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スギホールディングス

SUGI HOLDINGS Co.,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE10.2%
BPS132円
自己資本比率50.6%
FY2025/3 有報データ

調剤を強みに地域の健康インフラへ!M&Aと異業種連携で成長を加速させるドラッグストア大手

地域のお客様の健康寿命延伸に貢献し、誰もが安心して暮らせる社会を実現する『地域包括ケアシステム』の中核的存在となることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが風邪をひいて病院に行った後、処方箋を持って立ち寄る調剤薬局。実はそれが「スギ薬局」かもしれません。スギ薬局は、薬だけでなくシャンプーや化粧品、お菓子なども一緒に買える便利なドラッグストアです。普段、あなたが何気なく買い物をしているそのお店の裏側で、スギホールディングスは地域の健康を支えるインフラとして、全国に店舗網を広げています。最近では、スーパーと提携して食品を充実させるなど、あなたの暮らしをより便利にするための挑戦を続けています。

東海地盤のドラッグストア大手。FY2025は売上高8,780.2億円(前期比17.9%増)、営業利益425.63億円(同16.2%増)と増収増益を達成しました。調剤併設型店舗を強みに安定成長を続ける一方、阪神調剤薬局を運営するI&Hの買収や、ディスカウントストアのトライアルHDとの資本業務提携など、M&Aと異業種連携を加速させています。中期経営計画ではFY2027(2026年度)に売上高1兆円という野心的な目標を掲げ、規模拡大による成長を追求しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
愛知県大府市横根町新江62番地の1
公式
www.sugi-hd.co.jp

社長プロフィール

杉浦 克典
杉浦 克典
代表取締役社長
挑戦者
創業以来の理念である『地域社会の“健康・キレイ・快適・安心”を支える、身近で頼れる存在』となることを目指しています。お客様一人ひとりの健康寿命延伸に貢献するため、地域包括ケアシステムの中核的存在となるべく事業を推進し、持続的な成長と企業価値の向上に努めます。

この会社のストーリー

1976
スギ薬局の創業

現取締役会長である榊原栄一氏と、現相談役である杉浦広一氏が、愛知県西尾市に「スギ薬局」を創業。「地域のお客様の健康に貢献したい」という想いからスタートした。

1982
法人化と多店舗展開の開始

「株式会社スギ薬局」を設立し法人化。地域社会への貢献を理念に掲げ、愛知県を中心に本格的なチェーン展開を開始し、成長の礎を築いた。

2000
名古屋証券取引所市場第二部へ上場

地域に根差した経営を続けながら着実に成長し、名古屋証券取引所に上場。社会的信用を高め、さらなる事業拡大への弾みをつけた。

2008
持株会社体制へ移行

スギホールディングス株式会社を設立し、持株会社体制へ移行。グループ全体の経営戦略を強化し、ドラッグストア事業と調剤事業のシナジーを最大化する体制を構築した。

2024
積極的なM&Aによる事業拡大

「阪神調剤薬局」を運営するI&Hや、北関東地盤の「セキ薬品」を買収。M&Aを積極的に活用し、全国規模での事業エリア拡大と調剤事業の強化を加速させる。

2026
トライアルHDとの包括的協業開始

スーパーセンターを展開するトライアルHDと資本業務提携を発表。互いの強みである「食」と「医療」を融合させ、新たな顧客価値の創造に挑戦する。

2027
売上高1兆円を目指す中期経営計画

中期経営計画の最終年度である2027年2月期に、売上高1兆円という目標を掲げる。M&Aや新規事業を通じて、持続的な成長を目指し続ける。

注目ポイント

調剤併設で地域の健康を支える

多くの店舗に調剤薬局を併設し、専門性の高いサービスを提供。地域のかかりつけ薬局として、健康相談から処方箋までワンストップで対応し、地域医療に貢献しています。

M&Aと提携で成長を加速

I&Hやセキ薬品などのM&Aに加え、トライアルHDとの異業種連携など、積極的な成長戦略を展開。事業エリアの拡大と新たな顧客体験の創出で、業界内での存在感を高めています。

安定した業績と魅力的な株主優待

安定した増収増益基調を維持しており、株主への還元にも積極的です。グループ店舗で使える優待券や優待パスポートなど、個人投資家にとって魅力的な株主優待制度も特徴です。

サービスの実績は?

8,780.2億円
連結売上高
FY2025実績
+17.9% YoY
425.63億円
連結営業利益
FY2025実績
+16.2% YoY
2,750.4億円
売上総利益
FY2025実績
+20.2% YoY
35
1株当たり配当金
FY2025実績
-56.3% YoY
142.0
1株当たり純利益 (EPS)
FY2025実績
+16.9% YoY

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 35円
安全性
安定
自己資本比率 50.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
35
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2021/38023.4%
FY2022/38025.5%
FY2023/38025.7%
FY2024/38065.9%
FY2025/33524.7%
株主優待
あり
権利確定月2月

配当方針として安定的な利益還元を重視しつつ、成長投資とのバランスを考慮した配当を実施しています。業績の拡大に伴い、株主への還元と将来に向けた店舗ネットワーク拡充への再投資を両立させる戦略をとっています。株主優待と配当を組み合わせた総合的な還元姿勢により、中長期的に同社を支援する株主の裾野拡大を図っています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.2%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
4.8%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
50.6%
業界平均
50.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/36,255億円
FY2023/36,676億円
FY2024/37,445億円
FY2025/38,780億円
営業利益
FY2022/3321億円
FY2023/3317億円
FY2024/3366億円
FY2025/3426億円

スギホールディングスは、調剤併設型ドラッグストアを軸とした出店戦略により成長を続け、2026年3月期には売上高1兆円の大台達成を見込むなど力強い拡大を維持しています。近年はM&Aを活用した店舗網の拡充や、トライアルホールディングスとの資本業務提携による物流・リテールテック強化が奏功しました。安定した調剤需要に加え、季節性商品の好調も寄与しており、売上高・利益ともに継続的な増益基調にある点は極めてポジティブです。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
5.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.8%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.5%6.1%5.6%
FY2022/39.1%5.8%5.1%
FY2023/38.8%5.4%4.7%
FY2024/39.4%5.6%4.9%
FY2025/310.2%5.2%4.8%

ROE(自己資本利益率)は10%前後で推移しており、資本を効率的に活用して利益を生み出す経営体制が構築されています。ドラッグストア業界内では激しい競争環境にありますが、調剤部門という高付加価値分野の構成比が高いため、5%前後の営業利益率を維持できていることは同社の強みです。今後はPB商品やIT活用によるコスト効率化を通じ、収益力のさらなる向上が期待されます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率50.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1,453億円
会社の純資産
2,507億円

自己資本比率は50%を超えており、強固な財務健全性を維持しています。近年は成長投資やM&Aを加速させるために有利子負債が増加傾向にありますが、豊富な手元流動性と高いキャッシュ創出能力を背景にコントロール可能な水準と言えます。積極的な店舗投資を行いながらも、長期的には財務バランスを適切に保ち、持続的な成長に向けた資本投下を継続しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+369億円
営業CF
投資に使ったお金
-333億円
投資CF
借入・返済など
+116億円
財務CF
手元に残ったお金
+36.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3340億円-293億円-52.7億円47.7億円
FY2022/371.7億円-239億円-53.0億円-167億円
FY2023/3383億円-233億円-142億円150億円
FY2024/3390億円-310億円-52.8億円80.7億円
FY2025/3369億円-333億円116億円36.6億円

営業活動によるキャッシュフローは概ね300億円から400億円規模で安定しており、本業でしっかりと現金を稼ぐ力を示しています。積極的な出店やM&Aに伴う投資キャッシュフローの支出があるものの、営業CFの範囲内で成長投資を賄える健全な循環が築かれています。潤沢な現金を背景に株主還元や新規事業への再投資を柔軟に行える点は、中長期的な競争優位の源泉です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1環境対応について 気候変動による気温の変化や大規模災害の発生により、店舗や物流などが被害を受けることで営業・販売の制約や商品調達に影響した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります
2減損会計の適用について 当社グループは「固定資産の減損に係る会計基準」の適用により、今後においても競合の激化や予期せぬ商圏の変動などにより店舗の収益性に変化があった場合には、固定資産の減損処理が必要になる場合があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3353億円142億円40.2%
FY2022/3331億円137億円41.4%
FY2023/3324億円134億円41.3%
FY2024/3380億円161億円42.2%
FY2025/3420億円163億円38.8%

法人税等の実効税率は概ね40%前後で安定して推移しており、業績に応じた適正な納税が行われています。2026年3月期の予想実効税率は一時的に29.2%まで低下していますが、これは会計上の利益見通しと税務上の調整項目による一時的な変動が要因と考えられます。大規模な店舗展開による地域貢献とともに、法令に基づいた透明性の高い納税姿勢を維持しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
881万円
従業員数
11,820
平均年齢
46歳
平均年収従業員数前年比
当期881万円11,820-

従業員の平均年収は881万円とドラッグストア業界の中では非常に高い水準にあります。調剤併設型ドラッグストアとして専門性の高い薬剤師を多く抱えていることや、地域包括ケアシステムの中核を担う専門職への投資が、この水準を維持する背景にあると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主61.6%
浮動株38.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.6%
事業法人等47%
外国法人等27.4%
個人その他8%
証券会社3.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はスギ商事・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)。

株式会社スギ商事(67,731,000株)37.43%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(18,626,000株)10.29%
合同会社スギアセット(9,057,000株)5%
CEP LUX-ORBIS SICAV (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(5,632,000株)3.11%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(5,525,000株)3.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(5,341,000株)2.95%
SMBC日興証券株式会社(3,126,000株)1.73%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,988,000株)1.65%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,493,000株)1.38%
株式会社ツルハ(2,266,000株)1.25%

筆頭株主である株式会社スギ商事が約37%の株式を保有しており、創業家を中心とした安定的な経営体制が築かれています。次いで信託銀行などの機関投資家が上位を占めており、安定株主と市場の投資家のバランスが考慮された構成と言えます。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億8,200万円
取締役3名の合計

事業の柱であるドラッグストア・調剤事業に加え、積極的なM&A(企業買収)により事業規模を拡大し続けている点が特徴です。連結子会社数は31社に及び、ドラッグストア業界の再編が進む中で、物流連携やデジタル化といった競争力を強化するための構造転換が経営上の重要課題となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.3% 男性 8
27%
73%
監査報酬
5,200万円
連結子会社数
31
設備投資額
201.5億円
平均勤続年数(従業員)
8.5
臨時従業員数
11467

女性役員比率が約27.3%と多様性の確保に注力しており、ガバナンス体制の強化が進んでいます。監査報酬も適切に支払われており、連結子会社31社を抱える巨大グループとして、内部統制と経営監視機能が適切に整備されている企業と言えます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上・利益ともに目標未達が続くが、M&Aにより1兆円目標は射程圏内。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2023~FY2027
売上高: 目標 1兆円 順調 (8,780.2億円)
87.8%
営業利益: 目標 480億円 順調 (425.63億円)
88.7%
EBITDA: 目標 679億円 大幅遅れ
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251兆円8,780億円-12.2%
FY20248,100億円7,445億円-8.1%
FY20237,245億円6,677億円-7.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025480億円426億円-11.3%
FY2024400億円366億円-8.4%
FY2023330億円317億円-4.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

スギHDはFY2027(2026年度)に売上高1兆円を目指す中期経営計画を推進中です。直近の業績予想は未達が続いていますが、これは先行投資や外部環境の変化が影響しています。しかし、2024年9月のI&H買収やトライアルHDとの提携により、目標達成の確度は大きく高まりました。既存事業のオーガニックな成長に加え、これらのM&Aや提携によるシナジーが計画達成の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。FY2022以降、同社のTSRはTOPIX(東証株価指数)のパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」が続いています。これは、業界内の競争激化や収益性への懸念から株価が伸び悩んだことが主な要因と考えられます。M&Aや異業種提携による成長戦略が株主リターン向上に繋がるか、今後の株価推移が注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+66.9%
100万円 →166.9万円
66.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021146.8万円+46.8万円46.8%
FY2022130.3万円+30.3万円30.3%
FY2023116.2万円+16.2万円16.2%
FY2024144.2万円+44.2万円44.2%
FY2025166.9万円+66.9万円66.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残47,300株
売り残47,800株
信用倍率0.99倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年2月期 本決算発表2026-04-09

同社のPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)は業界平均と比較してやや割高で、市場からの成長期待が高いことを示唆しています。一方で、信用倍率は1倍を割り込んでおり、売り圧力が買い圧力を上回る拮抗した状態です。次回の本決算発表は2026年4月9日に予定されており、中期経営計画の進捗が改めて問われることになります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, 東洋経済オンライン, Yahoo!ファイナンス, ダイヤモンド・リテールメディア ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,480社中 220位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

M&A・事業提携45%
決算・業績30%
新規出店・海外展開15%
株価・市況10%

最近の出来事

2025年1月包括的協業

トライアルHDと資本業務提携を発表。小売・物流の協業によりシナジーを創出。

2025年8月M&A

埼玉地盤のセキ薬品を買収。店舗ネットワークの拡大により市場占有率を向上。

2026年3月海外展開

モンゴル現地法人との合弁会社設立を発表。アジア市場でのヘルスケア展開を本格化。

最新ニュース

中立
アナリスト評価:スギH、レーティング中立を据置き、目標株価を引き上げ
1/29 · Yahoo!ファイナンス
ネガティブ
1/20 · 東洋経済オンライン

スギホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 35円
安全性
安定
自己資本比率 50.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「調剤に強い街の薬局が、M&Aと異業種連携で『地域ヘルスケアの巨人』を目指す」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU