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シード7743

SEED CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 15円
安全性
普通
自己資本比率 33.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.2%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが普段使っているコンタクトレンズ、もしかしたらシードの製品かもしれません。特に「ピュアシリーズ」など、純国産にこだわったコンタクトレンズを長年作り続けている会社です。最近では、寝ている間に特殊なコンタクトをつけて、日中は裸眼で過ごせるようになる「オルソケラトロジーレンズ」という新しい技術も手掛けています。ドラッグストアや眼科でコンタクトを選ぶとき、その裏側でシードがあなたの「見える」を支えているのです。

コンタクトレンズ国内大手のシードは、2025期に売上高332.3億円を達成しましたが、営業利益は15.62億円と前期比で減益となりました。しかし、2026期は売上高370.0億円、営業利益20.00億円と大幅な回復を計画しています。国内の堅調な需要に加え、夜間に装用するオルソケラトロジーレンズなどの高付加価値製品が成長を牽引。埼玉・鴻巣の新工場稼働による生産能力増強が、今後の成長計画の達成を左右する重要な鍵となります。

精密機器プライム市場

会社概要

業種
精密機器
決算期
3月
本社
東京都文京区本郷2-40-2

サービスの実績は?

10億枚超
年間コンタクトレンズ生産能力
鴻巣研究所新棟稼働後
生産能力強化
50%以上
オルソケラトロジーレンズ国内シェア
2023年時点
高付加価値領域
15
1株当たり配当金
2025期実績
+25.0% YoY
4,293万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績
生産性指標
2.6%増
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
増収基調
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
5.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期9.7%2.7%-
2022/03期9.5%2.8%-
2023/03期2.6%0.8%-
2024/03期13.2%4.4%6.3%
2025/03期6.1%2.2%4.7%
3Q FY2026/35.2%(累計)1.7%(累計)5.1%

収益性は、2023/03期の一時的な赤字期を除き、営業利益率は概ね4%から6%台で推移しており、国内コンタクトレンズ大手としての安定感を示しています。ROE(自己資本利益率)は2024/03期に11%台を回復しましたが、直近では設備投資等の影響もあり緩やかな推移となっています。今後は、新生産棟の稼働による製造効率化を通じて、利益率のさらなる向上とROEの安定維持が重要な課題です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期286億円11.3億円45.1円-
2022/03期288億円11.5億円46.1円+0.8%
2023/03期306億円3.2億円-12.6円+6.1%
2024/03期324億円20.5億円19.6億円77.4円+5.9%
2025/03期332億円15.6億円10.9億円36.1円+2.6%

シードの業績は、コンタクトレンズ市場での安定した需要を背景に、売上高は2021/03期の約286億円から2025/03期には約332億円まで着実に増加しています。2023/03期には構造改革や原材料費の上昇により一時的な純損失を計上しましたが、その後は利益構造が改善し、2024/03期には過去最高水準の利益を記録しました。今期は引き続き増収増益を計画しており、今後も安定した成長が期待されます。 【3Q 2026/03期実績】売上255億円(通期予想比69%)、営業利益13億円(同65%)、純利益9.1億円(同82%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

精密機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.2%(累計)
業界平均
8.4%
営業利益率下回る
この会社
5.1%
業界平均
12.5%
自己資本比率下回る
この会社
33.0%
業界平均
60.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

5,674万円
取締役6名の合計

事業構造はコンタクトレンズの研究開発および製造販売が中心であり、国内外で高い市場シェアを維持する一方、原材料価格の変動や為替リスクを主要な事業リスクとして開示しています。安定した製品供給体制の構築に向けた設備投資と研究開発費の配分が経営上の重要な経営課題となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上成長は堅調ながら、利益予想のブレが大きく、目標達成には課題が残る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
2025期〜2027期
連結売上高: 目標 500億円 やや遅れ (332.3億円)
66.5%
連結営業利益: 目標 50億円 大幅遅れ (15.62億円)
31.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期360億円332億円-7.7%
2024期330億円324億円-1.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期22億円16億円-29.0%
2024期17億円21億円+20.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画では2027期に売上高500億円という野心的な目標を掲げています。2025期実績ベースでの進捗率は売上高66.5%、営業利益31.2%と、特に利益面で課題があります。過去の業績予想は売上高が比較的堅調な一方、営業利益はコスト増などで下振れする傾向が見られ、目標達成に向けた収益性改善が急務です。鴻巣研究所の新棟稼働による生産効率化が計画達成の鍵を握ります。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
設備投資・生産25%
市場区分変更20%
IR・経営計画15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 +8.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 32%
精密機器 280社中 90位
報道のトーン
45%
好意的
30%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月市場変更

東証プライム市場からスタンダード市場への市場区分変更が承認され、株価の調整要因となりました。

2026年3月生産能力増強

シード鴻巣研究所の新棟が稼働を開始し、コンタクトレンズの年間生産能力が10億枚超へ拡大しました。

2024年12月中期計画

2027年3月期に向けた新中期経営計画を策定し、持続的な成長と収益構造の最適化を掲げました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率33.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
188億円
借金(有利子負債)
Net Assets
189億円
会社の純資産

財務健全性は、総資産が5年間で約412億円から517億円まで拡大しており、積極的な成長投資を継続しています。2024/03期以降、設備投資等のための借入により有利子負債が増加しましたが、それに伴い純資産も積み上がっており、自己資本比率は30%台半ばで安定を維持しています。堅実な財務基盤を維持しながら、将来の成長を見据えた投資を行っている点が強みです。 【3Q 2026/03期】総資産530億円、純資産189億円、自己資本比率33.0%、有利子負債188億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+29.8億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-45.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-11.3億円
借入・返済など
Free CF
-15.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期36.9億円16.6億円17.3億円20.3億円
2022/03期32.7億円8.8億円24.2億円23.8億円
2023/03期33.5億円4.4億円18.2億円29.1億円
2024/03期60.2億円37.6億円26.4億円22.6億円
2025/03期29.8億円45.7億円11.3億円15.9億円

営業キャッシュフローは一貫してプラスを維持しており、事業活動による強固な稼ぐ力を証明しています。投資キャッシュフローは、コンタクトレンズの生産能力増強に向けた鴻巣研究所への設備投資等のため、近年大幅なマイナスとなっています。直近では投資額が営業CFを上回りフリーCFがマイナスとなりましたが、これは将来の供給体制強化を目的とした戦略的な投資といえます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 4名(30.8% 男性 9
31%
69%
監査報酬
6,000万円
連結子会社数
11
設備投資額
72.8億円
平均勤続年数(従業員)
12.6
臨時従業員数
322

女性役員比率が30.8%と高い多様性を確保している点に特徴があり、積極的な登用が進んでいます。また、監査報酬の支払いや多数の連結子会社を統括する体制を整えており、上場企業としてガバナンスと内部統制の強化に注力している企業規模と言えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.9%
浮動株45.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関53.5%
事業法人等1.4%
外国法人等1.7%
個人その他42.7%
証券会社0.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

管理信託(A001)受託者 株式会社SMBC  信託銀行(5,447,000株)18.01%
みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託0700026(4,319,000株)14.28%
野村信託銀行株式会社(信託口2052116)(3,604,000株)11.92%
三井住友信託銀行株式会社(信託口 甲1号)(1,396,000株)4.62%
浦壁 昌広(618,000株)2.04%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)(548,000株)1.81%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(519,000株)1.72%
井上 忠(260,000株)0.86%
シード社員持株会(251,000株)0.83%
株式会社日本カストディ銀行(年金特金口)(224,000株)0.74%

大株主構成は信託銀行等の金融機関が上位を占めており、安定的な機関投資家が主要な株主となっていることが分かります。創業家関係者の保有も確認できるものの、特定の企業による支配よりも、複数の信託口による分散された構成が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当社グループは、増大するリスク管理に対応するため、リスク全般について監視・管理する委員会としてリスク・セキュリティ管理委員会を設置し、代表取締役社長を議長として、経営方針・経営戦略等との関連性の程度を考慮して、必要に応じてリスク案件の洗い出し、ヘッジ、対応する施策立案の議論を行っております
2有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
3なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものです

社員の給料はどのくらい?

平均年収
580万円
従業員数
985
平均年齢
36.4歳
平均年収従業員数前年比
当期580万円985-

従業員平均年収は580万円となっており、精密機器業界の平均水準に照らしても堅実な給与水準を維持しています。近年は増収基調を背景に、研究開発投資を継続しつつも安定した雇用環境を確保している点が強みです。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXを大幅に下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、2023期に純損失を計上するなど業績が不安定だった時期の株価低迷が主な要因です。配当は維持・増配傾向にありますが、株価の伸び悩みがTSR全体を押し下げています。今後のTSR改善には、中期経営計画の達成による持続的な利益成長と、それに伴う株価の再評価が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
15
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期22.539.0%
2017/03期27.526.2%
2018/03期8.319.2%
2019/03期1231.2%
2020/03期12118.8%
2021/03期1226.6%
2022/03期1226.0%
2023/03期12-
2024/03期1519.4%
2025/03期1541.6%
7期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、業績動向を勘案しつつ安定した配当の継続を目指しています。配当性向は20%から40%程度で推移しており、成長投資と還元バランスを意識した経営を行っています。今後はさらなる成長投資を並行しながら、株主への還元姿勢を維持していく見通しです。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 67.9万円 になりました (-32.1万円)
-32.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期98.5万円1.5万円-1.5%
2022期67.0万円33.0万円-33.0%
2023期71.5万円28.5万円-28.5%
2024期87.7万円12.3万円-12.3%
2025期67.9万円32.1万円-32.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残301,600株
売り残9,300株
信用倍率32.4倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

同業の精密機器業界平均と比較して、PER・PBRともに割安な水準にあります。時価総額は業界内で小規模ですが、配当利回りは平均を上回っており、株主還元への意識が見られます。信用倍率は32.4倍と高く、買い残が積み上がっているため、将来の株価上昇期待が強い一方で、需給面での重しとなる可能性も指摘されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期12.1億円8,200万円6.8%
2022/03期11.4億円0円0.0%
2023/03期5.5億円8.7億円157.0%
2024/03期20.6億円9,500万円4.6%
2025/03期13.3億円2.4億円18.1%

法人税等の支払いは、連結納税制度の影響や過去の繰越欠損金の活用、あるいは一時的な会計上の調整などにより、毎期変動が大きくなっています。2023/03期は利益が減少した一方で税負担が重い結果となりましたが、平時は実効税率が変動しやすい構造です。将来予想においては一般的な水準への回帰を見込んでおり、税務コストの管理が今後の利益算出の鍵となります。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

シード まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 15円
安全性
普通
自己資本比率 33.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.2%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「『純国産コンタクト』の老舗が、夜間矯正レンズや海外M&Aで新たな成長軌道を描く」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU