JUMP

オカムラ7994

OKAMURA CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/29
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 94円
安全性
安定
自己資本比率 59.4%
稼ぐ力
普通
ROE 8.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日座っているオフィスの椅子、もしかしたらオカムラ製かもしれません。オカムラは、快適で機能的なオフィス家具で有名ですが、実は事業はそれだけではありません。普段利用する銀行の窓口カウンター、図書館の書架、デパートやスーパーの商品棚、さらには工場の自動倉庫システムまで、様々な場所でオカムラの製品が活躍しています。私たちの暮らしや仕事の裏側で、オカムラは快適で効率的な環境づくりを支えているのです。

オフィス家具の国内最大手。直近の2025年3月期決算では、売上高3,145.3億円(前期比5.4%増)、純利益220.4億円(同8.7%増)と増収増益を達成しました。企業のオフィス改装需要が旺盛で、働き方の多様化に対応した空間提案が事業を牽引しています。株主還元にも積極的で、配当は14期連続で増配または維持しており、投資家からの評価も高まっています。

その他製品プライム市場

会社概要

業種
その他製品
決算期
3月
本社
神奈川県横浜市西区北幸1丁目4-1

サービスの実績は?

3,145億円
連結売上高
2025年3月期
+5.4% YoY
239億円
連結営業利益
2025年3月期
-0.4% YoY
94
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+9.3% YoY
40.4%
配当性向
2025年3月期実績
13.2%
ROE(自己資本利益率)
2025年3月期実績
7,564万円
従業員一人当たり売上高
2025年3月期
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
4.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期8.6%4.9%-
2022/03期10.6%6.1%-
2023/03期10.7%6.4%-
2024/03期12.4%7.6%8.1%
2025/03期12.2%7.7%7.6%
3Q FY2026/38.0%(累計)4.7%(累計)4.9%

収益性指標であるROE(自己資本利益率)は、2021/03期の8.6%から2025/03期には11.8%まで向上しており、資本効率の改善が進んでいます。営業利益率も8.1%(2024/03期)まで上昇しており、生産性向上と高単価製品へのシフトが利益率改善に寄与しました。安定したROA(総資産利益率)の推移も、経営資源を効率的に活用して着実に利益を生み出せていることを示しています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期2,445億円120億円112.5円-
2022/03期2,612億円150億円151.3円+6.8%
2023/03期2,770億円159億円163.2円+6.1%
2024/03期2,983億円240億円203億円214.3円+7.7%
2025/03期3,145億円239億円220億円232.9円+5.4%

オカムラの業績は、オフィス家具需要の堅調さを背景に売上高が2021/03期から2025/03期にかけて連続して拡大し、約2,444億円から約3,145億円へと成長しました。営業利益も効率的なコスト管理と高付加価値製品の提供により増益基調が続いており、2026/03期予想では3,300億円の売上高と270億円の営業利益を見込んでいます。堅調なオフィス市場に加え、海外事業の強化や新製品投入による事業拡大が、一貫した成長を牽引しています。 【3Q 2026/03期実績】売上2335億円(通期予想比71%)、営業利益114億円(同42%)、純利益135億円(同59%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

その他製品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.0%(累計)
業界平均
9.2%
営業利益率下回る
この会社
4.9%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
59.4%
業界平均
60.5%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億5,700万円
取締役6名の合計

EDINET開示情報では、オフィス環境事業を中心に物流システム事業や商環境事業を展開する多角的なセグメント構造が確認されます。主な事業リスクとしては、原材料価格の高騰や為替変動によるコスト圧迫が挙げられ、これに対して付加価値の高い製品提供や物流ソリューションの深化で対応を図っています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
売上高・ROEは目標を前倒しで達成しており、計画達成への意識は非常に高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2025
2023期-2025期
売上高: 目標 3,000億円 前倒し達成 (3,145億円)
104.8%
営業利益: 目標 240億円 順調 (239億円)
99.7%
ROE: 目標 10%以上 前倒し達成 (13.2%)
132%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期3,100億円3,100億円3,145億円+1.5%
2024期2,850億円2,983億円+4.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期250億円240億円239億円-4.3%
2024期205億円240億円+17.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画2025では、売上高3,000億円、営業利益240億円、ROE10%以上を掲げています。最終年度である2025年3月期において、売上高(3,145億円)とROE(13.2%)は目標を前倒しで達成し、好調に推移しています。営業利益もほぼ目標水準に達しており、全体として計画達成は確実視されています。業績予想の精度も比較的高く、特に売上高は期初予想を上回る傾向にあり、経営の安定感が窺えます。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・提携30%
新製品・サービス20%
サステナビリティ10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Diamond Online, Yahoo!ファイナンス
業界内ランキング
上位 15%
その他製品業界 120社中 18位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月組織再編

グループ組織の最適化に向けた連結子会社の吸収分割および運営体制の見直しを決定。

2025年12月環境評価

CDP気候変動調査において3年連続の最高評価「Aリスト」に選出され、環境経営を実証。

2025年11月新店舗

ニューオータニ内に個人向けフラッグシップ・サロンを開設し、一般消費者向け市場へのリーチを強化。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率59.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
351億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,932億円
会社の純資産

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は2025/03期時点で64.0%に達しており、極めて強固な基盤を構築しています。2024/03期から有利子負債が発生していますが、潤沢な資産状況の中で適切なレバレッジ管理がなされています。自己資本の厚みを背景とした安定経営は、市場変動に対しても強靭な耐性を維持する原動力となっています。 【3Q 2026/03期】総資産2870億円、純資産1932億円、自己資本比率59.4%、有利子負債351億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+9.8億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-143億円
投資に使ったお金
Financing CF
-2.1億円
借入・返済など
Free CF
-133億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期269億円8.3億円131億円261億円
2022/03期53.3億円22.6億円86.0億円30.6億円
2023/03期135億円66.6億円94.8億円68.3億円
2024/03期214億円122億円82.0億円91.0億円
2025/03期9.8億円143億円2.1億円133億円

営業キャッシュフローは概ねプラスを維持し、安定した本業の稼ぐ力を示していますが、2025/03期は一時的な要因により減少しました。投資キャッシュフローは、海外企業の買収や物流拠点への資本投資を積極的に行っているためマイナス幅が拡大しています。将来の成長に向けた積極的な投資を継続しつつ、強固な財務体質により安定的な事業運営を実現しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 16名)
女性 4名(25.0% 男性 12
25%
75%
監査報酬
7,400万円
連結子会社数
32
設備投資額
163.8億円
平均勤続年数(従業員)
17.2

女性役員比率が25.0%と、取締役会の多様性が一定水準確保されています。監査報酬として7,400万円を投じ、32社の連結子会社を統括する強固な監査体制を構築しており、大企業としてのガバナンスレベルは十分に高い水準で維持されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.5%
浮動株45.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.7%
事業法人等18.8%
外国法人等15%
個人その他28.1%
証券会社2.4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はオカムラグループ従業員持株会・日本製鉄・明治安田生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(12,087,000株)12.75%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(6,335,000株)6.68%
オカムラグループ従業員持株会(5,572,000株)5.88%
日本製鉄株式会社(5,313,000株)5.6%
明治安田生命保険相互会社(4,892,000株)5.16%
株式会社三菱UFJ銀行(4,010,000株)4.23%
オカムラ協力会持株会(3,659,000株)3.86%
株式会社横浜銀行(2,853,000株)3.01%
三井住友海上火災保険株式会社(2,429,000株)2.56%
オカムラディ―ラ―共栄会(1,776,000株)1.87%

オカムラの大株主上位には、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が約20%近くを占めており、機関投資家による安定的な保有が目立ちます。また、日本製鉄や明治安田生命など国内有力企業との資本関係が維持されており、さらに従業員持株会や協力会持株会が上位に名を連ねることで、盤石な長期安定株主層を形成しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1リスクマネジメント事務局法務リスクマネジメント部長が事務局長を務め、サステナビリティ委員会の委員であるコーポレート担当部門の所属長等を構成員として、当社グループのリスクマネジメントの運営を支援・推進しています
2全社的レベルのリスクマネジメント当社全体または当社グループに影響が及ぶことが想定される事態に対して、サステナビリティ委員会を決定機関として全社的リスクマネジメントを実施しています
3事業ユニットレベルのリスクマネジメントセグメントごとの当社の事業本部および連結子会社を総称した当社グループ内における事業活動の責任単位を事業ユニットとしており、事業本部の執行役員を主管本部長としています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
813万円
従業員数
5,687
平均年齢
42.2歳
平均年収従業員数前年比
当期813万円5,687-

従業員平均年収は813万円と、オフィス家具業界の平均と比較しても高い水準を維持しています。売上高が堅調に推移し、オフィス環境のアップデート需要を背景に収益力が強化されていることが、この高水準な給与体系を支える主要な要因となっています。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。オカムラのTSRは、2021期から2025期までの過去5年間すべてにおいてTOPIX(東証株価指数)を上回る「アウトパフォーム」を記録しています。これは、同社が継続的な増配と堅調な株価成長を両立させ、市場平均を大きく超えるリターンを株主にもたらしてきたことを意味します。特に好調な業績を背景とした株価上昇が、高いTSRに大きく貢献しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
94
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期2429.2%
2017/03期2431.9%
2018/03期2626.5%
2019/03期2830.1%
2020/03期3235.8%
2021/03期3228.4%
2022/03期4026.4%
2023/03期5533.7%
2024/03期8640.1%
2025/03期9440.4%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

オカムラは、持続的な成長と株主への利益還元を両立させる方針をとっており、増益に伴い配当額を積極的に引き上げています。配当性向40%程度を目標とし、業績連動型の還元策を採用している点が特徴です。今後も安定した利益成長をベースに、株主還元の一層の充実を図る姿勢を維持しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 262.9万円 になりました (162.9万円)
+162.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期153.6万円53.6万円53.6%
2022期148.4万円48.4万円48.4%
2023期172.4万円72.4万円72.4%
2024期287.1万円187.1万円187.1%
2025期262.9万円162.9万円162.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残59,600株
売り残17,900株
信用倍率3.33倍
2026年3月最新週時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期(中間)決算発表2026年11月上旬

オカムラのPER(株価収益率)は10.7倍と業界平均(約15倍)に比べて割安な水準にあります。一方で、PBR(株価純資産倍率)は1.31倍と業界平均を上回っており、資本効率の高さが評価されていることを示唆します。配当利回りは3.66%と魅力的で、株主還元への積極的な姿勢が窺えます。信用倍率は3.33倍と標準的で、需給バランスは安定していると言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期154億円34.1億円22.1%
2022/03期175億円25.0億円14.3%
2023/03期189億円30.2億円15.9%
2024/03期262億円59.5億円22.7%
2025/03期265億円44.1億円16.7%

法人税等の支払額は、税引前利益の変動に伴い増減しています。実効税率は年度によって14%から22%の間で推移しており、税効果会計やその他の会計上の調整が影響していると考えられます。今後も業績の拡大に応じて適正な納税がなされる見込みです。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

オカムラ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 94円
安全性
安定
自己資本比率 59.4%
稼ぐ力
普通
ROE 8.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『出社したくなるオフィス』を武器に、働き方改革の波に乗る老舗家具メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU