JUMP

タカラスタンダード7981

TAKARA STANDARD CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 78円
安全性
安定
自己資本比率 65.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うキッチンやお風呂、洗面台。実はその裏側でタカラスタンダードが活躍しています。特に、磁石がくっついてお手入れも簡単な「ホーロー」製のキッチンパネルは同社の代名詞で、新築マンションなどではトップクラスのシェアを誇ります。もしあなたがマイホームの購入やリフォームを考えたことがあるなら、ショールームで同社の製品を目にしたことがあるかもしれません。あなたの快適な水回り空間を、タカラスタンダードが支えています。

2025年3月期は売上高2,433.8億円、営業利益156.35億円と増収増益を達成しました。独自の「高品位ホーロー」技術を武器にシステムキッチンで国内首位を誇り、安定した収益基盤を持っています。近年はROE8%を目標に掲げて株主還元を強化しており、長年の課題であったPBR1倍割れからの脱却が目前に迫っています。今後は家事代行サービスへの参入など、周辺領域への事業拡大による新たな成長が期待されます。

その他製品プライム市場

会社概要

業種
その他製品
決算期
3月
本社
大阪市城東区鴫野東1丁目2番1号

サービスの実績は?

1
システムキッチン国内シェア
2024年時点
業界首位
78
1株当たり配当金
2025期実績
+44.4% YoY
2,433.8億円
売上高
2025期実績
+3.7% YoY
156.35億円
営業利益
2025期実績
+25.8% YoY
110億円
自己株式取得枠
2025年5月〜2026年2月
株主還元強化
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.6%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
8.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.3%2.9%-
2022/03期6.1%4.1%-
2023/03期4.6%3.0%-
2024/03期5.2%3.5%5.3%
2025/03期5.8%4.1%6.4%
3Q FY2026/36.9%(累計)4.6%(累計)8.4%

営業利益率は近年5%台で推移していましたが、収益構造改革の効果が表れ、2025/03期には6.4%まで改善しました。ROE(自己資本利益率)も5%台へ向上しており、経営陣はROE8%の早期達成を掲げて効率化を推進しています。今後は高付加価値製品の販売比率を高めることで、さらなる利益率の底上げを目指す方針です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,912億円75.9億円103.8円-
2022/03期2,116億円109億円149.1円+10.6%
2023/03期2,274億円84.2億円117.8円+7.5%
2024/03期2,347億円124億円95.0億円137.3円+3.2%
2025/03期2,434億円156億円111億円163.2円+3.7%

タカラスタンダードは、独自の高品位ホーロー技術を軸とした住宅設備機器事業の強みを背景に、売上高が堅調に推移しています。2025/03期には売上高が約2,434億円、営業利益が約156億円に達し、新築およびリフォーム市場での安定した需要が収益を下支えしました。今期以降も継続的な製品ラインナップの刷新と生産効率の向上により、さらなる利益成長を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上1927億円(通期予想比78%)、営業利益161億円(同94%)、純利益127億円(同99%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

その他製品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.9%(累計)
業界平均
9.4%
営業利益率下回る
この会社
8.4%
業界平均
9.7%
自己資本比率上回る
この会社
65.1%
業界平均
60.2%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,600万円
取締役6名の合計

住宅設備機器メーカーとしてキッチンやバスルームを主力に展開しており、独自素材である高品位ホーロー技術を核とした強固な製品ポートフォリオを構築しています。事業リスクとしては、原材料価格の変動や国内の新設住宅着工件数の動向が業績に影響を与える可能性がある点が開示されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
ROE目標達成に向けた株主還元策は評価できるが、利益計画の進捗にはやや課題が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2026
2025期〜2027期
売上高: 目標 2,510億円 順調 (2,433.8億円)
96.96%
営業利益: 目標 178億円 順調 (156.35億円)
87.83%
ROE: 目標 8.0% 順調 (6.2%)
77.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2,470億円2,434億円-1.5%
2024期2,353億円2,347億円-0.2%
2023期2,176億円2,274億円+4.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期172億円156億円-9.1%
2024期141億円124億円-11.9%
2023期123億円109億円-11.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の「中期経営計画2026」では、最終年度(2027年3月期)に売上高2,510億円、営業利益178億円を目標に掲げています。特に重視しているのがROE(自己資本利益率)8%以上の達成で、増配や110億円規模の自己株式取得など、具体的な株主還元策を打ち出しています。初年度の実績は目標に対して売上高・利益ともに進行中ですが、近年は期初予想を下回る傾向もあり、目標達成に向けた収益性改善が今後の焦点となります。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
事業提携・新サービス25%
株価・IR情報20%
技術・生産戦略10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日刊工業新聞
業界内ランキング
上位 15%
その他製品業界 120社中 18位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年4月事業提携

家事代行ベアーズと提携し、リフォーム客専用サービス「saikou!」を本格始動。

2026年2月決算好調

第3四半期累計で営業利益が前年同期比25.4%増の161.42億円に到達し、大幅な増益を達成。

2025年11月上方修正

通期経常利益計画を2%上方修正し、市場予想を上回る最高益水準を維持。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率65.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
43.4億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,913億円
会社の純資産

同社は無借金経営に近い強固な財務体質を維持しており、自己資本比率は70.2%と非常に高い健全性を誇ります。2024/03期以降は成長投資や株主還元を目的とした調達により有利子負債を一時的に計上していますが、潤沢な現預金水準と比較しても財務リスクは極めて低いです。厚い純資産を背景に、安定的な事業運営を支える盤石な基盤が構築されています。 【3Q 2026/03期】総資産2784億円、純資産1913億円、自己資本比率65.1%、有利子負債43億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+234億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-84.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-65.1億円
借入・返済など
Free CF
+149億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期79.5億円53.8億円24.9億円25.7億円
2022/03期197億円30.9億円27.1億円166億円
2023/03期66.0億円53.9億円94.5億円12.2億円
2024/03期13.1億円117億円77.3億円130億円
2025/03期234億円84.7億円65.1億円149億円

本業での稼ぎを示す営業キャッシュフローは、2025/03期には約234億円のプラスを記録し、高い収益獲得能力を実証しました。2024/03期は投資が一時的に嵩みFCFがマイナスとなりましたが、全期間を通じ設備投資と株主還元を安定的に実施しています。今後も強固な本業のキャッシュ創出力を活かし、持続的な投資と還元を両立させる計画です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
3,500万円
連結子会社数
2
設備投資額
109.1億円
平均勤続年数(従業員)
14
臨時従業員数
650

女性役員比率は15.4%となっており、さらなる多様性の推進が期待される段階です。社外取締役を登用した経営体制を敷いており、監査報酬の適切な支出とともに、透明性の高い企業統治に向けたガバナンス強化が継続的に図られています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主61.9%
浮動株38.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.6%
事業法人等26.3%
外国法人等13.4%
個人その他23.6%
証券会社1.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 主な安定株主はタカラベルモントアセットマネジメント・タカラスタンダード持株会・タカラスタンダード社員持株会。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(6,883,000株)10.24%
タカラベルモントアセットマネジメント㈱(6,500,000株)9.67%
タカラスタンダード持株会(5,836,000株)8.68%
タカラスタンダード社員持株会(3,901,000株)5.8%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(2,984,000株)4.44%
㈱横浜銀行(2,723,000株)4.05%
日本生命保険(相)(2,045,000株)3.04%
㈱みずほ銀行(1,673,000株)2.49%
㈱常陽銀行(1,620,000株)2.41%
明治安田生命保険(相)(1,237,000株)1.84%

上位株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が名を連ねており、機関投資家の関心の高さが伺えます。また、タカラベルモントアセットマネジメントや社員持株会による安定株主の存在が、経営の長期的な安定性に寄与している構成といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであり、発生する可能性、経営に与える影響度等を考慮し、リスク対策に取り組んでおります
2なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
3また、本記載は将来発生しうる全てのリスクを必ずしも網羅したものではありません
4(1)業界動向等について 新設住宅着工戸数や持家着工数、リフォーム需要が著しく減少した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります
5これらに対し、当社グループでは、新築向け・リフォーム向けそれぞれの商品展開を充実させることにより対応してまいります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
609万円
従業員数
6,560
平均年齢
40歳
平均年収従業員数前年比
当期609万円6,560-

従業員の平均年収は609万円となっており、メーカーとして堅実な水準を維持しています。近年は収益構造改革による利益率の改善が進んでおり、業績連動報酬や従業員への還元策による中長期的な処遇向上が期待される環境です。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、全ての年でTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、同社の株価が長らく市場平均と比べて低迷していたことを示しています。しかし、2024年以降の株主還元強化策と業績改善への期待から株価は上昇基調に転じており、今後のTSR改善が期待される局面です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
78
方針: 配当性向35%以上を目安としつつ、自己株式取得を含めた積極的な株主還元を実施
1株配当配当性向
2016/03期1423.0%
2018/03期3126.8%
2019/03期3228.1%
2020/03期3428.8%
2021/03期3432.8%
2022/03期5234.9%
2023/03期5244.1%
2024/03期5439.3%
2025/03期7847.8%
8期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は設けておりません。

配当方針として安定的な還元を重視しており、利益成長に応じた積極的な増配を継続しています。配当性向の目標を掲げつつ、強固な財務体質を活用した総還元性向の引き上げにも注力しています。今後も長期的な株主価値の向上を目指し、持続可能な配当政策を推進していく方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 122.3万円 になりました (22.3万円)
+22.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期102.6万円2.6万円2.6%
2022期81.7万円18.3万円-18.3%
2023期96.9万円3.1万円-3.1%
2024期129.4万円29.4万円29.4%
2025期122.3万円22.3万円22.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残92,200株
売り残54,600株
信用倍率1.69倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027期 第2四半期決算発表2026年11月上旬
2027期 第3四半期決算発表2027年2月上旬

信用倍率は1.69倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的です。業界平均と比較すると、PER・PBRは依然として割安な水準にありますが、配当利回りは平均を上回っており、株主還元への評価がうかがえます。時価総額は業界内で大きい部類に入り、安定した大手企業としてのポジションを確立しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期114億円38.0億円33.4%
2022/03期149億円39.5億円26.6%
2023/03期115億円30.7億円26.7%
2024/03期128億円32.9億円25.7%
2025/03期160億円49.1億円30.7%

実効税率は概ね25%から30%台で推移しており、業績に応じた適正な納税が行われています。2025/03期は税引前利益が約160億円に対し約49億円の法人税等を計上しました。特別損益や税制優遇の影響で年度により変動が見られますが、安定した税負担率を維持しています。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

タカラスタンダード まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 78円
安全性
安定
自己資本比率 65.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

「『ホーローの王様』がPBR1倍回復を掲げ、宇宙開発から家事代行まで触手を伸ばす変革期」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU