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メニコン7780

Menicon Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 28円
安全性
普通
自己資本比率 40.7%
稼ぐ力
普通
ROE 8.2%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが普段コンタクトレンズを使っているなら、その製品はメニコンが作っているかもしれません。特に、お店で「メルスプラン」という月々定額でコンタクトが使えるサービスを勧められたことはありませんか?あれがメニコンの主力サービスです。コンタクトレンズが汚れたり破れたりしても、追加費用なしで新しいものに交換できる、安心の仕組みを提供しています。私たちの「見る」を、レンズの開発から販売、アフターケアまで一貫して支えているのがメニコンなのです。

コンタクトレンズのパイオニアであるメニコンは、安定収益源の定額制サービス「メルスプラン」を基盤に成長を続けています。2025年3月期の売上高は1,214.9億円、営業利益は100.51億円を達成しました。来期は売上高1,250億円、営業利益102億円と増収増益を見込んでいます。マレーシア新工場の本格稼働による生産能力増強や、米Mojo Vision社とのスマートコンタクトレンズ共同開発など、将来に向けた布石も着実に打っています。

精密機器プライム市場

会社概要

業種
精密機器
決算期
3月
本社
愛知県名古屋市中区葵三丁目21番19号

サービスの実績は?

1,214.9億円
連結売上高
2025年3月期実績
+4.6% YoY
100.51億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+12.3% YoY
28
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+3円 YoY
135万人
メルスプラン会員数
2025年3月時点(推定)
安定成長
20億枚
マレーシア工場年間生産能力
将来目標
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期9.8%4.7%-
2022/03期10.1%5.0%-
2023/03期10.4%5.2%-
2024/03期5.8%2.7%7.7%
2025/03期6.7%3.1%8.3%
3Q FY2026/38.2%(累計)3.3%(累計)9.6%

収益性については、長年10%前後の営業利益率を維持してきましたが、2024/03期には先行投資の増加により営業利益率が7.7%まで低下する場面が見られました。ROEについても、一時期の10%水準から足元では6%台へと低下しており、資本効率の再改善が今後の重要な経営課題となっています。今後は、新素材レンズや次世代製品の市場投入を通じて、高付加価値化による利益率の回復を狙っています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期862億円59.5億円78.8円-
2022/03期1,002億円64.8億円85.7円+16.2%
2023/03期1,102億円73.8億円97.3円+10.0%
2024/03期1,162億円89.5億円45.4億円59.6円+5.4%
2025/03期1,215億円101億円56.2億円74.0円+4.6%

メニコンは、コンタクトレンズの定額制サービス「メルスプラン」を核とした強固な会員基盤を背景に、売上高は堅調に拡大し、2025/03期には1,215億円を達成しました。一方で、近年の利益面では積極的な研究開発投資や海外展開に伴う費用負担が重なり、2024/03期には一時的な減益となりました。現在はマレーシア工場の本格稼働による生産効率化を進めており、2026/03期に向けては増収増益の継続を目指す緩やかな回復局面です。 【3Q 2026/03期実績】売上939億円(通期予想比75%)、営業利益90億円(同88%)、純利益63億円(同109%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

精密機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.2%(累計)
業界平均
8.4%
営業利益率下回る
この会社
9.6%
業界平均
12.4%
自己資本比率下回る
この会社
40.7%
業界平均
60.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

5,700万円
取締役3名の合計

EDINETの開示情報では、コンタクトレンズおよびケア用品を中心としたビジョンケア事業の強固さが示されています。一方で、研究開発競争の激化やグローバル展開に伴う為替・地政学リスクが重要課題として認識されており、これらのリスク管理が収益安定性のカギを握っています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は計画通りだが、利益面のボラティリティが課題。目標達成には収益性改善が鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 マイルストーン2027
2026期〜2028期
売上高: 目標 1,500億円 順調 (1,214.9億円)
80.9%
営業利益: 目標 150億円 やや遅れ (100.51億円)
67%
ROE: 目標 10%以上 順調 (7.0%)
70%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,227億円1,215億円-1.0%
2024期1,160億円1,162億円+0.2%
2023期1,078億円1,102億円+2.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期100億円101億円+0.5%
2024期123億円90億円-27.2%
2023期104億円121億円+16.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「マイルストーン2027」では、売上高1,500億円、営業利益150億円を目標に掲げています。売上高はメルスプランの安定成長や海外展開で順調に進捗していますが、2024期に営業利益が計画を大幅に下振れしたように、為替変動や原材料費高騰の影響を受けやすい側面もあります。今後はマレーシア新工場の稼働によるコスト競争力強化と、高付加価値製品の拡販が利益目標達成の鍵となります。

最新ニュース

中立
メニコン (7780) : 時系列の株価推移
1/03 · みんかぶ

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新工場・生産体制30%
成長戦略・中期計画20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +5.2%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, PR TIMES
業界内ランキング
上位 12%
精密機器業 250社中 30位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月工場稼働

マレーシアにて1日使い捨てレンズの新工場が商業生産を開始し、将来的な年産20億枚体制を構築。

2025年7月新商品販売

メルスプラン専用ブランド「MelsME」から新製品を投入し、顧客接点の拡大を図る。

2025年5月成長戦略

中期経営計画の成長戦略目標をアップデートし、資本収益性の向上と企業価値の最大化を推進。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
670億円
借金(有利子負債)
Net Assets
940億円
会社の純資産

財務健全性に関しては、かつては無借金経営が特徴でしたが、近年の積極的な設備投資や事業買収に伴い、有利子負債が2025/03期には約1,569億円まで大幅に拡大しています。それに伴い自己資本比率は低下傾向にありますが、依然として45%台を維持しており、一定の財務安定性は確保されている状況です。現在は成長に向けた先行投資フェーズにあり、調達した資金をいかに将来の利益成長へ結びつけられるかが焦点となります。 【3Q 2026/03期】総資産1939億円、純資産940億円、自己資本比率40.7%、有利子負債670億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+139億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-197億円
投資に使ったお金
Financing CF
+7.1億円
借入・返済など
Free CF
-57.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期106億円156億円289億円50.0億円
2022/03期127億円161億円54.0億円34.3億円
2023/03期127億円138億円89.0億円10.3億円
2024/03期119億円216億円146億円97.1億円
2025/03期139億円197億円7.1億円57.2億円

営業キャッシュフローは堅調に推移し、本業で年間100億円から140億円規模の現金を安定的に生み出せています。しかし、マレーシア新工場への投資など成長のための投資キャッシュフローが先行しており、フリーキャッシュフローは慢性的にマイナスとなっています。今後は大規模投資の一巡とともに、事業によるキャッシュ創出力を最大化させ、自己資本を強化するサイクルへの転換が期待されます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
6,000万円
設備投資額
167.8億円
平均勤続年数(従業員)
11.85
臨時従業員数
539

女性役員比率は15.0%と、近年のダイバーシティ推進の潮流の中でさらなる向上が期待される水準です。監査体制については監査委員会を設置し、透明性の高い経営監視システムを構築しており、企業規模に見合ったガバナンス体制を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33.3%
浮動株66.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23.5%
事業法人等9.8%
外国法人等19%
個人その他44.8%
証券会社2.9%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はトヨトミ。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(9,412,000株)12.28%
株式会社トヨトミ(3,964,000株)5.17%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,827,000株)3.68%
田中 英成(2,435,000株)3.17%
塚本 香津子(2,266,000株)2.95%
野村信託銀行株式会社(信託口2052116)(2,000,000株)2.6%
メニコングループ社員持株会(1,803,000株)2.35%
株式会社マミ(1,747,000株)2.27%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,253,000株)1.63%
田中 康範(1,145,000株)1.49%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行などの機関投資家が名を連ねており、安定株主の比率が高い構成となっています。創業家関連の法人や個人も上位株主として存在感を示しており、経営の安定と長期的な視点での事業運営を支える基盤が整っています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】本書に記載した当社グループの事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2(1) 競合等の影響について・リスクが顕在化した場合に連結会社の経営成績等の状況に与える影響の内容等 当社グループが展開するメルスプランは、インターネット販売と比較して、定期的な眼科健診を促しコンタクトレンズの管理指導が可能となるシステムのため、安全面やライフスタイルに応じた快適なコンタクトレンズを提供できる点で優位性があると考えております
3しかしながら、競合他社による販売価格の引き下げやプロモーション活動の強化等により競争が激化した場合、当社グループを取り巻く経済情勢及び市場の変化が生じた場合、もしくは当社グループの市場予測が十分でなく、顧客のニーズに合致した製品を適時に提供できなかった場合において、シェアを確保することが困難となり当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります
4・リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対策等 現在、1日使い捨てコンタクトレンズを中心としたディスポーザブルコンタクトレンズがコンタクトレンズ市場を牽引しておりますが、生活スタイルの変化等により顧客のニーズが変わる可能性は今後も十分にあると認識しております
5また、コンタクトレンズ市場には多くの同業他社が存在し、各社にて市場調査に基づいた様々なプロモーション活動を実施していることから、他社にシェアを奪われる可能性は常にあるものと認識しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
610万円
従業員数
4,325
平均年齢
38.29歳
平均年収従業員数前年比
当期610万円4,325-

従業員の平均年収は610万円であり、コンタクトレンズ業界の水準と比較しても堅実かつ安定した給与水準を維持しています。主力事業である定額制サービス「メルスプラン」による安定的な収益基盤が、社員の待遇を支える一助となっていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、過去5年間で一貫して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」となっています。特に2024期以降はTOPIXが大きく上昇する中で同社の株価が下落したため、乖離が拡大している状況です。これは、成長期待に対して利益水準が追い付いていないことや、配当性向が比較的低いことなどが投資家からの評価に繋がり、株価の低迷を招いたことが主な要因と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
28
方針: 配当性向30%以上目標
1株配当配当性向
2016/03期3024.0%
2017/03期3826.5%
2018/03期2533.0%
2019/03期2827.6%
2020/03期2824.9%
2021/03期17.422.2%
2022/03期2023.3%
2023/03期2525.7%
2024/03期2541.9%
2025/03期2837.8%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として、成長投資と株主還元のバランスを重視しており、連結配当性向30%以上を目安に安定的な還元を継続しています。業績の変動に合わせて配当を調整することもありますが、近年は増配基調を維持しており、株主を意識した姿勢が見て取れます。今後も事業成長によるキャッシュフローの改善を背景に、さらなる還元強化が株主にとっての注目点となります。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 56.4万円 になりました (-43.6万円)
-43.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期136.1万円36.1万円36.1%
2022期123.3万円23.3万円23.3%
2023期118.9万円18.9万円18.9%
2024期69.3万円30.7万円-30.7%
2025期56.4万円43.6万円-43.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残228,600株
売り残295,500株
信用倍率0.77倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月中旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月中旬
定時株主総会2026年6月下旬

同社のPERは23.4倍と、精密機器業界の平均25.2倍と比較してやや割安な水準にあります。信用取引では売り残が買い残を上回る信用倍率0.77倍となっており、株価下落を見込む空売りが多い状況です。これは将来の買い戻し需要(踏み上げ)に繋がる可能性も示唆しています。今後の決算発表で市場予想を上回る業績を示せるかが、株価トレンドの転換点となるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期83.5億円24.0億円28.7%
2022/03期101億円35.7億円35.5%
2023/03期118億円43.8億円37.2%
2024/03期82.3億円36.9億円44.8%
2025/03期96.1億円39.9億円41.5%

法人税等の支払額は経常的な利益水準の推移に概ね連動していますが、近年の実効税率は法定実効税率よりもやや高めに推移しています。これは主に連結子会社の利益配分や税務上の調整などが影響していると考えられます。今後も各国の税制やグループ再編に伴う税務リスクを勘案しつつ、適切に納税を行う体制が続いています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

メニコン まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 28円
安全性
普通
自己資本比率 40.7%
稼ぐ力
普通
ROE 8.2%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「コンタクトのサブスク『メルスプラン』を武器に、眼の健康インフラで世界と戦う老舗メーカー」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU