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ニホンフラッシュ7820

NIHON FLUSH CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 36円
安全性
安定
自己資本比率 52.7%
稼ぐ力
普通
ROE 5.4%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが新築マンションのモデルルームを訪れたり、友人の新しい家に行ったとき、部屋の印象を決めるスタイリッシュなドアを目にすることがありますよね。ニホンフラッシュは、まさにそうしたマンションで使われる室内のドアを作っている会社で、国内ではトップクラスのシェアを誇ります。一つ一つの物件に合わせてオーダーメイドで製造されるため、デザインや機能性にこだわったドアが、私たちの快適な住空間を陰で支えています。もしかしたら、あなたが毎日開け閉めしているドアも、この会社の製品かもしれません。

マンション向け内装ドアの国内トップメーカー。2025期は中国の不動産不況が響き、売上高239.8億円(前期比8.2%減)、営業利益7.74億円(同48.4%減)と大幅減益となり、最終損益は27.92億円の赤字に転落した。しかし、2026期は売上高260.0億円、営業利益17.80億円へとV字回復を目指す会社計画を発表。PBR0.61倍と割安水準にあり、年間配当36円を維持するなど株主還元姿勢も強く、業績回復が株価のカタリストとなるか注目される。

その他製品プライム市場

会社概要

業種
その他製品
決算期
3月
本社
徳島県阿南市西路見町堤外65

サービスの実績は?

239.8億円
連結売上高
2025期実績
-8.2% YoY
7.74億円
連結営業利益
2025期実績
-48.4% YoY
-122.7
1株当たり純利益 (EPS)
2025期実績
赤字転落
36
1株当たり配当金
2025期実績
維持
70.7%
自己資本比率
2025期実績
-0.7pt
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期13.3%9.4%-
2022/03期13.8%9.9%-
2023/03期5.9%4.4%-
2024/03期4.0%3.0%5.8%
2025/03期8.7%6.4%3.2%
3Q FY2026/35.4%(累計)2.8%(累計)7.9%

収益性は、高付加価値な完全オーダーメイド製品の強みにより、2022/03期までは高い営業利益率を維持していました。しかし、昨今の原材料高騰や中国市場での販売不振を受け、営業利益率は直近で3.2%まで低下し、ROEもマイナスに沈むなど収益力が大きく減退しています。効率的な生産体制の再構築やコスト削減が、再び二桁水準の利益率を取り戻すための急務となっています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期289億円33.0億円131.6円-
2022/03期331億円38.4億円153.3円+14.6%
2023/03期273億円18.8億円75.1円-17.4%
2024/03期259億円15.0億円13.3億円56.0円-5.2%
2025/03期240億円7.8億円27.9億円-122.7円-7.4%

ニホンフラッシュはマンション向け内装ドアの国内トップシェアを誇りますが、近年は中国の不動産不況の影響を強く受け、業績が低迷しています。特に2025/03期には純損益が約28億円の赤字に転落し、15期ぶりの最終赤字を記録しました。しかし、2026/03期期には構造改革の進展や市場環境の緩やかな回復により、売上高260億円、純利益12億円への黒字転換を予想しています。 【3Q 2026/03期実績】売上175億円(通期予想比67%)、営業利益14億円(同78%)、純利益12億円(同97%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

その他製品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.4%(累計)
業界平均
9.8%
営業利益率下回る
この会社
7.9%
業界平均
9.8%
自己資本比率下回る
この会社
52.7%
業界平均
60.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,934万円
取締役5名の合計

マンション向け内装ドアの国内トップシェアを誇る企業ですが、有価証券報告書では中国不動産市況の影響による業績のボラティリティ(変動)が主要な事業リスクとして挙げられています。完全受注生産による多品種少量生産体制が強みであり、環境対策や反り対策といった高い技術力が収益の源泉となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中期経営計画の開示がなく、足元の業績予想も大幅な未達が続いており、計画達成力には課題がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧 FY2025 業績目標
2025期
売上高: 目標 300億円 未達 (239.8億円)
80%
営業利益: 目標 25億円 未達 (7.74億円)
31%
純利益: 目標 18億円 未達 (-27.92億円)
-155.1%
FY2026 連結業績予想
2026期
売上高: 目標 260億円 順調 (239.8億円)
92.2%
営業利益: 目標 17.8億円 やや遅れ (7.74億円)
43.5%
純利益: 目標 12.4億円 大幅遅れ (-27.92億円)
0%
EPS: 目標 54.5円 大幅遅れ (-122.7円)
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期300億円240億円-20.1%
2024期300億円259億円-13.7%
2022期330億円331億円+0.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期25億円8億円-69.0%
2024期32億円15億円-53.2%
2022期48億円49億円+1.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ニホンフラッシュは現在、明確な中期経営計画を公表していません。代わりに単年度の業績予想を開示していますが、2024期、2025期と2期連続で期初予想を大幅に下回る結果となりました。これは主に中国事業における不動産市況の悪化が想定以上だったことが要因です。2026期はV字回復を見込むものの、外部環境の不透明感は依然として高く、予想の信頼性回復が課題となっています。

どんな話題が多い?

決算・財務50%
株価・市況25%
人的資本・採用15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 38%
その他製品業種 280社中 106位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月最終赤字

中国不動産不況の影響を受け、2025期の純利益が-27.92億円となり15期ぶりの最終赤字を計上。

2025年11月業績改善

中間決算において事業効率化が進み、営業利益の回復傾向が明確となる。

2026年2月3Q好調

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比44.3%増の16.1億円に拡大し、力強い回復を見せた。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率52.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
26.4億円
借金(有利子負債)
Net Assets
307億円
会社の純資産

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は70%台を維持しており、長年無借金経営を続けてきた強固な基盤があります。直近では一部で借入(有利子負債約32億円)が見られますが、潤沢な現預金と自己資本によって十分にカバーされており、極めて安定した財務体質です。この強固なバランスシートが、赤字局面でも配当を維持できる強力なバックボーンとなっています。 【3Q 2026/03期】総資産428億円、純資産307億円、自己資本比率52.7%、有利子負債26億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+25.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-11.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-9.4億円
借入・返済など
Free CF
+13.5億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期21.3億円15.9億円4.8億円5.4億円
2022/03期15.0億円23.4億円11.4億円8.5億円
2023/03期24.1億円9.3億円11.3億円14.8億円
2024/03期17.0億円15.6億円21.7億円1.5億円
2025/03期25.4億円11.9億円9.4億円13.5億円

営業キャッシュフローは、業績悪化時においても製品の需要基盤から安定してプラスを確保できており、本業の底堅い稼ぐ力を示しています。投資キャッシュフローは、将来の成長を見据えた設備投資により継続的にマイナスとなっています。全体として、営業CFの範囲内で投資を賄う規律あるキャッシュマネジメントが徹底されており、財務的な懸念は小さいと言えます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
3,300万円
連結子会社数
6
設備投資額
5.8億円
平均勤続年数(従業員)
12.2
臨時従業員数
34

女性役員比率は10.0%と改善の余地があるものの、取締役会を中心とした月次での業績管理体制が整っています。監査報酬として3,300万円を支出しており、外部監査を通じた健全なガバナンスの維持を重視する姿勢が見られます。連結子会社6社を抱える製造企業として、リスク管理とコンプライアンスを経営の重要課題としています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主44.4%
浮動株55.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関28.9%
事業法人等15.4%
外国法人等11.6%
個人その他43.1%
証券会社1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は徳島大正銀行・阿波銀行・BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 三菱UFJ銀行)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,031,100株)8.93%
髙橋 栄二(1,937,320株)8.51%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,794,318株)7.88%
株式会社徳島大正銀行(1,121,000株)4.93%
株式会社阿波銀行(1,120,000株)4.92%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(1,085,635株)4.77%
七福トータルサポート株式会社(960,000株)4.22%
ニホンフラッシュ従業員持株会(591,460株)2.6%
ニホンフラッシュ取引先持株会(575,400株)2.53%
株式会社徳銀キャピタル(559,000株)2.46%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの機関投資家の信託口が上位を占めており、安定した保有体制が見て取れます。創業家に関連する個人や取引先持株会、従業員持株会も一定比率を保有しており、経営への関与と従業員の参画意識がバランスよく配分された株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1経営成績の偏重について 当社グループの取り扱う内装システム部材は、マンション等の建築スケジュールのうち、後工程において取り付けられることが一般的であります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
463万円
従業員数
1,236
平均年齢
37.7歳
平均年収従業員数前年比
当期463万円1,236-

従業員平均年収は463万円となっており、製造業の中堅規模企業としては一般的な水準です。業績が不動産市況に影響を受けやすい特性があるため、年収も企業の利益成長や市況のサイクルと連動する傾向があります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価の値上がりを合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2022期以降、ニホンフラッシュのTSRはTOPIXを継続して下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。これは、中国事業の悪化に伴う業績低迷で株価が伸び悩んだことが主な原因です。一方で、同社は業績が悪化する中でも配当を維持しており、これがTSRを下支えする要因となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
36
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期4024.0%
2017/03期4026.2%
2018/03期5026.7%
2019/03期5025.2%
2020/03期5541.3%
2021/03期2821.3%
2022/03期3220.9%
2023/03期3647.9%
2024/03期3664.2%
2025/03期36-
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

ニホンフラッシュは、強固な財務基盤を背景に株主への利益還元を重視しており、安定的な配当維持に努めています。業績が大きく変動する中でも配当額を維持しており、投資家に対して安心感を提供する方針です。今後も持続的なEPS成長とともに、安定的な配当水準を維持・向上させることを目指した経営を行っています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 102.1万円 になりました (2.1万円)
+2.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期146.0万円46.0万円46.0%
2022期110.1万円10.1万円10.1%
2023期112.9万円12.9万円12.9%
2024期116.3万円16.3万円16.3%
2025期102.1万円2.1万円2.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残64,500株
売り残32,100株
信用倍率2.01倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

信用倍率は2.01倍と比較的落ち着いており、需給バランスは安定しています。業界比較では、PBRが0.61倍と1倍を大きく下回っており、株価の割安感が際立っています。また、配当利回りも4.42%と業界平均を上回る高水準です。今後の業績回復が市場に評価されれば、PBRの是正(株価上昇)が期待できる水準と言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期45.8億円12.8億円28.0%
2022/03期54.0億円15.6億円28.9%
2023/03期26.6億円7.8億円29.4%
2024/03期19.1億円5.8億円30.4%
2025/03期11.0億円38.9億円353.4%

2025/03期期の法人税等は、利益水準に対して非常に高い数値となっていますが、これは業績悪化に伴う税務上の調整や繰延税金資産の取り崩し等が発生したことによる一時的な特殊要因です。通常期の実効税率は約30%前後で推移しており、大きな歪みはありません。2026/03期期以降は、正常な税率水準に戻る見通しです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ニホンフラッシュ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 36円
安全性
安定
自己資本比率 52.7%
稼ぐ力
普通
ROE 5.4%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「マンション向け内装ドア国内首位、中国不動産不況の逆風を受けるも高配当を維持する堅実メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU