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グローブライド7990

GLOBERIDE,Inc.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 80円
安全性
普通
自己資本比率 41.8%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%(累計)
話題性
不評
ポジ 25%

この会社ってなに?

あなたが週末に釣りを楽しむとき、手にしているリールや釣竿は、もしかしたらこの会社の「DAIWA」ブランドかもしれません。DAIWAは、初心者からプロまで世界中の釣り人に愛用されているトップブランドです。また、ゴルフ場で「ONOFF」というロゴのクラブを見かけたり、テニスコートで友人が「Prince」のラケットを使っていたりしませんか?それらもグローブライドが手掛ける製品です。私たちの趣味やレジャーの時間を、より豊かにしてくれる製品を世界中に届けている会社なのです。

世界的な釣り具ブランド「DAIWA」を擁するグローブライドは、コロナ禍のアウトドアブームで業績を急拡大させましたが、足元ではその反動に直面しています。2025年3月期は売上高1,239.8億円、営業利益65.08億円と2期連続の減収減益となりました。しかし、2026年3月期は売上高1,300億円、営業利益70億円への回復を見込んでいます。「新・中期経営計画2026」を始動させ、在庫調整の終了と高付加価値製品への注力で、収益力の再強化を図るフェーズに入っています。

その他製品プライム市場

会社概要

業種
その他製品
決算期
3月
本社
東京都東久留米市前沢3丁目14番16号

サービスの実績は?

1,048億円
フィッシング事業売上高
2025年3月期
-3.1% YoY
123億円
ゴルフ事業売上高
2025年3月期
+7.3% YoY
40億円
ラケットスポーツ事業売上高
2025年3月期
+12.1% YoY
230億円
アジア・オセアニア地域売上高
2025年3月期
-6.1% YoY
213億円
欧州地域売上高
2025年3月期
-0.9% YoY
80
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+14.3% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期17.4%6.2%-
2022/03期29.4%11.4%-
2023/03期21.6%9.2%-
2024/03期10.9%5.1%5.9%
2025/03期8.3%4.3%5.2%
3Q FY2026/310.2%(累計)4.3%(累計)6.4%

収益性については、2022年3月期にROE(自己資本利益率)が25.5%、営業利益率が10.2%と高水準を記録しましたが、その後は利益率の低下に伴いROEも7.8%まで水準を切り下げています。これは売上拡大に向けた先行投資や費用負担の増加が要因と考えられます。今後の課題は、原価率の抑制と効率的な経営管理を徹底することで、かつての高い資本効率を取り戻せるかにあります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,003億円48.0億円208.9円-
2022/03期1,207億円95.7億円416.6円+20.3%
2023/03期1,346億円91.9億円400.0円+11.5%
2024/03期1,260億円75.0億円55.8億円243.0円-6.4%
2025/03期1,240億円65.1億円47.8億円208.1円-1.6%

当社の業績は、2022年3月期から2023年3月期にかけて売上高が拡大しましたが、以降は市場環境の厳しさから減収基調が続いています。特に利益面では、人件費やIT関連費用の増加が重しとなり、直近の2025年3月期には営業利益が約65億円まで減少しました。2026年3月期は、生産性向上による粗利改善を背景に、売上高1,300億円、営業利益70億円規模への緩やかな業績回復を計画しています。 【3Q 2026/03期実績】売上955億円(通期予想比73%)、営業利益61億円(同88%)、純利益50億円(同104%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

その他製品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.2%(累計)
業界平均
9.3%
営業利益率下回る
この会社
6.4%
業界平均
9.7%
自己資本比率下回る
この会社
41.8%
業界平均
60.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億8,600万円
取締役5名の合計

売上高の大部分をフィッシング事業が占める一方、ゴルフやラケットスポーツ等のライフスタイル関連事業も展開しています。市場回復の遅れや原材料費・人件費の増加が利益を圧迫するリスクを抱えており、原価率の良化や生産性向上による収益構造の強化が不可欠な状況です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
過去の中計は見事に達成したが、直近の業績予想は外部環境の変化でブレが大きい。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新・中期経営計画2026
2025期~2027期
売上高: 目標 1,400億円 順調 (1,239.8億円)
88.5%
営業利益: 目標 95億円 やや遅れ (65.08億円)
68.5%
ROE: 目標 10%以上 順調 (7.8%)
78%
年間配当金: 目標 90円 順調 (80円)
88.9%
(旧)中期経営計画
2019期~2021期
売上高: 目標 1,000億円 前倒し達成 (1,003億円)
100%
営業利益: 目標 50億円 前倒し達成 (74.05億円)
100%
年間配当金: 目標 70円 達成 (70円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,270億円1,240億円-2.4%
2024期1,360億円1,260億円-7.4%
2023期1,290億円1,346億円+4.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期55億円65億円+18.3%
2024期122億円75億円-38.6%
2023期119億円121億円+1.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

コロナ特需で過去の中計は前倒しで達成するなど、計画遂行能力は高い評価を得ていました。しかし、2024期は特需の反動を見誤り、大幅な下方修正を余儀なくされました。現在進行中の「新・中期経営計画2026」では、2027期に売上高1,400億円、営業利益95億円という挑戦的な目標を掲げています。初年度(2025期)は利益面で予想を上回りましたが、売上は未達であり、今後の市場回復と収益性改善が計画達成の鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績報告50%
株価・市況動向25%
適時開示・資本政策15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
104
前月比 +5.2%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 32%
その他製品業界 480社中 154位
報道のトーン
25%
好意的
45%
中立
30%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月減益発表

2025年3月期決算にて、人件費およびIT費用の増加を主因とする営業減益を発表。

2025年11月設備投資

生産体制強化に向けた新工場等の建設検討に関する適時開示をリリース。

2026年2月業績進捗

第3四半期累計の経常利益が前年同期比1.9%増の66.6億円となる堅調な進捗を確認。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率41.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
287億円
借金(有利子負債)
Net Assets
617億円
会社の純資産

財務健全性は、自己資本比率が直近で53.5%まで向上し、長期的な視点で資産構成の改善が進んでいます。一方で、有利子負債については直近2年間で急増しており、2025年3月期時点では約2,843億円と高い水準にある点は注意が必要です。負債の増加は事業拡大や戦略的投資を反映していますが、今後はキャッシュフローによる借入金の返済能力が重視される局面となります。 【3Q 2026/03期】総資産1172億円、純資産617億円、自己資本比率41.8%、有利子負債287億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+20.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-41.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
+10.1億円
借入・返済など
Free CF
-21.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期158億円33.8億円83.6億円125億円
2022/03期69.6億円68.5億円24.7億円1.1億円
2023/03期41.6億円38.7億円46.5億円2.9億円
2024/03期124億円63.1億円63.8億円60.9億円
2025/03期20.4億円41.9億円10.1億円21.4億円

営業キャッシュフローは毎期プラスを確保しているものの、事業環境の変化により変動幅が大きくなっています。2024年3月期には約124億円の営業キャッシュを創出しましたが、2025年3月期は利益減少の影響で約20億円まで縮小し、フリーキャッシュフローはマイナスに転じました。今後も継続的な設備投資が見込まれるため、本業による稼ぐ力の安定化が重要な焦点となります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
5,200万円
連結子会社数
26
設備投資額
17.2億円
平均勤続年数(従業員)
14
臨時従業員数
1129

女性役員比率は10.0%であり、今後さらなる登用が期待されます。監査体制については監査等委員会設置会社を採用し、連結子会社26社を統括する経営体制において透明性の確保に努めています。グローバルな事業規模拡大に向けたガバナンス強化が継続的な課題です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.9%
浮動株53.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関30.2%
事業法人等16.7%
外国法人等12.5%
個人その他39.4%
証券会社1.3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は丸紅・三井住友銀行・グローブライド取引先持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,290,000株)9.96%
丸紅株式会社(1,158,000株)5.04%
株式会社三井住友銀行(1,125,000株)4.89%
住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(914,000株)3.97%
グローブライド取引先持株会(886,000株)3.85%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(453,000株)1.97%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(445,000株)1.93%
株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(433,000株)1.88%
朝日インテック株式会社(413,000株)1.8%
グローブライド従業員持株会(404,000株)1.76%

金融機関や事業会社が大株主の過半を占めており、長期的な関係を重視する安定的な株主構成です。日本マスタートラスト信託銀行が筆頭株主であるほか、丸紅や三井住友銀行など主要な取引先が名を連ねており、創業家の影響力とともに堅実な経営体制が維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替相場の変動によるリスク 当社グループの事業には、海外での製品の生産及び販売が含まれており、為替変動の影響を強く受けます
2市場借入金利の変動によるリスク 当社グループは、運転資金を主として金融機関からの借入金によって調達しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
723万円
従業員数
6,994
平均年齢
43歳
平均年収従業員数前年比
当期723万円6,994-

平均年収は723万円で、製造業としては比較的高水準を維持しています。釣具市場で世界トップブランドの「DAIWA」を擁する強固な収益基盤と、ゴルフやテニスなど多角的な事業展開が従業員の安定した待遇を支える背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、過去5年間にわたりTOPIXを一貫してアウトパフォームしています。特にコロナ禍で業績が急拡大した2022期には318.9%という高いリターンを記録し、TOPIX(145%)を大きく引き離しました。足元では株価が調整したことでTSRも低下していますが、それでもTOPIXを上回る水準を維持しています。これは、業績成長と積極的な増配姿勢が株主に評価され続けていることを示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
80
方針: 安定的かつ継続的な増配
1株配当配当性向
2017/03期5026.3%
2018/03期5525.3%
2019/03期6023.3%
2020/03期6566.5%
2021/03期3516.8%
2023/03期6015.0%
2024/03期7028.8%
2025/03期8038.4%
3期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当社は株主還元を経営の重要課題と位置づけ、安定的かつ継続的な増配を目指す配当方針を掲げています。直近では業績が軟調な局面でも配当を維持・増額しており、株主還元への姿勢を強めています。今後は、さらなる資本効率の向上と利益成長を伴った配当拡大が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 236.8万円 になりました (136.8万円)
+136.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期232.2万円132.2万円132.2%
2022期318.9万円218.9万円218.9%
2023期279.9万円179.9万円179.9%
2024期240.1万円140.1万円140.1%
2025期236.8万円136.8万円136.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残42,600株
売り残172,300株
信用倍率0.25倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

競合他社が含まれるその他製品セクターの平均と比較して、PER・PBRともに割安な水準にあります。一方で配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識が評価されている可能性があります。信用取引では売り残が買い残を上回る「信用倍率0.25倍」となっており、株価下落を見込む空売りが多い状況です。これは将来の買い戻し需要(踏み上げ)に繋がる可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期71.5億円23.5億円32.9%
2022/03期130億円34.3億円26.4%
2023/03期127億円34.7億円27.4%
2024/03期83.8億円27.9億円33.3%
2025/03期64.9億円17.1億円26.3%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に合わせて変動しています。実効税率は概ね26%から33%の範囲で推移しており、業績に応じた適切な納税が行われています。税負担の増減は主に当期の利益水準に依存しており、特異な税務事象による大きな変動は見られません。

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もっと知る

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グローブライド まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 80円
安全性
普通
自己資本比率 41.8%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%(累計)
話題性
不評
ポジ 25%

「世界トップの釣り具王者が、コロナ特需の反動を乗り越え、再び成長の糸を垂らす」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU