6785プライム

鈴木

SUZUKI CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE9.9%
BPS193.7円
自己資本比率67.7%
FY2025/3 有報データ

超精密技術で、スマホから医療まで支える小さな巨人

コア技術である精密金型技術を進化させ、自動車や医療などの高付加価値分野でグローバルに事業を拡大することで、社会の発展に貢献するリーディングカンパニーを目指します。

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンを充電するとき、カチッと差し込むコネクターの部分には、鈴木の超精密な技術が使われているかもしれません。また、普段運転する自動車が安全に走るための電子制御システムの中にも、同社の小さな部品が数多く組み込まれています。普段は目にすることのない製品の裏側で、鈴木の技術は私たちの快適で安全な生活を静かに支えているのです。まさに「縁の下の力持ち」のような存在と言えるでしょう。

自動車やスマートフォン向けコネクターを主力とする精密部品メーカー。FY2025は売上高333.2億円(前期比20.2%増)、営業利益42.92億円(同27.4%増)と大幅な増収増益を達成しました。株主還元にも積極的で、DOE4.0%または配当性向50%を目安に配当を増やす方針を掲げ、4期連続の増配を実施しています。2027年6月期を最終年度とする中期経営計画では売上高400億円、営業利益50億円を目標に掲げ、成長路線を明確にしています。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
6月
本社
長野県須坂市大字井上1700-1
公式
www.suzukinet.co.jp

社長プロフィール

鈴木 教義
代表取締役社長
堅実派
創業以来培ってきた精密金型技術を核に、自動車電装部品や医療分野など、成長市場での事業拡大を加速させます。株主の皆様への還元を重視し、中期経営目標の達成を通じて持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。

この会社のストーリー

1933
創業の第一歩

長野県須坂市にて鈴木製作所として創業。当初は製糸機械の部品製造から事業を開始した。

1970
株式会社鈴木精機設立

事業の拡大に伴い、株式会社鈴木精機として法人化。これが現在の株式会社鈴木の直接の前身となる。

2001
ジャスダック市場へ上場

2月16日にジャスダック市場に上場(当時の社名はスズキ)。公開価格850円に対し、初値1,200円をつけ、社会的な信用と資金調達力を得た。

2013
海外展開の加速

中国の中山や香港に子会社を設立。グローバルな生産体制を強化し、海外市場での競争力を高めた。

2018
東証一部への市場変更

東京証券取引所市場第一部(現:プライム市場)へ市場変更を果たし、日本を代表する企業の一社として認知される。

2024
株主優待制度の廃止と配当強化

株主への公平な利益還元の観点から株主優待制度を廃止。一方でDOE(株主資本配当率)を指標とした配当方針を掲げ、株主還元を強化した。

2027
未来への挑戦:中期経営目標

2027年6月期を最終年度とする中期経営目標を発表。売上高400億円、営業利益50億円、ROE10.0%以上という高い目標を掲げ、さらなる成長を目指す。

注目ポイント

世界に誇る精密金型技術

自動車やスマートフォンに不可欠な超小型コネクターを製造。ミクロン単位の精度を誇る金型技術が、世界中のハイテク製品を支えています。

積極的な株主還元姿勢

4期連続の増配を発表するなど、株主への利益還元に積極的です。DOE4.0%または配当性向50%を目安としており、安定した配当が期待されます。

成長市場への展開と高い目標

自動車電装部品や医療分野など、今後も需要が見込まれる成長市場へ事業を拡大中。売上高400億円を目指す中期経営計画を掲げ、将来性も抜群です。

サービスの実績は?

333.2億円
連結売上高
FY2025
+20.2% YoY
42.92億円
連結営業利益
FY2025
+27.4% YoY
27.60億円
連結純利益
FY2025
+21.7% YoY
85
1株当たり配当金
FY2025
4期連続増配
6,731万円
従業員一人当たり売上高
FY2025 (単独従業員数495人で算出)

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 85円
安全性
安定
自己資本比率 67.7%
稼ぐ力
普通
ROE 9.9%
話題性
普通
ポジティブ 45%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
85
方針: DOE4.0%基準
1株配当配当性向
FY2021/32014.0%
FY2022/32013.8%
FY2023/33022.0%
FY2024/34629.1%
FY2025/38544.2%
3期連続増配
株主優待
なし

2024年6月をもって株主優待制度は廃止されました。

同社は株主還元を重視しており、DOE(株主資本配当率)4.0%または配当性向50%を目安とした積極的な還元方針を掲げています。近年の業績拡大に伴い配当を大幅に増額しており、市場の評価も高まっています。株主優待については廃止されましたが、その分を配当原資として株主へ直接還元する姿勢を鮮明にしています。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
9.9%
業界平均
10.3%
営業利益率上回る
この会社
12.9%
業界平均
8.1%
自己資本比率上回る
この会社
67.7%
業界平均
52.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3234億円
FY2023/3264億円
FY2024/3277億円
FY2025/3333億円
営業利益
FY2022/329.6億円
FY2023/331.5億円
FY2024/333.7億円
FY2025/342.9億円

鈴木(6785)は、コネクターや精密金型を主力とする電子部品メーカーであり、自動車や通信機器向け需要の堅調な拡大を背景に増収基調を維持しています。FY2025/3には売上高が約333億円、営業利益が約43億円に達するなど、高付加価値製品へのシフトが利益の押し上げに貢献しました。FY2026/3も成長は継続する見通しであり、中長期的な競争力強化に向けた投資と効率化が両立されています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
9.9%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
12.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.4%7.1%9.5%
FY2022/39.6%6.5%12.6%
FY2023/38.3%5.7%11.9%
FY2024/38.7%6.1%12.2%
FY2025/39.9%6.9%12.9%

