017/08期12.2%7.2%7.1%
2018/08期13.9%8.1%7.7%
2019/08期12.7%6.8%7.5%
2020/08期11.6%6.4%7.1%
2021/08期9.0%5.2%6.5%
2022/08期11.1%6.3%7.3%
2023/08期9.5%5.9%6.6%
2024/08期6.7%4.4%4.6%
2025/08期7.8%4.7%5.3%
2Q FY2026/85.0%(累計)2.8%(累計)6.5%

収益性については、2022/03期期に営業利益率が7.3%まで向上しましたが、直近ではコスト増や市況の変化により5%台前後で推移しています。ROE(自己資本利益率)は6%から10%の範囲で推移しており、資本効率を意識した経営が求められる局面です。強固な顧客基盤を背景に安定した利益を確保していますが、高付加価値な自社製品や技術サービスの提供拡大が今後の利益率改善の鍵となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/08期612億円40.0億円27.7億円207.4円-10.2%
2022/08期711億円52.1億円37.8億円283.3円+16.2%
2023/08期761億円50.0億円35.9億円268.1円+7.1%
2024/08期778億円35.6億円27.3億円203.9円+2.3%
2025/08期861億円45.4億円33.1億円247.2円+10.7%

進和は溶接装置や接合材料を扱う技術商社兼メーカーであり、売上高は2025/03期に過去最高水準の861億円を記録するなど、堅調な成長を続けています。自動車産業向けの売上が約7割を占める構造ですが、近年は自社製品比率の上昇に加え、プラスチック精密樹脂製品製造のダイシン買収や混練機事業の譲受により事業ポートフォリオの多角化を推進しています。2026/03期期はEV投資の鈍化などの外部環境を反映し、売上高870億円、純利益31億円と微増益・微減益を見込んでいます。 【2Q 2026/08期実績】売上448億円(通期予想比51%)、営業利益29億円(同68%)、純利益21億円(同66%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.0%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
6.5%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
58.0%
業界平均
45.9%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、主力事業は金属接合および産業機械、FAシステムの3本柱で構成されています。自動車産業向けの売上比率が高く、EVシフトによる設備投資の動向がグループ全体の業績を左右する重要なリスク要因として注視されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初の業績予想は上回る傾向にあるが、中計目標達成にはもう一段の成長加速が必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧)第2次中期経営計画
2018期〜2020期
売上高: 目標 700億円 未達 (611.6億円)
87.4%
営業利益: 目標 50億円 未達 (40.0億円)
80%
中期経営計画「Change! Shinwa Moving Forward 2026」
2024期〜2026期
売上高: 目標 1,000億円 順調 (861.5億円)
86.15%
営業利益: 目標 60億円 順調 (45.36億円)
75.6%
ROE: 目標 8.0%以上 順調 (7.2%)
90%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期810億円862億円+6.4%
2024期720億円779億円+8.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期41億円45億円+10.6%
2024期35億円36億円+1.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、最終年度である2026年8月期に売上高1,000億円、営業利益60億円という高い目標を掲げています。直近の2025期実績は売上高861.5億円、営業利益45.36億円で、進捗率はそれぞれ86%、76%です。期初予想を上回る着地を続けている点は評価できますが、特に利益面で目標達成のハードルは高い状況です。EV投資の鈍化など外部環境の不透明感もあり、M&Aによる上乗せや既存事業の収益性向上が鍵となります。

最新ニュース

ポジティブ
進和【7607】:株主優待制度の変更に関するお知らせ
2/24 · 日本経済新聞
ポジティブ
進和の純利益、9~11月27%増8億円
1/14 · 日本経済新聞
ネガティブ
進和の26年8月期、純利益6%減 EV投資の鈍化響く
1/14 · 日本経済新聞
ポジティブ
進和、自動化支援にアクセル 工場や物流施設
12/23 · 日本経済新聞
中立
Shinwa Wise Holdings株式会社の株式取得に関するお知らせ
10/21 · PR TIMES

どんな話題が多い?

決算・財務40%
株主還元25%
M&A・提携20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 32%
卸売業 850社中 272位
報道のトーン
55%
好意的
25%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月株主優待変更

株主優待制度の変更を発表し、株主還元策の拡充による投資家へのアピールを強化。

2026年1月好決算

第1四半期決算にて純利益が前年同期比27%増の8億円に達し、収益力の強さを実証。

2024年10月増配発表

2025年8月期の配当を増配とする方針を決定し、配当利回りが4.38%に向上。

社長プロフィール

05 / 2 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率58.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
465億円
会社の純資産

同社は非常に強固な財務体質を有しており、自己資本比率は一貫して50%から60%超の水準を維持しています。有利子負債は実質ゼロの無借金経営を継続しており、現預金や保有資産が厚い点は大きな強みです。潤沢な自己資本を背景に、将来的な成長投資や安定的な株主還元を両立できる財務基盤が構築されています。 【2Q 2026/08期】総資産722億円、純資産465億円、自己資本比率58.0%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+113億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-8.1億円
投資に使ったお金
Financing CF
-14.9億円
借入・返済など
Free CF
+105億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/08期12.2億円8,300万円6.7億円11.4億円
2017/08期16.5億円13.1億円6.8億円3.4億円
2018/08期27.4億円9.8億円4.4億円37.2億円
2019/08期61.6億円11.7億円14.7億円49.9億円
2020/08期11.8億円10.5億円12.2億円1.3億円
2021/08期10.3億円10.2億円300万円20.5億円
2022/08期75.0億円15.5億円23.3億円59.5億円
2023/08期12.2億円18.7億円11.4億円6.5億円
2024/08期39.7億円7.0億円13.7億円32.6億円
2025/08期113億円8.1億円14.9億円105億円

営業キャッシュフローは利益成長に伴い安定的な流入傾向にありますが、売上債権等の増減により年度ごとの変動も見られます。投資キャッシュフローは主に事業成長のための設備投資やM&A関連支出により一定の流出を維持しています。特筆すべきは2025/03期期に約105億円のフリーキャッシュフローを創出した点であり、強固な稼ぐ力が同社の財務安定性を支えています。

06 / 3 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
124
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/08期5031.2%
2017/08期5830.0%
2018/08期7229.2%
2019/08期7429.8%
2020/08期7630.6%
2021/08期7234.7%
2022/08期8530.0%
2023/08期9033.6%
2024/08期10250.0%
2025/08期12450.2%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月8月

同社は利益還元を重要課題と位置づけ、連結配当性向50%を目標とした積極的な配当を実施しています。4期連続の増配を達成しており、株主還元への姿勢は明確です。安定的な収益基盤と無借金経営を武器に、配当水準を維持・向上させる方針を継続しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残24,500株
売り残3,600株
信用倍率6.81倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年8月期 第2四半期決算発表2026年4月中旬
2026年8月期 第3四半期決算発表2026年7月中旬
2026年8月期 本決算発表2026年10月中旬

PBRは0.97倍と解散価値(1倍)を下回っており、株価には割安感があります。一方、PERは業界平均をわずかに上回っており、一定の成長期待が織り込まれているようです。特筆すべきは配当利回りの高さで、約3.9%と業界平均を大きく上回っています。信用倍率は6.81倍と買い残が多く、将来の株価上昇を見込む投資家が多いものの、需給面ではやや重い展開も考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/08期31.0億円10.3億円33.3%
2017/08期36.4億円11.5億円31.5%
2018/08期44.6億円12.8億円28.6%
2019/08期47.9億円15.3億円32.0%
2020/08期47.9億円14.9億円31.0%
2021/08期41.4億円13.7億円33.1%
2022/08期55.8億円18.0億円32.2%
2023/08期51.4億円15.6億円30.3%
2024/08期39.0億円11.7億円30.0%
2025/08期48.1億円15.0億円31.1%

法人税等の支払額は税引前利益の変動に連動しており、実効税率は概ね30%前後で推移しています。これは日本の標準的な税率水準に準拠した安定的な納税状況であることを示しています。将来の業績予想においても、税負担の大きな乖離は想定されておらず、会計上の利益と税務上の利益は安定的に推移する見通しです。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

進和 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 124円
安全性
安定
自己資本比率 58.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「『くっつける』技術で自動車産業を支える、メーカー機能も持つ専門技術商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU