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SCREENホールディングス7735

SCREEN Holdings Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 308円
安全性
安定
自己資本比率 60.5%
稼ぐ力
高い
ROE 13.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 30%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンやパソコン、ゲーム機の中には、無数の小さな電子部品「半導体」が入っています。この半導体は非常に精密で、製造過程で少しでもチリやホコリがつくと正常に動きません。SCREENホールディングスは、この半導体の元となるシリコンの板(ウェハ)をピカピカに洗浄する装置で世界トップクラスのシェアを誇っています。つまり、あなたの身の回りのハイテク製品が正しく動く裏側で、同社の「洗い」の技術が活躍しているのです。

主力の半導体製造装置事業が好調で、2025年3月期は売上高6,252.7億円、営業利益1,356.83億円を達成しました。特に半導体ウェハ洗浄装置で世界トップシェアを誇り、生成AI向け半導体の需要拡大が業績を牽引しています。2026年3月期は売上高6,210億円、営業利益1,170億円とやや減速を見込むものの、米国に新研究拠点を設立するなど将来の成長に向けた先行投資を積極的に行っています。2033年度に売上高1兆円、営業利益率20%以上を目指す長期経営大綱を掲げ、持続的成長を目指します。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神北町1番地の1

サービスの実績は?

6,252.7億円
売上高
2025年3月期実績
+23.8% YoY
1,356.83億円
営業利益
2025年3月期実績
+44.1% YoY
994.67億円
純利益
2025年3月期実績
+41.0% YoY
308
1株当たり配当金
2025年3月期実績
-15.6% YoY
1兆円以上
長期ビジョン売上高
2033年3月期目標
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
8.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
18.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.3%4.0%-
2022/03期19.9%10.8%-
2023/03期21.0%11.2%-
2024/03期21.0%11.4%18.6%
2025/03期25.1%14.8%21.7%
3Q FY2026/313.7%(累計)8.2%(累計)18.2%

収益性は非常に高く、2025/03期には営業利益率21.7%と高収益体質を確立しました。自己資本利益率(ROE)も23.6%と高い水準を維持しており、投下した資本に対して効率的に利益を生み出しています。半導体製造装置という高い付加価値を伴う事業特性が、この優れた収益効率を支えています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期3,203億円152億円162.6円-
2022/03期4,119億円455億円488.3円+28.6%
2023/03期4,608億円575億円608.2円+11.9%
2024/03期5,049億円942億円706億円742.1円+9.6%
2025/03期6,253億円1,357億円995億円1023.5円+23.8%

SCREENホールディングスは、半導体洗浄装置における高い技術力と世界シェアを武器に、半導体市場の拡大に伴い着実な成長を遂げてきました。2021/03期時点では売上高約3,203億円でしたが、2025/03期には6,253億円へと急拡大しています。今期は半導体製造装置の需要一服により減益を見込むものの、長期的な需要増に対応する強固な収益基盤を構築しています。 【3Q 2026/03期実績】売上4254億円(通期予想比68%)、営業利益774億円(同66%)、純利益549億円(同62%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.7%(累計)
業界平均
7.5%
営業利益率上回る
この会社
18.2%
業界平均
7.9%
自己資本比率上回る
この会社
60.5%
業界平均
54.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億5,300万円
取締役4名の合計

SCREENホールディングスは、主力である半導体製造装置事業が売上の大半を占める構造です。事業リスクとして、世界的な半導体市況の変動や主要顧客の投資計画に業績が左右されやすい点が挙げられ、開示書類でも顧客との連携や技術革新への追随が経営の重要課題として記載されています

会社の計画は順調?

A
総合評価
過去の中計は前倒しで達成し、業績予想も保守的で上振れが続くなど、有言実行の実績は評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

経営大綱 兼 中期経営計画 Value Up Further 2026
2024期〜2026期
累計売上高(3年間): 目標 1兆8,000億円 大幅遅れ (6,252.7億円)
34.7%
営業利益率(最終年度): 目標 20%以上 順調 (21.7%)
108.5%
ROE(最終年度): 目標 20%以上 順調 (20.0%)
100%
(旧)中期経営計画 Value UP 2023
2021期~2023期
売上高: 目標 4,500億円 達成 (4,608.3億円)
102.4%
営業利益: 目標 630億円 達成 (764.5億円)
121.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期6,210億円6,253億円+0.7%
2024期4,950億円5,049億円+2.0%
2023期4,600億円4,608億円+0.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,170億円1,357億円+16.0%
2024期850億円942億円+10.8%
2023期745億円765億円+2.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「Value Up Further 2026」では、2033年度の売上高1兆円という長期目標に向けたマイルストーンを掲げています。具体的には、3年間の累計売上高1.8兆円を目標とし、初年度(2025期)の実績は6,252.7億円と順調な滑り出しです。旧中計も目標を上回って達成しており、経営計画の達成能力は高いと評価できます。近年の業績予想は期初時点で保守的な傾向があり、期中に上方修正される、あるいは実績が予想を上回るケースが続いています。

最新ニュース

ネガティブ
2/18 · 日本経済新聞
中立
日経平均は続落 一時500円安 半導体関連に売り
2/5 · 日本経済新聞
ポジティブ
1/16 · 日経クロステック

どんな話題が多い?

決算・業績40%
半導体製造装置30%
研究開発・投資20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
142
前月比 -12.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 15%
電気機器業界 250社中 38位
報道のトーン
30%
好意的
35%
中立
35%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年4月事業買収

次世代がん診断支援システムを手がける京ダイアグノスティクスの過半数株式を取得し、ヘルスケア分野を強化。

2025年2月社内処分

2025年2月28日付で不祥事に伴う再発防止策の策定および関係者の処分を公表。

2026年1月研究拠点

米国ニューヨーク州に約120億円を投じて海外初となる研究拠点を設置し、次世代半導体製造技術の確立を目指す。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
11.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
4,433億円
会社の純資産

貸借対照表は盤石であり、2025/03期時点での自己資本比率は62.7%と財務の健全性は極めて高いです。2024/03期に有利子負債が増加しましたが、潤沢な資産を背景にコントロール可能な範囲にとどまっています。高い自己資本比率は、今後想定される成長投資や市場変動に対する強力なクッションとなります。 【3Q 2026/03期】総資産6771億円、純資産4433億円、自己資本比率60.5%、有利子負債11億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+712億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-218億円
投資に使ったお金
Financing CF
-465億円
借入・返済など
Free CF
+495億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期572億円62.4億円271億円510億円
2022/03期818億円99.5億円49.5億円718億円
2023/03期739億円125億円210億円614億円
2024/03期963億円435億円351億円528億円
2025/03期712億円218億円465億円495億円

本業で安定的に高い営業キャッシュフローを創出しており、フリーキャッシュフロー(自由な資金)も継続的にプラスを確保しています。これを原資に投資を積極的に行う一方、財務キャッシュフローがマイナスであることは、借入金の返済や積極的な株主還元を実行していることを示唆しています。極めて健全かつ理想的なキャッシュの循環を実現しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
9,900万円
連結子会社数
51
設備投資額
297.3億円
平均勤続年数(従業員)
13.3
臨時従業員数
587

女性役員比率は8.3%と向上途上の段階ですが、連結子会社51社を抱える大企業として、グループ全体でのガバナンス強化を図っています。監査体制については、監査報酬として約9,900万円を投じており、国際的な会計基準や法令遵守を徹底する体制が整えられています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48%
浮動株52%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関42.2%
事業法人等5.8%
外国法人等25.5%
個人その他21.7%
証券会社4.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は日本生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(18,924,000株)19.74%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(8,687,000株)9.06%
日本生命保険相互会社(3,661,000株)3.82%
株式会社京都銀行(2,692,000株)2.81%
JPモルガン証券株式会社(2,106,000株)2.2%
SCREEN取引先持株会シンクロナイズ(1,848,000株)1.93%
株式会社りそな銀行(1,825,000株)1.9%
株式会社滋賀銀行(1,696,000株)1.77%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(1,653,000株)1.72%
株式会社三菱UFJ銀行(1,569,000株)1.64%

主要株主には日本マスタートラスト信託銀行日本カストディ銀行といった信託口の金融機関が名を連ねており、機関投資家による保有割合が高い構成です。また、日本生命や京都銀行などの金融機関や事業法人が安定株主として存在しており、創業家の直接的な支配色は薄いものの、長年培われた取引先との関係性が強固な安定的な資本基盤を築いています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1財務報告に係る内部統制に関するリスク 当社グループは、内部統制の体制整備およびその適切な運用に努めており、その運用状況について適宜点検を行っております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,063万円
従業員数
6,415
平均年齢
41.4歳
平均年収従業員数前年比
当期1,063万円6,415-

従業員平均年収は1,063万円と、製造業の平均と比較しても極めて高い水準にあります。半導体製造装置という高い技術力を要する業界特性に加え、業績連動型の報酬制度が機能しており、世界シェアトップクラスの洗浄装置を軸とした安定した収益力が高い給与水準を支えています

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、全ての年でTOPIXを大幅に上回る優れたパフォーマンスを示しています。特に2024期は自社TSRが1028.1%と、TOPIXの216.8%を圧倒しました。これは、好調な業績を背景とした株価の著しい上昇が主な要因です。半導体市場の活況を追い風に、高い成長性と株主へのリターンを両立させていることがデータから読み取れます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
308
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/03期1215.1%
2017/03期8717.0%
2018/03期11018.1%
2019/03期48.525.1%
2020/03期3027.9%
2021/03期9027.7%
2022/03期29330.0%
2023/03期182.530.0%
2025/03期30830.1%
1期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

同社は資本効率を重視し、配当性向30%を目安とした安定的かつ継続的な株主還元を方針としています。業績拡大に伴い、増配を含めた積極的な配当実績を残しています。株主優待は実施していませんが、配当を通じた株主還元に注力しており、インカムゲインを求める投資家に適した銘柄です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 525.0万円 になりました (425.0万円)
+425.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期245.8万円145.8万円145.8%
2022期318.6万円218.6万円218.6%
2023期310.0万円210.0万円210.0%
2024期1028.1万円928.1万円928.1%
2025期525.0万円425.0万円425.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残743,400株
売り残106,800株
信用倍率6.96倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月13日(予定)
機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会2026年5月13日(予定)

業界平均と比較すると、PERは10.2倍と電気機器業界平均(約22倍)を大幅に下回っており、割安感があります。一方、PBRは2.17倍と業界平均(2.3倍)に近い水準です。信用買い残は売り残を上回る状況が続いており、信用倍率はやや高めですが、株価上昇局面ではこれがさらなる買いを呼ぶ可能性もあります。次回の通期決算発表は5月13日に予定されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期227億円75.6億円33.3%
2022/03期594億円140億円23.5%
2023/03期774億円199億円25.7%
2024/03期943億円237億円25.1%
2025/03期1,383億円388億円28.1%

税引前利益に対して適正な納税が行われています。実効税率は概ね20%台後半で推移しており、日本の一般的な法人税水準に照らして妥当な範囲内です。業績の大幅な変動に伴い法人税額は増減していますが、税務リスクは低く、コンプライアンス遵守の体制が整っています。

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SCREENホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 308円
安全性
安定
自己資本比率 60.5%
稼ぐ力
高い
ROE 13.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 30%

「半導体ウェハ洗浄装置で世界を制覇し、AI半導体の未来を『洗い』清める技術集団」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU