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古野電気6814

FURUNO ELECTRIC CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 110円
安全性
安定
自己資本比率 54.0%
稼ぐ力
高い
ROE 23.8%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがスーパーで手にするお魚、もしかしたら古野電気の「魚群探知機」が見つけたものかもしれません。同社は世界中の漁船に搭載される魚群探知機で圧倒的なシェアを誇ります。また、あなたが海外から購入した商品が船で運ばれてくるとき、その船の安全な航海を支えているのが古野電気のレーダーです。最近では、KDDIと協力して衛星通信「Starlink」の提供も開始。これにより、これまでインターネットが繋がりにくかった船の上や山間部でも、快適な通信が可能になっています。

古野電気は、船舶用電子機器で世界トップシェアを誇る技術企業です。2025期には売上高1269.5億円、営業利益131.81億円と過去最高益を達成し、絶好調です。これは旺盛な船舶需要と円安効果が追い風となった結果です。2026期は売上高1275.0億円、営業利益115.0億円と減益を見込むものの、高水準の業績を維持する計画です。今後は衛星通信サービス「Starlink」の活用や自動運航技術で、海洋DXソリューションの提供を加速させ、持続的な成長を目指しています。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
2月
本社
兵庫県西宮市芦原町9-52

サービスの実績は?

49%
漁船向け電子機器 世界シェア
2024年時点
トップシェア
41%
商船向け航海用レーダー 世界シェア
2024年時点
トップシェア
110
1株当たり配当金
2025期実績
+83.3% YoY
10.5%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
大幅増収
102.2%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
倍増
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
23.8%
株主資本の利回り
ROA
12.6%
総資産の活用度
Op. Margin
11.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期7.2%3.3%3.2%
2017/02期3.5%1.6%1.9%
2018/02期3.3%1.6%2.5%
2019/02期10.1%5.1%5.8%
2020/02期4.9%2.6%2.9%
2021/02期9.0%5.0%4.5%
2022/02期6.0%3.3%3.0%
2023/02期2.7%1.4%1.7%
2024/02期10.9%5.7%5.7%
2025/02期17.1%9.6%10.4%
2026/02期23.8%12.6%11.6%

収益性は、高付加価値な製品構成と世界規模での販売体制により大幅に改善しています。営業利益率は2023/03期の1.7%から2025/03期には10.4%まで向上しており、本業の稼ぐ力が強化されました。自己資本利益率(ROE)も15.8%に達しており、資本効率を重視した経営が浸透していることがうかがえます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期823億円37.4億円39.5億円125.2円-1.0%
2022/02期848億円25.3億円28.1億円89.2円+3.1%
2023/02期913億円15.2億円13.5億円42.7円+7.7%
2024/02期1,149億円65.2億円62.4億円197.6円+25.8%
2025/02期1,270億円132億円115億円362.6円+10.5%

古野電気は舶用電子機器の世界的なリーディングカンパニーとして、魚群探知機や航海用レーダーで高い市場シェアを有しています。2025/03期には売上高が約1,270億円、純利益が約115億円に達するなど、近年の業績は海外需要の拡大や新製品の寄与により過去最高水準の成長を実現しました。今後の見通しについても、安定した受注背景から高水準な収益性を維持する見込みです。 【2026/02期実績】売上1406億円(前期比10.8%)、営業利益162億円、純利益167億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
23.8%
業界平均
7.5%
営業利益率上回る
この会社
11.6%
業界平均
8.0%
自己資本比率下回る
この会社
54.0%
業界平均
54.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,300万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、船舶用電子機器を主力とする同社は、世界シェアの高い航海用レーダーや魚群探知機を収益の柱としています。地政学リスクや原材料価格の変動が事業リスクとして重要視されており、安定供給に向けたリスク管理体制の強化が継続的に図られています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
保守的な初期予想を大幅に上回る実績を連発。特に近年の上方修正幅は驚異的。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績予想
2026期
売上高: 目標 1275億円 順調 (1269.5億円)
99.6%
営業利益: 目標 115億円 順調 (131.81億円)
114.6%
当期純利益: 目標 90億円 順調 (114.57億円)
127.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期55億円115億円132億円+139.7%
2024期20億円50億円65億円+226.0%
2023期20億円15億円-23.9%
2022期25億円25億円+1.3%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,100億円1,275億円1,270億円+15.4%
2024期970億円1,100億円1,149億円+18.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

古野電気は中期経営計画を公表していませんが、期初の会社予想に対する達成度で計画実行力を評価できます。特に2024期と2025期は、当初の営業利益予想を2〜3倍以上も上回る着地を記録しており、極めて好調な業績を達成しました。これは旺盛な船舶需要や円安といった外部環境を的確に捉え、収益に結びつけた結果です。一方で、会社予想が非常に保守的であるとも言え、投資家は会社計画の上振れを期待する傾向にあります。

最新ニュース

中立
中期経営計画の策定に関するお知らせ
2/27 · 日経電子版
ポジティブ
1/09 · 古野電気公式サイト
ポジティブ
1/09 · 松井証券

どんな話題が多い?

決算・業績40%
船舶DX・技術開発30%
提携・買収20%
ESG・その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 15%
電気機器業界 235社中 35位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月自動運航

世界初となる自動運転レベル4相当での商用運航を開始し、航海技術の革新を牽引。

2026年2月技術提携

米スタートアップと時刻同期機器の共同開発に合意し、通信インフラ領域へ進出。

2025年1月DX連携

寺崎電気と本船データ活用基盤で連携し、実船でのサービス提供を本格化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率54.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
105億円
借金(有利子負債)
Net Assets
898億円
会社の純資産

財務健全性は非常に高く、潤沢な資産を背景に安定した事業基盤を構築しています。2025/03期時点での自己資本比率は58.4%と強固な水準を維持しており、将来的な投資や不況に対する耐性も十分です。有利子負債は約409億円ありますが、成長投資と手元流動性のバランスを適正に管理しています。 【2026/02期】総資産1414億円、純資産898億円、自己資本比率54.0%、有利子負債105億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+108億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-45.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-27.0億円
借入・返済など
Free CF
+62.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期12.6億円26.1億円28.1億円13.5億円
2017/02期64.2億円41.5億円22.0億円22.6億円
2018/02期51.4億円34.0億円15.4億円17.4億円
2019/02期49.0億円29.1億円12.5億円19.9億円
2020/02期80.4億円31.8億円41.9億円48.7億円
2021/02期85.1億円45.5億円8.5億円39.6億円
2022/02期61.9億円43.9億円35.2億円18.0億円
2023/02期64.9億円30.3億円82.6億円95.2億円
2024/02期27.1億円35.9億円35.6億円8.8億円
2025/02期108億円45.9億円27.0億円62.3億円

営業キャッシュフローは、業績の好調を反映して2025/03期には約108億円のプラスを記録するなど、本業での現金創出力が大幅に回復しています。投資キャッシュフローは、次世代の航海技術や新製品開発に向けた継続的な設備投資・研究開発費によって一定規模の支出が続いています。フリーキャッシュフローについても、安定した事業運営によりプラス圏での確保が可能となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
6,400万円
連結子会社数
35
設備投資額
49.2億円
平均勤続年数(従業員)
15.4

女性役員比率は10.0%であり、多様な視点を取り入れたガバナンス体制の強化を今後の課題として進めています。監査体制については専任の監査役会が設置されており、35社の連結子会社を擁する企業規模に相応しい内部統制が構築されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主49.9%
浮動株50.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関30.8%
事業法人等19.1%
外国法人等12.9%
個人その他33.2%
証券会社4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は古野興産・第一生命保険・三菱UFJ銀行。

古野興産株式会社(4,186,000株)13.25%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,341,000株)10.57%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,394,000株)4.41%
第一生命保険株式会社(1,000,000株)3.16%
株式会社三菱UFJ銀行(992,000株)3.14%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行(942,000株)2.98%
古野電気取引先持株会(908,000株)2.87%
エコー興産有限会社(560,000株)1.77%
古野電気社員持株会(409,000株)1.3%
DFA INTL SMALL CAP  VALUE PORTFOLIO(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(390,000株)1.24%

古野電気は古野興産をはじめとする創業家関連会社や関係会社が一定の株式を保有しており、創業家による安定的な経営基盤が維持されている点が特徴です。機関投資家(信託銀行)の保有比率も高く、経営の安定と市場からの評価が両立した構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません
3また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
4(1) 国際情勢等の影響について当社グループは、日本、アジア、欧州、米州等の様々な国・地域に商品を供給しております
5これら国・地域の経済状況の変化や対象市場での当社商品に対する需要の変化、また、米中貿易摩擦やウクライナ情勢の長期化等による地政学リスクの高まりから、安全保障、人権関連を中心に国家の政策・法律の変更、関税の引き上げ、製品供給・技術提供の制限等が発生する事が懸念されております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
704万円
従業員数
3,368
平均年齢
44.7歳
平均年収従業員数前年比
当期704万円3,368-

従業員平均年収は704万円であり、電気機器業界の平均的な水準と比較しても安定した報酬体系を維持しています。長年の船舶用電子機器開発による高い専門性と、グローバル展開による強固な収益基盤が従業員の待遇を支えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2023期まではTOPIXを下回っていましたが、2024期以降はTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。2024期の自社TSRは265.3%と、TOPIXの194.8%を大きく上回りました。これは、船舶用電子機器市場の活況を背景とした業績の急拡大と、それに伴う大幅な増配が株価にポジティブに評価された結果です。特に近年の株価上昇がTSRを押し上げる主要因となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
110
方針: 配当性向30%以上を目途に、業績連動で利益還元を実施
1株配当配当性向
2016/02期1012.0%
2017/02期820.0%
2018/02期1025.5%
2019/02期2519.6%
2020/02期2030.9%
2021/02期4031.9%
2022/02期4044.8%
2023/02期2558.5%
2024/02期6030.4%
2025/02期11030.3%
2期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

同社は利益還元を重要課題と位置づけ、業績連動型の配当政策を採用しています。近年は大幅な増配により、株主への積極的な利益還元を推進しています。今後は持続的な成長に向けた投資と配当のバランスを重視し、株主価値の向上を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 273.6万円 になりました (173.6万円)
+173.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期119.2万円19.2万円19.2%
2022期121.3万円21.3万円21.3%
2023期117.3万円17.3万円17.3%
2024期265.3万円165.3万円165.3%
2025期273.6万円173.6万円173.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,184,900株
売り残43,600株
信用倍率27.18倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年2月期 本決算発表2026年4月9日(予定)
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬(予定)

業界平均と比較すると、PERは同水準ですが、PBRは2.91倍と業界平均の1.9倍を大きく上回っており、資本効率や成長性への高い期待がうかがえます。信用倍率は27.18倍と非常に高く、買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化には注意が必要です。次回の本決算は4月9日に予定されており、2026期ガイダンスが市場の期待に応えられるかが焦点となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期33.6億円7.4億円22.0%
2017/02期14.6億円2.0億円13.4%
2018/02期18.6億円6.2億円33.4%
2019/02期51.1億円10.9億円21.2%
2020/02期27.0億円6.6億円24.5%
2021/02期47.8億円8.3億円17.4%
2022/02期37.2億円9.0億円24.3%
2023/02期25.9億円12.4億円48.0%
2024/02期81.7億円19.3億円23.6%
2025/02期142億円27.0億円19.1%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に連動して変動しています。2023/03期のように利益水準が低い年度は一時的に税率が上昇しましたが、近年の利益成長に伴い実効税率は概ね標準的な範囲内で推移しています。将来の納税予測においても、安定的な収益確保を前提とした適切な税務負担が見込まれています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

古野電気 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 110円
安全性
安定
自己資本比率 54.0%
稼ぐ力
高い
ROE 23.8%
話題性
好評
ポジ 65%

「『魚群探知機の世界王者』が、海のDXと自動航行をリードする技術集団へ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU