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高千穂交易

TAKACHIHO KOHEKI CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE7.9%
BPS905.2円
自己資本比率65.8%
FY2025/3 有報データ

70年以上の歴史を誇る、未来の「安全」を創造する独立系技術商社

ビジネスセキュリティとエレクトロメカニクスのシナジーで、社会の進化の最先端を支えるソリューションを提供し続けます。

この会社ってなに?

あなたがよく行くアパレルショップや書店、その出入り口にある防犯ゲートは、もしかしたら高千穂交易が提供しているかもしれません。また、オフィスビルの入退室管理システムや、監視カメラなど、日々の安全を守る仕組みの裏側で同社の技術が活躍しています。さらに、あなたが使っているスマートフォンや家電製品の中にも、同社が供給する小さな電子部品が組み込まれており、私たちの便利な生活を陰で支えているのです。

独立系の技術商社として70年以上の歴史を持つ。FY2025は売上高281.0億円、営業利益20.79億円と増収増益を継続し、過去最高益を更新。主力のビジネスセキュリティ事業に加え、成長領域であるクラウドサービスが業績を牽引している。積極的な株主還元姿勢も特徴で、FY2025の配当は1株あたり160円を予定しており、高配当銘柄としても注目される。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都新宿区四谷1-6-1 YOTSUYATOWER
公式
corp.takachiho-kk.co.jp

社長プロフィール

井出 尊信
井出 尊信
代表取締役社長
挑戦者
当社は『変革に向けた高付加価値事業への集中』と『経営基盤強化による新たな価値の創造』を基本方針としています。高い技術力でユニークなビジネスを展開し、お客様や社会の課題を解決するソリューションを提供することで、豊かな未来の創造に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1952
高千穂交易株式会社 設立

石炭の輸入販売事業を目的として設立。時代のニーズを捉え、エレクトロニクス分野へと事業の軸足を移していく。

1970
万引き防止システムの国内導入

商品監視システム(EAS)を日本で初めて導入。小売業界に「セキュリティ」という新しい価値を提供し、事業の柱を確立する。

1994
日本証券業協会に株式を店頭登録

事業の成長と安定性を背景に株式を公開し、社会的な信用を高め、さらなる飛躍への基盤を築く。

2000
東京証券取引所市場第二部に上場

店頭登録から6年で東証二部へステップアップ。企業の信頼性と知名度をさらに向上させる。

2004
RFIDシステム開発のマイティカードを買収

RFID分野に本格参入し、技術ポートフォリオを強化。新たなソリューション創出に向けた重要な一歩を踏み出す。

2022
中期経営計画「2022-2024」を発表

『変革に向けた高付加価値事業への集中』を掲げ、クラウドサービスやセキュリティ分野へのシフトを加速させる。

2024
テリロジーHDと資本業務提携

サイバーセキュリティ分野の強化を目指し、OTセキュリティ事業の共同立ち上げなどで協業。事業領域の拡大を図る。

2025
新中期経営計画「2025-2027」を策定

「Security. Solutions. Synergy.」をスローガンに、ビジネスセキュリティとエレクトロメカニクスの融合による持続的成長を目指す。

注目ポイント

株主想いの充実した優待制度

保有株式数に応じてグルメや家電など5,000種類以上の商品と交換できる「プレミアム優待倶楽部」のポイントを贈呈。個人投資家にとって魅力的な株主還元策を実施しています。

社会の安全を守るセキュリティ事業

万引き防止システムや入退室管理、AIを活用した防犯ソリューションなど、物理セキュリティで国内トップクラスの実績を誇ります。クラウド型監視カメラなどDX化にも対応しています。

M&Aや提携による積極的な成長戦略

RFID企業の子会社化やサイバーセキュリティ企業との資本業務提携など、M&Aやアライアンスを積極的に活用。既存事業とのシナジーを創出し、新たな成長分野を開拓しています。

サービスの実績は?

281.0億円
連結売上高
FY2025実績
+11.4% YoY
20.79億円
連結営業利益
FY2025実績
+41.9% YoY
160
1株当たり配当金
FY2025実績
101.1%
配当性向
FY2025実績
36%
システム事業 売上構成比
会社四季報
47%
デバイス事業 売上構成比
会社四季報

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 160円
安全性
安定
自己資本比率 65.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.9%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
160
方針: 配当性向100%目標
1株配当配当性向
FY2016/324222.4%
FY2017/32480.9%
FY2018/324171.2%
FY2019/32444.8%
FY2020/324112.1%
FY2021/32540.6%
FY2022/35555.8%
FY2023/313398.7%
FY2024/315899.7%
FY2025/3160101.1%
9期連続増配
株主優待
あり
プレミアム優待倶楽部ポイント
必要株数100株以上(約21万円)
金額相当保有株数に応じたポイント
権利確定月6月・12月

同社は株主還元を重要経営課題と位置づけ、配当性向100%程度を目安とした高い還元水準を維持しています。これまでの業績成長を背景に配当金額を大幅に引き上げており、累進的な還元姿勢が特徴です。今後も持続的な成長と株主への利益配分を両立させることで、株主価値の向上を目指す方針です。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
7.9%
業界平均
7.8%
営業利益率上回る
この会社
7.4%
業界平均
4.9%
自己資本比率上回る
この会社
65.8%
業界平均
48.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3208億円
FY2023/3234億円
FY2024/3252億円
FY2025/3281億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/314.7億円
FY2025/320.8億円

高千穂交易は、ビジネスセキュリティやエレクトロメカニクスなどの高付加価値事業が成長を牽引し、5期連続の増収増益を達成しています。2025年3月期には売上高が約281億円、営業利益が約20.8億円に達し、着実な業容拡大を実現しました。2026年3月期もクラウド型セキュリティなどの好調により、売上高300億円の大台を目指す強気な計画を掲げています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.9%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/35.1%2.8%-
FY2022/35.7%4.3%-
FY2023/36.1%5.4%-
FY2024/38.9%6.3%5.8%
FY2025/37.9%6.2%7.4%

経営効率を示す指標は継続的に改善しており、営業利益率は2021年3月期の4.3%から2025年3月期には7.4%まで大幅に向上しました。資本効率を重視する経営姿勢が奏功し、ROE(自己資本利益率)も8%台後半で安定的に推移しています。高付加価値なソリューション提供へのシフトが、収益性の高い体質づくりに大きく寄与しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率65.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
168億円

同社は強固な財務基盤を誇り、実質無借金経営を継続しています。自己資本比率は70%を超えて高水準を維持しており、外部環境の変化に強い盤石な財務体質です。潤沢なネットキャッシュを背景に、将来の成長投資や株主還元を柔軟に実施できる体制が整っています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+29.9億円
営業CF
投資に使ったお金
-4.7億円
投資CF
借入・返済など
-15.1億円
財務CF
手元に残ったお金
+25.2億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/37.5億円-7.8億円-2.1億円-2,100万円
FY2022/311.8億円-3.9億円-1.9億円7.9億円
FY2023/3-13.9億円5.2億円-3.0億円-8.7億円
FY2024/316.4億円2,900万円-14.6億円16.7億円
FY2025/329.9億円-4.7億円-15.1億円25.2億円

営業キャッシュフローは利益成長に伴い拡大基調にあり、2025年3月期には約30億円の営業キャッシュを創出する高水準な稼ぐ力を示しました。一方で、財務活動では配当金の支払いや自己株式の取得など、積極的な株主還元策を実行しています。本業で稼いだ資金を将来の成長投資と株主還元の両面にバランスよく配分する健全な循環が構築されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1主要な仕入先への依存について 当社グループは、海外メーカーの販売代理店として、商品の輸入販売を行っており、その契約形態は独占的若しくは非独占的販売代理店契約など様々です
2主要な得意先への依存について 当社グループは、時代を先取りしたソリューション提案・企画や商品・サービス供給を通して、取引先との緊密な関係の維持に努めておりますが、取引が維持できなくなった場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります
3投資有価証券等の減損による影響について 当社グループが保有する投資有価証券等について、現時点において必要な減損等の処理は実施しておりますが、収益性の悪化等による価値の毀損により、当該投資有価証券等の減損処理を実施する場合は、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/39.3億円3.8億円40.8%
FY2022/312.5億円3.7億円29.6%
FY2023/315.9億円3.8億円24.1%
FY2024/318.4億円4.0億円21.7%
FY2025/320.1億円5.5億円27.3%

法人税等の支払いは税引前利益の増大に合わせて増加傾向にあります。実効税率は年度によって変動があるものの、概ね法定実効税率に近い水準で推移しています。税引前利益の継続的な拡大に伴い、社会への貢献として適正な納税を継続している状況です。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
710万円
従業員数
459
平均年齢
42.8歳
平均年収従業員数前年比
当期710万円459-

従業員平均年収は710万円であり、商社・卸売業界の平均と比較しても高い水準を維持しています。技術力を武器にソリューションを提供する独立系商社として、高い専門性を持つ人材への適正な還元が行われています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主40.6%
浮動株59.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.1%
事業法人等24.5%
外国法人等2.3%
個人その他56%
証券会社1.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はマースグループホールディングス・セコム・みずほ銀行。

株式会社マースグループホールディングス(804,000株)8.59%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(731,000株)7.82%
セコム株式会社(450,000株)4.8%
株式会社みずほ銀行(300,000株)3.21%
株式会社マーストーケンソリューション(265,000株)2.83%
明治安田生命保険相互会社(216,000株)2.3%
ヒューリック株式会社(200,000株)2.13%
一般財団法人高千穂交易奨学財団 (現 公益財団法人高千穂交易奨学財団)(200,000株)2.13%
高千穂交易従業員持株会(195,000株)2.08%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(168,000株)1.79%

筆頭株主はマースグループホールディングス(8.59%)であり、セコムやみずほ銀行などの事業会社や金融機関が上位株主を占めています。安定株主比率が比較的高く、長期的な視点での資本政策が重視される安定した株主構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,825万円
取締役4名の合計

クラウドサービス、セキュリティシステム、半導体デバイスを柱とする技術商社としての収益構造を確立しています。技術革新の速い市場での競争激化や、為替変動が主要な事業リスクとして挙げられています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3% 男性 6
14%
86%
監査報酬
5,497万円
連結子会社数
9
設備投資額
9,443万円
平均勤続年数(従業員)
17.1

女性役員比率は14.3%であり、ジェンダーダイバーシティの推進に取り組んでいます。充実した監査体制と経営の透明性確保により、独立系技術商社としてのガバナンスレベルは着実に向上しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初予想はやや保守的だが、着実に成長。旧中計の利益目標は未達だったがROEは達成。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画 2025-2027
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 300億円 順調 (281.0億円)
93.7%
営業利益: 目標 22億円 順調 (20.79億円)
94.5%
ROE: 目標 10%以上 順調 (10%台)
100%
旧中期経営計画 2022-2024
FY2022〜FY2024
経常利益: 目標 20億円 未達 (16.5億円)
82.5%
ROE: 目標 10% 達成 (10%以上)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025269億円N/A281億円+4.5%
FY2024248億円N/A252億円+1.7%
FY2023225億円N/A234億円+3.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202521億円N/A21億円+1.4%
FY202416億円N/A15億円-9.6%
FY202313億円N/A14億円+5.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「2025-2027」では、最終年度のFY2027に売上高300億円、営業利益22億円を目標に掲げています。初年度のFY2025実績は売上281.0億円、営業利益20.79億円と、目標に対し90%以上の高い進捗率で順調な滑り出しを見せています。過去の業績予想は売上高では上振れする傾向がある一方、営業利益は未達の期もあり、今後の利益率改善が計画達成の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた投資家リターンを示す指標です。FY2022以降、同社のTSRはTOPIXを大幅にアウトパフォームし続けており、FY2025には464.6%とTOPIX(213.4%)の2倍以上に達しました。これは、堅調な業績を背景とした株価上昇に加え、積極的な増配による株主還元強化が投資家から高く評価された結果と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+364.6%
100万円 →464.6万円
364.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021120.0万円+20.0万円20.0%
FY2022163.2万円+63.2万円63.2%
FY2023280.4万円+180.4万円180.4%
FY2024435.4万円+335.4万円335.4%
FY2025464.6万円+364.6万円364.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残23,500株
売り残96,400株
信用倍率0.24倍
2026年3月6日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬

PERは52.1倍と卸売業の業界平均を大きく上回っており、市場からの高い成長期待が伺えます。一方、信用倍率は0.24倍と売り残が買い残を上回る状況で、株価の過熱感を警戒する動きも見られます。高配当利回りであることが、株価の下支え要因の一つと考えられます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日刊工業新聞
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 299社中 45位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
事業提携・M&A25%
新製品・サービス20%
その他IR10%

最近の出来事

2026年3月最高位認定

Verkada社のパートナー制度において、アジア初となるダイヤモンドパートナーに認定されました。

2026年2月決算発表

第3四半期決算にて増収増益を達成し、高い成長性を改めて市場に示しました。

2024年8月資本業務提携

テリロジーホールディングスと資本業務提携を締結し、OTセキュリティ事業の拡大に向けた基盤を強化しました。

高千穂交易 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 160円
安全性
安定
自己資本比率 65.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.9%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「70年続く老舗技術商社が、店舗の万引き防止からクラウドセキュリティまで手掛ける『ビジネスの守護神』」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU