オンワードホールディングス8016
ONWARD HOLDINGS CO.,LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段、デパートやショッピングモールで見かける『23区』や『自由区』。実はこれらはオンワードのブランドです。少し上の世代向けというイメージがあるかもしれませんが、最近では若者に人気のファッションブランド『WEGO』も仲間入りしました。また、公式オンラインストア「オンワード・クローゼット」で買い物をしたことがあるかもしれませんね。あなたのクローゼットの中にも、気づかないうちにオンワードグループの服が一着はあるかもしれません。
オンワードホールディングスは、コロナ禍の赤字からV字回復を遂げ、構造改革の成果が着実に表れているアパレル大手です。2025年2月期は売上高2083.9億円、営業利益101.53億円を達成し、続く2026年2月期は売上高2300億円、営業利益115億円を見込んでいます。中期経営計画で掲げた純利益100億円の目標を1年前倒しで達成する見通しであり、Z世代に人気の「WEGO」の完全子会社化や化粧品販売会社の買収など、M&Aを通じて事業ポートフォリオの若返りと多角化を加速させています。
会社概要
- 業種
- 繊維製品
- 決算期
- 2月
- 本社
- 東京都中央区日本橋3丁目10番5号 オンワードパークビルディング
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 2.5% | 1.4% | 1.4% |
| 2017/02期 | 2.8% | 1.6% | 1.7% |
| 2018/02期 | 3.2% | 1.9% | 2.1% |
| 2019/02期 | 3.0% | 1.7% | 1.9% |
| 2020/02期 | 40.7% | 20.0% | 1.2% |
| 2021/02期 | 30.2% | 10.8% | 12.2% |
| 2022/02期 | 12.5% | 4.8% | 0.6% |
| 2023/02期 | 3.8% | 1.9% | 3.0% |
| 2024/02期 | 7.8% | 4.0% | 5.9% |
| 2025/02期 | 10.1% | 4.9% | 4.9% |
| 2026/02期 | 11.7% | 5.5% | 4.9% |
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/02期 | 1,743億円 | 212億円 | 232億円 | -171.2円 | -29.8% |
| 2022/02期 | 1,685億円 | 10.8億円 | 85.7億円 | 63.2円 | -3.4% |
| 2023/02期 | 1,761億円 | 52.1億円 | 30.6億円 | 22.6円 | +4.5% |
| 2024/02期 | 1,896億円 | 113億円 | 66.1億円 | 48.7円 | +7.7% |
| 2025/02期 | 2,084億円 | 102億円 | 85.2億円 | 62.7円 | +9.9% |
【2026/02期実績】売上2368億円(前期比13.6%)、営業利益116億円、純利益101億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
繊維製品の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
グループ連結子会社40社を抱え、紳士・婦人服の企画・製造・販売を主軸に展開しています。事業リスクとしては、アパレル需要の流行変化や原材料価格の高騰、および為替変動の影響を大きく受ける点が主要な経営課題として認識されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 2,000億円 | — | 2,084億円 | +4.2% |
| 2024期 | 1,850億円 | — | 1,896億円 | +2.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 125億円 | — | 102億円 | -18.8% |
| 2024期 | 70億円 | — | 113億円 | +60.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画では、最終年度(2027年2月期)の目標としていた当期純利益100億円を1年前倒しで達成する見込みであり、計画は順調に進捗しています。株主還元目標である配当性向40%以上も達成済みです。一方で、近年の業績予想は売上高が上振れる一方、営業利益は計画を下回る傾向があり、収益性の安定が今後の課題と言えるでしょう。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
ウィゴーを完全子会社化し、Z世代向けブランドの取り込みとDX推進を加速。
中期経営計画に掲げた純利益100億円の目標を、1年前倒しで達成する見通し。
コスメ・デ・ボーテの完全子会社化を発表し、ネイル事業等の新規成長領域への本格参入を決定。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
【2026/02期】総資産1892億円、純資産936億円、自己資本比率47.0%、有利子負債392億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 36.3億円 | 17.8億円 | 63.6億円 | 54.1億円 |
| 2017/02期 | 68.4億円 | 253億円 | 329億円 | 321億円 |
| 2018/02期 | 132億円 | 73.0億円 | 65.9億円 | 59.3億円 |
| 2019/02期 | 46.4億円 | 103億円 | 115億円 | 56.7億円 |
| 2020/02期 | 80.0億円 | 108億円 | 15.9億円 | 27.6億円 |
| 2021/02期 | 196億円 | 60.9億円 | 58.6億円 | 135億円 |
| 2022/02期 | 78.1億円 | 217億円 | 362億円 | 295億円 |
| 2023/02期 | 56.9億円 | 43.9億円 | 120億円 | 101億円 |
| 2024/02期 | 40.0億円 | 43.2億円 | 2.6億円 | 3.2億円 |
| 2025/02期 | 31.2億円 | 53.9億円 | 36.1億円 | 22.7億円 |
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は20.0%に達しており、ダイバーシティ推進が一定程度進展しています。監査体制としては1億5,700万円の監査報酬を投じており、連結子会社40社を統括する持ち株会社として、強固な監視・監督体制を構築しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 678万円 | 6,253人 | - |
従業員の平均年収は678万円となっており、アパレル業界の平均と比較しても堅調な水準を維持しています。長年培ったブランド力と堅実な経営により、従業員への安定した還元が行われていることが推察されます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、全ての年で市場平均であるTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。これは、コロナ禍における大幅な業績悪化とそれに伴う株価の長期低迷が主な要因です。ただし、2024期以降は株価が回復基調にあり、増配も実施しているため、TOPIXとの差は縮小傾向にあります。今後のTSR改善には、進行中の事業構造改革による持続的な利益成長と、それを通じた株価のさらなる上昇が鍵となります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/02期 | 24円 | 84.9% |
| 2017/02期 | 24円 | 76.3% |
| 2018/02期 | 24円 | 64.9% |
| 2019/02期 | 24円 | 68.1% |
| 2020/02期 | 24円 | - |
| 2021/02期 | 12円 | - |
| 2022/02期 | 12円 | 19.0% |
| 2023/02期 | 12円 | 53.2% |
| 2024/02期 | 20円 | 41.1% |
| 2025/02期 | 26円 | 41.4% |
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 50.5万円 | 49.5万円 | -49.5% |
| 2022期 | 57.6万円 | 42.4万円 | -42.4% |
| 2023期 | 72.1万円 | 27.9万円 | -27.9% |
| 2024期 | 108.8万円 | 8.8万円 | 8.8% |
| 2025期 | 118.7万円 | 18.7万円 | 18.7% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは9.9倍と業界平均(約15倍)に比べて割安感があります。一方で、配当利回りは4.09%と業界平均を大きく上回り、高配当銘柄としての魅力も備えています。信用倍率は8.83倍とやや高めで、将来の株価上昇を見込んだ信用買い残が積み上がっており、短期的な需給の重しとなる可能性には注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 55.0億円 | 12.3億円 | 22.3% |
| 2017/02期 | 55.8億円 | 8.3億円 | 14.9% |
| 2018/02期 | 59.3億円 | 5.6億円 | 9.5% |
| 2019/02期 | 51.6億円 | 2.1億円 | 4.1% |
| 2020/02期 | -38.4億円 | 0円 | - |
| 2021/02期 | -202億円 | 0円 | - |
| 2022/02期 | 5.1億円 | 0円 | 0.0% |
| 2023/02期 | 53.2億円 | 22.6億円 | 42.5% |
| 2024/02期 | 101億円 | 35.1億円 | 34.7% |
| 2025/02期 | 101億円 | 15.7億円 | 15.5% |
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オンワードホールディングス まとめ
「老舗アパレルが『WEGO』買収で若返りを図り、コスメ事業にも進出する攻めの構造改革」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。