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ノーリツ鋼機7744

Noritsu Koki Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60.2円
安全性
安定
自己資本比率 75.7%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがクラブや音楽フェスでDJが巧みに操るターンテーブルやミキサー、その多くはノーリツ鋼機グループの製品かもしれません。また、普段何気なく使っているボールペンの滑らかな書き心地も、同社の精密な金属加工技術に支えられています。さらに、あなたが働くオフィスビルの床下には、同社が最近買収した企業のOAフロアが敷かれている可能性も。私たちの知らないところで、ノーリツ鋼機の技術が快適な日常を支えているのです。

ノーリツ鋼機は、写真処理機器から事業の軸足を移し、現在はDJ向け音響機器や金属部品、建材などを手掛ける持株会社です。2025期には売上高1,192.2億円、営業利益208.15億円を達成し、安定した収益基盤を確立。2026年には約690億円を投じて建材メーカーのセンクシアを買収し、事業ポートフォリオをさらに強化しました。このM&A効果により、2026期の会社計画では売上高1,676億円、営業利益260億円と大幅な成長を見込んでおり、積極的な投資による企業価値向上が期待されます。

精密機器プライム市場

会社概要

業種
精密機器
決算期
12月
本社
東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA 5階

サービスの実績は?

958.9億円
音響機器関連事業 売上高
2024期実績
+18.9% YoY
106.5億円
部品・材料事業 売上高
2024期実績
-1.3% YoY
690億円
センクシア買収額
2026年2月実行
11.9%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
181
1株当たり配当金
2024期実績
+57.4% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%
株主資本の利回り
ROA
5.2%
総資産の活用度
Op. Margin
17.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期4.6%1.9%-
2022/12期66.9%35.5%-
2023/12期5.1%3.5%-
2024/12期7.5%5.6%18.7%
2025/12期6.9%5.2%17.5%
2025/12期6.9%5.2%17.5%

当社の収益性は、営業利益率が直近で17.5%から19.2%と高水準で推移しており、製造業として優れたコスト管理と付加価値創出能力を示しています。2022/03期の純利益およびROEが急上昇した背景には特定の事業売却等による一時的な収益計上がありましたが、現在は安定した営業利益ベースの成長に回帰しています。今後も事業集約による効率化が進むことで、ROE(自己資本利益率)の着実な改善が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期545億円51.1億円143.6円-
2022/12期735億円1,016億円2848.5円+34.9%
2023/12期901億円102億円285.9円+22.5%
2024/12期1,065億円200億円161億円150.5円+18.3%
2025/12期1,192億円208億円156億円146.9円+11.9%

ノーリツ鋼機は、従来の写真処理機器メーカーから多角化・事業集約を経てものづくりやヘルスケア事業を核とする持株会社へと変貌を遂げました。近年の業績は堅調なM&A戦略や各事業の成長により拡大基調にあり、2024/03期には売上高1,065億円、営業利益205億円を達成しました。2026/3期もさらなる増収増益を見込んでおり、事業ポートフォリオの最適化による収益成長が明確なトレンドとなっています。 【2025/12期実績】売上1192億円(前期比11.9%)、営業利益208億円、純利益156億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

精密機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.9%
業界平均
8.4%
営業利益率上回る
この会社
17.5%
業界平均
12.0%
自己資本比率上回る
この会社
75.7%
業界平均
58.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億2,500万円
取締役2名の合計

ものづくり・部品材料や音響機器など多角的なポートフォリオを形成しています。買収による成長戦略を積極的に推進しており、M&Aに伴う統合リスクや市場環境の変化が主要な事業リスクとして注視されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を大幅に上回る着地が続いており、計画達成能力は非常に高いと評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画 FY30
2025期〜2030期
売上高: 目標 2,500億円 やや遅れ (1,192.2億円)
47.7%
営業利益: 目標 400億円 やや遅れ (208.15億円)
52%
ROE: 目標 15%以上 順調 (13.1%)
87.3%
FY2026 会社計画
2026期
売上高: 目標 1,676億円 順調 (1,192.2億円)
71.1%
営業利益: 目標 260億円 順調 (208.15億円)
80.1%
純利益: 目標 168億円 順調 (156.39億円)
93.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,126億円1,192億円+5.9%
2024期976億円1,065億円+9.2%
2023期800億円916億円+14.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期174億円208億円+19.6%
2024期134億円205億円+53.0%
2023期76億円145億円+90.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ノーリツ鋼機は、2025年2月に新たに2030年度を最終年度とする中期経営計画「FY30」を発表しました。この計画では、売上高2,500億円、営業利益400億円という高い目標を掲げています。直近では、2026年2月に完了した建材メーカー「センクシア」の大型買収が計画達成の鍵を握っており、2026期の業績予想にもその効果が大きく織り込まれています。過去の業績予想はいずれも期初計画を大幅に上回って達成しており、経営陣の計画実行力と市場環境の変化への対応力には信頼が置けます。

最新ニュース

ポジティブ
ノーリツ鋼機が建材機器製造・販売のセンクシアを買収へ
2/01 · 日本経済新聞
中立
ノーリツ鋼機、中期経営計画 FY30 を策定
11/28 · 株予報Pro
ポジティブ
2025年12月期第3四半期累計税引前損益177億2100万円で着地
11/14 · 株予報Pro

どんな話題が多い?

M&A・事業再編45%
決算・業績30%
株価・市況15%
経営戦略10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日本M&Aセンター, 四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 15%
精密機器業界 53社中 8位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月子会社化

建築構造部材・フロア材メーカーのセンクシアの株式取得を完了し、グループの製造事業を強化。

2026年1月業績好調

2026年12月期の純利益予想を前期比7.4%増の168億円と発表し、市場の期待を上回った。

2025年11月中計発表

持株会社体制のもと、グループ中核3社を中心とした中期経営計画 FY30を新たに策定。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率75.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
294億円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,286億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は2025/03期時点で75.7%という強固な水準を維持しています。有利子負債は一時的に計上されていますが、資産全体に対して極めて軽微であり、実質無借金経営に近い財務の柔軟性を有しています。豊富な純資産を活用し、成長投資としてのM&Aを継続できる健全な貸借対照表の状態と言えます。 【2025/12期】総資産3018億円、純資産2286億円、自己資本比率75.7%、有利子負債294億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+199億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-4,300万円
投資に使ったお金
Financing CF
-159億円
借入・返済など
Free CF
+199億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期0円0円0円0円
2022/12期0円0円0円0円
2023/12期0円0円0円0円
2024/12期319億円10.5億円122億円330億円
2025/12期199億円4,300万円159億円199億円

営業キャッシュフローは、事業の安定に伴い着実な創出フェーズに入っており、2024/03期には約326億円のフリーキャッシュフローを確保し強固なキャッシュ生成力を証明しました。過去には投資活動による大規模なキャッシュアウトが見られましたが、これは事業多角化のための戦略的なM&A投資によるものです。現在は、潤沢な資金を背景に、成長投資と株主還元をバランス良く両立させる好循環のサイクルに入っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 6名)
女性 2名(33.3% 男性 4
33%
67%
監査報酬
1億4,100万円
設備投資額
19.0億円
平均勤続年数(従業員)
3
臨時従業員数
935

女性役員比率が33.3%と多様性に配慮した経営体制を構築しています。監査報酬に1億4,100万円を割いており、持株会社としてグループ全体を統括する強固なガバナンスと監視体制を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主59.6%
浮動株40.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.4%
事業法人等43.2%
外国法人等23.3%
個人その他13.9%
証券会社3.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はサンクプランニング。

株式会社サンクプランニング(15,419,000株)43.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,272,000株)9.16%
西本 佳代(2,001,000株)5.6%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,279,000株)3.58%
UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(615,000株)1.72%
株式会社三井住友銀行(540,000株)1.51%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(510,000株)1.42%
HSBC BANK PLC A/C M AND G (ACS) VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(471,000株)1.32%
THE BANK OF NEW YORK 133652 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(413,000株)1.15%
ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(341,000株)0.95%

筆頭株主である株式会社サンクプランニングが43.19%を保有しており、実質的な支配権を強く維持しています。次いで信託口などの機関投資家が名を連ねる一方、創業家関連と推測される個人株主も上位に存在し、比較的安定した株主構造となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替リスク管理」をご参照ください
2信用リスク管理」をご参照ください
3企業買収について」をご参照ください
4指標及び目標 <事業を通じた社会・人々への貢献> 環境・社会に配慮したサプライチェーン体制を整備」に記載のとおりであります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
916万円
従業員数
1,239
平均年齢
41.6歳
平均年収従業員数前年比
当期916万円1,239-

従業員平均年収は916万円と、製造業および精密機器業界の中でも非常に高い水準にあります。事業の多角化や高付加価値な製品開発による高い利益率が、従業員への厚い還元に繋がっていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2021期から2024期まで一貫して市場平均であるTOPIXを下回っていましたが、2025期には233.5%とTOPIXの175%を大幅に上回り、顕著なアウトパフォームを達成しました。これは、事業ポートフォリオの再構築が進み、音響機器事業の収益性が向上したことに加え、大型M&Aへの期待感が株価を押し上げたことが背景にあります。長年の事業転換が結実し、株主価値の向上に繋がったことを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60.2
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/12期8-
2017/12期108.3%
2018/12期156.0%
2019/12期1518.1%
2020/12期207.2%
2021/12期3825.5%
2022/12期1525.3%
2023/12期11540.2%
2024/12期60.240.1%
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

ノーリツ鋼機は、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけています。現在は配当性向40%を目安とした利益還元方針を採用しており、業績の拡大に連動した増配傾向が特徴です。今後も安定した収益基盤を維持しながら、持続的な株主還元に取り組む姿勢を明確にしています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 233.5万円 になりました (133.5万円)
+133.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期100.1万円0.1万円0.1%
2022期117.2万円17.2万円17.2%
2023期110.0万円10.0万円10.0%
2024期139.1万円39.1万円39.1%
2025期233.5万円133.5万円133.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残602,000株
売り残15,200株
信用倍率39.61倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
2026年12月期 第2四半期決算発表2026年8月中旬
定時株主総会2026年9月下旬

信用倍率は39.61倍と高く、信用買い残が積み上がっている状況は、将来の株価上昇を見込む投資家が多い一方、需給面での重荷となる可能性も指摘されます。同業の精密機器業界平均と比較すると、PER・PBRともに割安な水準にあり、今後の業績成長が評価されれば株価の見直しの余地は大きいと考えられます。特に配当利回りは業界平均を大きく上回っており、株主還元への積極的な姿勢が伺えます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期53.1億円2.0億円3.8%
2022/12期39.4億円0円0.0%
2023/12期137億円34.8億円25.4%
2024/12期204億円43.2億円21.1%
2025/12期219億円63.1億円28.7%

実効税率は年度によって変動があり、過去には組織再編や繰越欠損金の活用により大きく低下した期もあります。2024/03期から2025/03期にかけては概ね20%〜25%前後で推移しており、標準的な税負担水準にあります。2026/03期予想では35.4%と標準的な法人税率に近づく見込みであり、税引前利益の拡大に伴う着実な納税が想定されています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ノーリツ鋼機 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60.2円
安全性
安定
自己資本比率 75.7%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%
話題性
好評
ポジ 65%

「写真処理機器の老舗が、M&Aを駆使して音響・金属・建材のニッチトップ連合へと変貌を遂げた投資会社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU