創業ストーリー
安政5年、初代伊藤忠兵衛が大阪を起点に泉州・紀州への麻布行商を開始。「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の近江商人精神を起点に、約170年続く商人哲学を確立した。
戦後の財閥解体・商事再編を経て、1949年12月1日に現在の伊藤忠商事株式会社が設立。同年に東京証券取引所に上場し、戦後の総合商社の主要プレイヤーとして再出発した。
西友からファミリーマートの株式を取得し、コンビニ事業へ本格参入。後の連結子会社化へとつながる、消費者領域強化の出発点。
岡藤正広氏が社長就任。「現場主義」「商人マインド」「生活消費・非資源分野の強化」を旗印に、繊維出身のCEOとして消費者領域に踏み込む経営を本格化。
既存7セグメントを横断する消費者・ライフスタイル領域の専門組織「第8カンパニー」を新設。ファミリーマートを中核に、消費者起点の新規事業を加速させる体制を構築。
ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが伊藤忠を含む5大商社株の取得を公表。日本の総合商社が世界的長期投資家から再評価される歴史的な転機となった。
石井敬太氏(1960年10月生)が代表取締役社長執行役員COO(兼CSO)に就任。岡藤氏は会長CEOへ。会長CEO+社長COOの併走体制で次世代へのバトンタッチを進める。
バークシャー・ハサウェイが5大商社株の保有比率を順次引き上げ、伊藤忠も5%超まで拡大。同年9月にはセブン銀行とも資本業務提携を結び、消費者領域の連携を一段と強化。
2026年1月1日付で1株を5株に分割。投資単元の引き下げで個人投資家の参加を促進。EPS・BPS・配当は全期分割後ベースで表示するようになった。
2026/03期は純利益9,002億円で3年連続最高益・初の9,000億円台に到達。2027/03期は+6%増益・年間配当44円(実質増配)・総還元性向64%・自社株買い3,000億円以上と過去最強水準の還元方針を発表。