収益性については、営業利益率が10%台後半で安定的に推移しており、独自の精密加工技術による高い製造付加価値が強みとなっています。ROEは概ね9%から10%水準を維持しており、効率的な資本活用がなされていることが伺えます。今後はグローバルな価格競争の中でも、高精度な製品開発を通じて利益率をさらに向上させることが期待されます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率67.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
279億円

同社は強固な財務基盤を構築しており、自己資本比率は約68%という極めて健全な水準を誇ります。また、有利子負債はゼロであり、実質的な無借金経営を実現しているため、金利上昇リスクの影響を受けにくい強固な体制です。潤沢な資産背景は、将来の成長投資や株主還元を支える重要な土台となっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+55.0億円
営業CF
投資に使ったお金
-30.9億円
投資CF
借入・返済など
-19.3億円
財務CF
手元に残ったお金
+24.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/348.3億円-32.1億円-4.0億円16.2億円
FY2022/341.2億円-39.5億円7.9億円1.7億円
FY2023/338.8億円-29.8億円-5.2億円8.9億円
FY2024/354.5億円-24.8億円-13.4億円29.7億円
FY2025/355.0億円-30.9億円-19.3億円24.1億円

営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、強固な本業の稼ぐ力による十分なキャッシュ創出能力を示しています。投資キャッシュフローは工場の設備投資や金型開発に充当され、将来に向けた積極的な投資が継続されています。潤沢な営業キャッシュフローにより、無借金経営を維持しながら株主への還元と成長投資を両立させています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/333.8億円13.3億円39.3%
FY2022/333.7億円12.8億円38.1%
FY2023/332.4億円12.8億円39.6%
FY2024/336.7億円14.0億円38.2%
FY2025/342.1億円14.5億円34.4%

法人税等の支払いは、連結税引前利益の規模に応じて適切に計上されています。実効税率は概ね30%台後半で推移しており、日本の標準的な税率に近い水準です。利益の増加に伴い納税額も順調に増えており、企業としての社会的責任を果たしています。

会社の公式開示情報

自動車電装部品や携帯電話向けコネクターを主力とする精密部品メーカーとして、EDINETでの開示情報では海外生産拠点でのグローバルな事業展開と、高精度金型技術への継続的な投資が強調されています。為替影響や国内外の競合による価格競争がリスク要因となりますが、ニッチトップを狙う戦略で利益を確保しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
直近の業績予想は上振れ着地しているが、過去には未達も見られ、安定性は今後の課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営目標
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 400億円 順調 (333.2億円)
83.3%
営業利益: 目標 50億円 順調 (42.92億円)
85.8%
ROE: 目標 10.0%以上 順調 (10.0%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025309億円333億円333億円+7.9%
FY2024296億円277億円-6.3%
FY2023297億円264億円-11.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202538億円43億円43億円+11.9%
FY202436億円34億円-6.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2027年6月期を最終年度とする中期経営計画では、売上高400億円・営業利益50億円という挑戦的な目標を掲げています。FY2025の実績は売上高333.2億円(進捗率83.3%)、営業利益42.92億円(進捗率85.8%)と、初年度としては順調な滑り出しを見せています。直近のFY2025業績予想は期中に上方修正され達成しましたが、過去には期初予想を下回る期もあり、計画達成の確度については今後も注視が必要です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残76,500株
売り残29,100株
信用倍率2.63倍
2025年12月12日時点
今後の予定
2026年6月期 第2四半期決算発表2027年2月上旬(予定)
2026年6月期 第3四半期決算発表2027年5月中旬(予定)

業界平均と比較すると、PER・PBRともに割安な水準にあり、株価の上昇余地が期待されます。一方、配当利回りは3.01%と業界平均を大きく上回っており、株主還元への積極的な姿勢がインカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は2.63倍と落ち着いており、需給バランスは比較的安定していると言えるでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
株探, 日本経済新聞, トレーダーズ・ウェブ, M&A Online ほか
業界内ランキング
上位 35%
電気機器業界 600社中 210位
報道のトーン
45%
好意的
45%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績修正50%
株主還元25%
事業構造転換15%
その他10%

最近の出来事

2026年1月最高益上方修正

2026年6月期第2四半期において経常利益の上方修正を発表し、最高益予想を更新。

2025年11月事業譲渡

二輪部品製造子会社の新協技研をスズキへ譲渡し、事業の選択と集中を推進。

2025年6月優待廃止

株主還元策の変更に伴い、お菓子の株主優待を廃止し配当へシフト。

最新ニュース

ポジティブ
鈴木、今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額
1/27 · 株探
中立
鈴木-26年6月期の連結業績予想を据え置き
1/13 · トレーダーズ・ウェブ
ポジティブ
鈴木、今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ
11/13 · 株探
中立
二輪部品製造子会社の新協技研をスズキに譲渡
11/19 · M&A Online
中立
譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
10/08 · 適時開示

鈴木 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 85円
安全性
安定
自己資本比率 67.7%
稼ぐ力
普通
ROE 9.9%
話題性
普通
ポジティブ 45%

「精密金型の老舗が、スマホと自動車の進化を陰で支える隠れたる巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU