7611プライム

ハイデイ日高

HIDAY HIDAKA Corp.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE15.8%
BPS67.8円
自己資本比率75.1%
FY2025/3 有報データ

駅前のオアシス!安くてうまい中華で人々の生活を支える

首都圏の駅前という最高の立地で、老若男女問わず全ての人々がいつでも気軽に立ち寄れる食のインフラとなることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが仕事帰りや週末に、駅前で「日高屋」の赤い看板を目にしたことはありませんか?あのお店を運営しているのが、ハイデイ日高です。一杯390円のラーメンや、ビールと餃子で軽く一杯楽しむ「ちょい飲み」など、私たちのお財布に優しい価格で温かい食事を提供しています。忙しい日のランチや、ちょっと一息つきたい夜に、気軽に立ち寄れる場所。そんなあなたの日常のすぐそばにある、身近な食のインフラを支えている会社です。

首都圏の駅前を中心に「熱烈中華食堂日高屋」を展開する外食チェーン。コロナ禍で一時赤字に転落するも、経済活動の再開とともに業績は急回復。2025年2月期は売上高556.3億円、営業利益55.14億円を達成し、過去最高益を更新する見込みです。続く2026年2月期も売上高600.0億円、営業利益60.0億円の連続最高益更新を予想しており、物価高の中でも価格競争力を維持しながら力強い成長軌道に戻っています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目118 大宮門街 SQUARE10階
公式
www.hiday.co.jp

社長プロフィール

青野 敬成
青野 敬成
代表取締役社長
現場主義の堅実派
アルバイトから社長へと現場を知り尽くした経験を活かし、『おいしくて、安くて、ボリュームがある』というお客様の期待に応え続けます。同時に、従業員の成長と幸せを第一に考え、利益を分かち合うことで、会社全体の持続的な成長を目指しています。

この会社のストーリー

1973
創業の第一歩「来来軒」

創業者・神田正氏が埼玉県さいたま市大宮にわずか5坪の中華料理店「来来軒」を開店。これがハイデイ日高の原点となる。

1983
株式会社日高商事設立

多店舗化を目指し、株式会社日高商事を設立。チェーン展開を本格化させ、着実な成長の礎を築く。

1993
ちょい飲み文化の先駆け「ラーメン館」

ラーメンとつまみ、アルコールを提供する新業態「ラーメン館」を大宮にオープン。後の「日高屋」の原型となり、新たな顧客層を獲得。

1999
ジャスダック市場へ上場

社名を「株式会社ハイデイ日高」に変更し、株式を店頭登録(現JASDAQ)。企業としての信頼性を高め、さらなる飛躍へのステージへ。

2002
主力ブランド「日高屋」誕生

「中華食堂日高屋」の1号店を新宿にオープン。駅前一等地への出店戦略で首都圏を中心に急拡大し、同社の主力ブランドとなる。

2008
リーマンショックという逆風

金融危機による景気後退で株価は上場来安値を記録。しかし、低価格で日常使いできる「日高屋」の強みが再評価され、この困難を乗り越える。

2024
成長戦略の加速とM&Aへの挑戦

中期経営計画を見直し、M&Aによる非連続な成長を目指す方針を発表。新潟へのFC出店も開始し、新たなエリアへの拡大に乗り出す。

注目ポイント

駅前一等地への集中出店戦略

「最高の立地は最高の商品」という考えのもと、首都圏の駅前一等地に集中的に出店。圧倒的な利便性で、多くの人々の日常に溶け込んでいます。

驚異のコストパフォーマンス

中華そばが390円で楽しめるなど、高品質な食事を驚きの低価格で提供。物価高の中でも価格を極力据え置き、生活者の強い味方であり続けています。

社員想いの「分かち合う資本主義」

「成長分配金」として18期連続で決算賞与を支給し、6年連続で賃上げを実施。従業員を大切にする姿勢が、企業の持続的な成長を支えています。

サービスの実績は?

450店舗
総店舗数
2026年2月期末計画
+7店舗
14.1%
売上高成長率 (YoY)
FY2025実績
44
1株当たり配当金
FY2025実績
+25.7% YoY
1.24億円
1店舗あたり売上高
FY2025実績ベース
18.9%
営業利益成長率 (YoY)
FY2025実績
46
1株当たり配当金(予想)
FY2026会社予想
+4.5% YoY

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 44円
安全性
安定
自己資本比率 75.1%
稼ぐ力
高い
ROE 15.8%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
44
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
FY2021/3360.6%
FY2022/32457.7%
FY2023/32460.0%
FY2024/33541.1%
FY2025/34440.8%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月8月

同社は安定的な配当の維持と成長に応じた株主還元を重視する方針を掲げています。配当性向の目標を定めつつ、業績向上に伴って着実に増配を実施しており、株主還元への意欲は高いです。株主優待制度と合わせた総合的な利回りによる還元にも取り組んでおり、中長期的な保有を推奨する設計となっています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.8%
業界平均
4.9%
営業利益率上回る
この会社
9.9%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
75.1%
業界平均
49.8%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3264億円
FY2023/3382億円
FY2024/3488億円
FY2025/3556億円
営業利益
FY2022/3-35.2億円
FY2023/36.2億円
FY2024/346.4億円
FY2025/355.1億円

コロナ禍での厳しい営業制限を受けたFY2021/3以降、同社は店舗運営の効率化と客数回復を推進し、過去最高水準の売上高成長を実現しました。FY2025/3には売上高556億円、当期純利益41億円を達成し、コロナ前の水準を大きく上回る収益力を取り戻しています。駅前立地という強みを活かした積極的な出店とメニュー戦略が奏功し、FY2026/3もさらなる増益が予想される順調な推移を見せています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
11.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
9.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/3-13.4%-11.5%-9.5%
FY2022/37.1%5.8%-13.3%
FY2023/36.6%5.2%1.6%
FY2024/312.9%9.7%9.5%
FY2025/315.8%11.9%9.9%

コロナ禍で営業赤字を計上した時期から一転、FY2025/3には営業利益率が9.9%まで改善し、高い収益性を回復しました。ROE(自己資本利益率)も15.8%まで上昇しており、資本を効率的に活用して利益を生み出す体質へと進化しています。店舗オペレーションの最適化と適正な価格転嫁が功を奏し、外食業界内でも安定して高い収益性を維持できています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率75.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
259億円

同社は実質無借金経営を維持しており、自己資本比率が75%を超える極めて盤石な財務基盤を構築しています。潤沢な現預金を背景に、金融負債に頼ることなく自社資金による積極的な新規出店や設備投資が可能な状況です。高い自己資本比率は、外部環境の変化に左右されにくい安定した経営の裏付けとなっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+53.6億円
営業CF
投資に使ったお金
-14.7億円
投資CF
借入・返済など
-33.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+38.9億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-44.7億円-2,700万円-13.8億円-45.0億円
FY2022/343.9億円-2.5億円-11.4億円41.4億円
FY2023/341.0億円-26.9億円-9.2億円14.1億円
FY2024/359.6億円-23.1億円-11.1億円36.5億円
FY2025/353.6億円-14.7億円-33.7億円38.9億円

営業活動によるキャッシュフローは回復基調にあり、FY2024/3には約60億円のプラスを創出するなど高いキャッシュ創出力を示しています。一方で、新規出店に伴う投資キャッシュフローは常にマイナスで推移しており、成長投資に資金を充てていることが分かります。財務活動については、配当支払いや自己株式取得などを通じて株主還元を積極的に行っているため、安定してマイナス(流出)となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1人財の確保等について 当社は、業容の拡大に伴い、社員及びフレンド社員の採用数の増加、処遇の改善、福利厚生制度及び研修制度の充実を図ってまいりましたが、雇用情勢の変化、若年層の減少、退職者の増加などにより、人財の確保が計画通りに進捗しなかった場合、当社の業績に影響を与える可能性があります
2固定資産の減損会計適用について 当社が保有する固定資産を使用している店舗の営業損益に悪化が見られ、回復が見込まれない場合、もしくは不動産の時価が著しく下落した場合には、当該固定資産について減損会計を適用し、当社の業績に影響を与える可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3-27.8億円0円-
FY2022/325.9億円10.1億円38.9%
FY2023/324.7億円9.5億円38.5%
FY2024/347.6億円15.2億円32.0%
FY2025/356.5億円15.6億円27.6%

FY2021/3には営業損失により税金費用は発生しませんでしたが、その後は業績の回復とともに納税額も増加しています。FY2025/3には約15.6億円を納税しており、法人税負担率は概ね30%前後で推移しています。今後の業績拡大に伴い、納税を通じた社会への貢献度も着実に高まる見込みです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
523万円
従業員数
988
平均年齢
35歳
平均年収従業員数前年比
当期523万円988-

平均年収は523万円となっており、外食産業の中では正社員の積極的な賃上げを継続している点が評価されます。定期昇給とベースアップを組み合わせることで、物価高への対応と人材確保を図る経営姿勢が反映されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主22.4%
浮動株77.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.6%
事業法人等6.8%
外国法人等16%
個人その他60.9%
証券会社0.7%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はBNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 三菱UFJ銀行)。

神田 正(5,201,000株)13.95%
神田 賢一(3,018,000株)8.1%
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(2,963,000株)7.95%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,879,000株)7.72%
麒麟麦酒株式会社(1,104,000株)2.96%
町田 功(1,019,000株)2.73%
昭和産業株式会社(658,000株)1.77%
株式会社武蔵野銀行(647,000株)1.74%
株式会社みずほ銀行(643,000株)1.73%
日本生命保険相互会社(567,000株)1.52%

筆頭株主である創業者の神田正氏が約14%の株式を保有しており、一族や関連法人の影響力が強い安定した株主構成となっています。また、金融機関や取引先のビール会社・製粉会社などが安定株主として名を連ねており、長期的な信頼関係が構築されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億700万円
取締役7名の合計

単一のセグメントで中華食堂「日高屋」を展開し、首都圏の駅前・繁華街立地に特化したドミナント戦略が収益の柱です。主な事業リスクとして、原材料価格の高騰や深刻な人手不足、および食の安全管理体制への影響が挙げられています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
設備投資額
18.8億円
平均勤続年数(従業員)
9
臨時従業員数
2845

女性役員比率が22.0%と、外食業界の中では多様性のある経営陣の登用が進んでおり、指名・報酬委員会の設置により透明性の高いガバナンス体制を強化しています。約3,000名の臨時従業員を抱える大規模な組織として、適正な労務管理が重要課題となっています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
コロナ禍からのV字回復が鮮明で、計画を前倒しで達成する勢い。業績予想も保守的で上振れ傾向。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧・中期経営計画
FY2024〜FY2026
売上高(FY2026): 目標 500億円 前倒し達成 (556.3億円)
111.3%
営業利益(FY2026): 目標 50億円 前倒し達成 (55.14億円)
110.3%
新中期経営計画
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 600億円 順調 (556.3億円)
92.7%
営業利益: 目標 60億円 順調 (55.14億円)
91.9%
ROE: 目標 15.0%以上 順調 (17.5%)
116.7%
総店舗数: 目標 450店舗 順調 (443店舗)
98.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025520億円550億円556億円+7.0%
FY2024440億円480億円488億円+10.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202552億円53億円55億円+6.0%
FY202430億円45億円46億円+54.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ハイデイ日高はFY2026を最終年度とする新中期経営計画を推進中です。売上高600億円、営業利益60億円という目標に対し、FY2025実績時点で売上高556.3億円、営業利益55.14億円と進捗率は90%を超えており、前倒し達成が視野に入っています。特に、コロナ禍で落ち込んだ業績をV字回復させた手腕は高く評価できます。また、近年の業績予想は期初予想を上回って着地する傾向があり、経営陣の計画達成に対するコミットメントは強いと言えるでしょう。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。当社のTSRは、FY2021からFY2025までの5年間、一貫して市場平均であるTOPIXを下回って(アンダーパフォームして)推移しています。これは、同期間においてTOPIXが好調だったことに加え、当社の株価がコロナ禍の影響で一時的に大きく落ち込み、その後の回復が市場全体のペースに追いついていなかったことが背景にあります。しかし、直近の業績回復は著しく、今後の株価パフォーマンス改善によるTSRの向上が期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+73.6%
100万円 →173.6万円
73.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021106.3万円+6.3万円6.3%
FY2022113.4万円+13.4万円13.4%
FY2023127.5万円+27.5万円27.5%
FY2024169.3万円+69.3万円69.3%
FY2025173.6万円+73.6万円73.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残182,300株
売り残70,900株
信用倍率2.57倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年2月期 第1四半期決算発表2025年7月上旬
2026年2月期 第2四半期決算発表2025年10月上旬
株主優待権利確定日2026年2月28日

信用倍率は2.57倍と比較的落ち着いており、過度な過熱感はありません。PBRは4.32倍と業界平均に比べて高い評価を受けていますが、これは同社の高い収益性(ROE 17.5%)と成長性が評価されているためと考えられます。時価総額は1,143億円と業界内でも上位に位置しており、安定した経営基盤を持つ企業として市場から認知されています。今後の決算発表で、高い期待に応えられるかが焦点となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 四季報オンライン
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,500社中 225位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
人事・経営体制25%
新店舗・出店20%
その他15%

最近の出来事

2025年4月業績好調

3期連続の最高益を達成し、株主への配当増額も併せて発表しました。

2025年9月ガバナンス強化

独立性と客観性を高めるため、指名・報酬委員会を新設しました。

2026年3月賃上げ実施

人件費高騰に対応し、6年連続となる平均7.1%の賃上げを決定しました。

ハイデイ日高 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 44円
安全性
安定
自己資本比率 75.1%
稼ぐ力
高い
ROE 15.8%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「『駅前のオアシス』が、値上げの波を巧みにかわし、ちょい飲み需要でV字回復を遂げる中華食堂の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU