鈴木6785
SUZUKI CO.,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが毎日使うスマートフォンを充電するとき、カチッと差し込むコネクターの部分には、鈴木の超精密な技術が使われているかもしれません。また、普段運転する自動車が安全に走るための電子制御システムの中にも、同社の小さな部品が数多く組み込まれています。普段は目にすることのない製品の裏側で、鈴木の技術は私たちの快適で安全な生活を静かに支えているのです。まさに「縁の下の力持ち」のような存在と言えるでしょう。
自動車やスマートフォン向けコネクターを主力とする精密部品メーカー。2025期は売上高333.2億円(前期比20.2%増)、営業利益42.92億円(同27.4%増)と大幅な増収増益を達成しました。株主還元にも積極的で、DOE4.0%または配当性向50%を目安に配当を増やす方針を掲げ、4期連続の増配を実施しています。2027年6月期を最終年度とする中期経営計画では売上高400億円、営業利益50億円を目標に掲げ、成長路線を明確にしています。
会社概要
- 業種
- 電気機器
- 決算期
- 6月
- 本社
- 長野県須坂市大字井上1700-1
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/6実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 1.3% | 0.9% | 6.2% |
| 2017/06期 | 7.2% | 4.8% | 7.3% |
| 2018/06期 | 8.0% | 5.4% | 8.1% |
| 2019/06期 | 5.5% | 3.7% | 6.5% |
| 2020/06期 | 7.2% | 5.0% | 6.2% |
| 2021/06期 | 11.0% | 7.7% | 9.5% |
| 2022/06期 | 10.1% | 6.8% | 12.6% |
| 2023/06期 | 8.6% | 5.9% | 11.9% |
| 2024/06期 | 9.1% | 6.3% | 12.2% |
| 2025/06期 | 10.2% | 7.2% | 12.9% |
| 2Q FY2026/6 | 7.3%(累計) | 4.5%(累計) | 14.8% |
収益性については、営業利益率が10%台後半で安定的に推移しており、独自の精密加工技術による高い製造付加価値が強みとなっています。ROEは概ね9%から10%水準を維持しており、効率的な資本活用がなされていることが伺えます。今後はグローバルな価格競争の中でも、高精度な製品開発を通じて利益率をさらに向上させることが期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 327億円 | 31.0億円 | 20.5億円 | 142.5円 | +16.3% |
| 2022/06期 | 234億円 | 29.6億円 | 20.9億円 | 145.3円 | -28.4% |
| 2023/06期 | 264億円 | 31.5億円 | 19.6億円 | 136.2円 | +12.7% |
| 2024/06期 | 277億円 | 33.7億円 | 22.7億円 | 158.1円 | +5.1% |
| 2025/06期 | 333億円 | 42.9億円 | 27.6億円 | 192.4円 | +20.2% |
鈴木(6785)は、コネクターや精密金型を主力とする電子部品メーカーであり、自動車や通信機器向け需要の堅調な拡大を背景に増収基調を維持しています。2025/03期には売上高が約333億円、営業利益が約43億円に達するなど、高付加価値製品へのシフトが利益の押し上げに貢献しました。2026/03期も成長は継続する見通しであり、中長期的な競争力強化に向けた投資と効率化が両立されています。 【2Q 2026/06期実績】売上193億円(通期予想比56%)、営業利益29億円(同64%)、純利益19億円(同68%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
電気機器の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
自動車電装部品や携帯電話向けコネクターを主力とする精密部品メーカーとして、EDINETでの開示情報では海外生産拠点でのグローバルな事業展開と、高精度金型技術への継続的な投資が強調されています。為替影響や国内外の競合による価格競争がリスク要因となりますが、ニッチトップを狙う戦略で利益を確保しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 309億円 | 333億円 | 333億円 | +7.9% |
| 2024期 | 296億円 | — | 277億円 | -6.3% |
| 2023期 | 297億円 | — | 264億円 | -11.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 38.3億円 | 42.9億円 | 42.9億円 | +11.9% |
| 2024期 | 36.1億円 | — | 33.7億円 | -6.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2027年6月期を最終年度とする中期経営計画では、売上高400億円・営業利益50億円という挑戦的な目標を掲げています。2025期の実績は売上高333.2億円(進捗率83.3%)、営業利益42.92億円(進捗率85.8%)と、初年度としては順調な滑り出しを見せています。直近の2025期業績予想は期中に上方修正され達成しましたが、過去には期初予想を下回る期もあり、計画達成の確度については今後も注視が必要です。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年6月期第2四半期において経常利益の上方修正を発表し、最高益予想を更新。
二輪部品製造子会社の新協技研をスズキへ譲渡し、事業の選択と集中を推進。
株主還元策の変更に伴い、お菓子の株主優待を廃止し配当へシフト。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも2Q FY2026/6末時点
同社は強固な財務基盤を構築しており、自己資本比率は約68%という極めて健全な水準を誇ります。また、有利子負債はゼロであり、実質的な無借金経営を実現しているため、金利上昇リスクの影響を受けにくい強固な体制です。潤沢な資産背景は、将来の成長投資や株主還元を支える重要な土台となっています。 【2Q 2026/06期】総資産436億円、純資産305億円、自己資本比率61.2%、有利子負債17億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 15.5億円 | ▲14.3億円 | ▲1.6億円 | 1.2億円 |
| 2017/06期 | 19.8億円 | ▲17.5億円 | ▲1.1億円 | 2.3億円 |
| 2018/06期 | 24.4億円 | ▲31.2億円 | 24.5億円 | ▲6.9億円 |
| 2019/06期 | 35.3億円 | ▲41.3億円 | ▲5.7億円 | ▲6.0億円 |
| 2020/06期 | 23.4億円 | ▲15.5億円 | ▲8.4億円 | 7.9億円 |
| 2021/06期 | 48.3億円 | ▲32.1億円 | ▲4.0億円 | 16.2億円 |
| 2022/06期 | 41.2億円 | ▲39.5億円 | 7.9億円 | 1.7億円 |
| 2023/06期 | 38.8億円 | ▲29.8億円 | ▲5.2億円 | 8.9億円 |
| 2024/06期 | 54.5億円 | ▲24.8億円 | ▲13.4億円 | 29.7億円 |
| 2025/06期 | 55.0億円 | ▲30.9億円 | ▲19.3億円 | 24.1億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、強固な本業の稼ぐ力による十分なキャッシュ創出能力を示しています。投資キャッシュフローは工場の設備投資や金型開発に充当され、将来に向けた積極的な投資が継続されています。潤沢な営業キャッシュフローにより、無借金経営を維持しながら株主への還元と成長投資を両立させています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/06期 | 11円 | 82.3% |
| 2017/06期 | 11円 | 14.9% |
| 2018/06期 | 13円 | 14.1% |
| 2019/06期 | 11円 | 17.6% |
| 2020/06期 | 11円 | 12.8% |
| 2021/06期 | 20円 | 14.0% |
| 2022/06期 | 20円 | 13.8% |
| 2023/06期 | 30円 | 22.0% |
| 2024/06期 | 46円 | 29.1% |
| 2025/06期 | 85円 | 44.2% |
2024年6月をもって株主優待制度は廃止されました。
同社は株主還元を重視しており、DOE(株主資本配当率)4.0%または配当性向50%を目安とした積極的な還元方針を掲げています。近年の業績拡大に伴い配当を大幅に増額しており、市場の評価も高まっています。株主優待については廃止されましたが、その分を配当原資として株主へ直接還元する姿勢を鮮明にしています。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較すると、PER・PBRともに割安な水準にあり、株価の上昇余地が期待されます。一方、配当利回りは3.01%と業界平均を大きく上回っており、株主還元への積極的な姿勢がインカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は2.63倍と落ち着いており、需給バランスは比較的安定していると言えるでしょう。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 12.6億円 | 11.0億円 | 86.9% |
| 2017/06期 | 16.8億円 | 7.6億円 | 45.3% |
| 2018/06期 | 22.1億円 | 10.3億円 | 46.7% |
| 2019/06期 | 17.1億円 | 8.1億円 | 47.6% |
| 2020/06期 | 14.7億円 | 2.4億円 | 16.1% |
| 2021/06期 | 33.8億円 | 13.3億円 | 39.3% |
| 2022/06期 | 33.7億円 | 12.8億円 | 38.1% |
| 2023/06期 | 32.4億円 | 12.8億円 | 39.6% |
| 2024/06期 | 36.7億円 | 14.0億円 | 38.2% |
| 2025/06期 | 42.1億円 | 14.5億円 | 34.4% |
法人税等の支払いは、連結税引前利益の規模に応じて適切に計上されています。実効税率は概ね30%台後半で推移しており、日本の標準的な税率に近い水準です。利益の増加に伴い納税額も順調に増えており、企業としての社会的責任を果たしています。
もっと知る
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