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未来工業7931

MIRAI INDUSTRY CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
高め
1株 150円
安全性
安定
自己資本比率 77.9%(FY2025/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 9.3%(FY2025/3実績)
話題性
普通
ポジ 30%

この会社ってなに?

あなたが自宅やオフィスで照明のスイッチを入れたり、コンセントにプラグを差し込んだりする時、その壁の裏側では未来工業の製品が活躍しているかもしれません。同社は、電気の配線を保護するパイプや、それらを壁に固定するボックスなど、建物のインフラを支える部品を作っています。普段は目に触れることはありませんが、私たちが安全で快適に電気を使えるのは、同社のような企業の「使いやすさ」を追求した製品のおかげです。DIYで自宅の電気工事をする際には、ホームセンターで同社のロゴが付いたカラフルな製品を見かけることもあるでしょう。

電設資材メーカーの未来工業は、独自の製品開発力で高い利益率を誇ります。2025期は売上高451.1億円(前期比+2.3%)、営業利益68.97億円(同-6.0%)と増収減益で着地しました。これは原材料価格の高騰などが影響したものの、営業利益率は15.3%と高水準を維持しています。次期2026期は売上高469.1億円、営業利益61.49億円の増収減益を見込んでおり、資本効率を重視した経営と株主還元の強化が今後の焦点となります。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
3月
本社
岐阜県安八郡輪之内町楡俣1695-1

サービスの実績は?

451.1億円
連結売上高
2025期実績
+2.3% YoY
68.97億円
連結営業利益
2025期実績
-6.0% YoY
20,000点以上
取扱製品数
会社四季報より
150
1株当たり配当金
2025期実績
±0% YoY
299.6
1株当たり純利益 (EPS)
2025期実績
-1.6% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です

FY2025/3実績

ROE
9.3%
株主資本の利回り
ROA
7.4%
総資産の活用度
Op. Margin
15.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.1%4.8%-
2022/03期5.4%4.2%-
2023/03期5.6%4.4%-
2024/03期10.2%8.0%16.6%
2025/03期9.3%7.4%15.3%
3Q FY2025/37.3%(累計)5.7%(累計)15.5%

当社の収益性は、2024/03期以降、営業利益率が15%超の水準へと大きく改善しました。これは独自の製造管理手法と高付加価値な製品ラインナップにより高い収益性を確保できているためです。ROEも2024/03期には10.1%に達しており、資本効率の面でも着実な向上を実現しています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/03期361億円28.3億円164.6円
2022/03期369億円25.3億円147.3円+2.3%
2023/03期396億円27.4億円159.4円+7.2%
2024/03期441億円73.3億円51.2億円304.5円+11.4%
2025/03期451億円69.0億円48.3億円299.6円+2.3%

未来工業の業績は、電設資材等の販売が堅調に推移し、売上高は2021/03期の約361億円から2025/03期には約451億円まで拡大しました。特に2024/03期には営業利益が約73億円と大幅に伸長し、以降も高水準の利益体質を維持しています。次期2026/03期も成長継続を予想しており、ニッチ市場における競争力の高さが業績を牽引しています。 【3Q 2025/03期実績】売上354億円(通期予想比75%)、営業利益55億円(同89%)、純利益38億円(同90%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2025/3上回る
この会社
9.3%
業界平均
7.7%
営業利益率(自社 FY2025/3上回る
この会社
15.3%
業界平均
9.7%
自己資本比率(自社 FY2025/3末上回る
この会社
77.9%
業界平均
56.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億7,300万円
6名の合計

電設資材・管材の製造販売を主軸とし、約2万点もの独自製品を保有することで高い営業利益率を誇るニッチトップ企業です。事業リスクとしては、原材料価格の高騰や国内建設市場の動向が挙げられますが、多岐にわたる製品群と安定的な顧客基盤によりリスク耐性は十分にあります。

会社の計画は順調?

A
総合評価
過去の中計目標を着実に達成し、予想を上回る利益を出す実績は高く評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2024 (旧)
2022期〜2024期
連結売上高: 目標 410億円 達成 (440.9億円)
107.5%
連結営業利益率: 目標 15%以上 達成 (16.6%)
100%
ROE: 目標 8%以上 達成 (10.6%)
100%
FY2026 会社業績予想
2026期
連結売上高: 目標 469.1億円 順調 (451.1億円)
96.2%
連結営業利益: 目標 61.49億円 順調 (68.97億円)
112.2%
1株当たり純利益 (EPS): 目標 262.8円 順調 (299.6円)
114%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期452億円451億円-0.1%
2024期431億円441億円+2.2%
2023期392億円396億円+0.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期61億円69億円+13.0%
2024期56億円73億円+29.9%
2023期34億円40億円+17.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画「中期経営計画2024」では売上高、営業利益率、ROEの全目標を達成しており、計画遂行能力は高いと評価できます。また、近年の業績予想は保守的に見積もる傾向があり、特に営業利益は期初予想を大幅に上回って着地するケースが続いています。2026期は減益予想ですが、これもコスト増を慎重に織り込んだ結果であり、実績が上振れする可能性も十分に考えられます。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
DX・生産性向上25%
株価・市況20%
人事・ガバナンス15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
42
前月比 +5.2%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 35%
化学業種 200社中 70位
報道のトーン
30%
好意的
50%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月プロダクト

ナレッジ管理ツール「ナレカン」を全社的に導入し、業務効率化とDX推進を本格化させました。

2026年1月決算発表

26年3月期第3四半期決算にて、連結経常利益が前年同期比3.6%減となり、コスト増の影響が示唆されました。

2024年6月経営評価

取締役会の実効性に関する評価結果を開示し、ガバナンス体制の継続的な強化を公表しました。

代表者プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率FY2025/3末時点)77.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2025/3末時点

Interest-bearing Debt
5.3億円
借金(有利子負債)
Net Assets
534億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は2025/03期時点で79.2%に達する強固なバランスシートを誇ります。有利子負債は極めて限定的で、無借金に近い極めて保守的かつ健全な経営が特徴です。豊富な自己資本を背景に、将来の成長投資や株主還元を行うための余力は十分です。 【3Q 2025/03期】総資産673億円、純資産548億円、自己資本比率78.9%、有利子負債4.6億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+75.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-35.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-26.4億円
借入・返済など
Free CF
+39.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期50.2億円▲19.2億円▲8.2億円31.0億円
2022/03期60.4億円▲19.1億円▲9.4億円41.3億円
2023/03期40.0億円▲19.7億円▲9.8億円20.3億円
2024/03期46.8億円▲31.8億円▲49.5億円15.0億円
2025/03期75.3億円▲35.5億円▲26.4億円39.9億円

営業キャッシュフローは一貫してプラスで推移しており、安定した本業の稼ぎが盤石な財務基盤を支えています。投資キャッシュフローは工場の設備更新やDX推進などの成長投資に充てられており、将来を見据えた資本配分がなされています。潤沢なフリーキャッシュフロー(約40億円)により、配当などの株主還元を安定的に実施できる体制が整っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
2,600万円
連結子会社数
7
設備投資額
29.1億円
平均勤続年数(従業員)
23
臨時従業員数
173

女性役員比率は11.1%と発展途上ですが、強固な監査体制と長年の高収益体質により、極めて安定した経営基盤を構築しています。連結子会社7社を擁し、従業員1,271名を抱える規模の中で、透明性の高い経営と独特の企業文化を融合させるガバナンス体制が特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主31.9%
浮動株68.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14%
事業法人等17.9%
外国法人等3.1%
個人その他64.8%
証券会社0.2%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は未来A.K.O・名古屋中小企業投資育成・未来社員持株会。

未来A.K.O株式会社(2,382,000株)13.84%
名古屋中小企業投資育成株式会社(1,495,000株)8.68%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・75647口)(1,010,900株)5.87%
未来社員持株会(836,327株)4.85%
山田雅裕(765,569株)4.44%
山田智絵(765,000株)4.44%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(754,800株)4.38%
清水陽一郎(706,969株)4.1%
大澤千緒(652,500株)3.79%
岩田まりも(649,500株)3.77%

創業家や関連会社、社員持株会による安定株主の比率が極めて高く、経営の独立性と長期的な視点での事業運営が維持されているのが特徴です。未来A.K.O株式会社や創業家、社員持株会などが上位を占めており、安定した株主構成が強固な経営基盤を支えています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1新設住宅着工状況の動向について 当社グループの主たる事業である電材及び管材事業や配線器具事業は、ともに住宅建築業界に大きく依存しており、なかでも新設住宅着工状況の増減により、当該事業の業績に影響を受ける可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
645万円
従業員数
1,271
平均年齢
47歳
平均年収従業員数前年比
当期645万円1,271-

従業員の平均年収は645万円と、製造業の中でも非常に高い水準を維持しています。これは、独自の高付加価値製品による高い収益力を社員に積極的に還元する企業姿勢と、残業ゼロを掲げるなど生産性を重視する経営方針が奏功しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2024期および2025期においてTOPIXを上回る(アウトパフォーム)パフォーマンスを達成しました。これは、好調な業績を背景とした大幅な増配が株価上昇に加えて株主総利回りを押し上げたことが主な要因です。特に2024期には1株あたり配当を50円から150円へと3倍に引き上げており、株主還元への強い姿勢が市場に評価されました。一方で、それ以前の2021期から2023期にかけてはTOPIXを下回っており、株価の停滞が課題でした。近年の積極的な還元策がTSR向上に直結した形です。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
150
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/03期3230.8%
2017/03期3232.1%
2018/03期3225.3%
2019/03期4022.5%
2020/03期4025.4%
2021/03期4024.3%
2022/03期5033.9%
2023/03期5031.4%
2024/03期15049.3%
2025/03期15050.1%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

未来工業は、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけており、安定的な配当の継続を基本方針としています。近年は業績の向上に伴い配当水準を引き上げており、配当性向は50%前後を目安とした積極的な還元姿勢を示しています。今後も強固な財務体質を活かし、持続的な利益成長に応じた配当を行うことを目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 256.6万円 になりました (156.6万円)
+156.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期108.9万円8.9万円8.9%
2022期98.2万円▲1.8万円-1.8%
2023期99.6万円▲0.4万円-0.4%
2024期286.8万円186.8万円186.8%
2025期256.6万円156.6万円156.6%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残54,200株
売り残18,200株
信用倍率2.98倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2026年10月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

市場の評価を見ると、未来工業のPER(12.4倍)およびPBR(1.00倍)は、電気機器業界の平均(PER 15.9倍、PBR 2.0倍)と比較して割安な水準にあります。これは、同社の安定性を評価しつつも、爆発的な成長への期待は限定的であることを示唆しています。一方で、配当利回りは4.60%と業界平均を大幅に上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は2.98倍と比較的落ち着いており、需給バランスは安定していると言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期41.2億円12.9億円31.4%
2022/03期39.5億円14.2億円36.0%
2023/03期41.5億円14.1億円34.0%
2024/03期74.8億円23.6億円31.6%
2025/03期70.7億円22.3億円31.6%

法人税等の支払額は、税引前利益の変動に概ね連動しており、適正に納税が行われています。実効税率は概ね31%から36%の範囲で推移しており、国内製造業としての標準的な水準です。利益水準が高い2024/03期以降は、約22億円規模の納税を行っており、社会への貢献を果たしています。

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もっと知る

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未来工業 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
高め
1株 150円
安全性
安定
自己資本比率 77.9%(FY2025/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 9.3%(FY2025/3実績)
話題性
普通
ポジ 30%

「『常に考える』を社是に、ニッチな電設資材で圧倒的な利益率を叩き出す『超ホワイト企業』」

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最終更新: 2026/07/06 / データ提供: OSHIKABU