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NISSHA7915

Nissha Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
普通
自己資本比率 46.1%
稼ぐ力
普通
ROE 0.9%
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンの画面をタッチするとき、その操作を正確に読み取るセンサーはNISSHAの技術かもしれません。また、新車の高級感あふれる内装デザインや、化粧品の美しいパッケージの裏側でも同社の加飾技術が活躍しています。さらに、病院で使われる心電図の電極のような使い捨て医療機器も手掛けており、私たちの生活や健康を様々な場面で支えている会社です。普段は意識しない「モノ」の表面や内部に、NISSHAの高度な技術が隠されています。

印刷技術を祖業とするNISSHAは、事業ポートフォリオを産業資材、ディバイス、ライフイノベーションの3本柱へ転換。2023年度は赤字を計上しましたが、2024年度は売上高1956.0億円、営業利益54.86億円で黒字回復。しかし、2025年度は売上高1949.0億円、営業利益40.40億円と再び減益となり、本格的な収益回復が課題です。2026年12月期は営業利益66.00億円への回復を見込んでおり、特に自動車や医療分野での成長戦略の進捗が株価の鍵を握ります。

その他製品プライム市場

会社概要

業種
その他製品
決算期
12月
本社
京都市中京区壬生花井町3

サービスの実績は?

1,949億円
連結売上高
2025年12月期実績
-0.4% YoY
40.4億円
連結営業利益
2025年12月期実績
-26.4% YoY
50
1株当たり配当金
2025年12月期実績
維持
6件以上
近年の主要M&A・提携件数
2016年以降、公表ベース
事業多角化を推進
3事業
コア事業セグメント
産業資材, ディバイス, ライフイノベーション
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
0.9%
株主資本の利回り
ROA
0.4%
総資産の活用度
Op. Margin
2.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期16.1%7.6%-
2022/12期9.7%4.6%-
2023/12期2.7%1.3%-
2024/12期3.4%1.6%2.8%
2025/12期0.9%0.4%2.1%
2025/12期0.9%0.4%2.1%

過去には高い収益性を維持していましたが、直近数年は事業環境の激しい変化や需要のボラティリティにより、営業利益率が低水準で推移しています。2023/03期の赤字転落を経て、現在はコスト効率化と高付加価値製品へのシフトを進めています。今後、新製品の寄与や安定した生産体制の確立により、ROEやROAなどの資本効率指標の改善が期待されます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期1,893億円159億円318.4円-
2022/12期1,940億円101億円203.7円+2.5%
2023/12期1,677億円29.9億円-61.1円-13.5%
2024/12期1,956億円54.6億円38.5億円79.9円+16.6%
2025/12期1,949億円40.4億円10.0億円21.1円-0.4%

NISSHAは、印刷技術を基盤とし、産業資材、デバイス、医療機器など多角的な事業を展開しています。2023/03期には構造改革費用や需要減退により営業損失を計上しましたが、その後は自動車向け外装部品の伸長や事業ポートフォリオの最適化により、業績の立て直しを図っています。2026/03期予想では、前期比での増益を見込み、安定的な成長軌道への回帰を目指しています。 【2025/12期実績】売上1949億円(前期比-0.4%)、営業利益40億円、純利益10億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

その他製品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
0.9%
業界平均
9.6%
営業利益率下回る
この会社
2.1%
業界平均
9.8%
自己資本比率下回る
この会社
46.1%
業界平均
60.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億7,300万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、同社は産業資材、デバイス、医療機器など多角的なセグメントで構成されています。事業リスクとして、特定顧客の需要変動による業績のボラティリティが挙げられており、グローバルな市場環境や為替変動、技術革新のスピードへの適応が喫緊の課題として認識されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
IT機器の需要変動が激しく、利益計画は未達が続く傾向。計画の信頼性向上が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2025年12月期 (旧)業績予想
2025期
売上高: 目標 1,915億円 達成 (1,949億円)
101.8%
営業利益: 目標 66億円 未達 (40.4億円)
61.2%
当期純利益: 目標 23億円 未達 (10.01億円)
43.5%
第8次中期経営計画
2024期〜2026期
売上高: 目標 1,915億円 順調 (1,949億円)
101.8%
営業利益: 目標 66億円 やや遅れ (40.4億円)
61.2%
当期純利益: 目標 23億円 やや遅れ (10.01億円)
43.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期1,755億円1,940億円+10.5%
2023期1,920億円1,677億円-12.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期115億円95億円-17.2%
2023期90億円-38億円大幅未達
2024期58億円55億円-5.4%
2025期66億円40億円-38.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の第8次中期経営計画では、事業ポートフォリオの強化を通じた利益率の向上と安定化を目標としています。しかし、過去の業績予想を振り返ると、特に主力事業の一つであるIT関連ディバイスの需要変動が激しく、営業利益が計画を大幅に下回る年度が散見されます。2023年度には最終赤字に転落するなど、外部環境の変化に対する脆弱性も露呈しました。今後は、M&Aで強化した医療機器や自動車関連事業で安定的に収益を稼げるかが、計画達成と市場の信頼回復の鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
事業戦略30%
M&A・提携20%
株価・市況10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 35%
その他製品業種 420社中 147位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績発表

2026年12月期の純利益が前期比2.3倍となる見通しを発表しました。

2025年11月自社株消却

自社株消却の発表が投資家からの株価支援材料として好感されました。

2025年7月新ブランド

加飾分野の統合ブランド「Nissha SurfaceWorks」をローンチし、体験価値の向上を図りました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率46.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
625億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,179億円
会社の純資産

同社は強固な自己資本を維持しており、有利子負債のコントロールを重視した健全な財務体質を構築しています。2024/03期以降、設備投資等の必要性から負債額が増加傾向にありましたが、その後は着実な削減を進めています。安定した財務基盤を背景に、成長市場への戦略的投資を継続できる体制が整っています。 【2025/12期】総資産2501億円、純資産1179億円、自己資本比率46.1%、有利子負債625億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+92.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-138億円
投資に使ったお金
Financing CF
-83.7億円
借入・返済など
Free CF
-46.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期0円0円0円0円
2022/12期0円0円0円0円
2023/12期0円0円0円0円
2024/12期123億円114億円91.5億円8.8億円
2025/12期92.0億円138億円83.7億円46.4億円

営業活動によるキャッシュフローは概ねプラスを維持しており、安定した事業キャッシュ創出力を有しています。一方で、成長に向けた積極的な設備投資や企業買収による投資キャッシュフローの支出が続いています。フリーキャッシュフローは、投資のタイミングによって変動しやすく、今後は投資効率の最大化と安定的な現金創出が課題です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 1名(7.7% 男性 12
8%
92%
監査報酬
9,200万円
設備投資額
53.6億円
平均勤続年数(従業員)
15.7

女性役員比率は7.7%と、今後の改善余地が残る状況です。監査体制については監査報酬として9,200万円を支出しており、適切かつ厳格な監査機能が確保されていると考えられます。グローバル展開する企業規模に合わせ、多様性と透明性を重視したガバナンス体制のさらなる強化が今後の鍵となります。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主57.4%
浮動株42.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関38.9%
事業法人等18.5%
外国法人等19.9%
個人その他18.8%
証券会社3.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は鈴木興産・みずほ銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)管理有価証券信託設定分(2,865,000株)5.96%
鈴木興産株式会社(2,563,000株)5.33%
明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(2,107,000株)4.38%
株式会社みずほ銀行(2,076,000株)4.32%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)投資信託設定分(2,042,000株)4.25%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)管理有価証券信託設定分(1,960,000株)4.08%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)投資信託設定分(1,931,000株)4.02%
株式会社京都銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(1,442,000株)3%
JPモルガン証券株式会社(1,140,000株)2.37%
ニッシャ共栄会(1,137,000株)2.36%

株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託銀行による信託口の保有比率が高く、機関投資家からの関心が高い構造です。創業家系である鈴木興産や金融機関の保有も一定割合を占めており、安定的な大株主が存在する一方で、特定の個人や事業会社による過度な支配は抑えられたバランスの良い構成といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1サステナビリティビジョンの実現に関連するリスク 当社は、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しています
2ガバナンス、
3リスク管理」をご参照ください

社員の給料はどのくらい?

平均年収
742万円
従業員数
5,305
平均年齢
42.6歳
平均年収従業員数前年比
当期742万円5,305-

従業員平均年収は約742万円と、製造業界の中でも堅実かつ高水準な給与水準を維持しています。印刷を祖業としつつ、医療機器や産業資材など付加価値の高い事業へポートフォリオを転換してきた過程で、専門性の高い人材を確保するための競争力ある報酬体系が整備されていると推察されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2023期以降、NISSHAのTSRはTOPIXを大幅に下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、安定的な配当にもかかわらず、IT関連事業の業績不振や将来の成長性への懸念から株価が低迷していることが主な原因です。株主還元の強化だけでなく、事業ポートフォリオ改革による持続的な利益成長を実現し、市場の信頼を回復することがTSR向上の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/12期3018.7%
2017/12期3021.5%
2018/12期3035.1%
2019/12期35-
2020/12期3021.2%
2021/12期4012.6%
2022/12期5024.6%
2023/12期50-
2024/12期5062.4%
2025/12期50236.6%
5期連続増配
株主優待
あり
権利確定月6月

配当方針として、株主への利益還元を重視しつつ、安定的な配当維持と業績連動の両立を目指しています。一時的な業績低迷期においても配当を維持することで、株主の信頼に応える姿勢を示しています。今後も持続的な成長投資と並行しながら、中長期的な還元水準の向上を図る方針です。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 99.5万円 になりました (-0.5万円)
-0.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期114.2万円14.2万円14.2%
2022期128.2万円28.2万円28.2%
2023期107.7万円7.7万円7.7%
2024期121.6万円21.6万円21.6%
2025期99.5万円0.5万円-0.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残162,600株
売り残47,300株
信用倍率3.44倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月中旬
第2四半期決算発表2026年8月中旬
株主優待権利確定日2026年6月末

PBRが0.53倍と解散価値(1倍)を大きく下回っており、市場から資産効率の低さを厳しく評価されている状態です。一方で配当利回りは3.91%と業界平均より高く、株価の下支え要因となっています。信用倍率は3.44倍と買い残が優勢で、短期的な需給の悪化による株価下落リスクには一定の注意が必要です。今後の決算で業績回復の確度が高まれば、割安さが見直される可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期195億円36.4億円18.7%
2022/12期124億円22.3億円18.0%
2023/12期-27.6億円0円-
2024/12期62.0億円23.5億円37.9%
2025/12期35.5億円25.5億円71.8%

過去の税引前利益と法人税等の関係は、繰越欠損金の活用や評価損益の変動により一定ではありません。特に業績変動の大きい年度では実効税率が大きく乖離する傾向があります。直近では安定した納税サイクルへの移行期にあり、今後の利益水準の回復に伴い税務負担は正常化していく見込みです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

NISSHA まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
普通
自己資本比率 46.1%
稼ぐ力
普通
ROE 0.9%
話題性
普通
ポジ 45%

「京都の老舗印刷会社が、スマホのタッチパネルから医療機器まで手掛けるハイテク素材メーカーに変貌」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU