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ZACROS7917

ZACROS Corporation

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 130円
安全性
安定
自己資本比率 55.7%
稼ぐ力
低い
ROE -(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがスーパーマーケットで手にするお惣菜や冷凍食品のパッケージ、その多くにZACROSの技術が使われています。また、シャンプーや洗剤の詰め替えパウチも同社が得意とする製品です。実はもっと身近なところにも関わっていて、あなたが毎日見ているスマートフォンのディスプレイに使われる偏光板用保護フィルムでは、世界トップクラスのシェアを誇ります。普段何気なく目にしている製品の「包む」技術の裏側で、ZACROSは私たちの暮らしの安全性と利便性を支えているのです。

樹脂包装材大手のZACROSは、2025期に売上高1,507.3億円(前期比10.7%増)、営業利益101.16億円(同21.2%増)と増収増益を達成しました。現在は2030年度のROE12%達成を掲げる中長期経営計画の第一段階にあり、今後3年間で700億円を投じる積極的な構造改革を推進中です。汎用食品包装事業の売却など事業ポートフォリオの変革を進め、医薬・ライフサイエンスや先端材料といった高付加価値分野へのシフトを加速させています。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
3月
本社
東京都文京区小石川1丁目1番1号

サービスの実績は?

1,507.3億円
連結売上高
2025期実績
+10.7% YoY
101.16億円
連結営業利益
2025期実績
+21.2% YoY
351.3
1株当たり純利益 (EPS)
2025期実績
+45.5% YoY
130
1株当たり配当金
2025期実績
+54.8% YoY
1.15億円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-(累計)
株主資本の利回り
ROA
-(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期9.3%6.2%-
2022/03期9.4%6.3%-
2023/03期5.6%3.8%-
2024/03期5.0%3.4%6.1%
2025/03期6.7%4.4%6.7%
3Q FY2026/3-(累計)-(累計)7.4%

収益性は、構造改革の影響により一時的にROEが4.8%まで低下したものの、足元では改善基調にあります。営業利益率は2023年3月期の4.5%から、2025年3月期には6.7%まで持ち直しており、高付加価値な製品群へのシフトが奏功していることが伺えます。今後は、注力する医薬・電子材料分野での利益率向上を通じて、さらなる資本効率の改善を目指しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,173億円72.8億円382.4円-
2022/03期1,278億円76.9億円403.6円+9.0%
2023/03期1,294億円48.5億円255.7円+1.2%
2024/03期1,362億円83.4億円45.3億円241.4円+5.2%
2025/03期1,507億円101億円65.3億円351.3円+10.7%

当社の業績は、2026年3月期に向けて売上高が1,570億円に達する見通しとなっており、成長基調を維持しています。2023年3月期には原材料価格の高騰等の影響で一時的な減益となりましたが、その後は高付加価値製品への注力と事業ポートフォリオの最適化により、利益水準の回復が鮮明となっています。今後は構造改革に伴う先行投資が収益に寄与し、持続的な成長が期待されるフェーズにあります。 【3Q 2026/03期実績】売上1134億円(通期予想比72%)、営業利益84億円(同82%)、純利益0百万円(同0%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: -(累計)業界平均: 7.7%
営業利益率下回る
この会社
7.4%
業界平均
9.8%
自己資本比率下回る
この会社
55.7%
業界平均
56.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億2,100万円
取締役6名の合計

樹脂包装材のリーディングカンパニーとして、医薬・食品・電子材料など多岐にわたる事業を展開しています。現在は中長期経営計画に基づいた構造改革期にあり、先行投資による償却費の発生がある一方、バイオ医薬品関連など成長領域への注力による収益性向上が今後の重要課題です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想はブレがあるものの、構造改革を背景に利益回復基調。計画達成は射程圏内か。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中長期経営計画
2024期〜2030期
売上高: 目標 1,580億円 順調 (1,507.3億円)
95.4%
営業利益: 目標 108億円 順調 (101.16億円)
93.7%
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 75億円 順調 (65.30億円)
87.1%
ROE: 目標 12.0% やや遅れ (6.85%)
57.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,480億円1,507億円+1.8%
2024期1,400億円1,362億円-2.7%
2023期1,325億円1,294億円-2.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期93億円101億円+8.8%
2024期70億円83億円+19.2%
2023期108億円59億円-45.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2030年度のROE12%達成を最終目標とする中長期経営計画が進行中です。最初の3年間(2024期-2026)を「積極投資による構造改革期」と位置づけ、累計700億円の戦略投資を計画しています。具体的には、汎用食品包装事業の売却など低収益事業からの撤退と、医薬・ライフサイエンスや半導体関連などの成長分野へのリソース集中を進めています。先行投資による一時的な費用増はあるものの、2025期には既に利益が回復基調にあり、ポートフォリオ変革の効果が表れ始めています。

最新ニュース

中立
ZACROS、食品包装事業の一部をカナオカホールディングスへ譲渡
1/16 · M&A Online
ポジティブ
ZACROS、上期経常は35%増益で着地
11/13 · 株探
ポジティブ
サイフューズなど4社、再生医療の産業化・社会実装への協創を推進
8/07 · 電波新聞

どんな話題が多い?

決算・業績40%
構造改革・事業譲渡30%
技術開発・受賞20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES, M&A Online ほか
業界内ランキング
上位 30%
化学業界 200社中 60位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績好調・受賞

第3四半期累計で経常利益16.4%増を達成し、業務用液体容器がワールドスター賞を受賞。

2024年7月事業譲渡

食品包装事業をカナオカホールディングスへ譲渡し、事業ポートフォリオ変革を断行。

2024年4月中計開始

2030年度のROE12%を目指す中長期経営計画に基づき積極的な構造改革に着手。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率55.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
89.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,021億円
会社の純資産

財務健全性は引き続き強固であり、自己資本比率は59.5%という高い水準を維持しています。近年は構造改革のための積極的な投資に伴い、これまでゼロであった有利子負債が2025年3月期には約93億円まで増加しましたが、十分な返済能力を有しています。強固な資本基盤を背景に、将来の成長に向けた戦略的な投資を柔軟に行える体制が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産1569億円、純資産1021億円、自己資本比率55.7%、有利子負債90億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+65.9億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-175億円
投資に使ったお金
Financing CF
+2.7億円
借入・返済など
Free CF
-109億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期119億円98.9億円8.1億円20.0億円
2022/03期114億円51.8億円27.6億円62.2億円
2023/03期83.7億円39.7億円24.4億円44.0億円
2024/03期101億円61.1億円35.1億円39.7億円
2025/03期65.9億円175億円2.7億円109億円

営業キャッシュフローは本業の安定的な稼ぎにより一定水準を維持していますが、2025年3月期は構造改革に伴う大規模な設備投資を実施したため投資キャッシュフローが拡大し、フリーキャッシュフローは一時的なマイナスとなりました。これは将来の成長に向けた先行投資の段階であるため、計画の範囲内と言えます。中長期的には投資回収フェーズに入ることで、再びキャッシュ創出能力が向上するものと考えられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
4,100万円
連結子会社数
13
設備投資額
75.1億円
平均勤続年数(従業員)
15.6
臨時従業員数
476

女性役員比率は22.2%となっており、多様な視点を取り入れた経営体制の構築が進んでいます。監査体制については監査報酬4,100万円を投じ、連結子会社13社を含むグループ全体で厳格なモニタリングを実施しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主34.7%
浮動株65.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22%
事業法人等12.7%
外国法人等21.7%
個人その他42.7%
証券会社0.9%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,512,000株)13.6%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(747,000株)4%
有限会社キャド(724,000株)3.9%
有限会社エッチエヌカンパニー(718,000株)3.9%
藤森 美佐子(578,000株)3.1%
藤森 伸彦(536,000株)2.9%
藤森 雅彦(514,000株)2.8%
藤森 行彦(501,000株)2.7%
片岡 千弥子(480,000株)2.6%
藤森 明彦(450,000株)2.4%

上位株主には日本マスタートラスト信託銀行などの信託口が名を連ねており、機関投資家の保有比率が高い構造です。また、創業家に関連する法人や個人も一定の株式を保有しており、創業家と機関投資家がバランスを取り合う安定的な株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替変動 当社グループは製造・販売を海外にて展開している他、海外への外貨建ての販売・海外からの外貨建てによる資材調達を行っており、為替相場の変動は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります
2債権管理 当社グループは取引先に対して売掛金等の債権を有しており、多額の債権に関して回収リスクが顕在化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
696万円
従業員数
2,648
平均年齢
41.3歳
平均年収従業員数前年比
当期696万円2,648-

従業員の平均年収は約696万円であり、製造業の中でも比較的高水準を維持しています。近年、構造改革の一環として事業ポートフォリオの再編や高付加価値事業へのシフトを進めており、業績の拡大が従業員の処遇改善にも反映されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間のうち、2022期以降の4年間はTOPIXのパフォーマンスを下回る(アンダーパフォーム)結果となっています。これは、構造改革前の汎用製品事業が市場で評価されにくかったことや、先行投資期間における株価の軟調な推移が背景にあります。しかし、2025期には大幅な増配を実施しており、今後の事業ポートフォリオ変革による企業価値向上がTSRの改善につながるかどうかが焦点です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
130
方針: 安定的な配当継続と配当性向向上目標
1株配当配当性向
2016/03期6625.7%
2017/03期6646.2%
2018/03期6623.5%
2019/03期6622.7%
2020/03期7025.0%
2021/03期7519.6%
2022/03期8220.3%
2023/03期8432.9%
2024/03期8434.8%
2025/03期13037.0%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

当社は株主還元を重視しており、安定的な配当の継続と成長に応じた増配を基本方針としています。配当性向の目標を掲げるとともに、必要に応じて記念配当を実施するなど、株主へ利益を積極的に分配する姿勢を示しています。今後も業績の成長を反映させながら、持続的かつ魅力的な還元策を追求する見通しです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 154.7万円 になりました (54.7万円)
+54.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期156.4万円56.4万円56.4%
2022期133.2万円33.2万円33.2%
2023期117.1万円17.1万円17.1%
2024期159.3万円59.3万円59.3%
2025期154.7万円54.7万円54.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残625,000株
売り残データなし
信用倍率0.09倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
第96回 定時株主総会2026年6月下旬

PER、PBRともに業界平均をやや下回っており、割安感がある水準です。配当利回りは業界平均を上回っています。信用倍率は0.09倍と売り長(から売りの方が多い状態)であり、将来の株価上昇時に買い戻しが期待される「踏み上げ」相場への思惑も燻ります。構造改革の進捗が確認される決算発表が次の注目イベントとなります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期107億円34.3億円32.0%
2022/03期111億円34.1億円30.7%
2023/03期68.3億円19.7億円28.9%
2024/03期89.1億円43.8億円49.1%
2025/03期104億円38.4億円37.0%

税引前利益に対する法人税等の比率は、年度によって変動が見られます。特に2024年3月期には税負担率が一時的に上昇しましたが、これは特殊要因による一時的な影響が含まれているためです。原則として税率水準は概ね一般的な範囲で推移しており、将来の利益に対する税コストは正常化の方向にあります。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ZACROS まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 130円
安全性
安定
自己資本比率 55.7%
稼ぐ力
低い
ROE -(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「食品からスマホまで支える包装材の老舗が、汎用事業を売却し、医薬・先端材料分野へ大胆に舵を切る構造改革の真っただ中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU