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日本エム・ディ・エム7600

Japan Medical Dynamic Marketing,INC.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 15円
安全性
安定
自己資本比率 61.2%
稼ぐ力
普通
ROE 1.4%(累計)
話題性
不評
ポジ 15%

この会社ってなに?

もし、あなたやご家族がスポーツや事故で骨折してしまった時、手術で骨を固定するために使われる金属のプレートやネジを想像してみてください。また、おじいちゃんやおばあちゃんが膝や股関節の痛みに悩み、人工関節を入れる手術を受けることもあるかもしれません。日本エム・ディ・エムは、まさにそうした手術で使われる骨接合材料や人工関節を開発し、全国の病院に届けている会社です。普段の生活では目にすることはありませんが、日本の整形外科医療の最前線を、縁の下の力持ちとして支えているのです。

日本エム・ディ・エムは、骨接合材料や人工関節など整形外科分野の医療機器を扱う専門企業です。2025期は売上高251.1億円(前期比8.3%増)と増収を維持したものの、米国での訴訟関連費用等が響き、営業利益は15.55億円(同10.9%減)、最終損益は4.61億円の赤字に転落しました。株価はPBR0.62倍と解散価値を大きく下回る水準にあり、市場の評価は厳しい状況です。2026期は営業利益18.5億円への回復を見込む新中期経営計画「1st Stage」を掲げており、収益性の改善が最大の焦点となります。

精密機器プライム市場

会社概要

業種
精密機器
決算期
3月
本社
東京都新宿区市谷台町12-2

サービスの実績は?

251.1億円
連結売上高
2025期実績
+8.3% YoY
15
1株当たり配当金
2025期実績
5期連続増配
29.0%
配当性向
2024期実績
FY25は赤字
488
連結従業員数
2023年3月末時点
5,145万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
+8.3% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
1.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期8.9%6.6%-
2022/03期10.6%8.1%-
2023/03期6.4%5.0%-
2024/03期5.2%4.2%7.5%
2025/03期1.8%1.4%6.2%
3Q FY2026/31.4%(累計)0.8%(累計)2.9%

過去数年は営業利益率が10%台で安定していましたが、直近ではコスト増の影響により営業利益率は6.2%まで低下しています。ROE(自己資本利益率)についても、利益水準の低下を受けて2025/03期期にはマイナスへと沈みました。今後は事業ポートフォリオの最適化を通じて、収益性の再構築と効率的な資本活用が喫緊の課題となっています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期167億円16.6億円63.1円-
2022/03期192億円21.4億円81.0円+14.7%
2023/03期213億円14.2億円54.0円+11.0%
2024/03期232億円17.5億円12.7億円48.3円+8.8%
2025/03期251億円15.6億円4.6億円-17.5円+8.4%

当社の売上高は整形外科分野の堅調な製品需要により251億円まで順調に拡大を続けています。一方で、利益面では円安による調達コスト増に加え、製造間接費の増加が重石となり、2025/03期期には純損益が赤字に転落しました。2026/03期期は収益改善に向けた販管費の効率化や価格転嫁が進み、14.5億円の黒字復帰を見込む強気な予想を立てています。 【3Q 2026/03期実績】売上179億円(通期予想比68%)、営業利益5.2億円(同28%)、純利益2.9億円(同20%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

精密機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
1.4%(累計)
業界平均
8.7%
営業利益率下回る
この会社
2.9%
業界平均
12.5%
自己資本比率上回る
この会社
61.2%
業界平均
59.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

7,700万円
取締役3名の合計

事業リスクとして、国内外の医療機器規制の強化や、製品品質管理に伴う訴訟リスクが挙げられます。整形外科分野に特化しており、収益の源泉が特定の医療ニーズに依存しているため、市場競争の激化や為替変動、さらにはコンプライアンス上の問題が業績に直結しやすい構造です。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上は計画に近づくも、利益目標は大幅未達が続いており、収益性改善が急務。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

長期VISION「RT500」 / 中期経営計画「1st Stage」
2025期~2027期
連結売上高: 目標 300億円 順調 (251.1億円)
83.7%
営業利益: 目標 18.5億円 順調 (15.55億円)
84.1%
ROE: 目標 8.0%以上 大幅遅れ (-1.8%)
0%
(旧)中期経営計画 MODE2023
2021期~2023期
連結売上高: 目標 220億円 未達 (213.1億円)
96.9%
営業利益: 目標 35億円 未達 (20.24億円)
57.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期252億円251億円-0.4%
2024期233億円232億円-0.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期19億円16億円-16.0%
2024期25億円17億円-30.2%
2023期28億円20億円-27.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「1st Stage」では、最終年度の2027期に連結売上高300億円、営業利益18.5億円を目標としています。2025期実績は売上高251.1億円、営業利益15.55億円と、売上・利益ともに進捗率は80%台半ばです。しかし、過去の中計や近年の業績予想では、利益目標の大幅な未達が常態化しており、計画達成の蓋然性には注意が必要です。特に米国子会社の収益性改善とコスト管理が計画達成の鍵を握ります。

最新ニュース

ネガティブ
監査役の辞任及び異動に関するお知らせ
3/27 · 日本経済新聞
ネガティブ
2026年3月期第3四半期決算短信発表、減収減益
1/30 · Yahoo!ファイナンス
ネガティブ
2026年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
10/30 · 日本経済新聞
ネガティブ
2026年3月期中間期および通期業績予想の修正を発表
9/5 · 株予報Pro

どんな話題が多い?

業績修正・決算50%
人事・ガバナンス25%
株価・市況15%
資本業務提携10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 -15.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, 財経新聞 ほか
業界内ランキング
上位 35%
精密機器業界 280社中 98位
報道のトーン
15%
好意的
25%
中立
60%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月業績修正

2026年3月期中間期および通期業績予想の下方修正を発表し、市場の期待を下回る見通しが示されました。

2026年1月決算減益

第3四半期決算にて大幅な減収減益を報告し、製造コスト増加等が収益を圧迫しました。

2026年3月人事異動

監査役の辞任など、経営陣およびガバナンス体制の見直しに関する適時開示が行われました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率61.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
53.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
251億円
会社の純資産

総資産は堅実に積み上がり336億円規模に達していますが、事業投資のための借入増加により自己資本比率は73.3%へ低下しました。有利子負債も近年発生していますが、依然として強固な資産基盤を維持しています。将来的には適切な財務レバレッジの管理により、資本効率を重視した経営への移行が求められています。 【3Q 2026/03期】総資産345億円、純資産251億円、自己資本比率61.2%、有利子負債53億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+10.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-16.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
+14.9億円
借入・返済など
Free CF
-6.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期26.0億円13.4億円13.1億円12.6億円
2022/03期31.1億円17.5億円12.9億円13.6億円
2023/03期21.9億円14.8億円5.2億円7.0億円
2024/03期21.1億円18.1億円8.4億円3.0億円
2025/03期10.5億円16.7億円14.9億円6.2億円

営業活動によるキャッシュフローは本業の成長により一定の創出を維持していますが、近年は設備投資等の支出が先行しフリーキャッシュフローが圧迫されています。2025/03期期には赤字の影響や投資負担からマイナスに転じましたが、財務活動により資金を確保して事業を支えています。今後は営業キャッシュフローの回復を伴う、持続的な投資サイクルへの回帰が期待されます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
2,700万円
連結子会社数
2
設備投資額
16.7億円
平均勤続年数(従業員)
11.9

女性役員比率が22.0%と、日本の上場企業平均を上回る多様性を確保しています。監査等委員会設置会社として、社外取締役を多用した透明性の高い経営体制を構築しており、企業規模に見合った適正なリスク管理が図られています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主44.2%
浮動株55.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関13.3%
事業法人等30.9%
外国法人等14.9%
個人その他38.6%
証券会社2.3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は三井化学・MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券)。

三井化学株式会社(7,942,000株)30.01%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,198,000株)8.3%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,178,000株)4.45%
渡邉 崇史(1,168,000株)4.41%
MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)(1,033,000株)3.9%
渡辺 康夫(1,012,000株)3.82%
島崎 一宏(893,000株)3.37%
CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUBAC/UCITS CUSTOMERS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)(429,000株)1.62%
日下部 博(390,000株)1.47%
BNY GCM CLIENT ACCTS M JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(253,000株)0.95%

筆頭株主である三井化学株式会社が30.01%の株式を保有しており、強い影響力を持つ安定株主となっています。その他には信託銀行等の機関投資家が名を連ねる一方、創業家関連と見られる個人株主も一定比率を保有しており、経営方針に中長期的な視点が求められる構成です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関連する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、主として以下のようなものがあります
2なお、当社グループの事業等はこれら以外にも様々なリスクを伴っており、ここに記載されたものがリスクのすべてではありません
3当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、可能な限りリスク発生の防止に努め、リスクが発生した場合の的確な対応に努めていく方針です
4また、文中において将来について記載した事項は、当連結会計年度末において判断したものであります
5(サプライチェーンに関するリスク) 当社グループが販売する製商品等は、ODEV社から調達する自社製品の他、販売提携契約等に基づいた他社からの仕入商品もあります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
747万円
従業員数
538
平均年齢
39.2歳
平均年収従業員数前年比
当期747万円538-

従業員平均年収は747万円であり、精密機器・医療機器業界の平均的な水準と比較しても安定した報酬体系を維持しています。過去には業績連動型の報酬制度を導入するなど、企業収益の拡大に従業員の賃金が反映されやすい仕組みを志向しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、過去5年間でTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」が続いています。特に2025期には自社TSRが38.8%まで低下し、TOPIX(213.4%)との差が大きく開きました。これは、増配を続けているものの、それを上回るペースで株価が下落していることが主な原因です。業績、特に利益面の低迷が株価の重しとなり、株主へのトータルリターンを押し下げている状況です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
15
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期619.8%
2017/03期716.4%
2018/03期814.8%
2019/03期912.0%
2020/03期1012.2%
2021/03期1117.4%
2022/03期1214.8%
2023/03期1324.1%
2024/03期1429.0%
2025/03期15-
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、安定的かつ継続的な配当の実施を基本方針としています。業績が一時的に低迷した局面でも配当を維持・増配しており、株主還元を重視する経営姿勢が伺えます。今後も成長投資とのバランスを考慮しつつ、安定的配当の維持を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 38.8万円 になりました (-61.2万円)
-61.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期139.2万円39.2万円39.2%
2022期101.6万円1.6万円1.6%
2023期65.9万円34.1万円-34.1%
2024期48.0万円52.0万円-52.0%
2025期38.8万円61.2万円-61.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,817,700株
売り残388,000株
信用倍率4.68倍
2026年3月6日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年7月下旬
定時株主総会2025年6月23日

同社のPERは10.5倍、PBRは0.62倍と、精密機器セクターの平均(PER30倍、PBR2.5倍)と比較して著しく割安な水準にあります。これは近年の利益の伸び悩みや最終赤字を市場が織り込んでいるためと考えられます。一方、信用買い残が売り残の4.68倍と高く、将来の株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面での重しとなる可能性もあります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期21.3億円4.6億円21.7%
2022/03期25.9億円4.5億円17.6%
2023/03期20.4億円6.2億円30.3%
2024/03期18.4億円5.7億円31.0%
2025/03期14.9億円19.5億円131.0%

平時は法定実効税率に近い水準で推移してきましたが、2025/03期期は純損失計上等の特殊要因により一時的に税負担率が急上昇しました。この数値は会計上の繰延税金資産の取り崩し等が影響していると考えられます。次期以降は事業の黒字化に伴い、再び標準的な税率水準へ戻る見通しです。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

日本エム・ディ・エム まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 15円
安全性
安定
自己資本比率 61.2%
稼ぐ力
普通
ROE 1.4%(累計)
話題性
不評
ポジ 15%

「『骨』関連医療機器の専門商社、増収続くも利益は足踏み。PBR1倍割れからの再起を狙う状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU