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コーナン商事7516

KOHNAN SHOJI CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 100円
安全性
普通
自己資本比率 34.0%
稼ぐ力
普通
ROE 7.3%
話題性
不評
ポジ 45%

この会社ってなに?

「今度の週末、DIYで棚でも作ろうかな」「庭のガーデニングを始めたい」「引っ越しで必要な工具や収納グッズを揃えなきゃ」。そんな時、あなたの街の「ホームセンターコーナン」が活躍します。日曜大工用品から日用品、ペット用品まで、暮らしを豊かにするありとあらゆる商品が揃っています。最近では、建築関係のプロの職人さんが仕事で使う資材や工具を専門に扱う「コーナンPRO」も増えており、街のインフラを支える現場の裏側でもコーナンは活躍しているのです。もしかしたら、あなたも気づかないうちにお世話になっているかもしれません。

ホームセンター大手のコーナン商事は、2025期に売上高5,014.0億円、営業利益250.01億円を記録し、安定した成長軌道にあります。コロナ禍の特需一巡後も、プロ向け業態の好調や積極的なM&A戦略が奏功し、増収基調を維持。特に、同業アレンザHDへの49.45%の出資は業界再編の起爆剤となる可能性を秘めており、規模の拡大による収益力強化が期待されます。2027年度を最終年度とする新中期経営計画では売上高5,600億円を掲げ、更なる成長と株主還元強化を目指しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
大阪府大阪市淀川区西宮原2丁目2番17号

サービスの実績は?

490店舗
グループ店舗数
2021年11月時点
+25店舗 YoY
100
1株当たり配当金
2025期実績
+5.3% YoY
6.1%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
1.43億円
従業員一人当たり売上高
2025期
49.45%
アレンザHDへの出資比率
2026年2月発表
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.3%
株主資本の利回り
ROA
2.5%
総資産の活用度
Op. Margin
4.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期6.5%2.1%4.8%
2017/02期6.4%2.1%5.3%
2018/02期9.9%3.4%5.5%
2019/02期9.9%3.5%6.0%
2020/02期9.9%3.4%5.4%
2021/02期14.5%4.8%7.0%
2022/02期11.3%3.9%5.8%
2023/02期9.1%3.2%5.0%
2024/02期9.2%3.2%5.1%
2025/02期8.8%3.0%5.0%
2026/02期7.3%2.5%4.5%

収益性指標を見ると、ROEは2021/03期の14.0%から足元では8.6%前後まで低下傾向にあります。これは、店舗への先行投資が先行していることに加え、競争激化に伴う販管費の増加が営業利益率を約5.0%に押し下げていることが主な要因です。効率的な経営を維持しつつ、今後は買収を通じたグループ間シナジーの創出による利益率の改善が課題となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期4,421億円309億円186億円561.3円+18.0%
2022/02期4,412億円258億円156億円489.3円-0.2%
2023/02期4,390億円220億円132億円431.1円-0.5%
2024/02期4,727億円241億円141億円473.9円+7.7%
2025/02期5,014億円250億円142億円492.5円+6.1%

コーナン商事の業績は、積極的なM&A戦略と店舗展開により売上高が堅調に推移しており、2025/03期には5,014億円と過去最高水準を維持しました。一方で、近年の利益面では原材料価格の高騰や販管費の増加により、営業利益は250億円前後で推移する踊り場局面を迎えています。今後は、家具EC企業の買収やアレンザHDへの出資を通じ、新たな収益源の確立とさらなるシェア拡大を図る見通しです。 【2026/02期実績】売上5021億円(前期比3.7%)、営業利益224億円、純利益123億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
7.3%
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
4.5%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
34.0%
業界平均
47.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億7,000万円
取締役8名の合計

EDINET開示情報によると、ホームセンター事業を中心に展開し、連結子会社3社を通じて全国的な事業基盤を構築しています。近年はM&Aを駆使してアレンザHDの傘下取り込みやECサイト買収を進めており、市場競争激化に対する成長戦略がリスク要因かつ成長の源泉となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
新中計はM&Aを前提とした野心的な目標。初年度の進捗は堅調だが、目標達成には更なる上積みが必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第4次中期経営計画
2025期〜2027期
売上高: 目標 5,600億円 順調 (5,014億円)
89.5%
営業利益: 目標 290億円 順調 (250.01億円)
86.2%
当期純利益: 目標 165億円 順調 (142.10億円)
86.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期5,236億円5,014億円-4.2%
2024期4,532億円4,727億円+4.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期256億円250億円-2.3%
2024期228億円241億円+5.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現在進行中の第4次中期経営計画(2025期-2027)では、最終年度に売上高5,600億円、営業利益290億円という高い目標を掲げています。これは、オーガニックな成長に加え、アレンザHDの持分法適用化などのM&A効果を織り込んだものです。初年度(2025期)の実績は売上高5,014億円(進捗率89.5%)と堅調な滑り出しを見せており、計画達成に向けた基盤は整いつつあります。一方で、業績予想は期初計画に対してやや未達となるケースも見られ、今後のM&A戦略の実行力と既存事業の収益性向上が目標達成の鍵となります。

どんな話題が多い?

M&A・事業提携40%
決算・業績30%
中期経営計画15%
株主還元15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, M&A Online, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1200社中 165位
報道のトーン
45%
好意的
25%
中立
30%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月TOB実施

アレンザHDへ公開買付けを実施し、グループ連結を通じた規模拡大を図る。

2025年12月EC買収

インテリアEC大手であるイントホールディングスを子会社化し、デジタル販売網を強化。

2025年7月新中計策定

2028年2月期を最終年度とする第4次中期経営計画を策定し、売上高5600億円を目標に掲げる。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率34.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1,813億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,738億円
会社の純資産

財務健全性は安定しており、総資産はM&Aに伴う成長投資により4,790億円まで拡大しました。自己資本比率は34.6%を維持しており、有利子負債の活用を含めた積極的な資金調達によって成長の基盤を構築しています。今後も事業規模の拡大に合わせ、負債管理と資本効率のバランスを適切に維持することが求められます。 【2026/02期】総資産5048億円、純資産1738億円、自己資本比率34.0%、有利子負債1813億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+224億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-217億円
投資に使ったお金
Financing CF
-14.3億円
借入・返済など
Free CF
+7.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期246億円72.7億円138億円173億円
2017/02期226億円143億円114億円82.0億円
2018/02期195億円144億円42.7億円50.8億円
2019/02期208億円238億円43.0億円30.0億円
2020/02期267億円425億円193億円158億円
2021/02期351億円152億円172億円199億円
2022/02期174億円127億円72.9億円47.6億円
2023/02期94.0億円179億円54.3億円85.3億円
2024/02期225億円240億円25.0億円15.2億円
2025/02期224億円217億円14.3億円7.2億円

営業キャッシュフローは200億円台で安定して創出されていますが、成長のための積極的な投資(投資CF)が重なっているため、フリーキャッシュフローは均衡に近い状態が続いています。先行投資としてM&Aや店舗改装を優先しているためであり、財務戦略として許容範囲内といえます。今後は、これらの投資から得られる収益の回収フェーズへ移行できるかがキャッシュフロー改善の鍵となります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 18名)
女性 2名(11.1% 男性 16
11%
89%
監査報酬
5,200万円
連結子会社数
3
設備投資額
242.9億円
平均勤続年数(従業員)
15.1
臨時従業員数
10663

ガバナンス体制においては女性役員比率が11.1%と向上傾向にあり、多様な視点を取り入れた経営を推進しています。監査報酬として5,200万円を投じて監査体制を強化しており、店舗数490店舗規模の巨大小売チェーンとして、ガバナンスの適正化を経営の重要事項と位置づけています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33.5%
浮動株66.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関13.7%
事業法人等19.8%
外国法人等11.4%
個人その他51.8%
証券会社3.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は港南・コーナン商事取引先持株会・アイリスオーヤマ。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,092,000株)7.01%
港南株式会社(2,040,000株)6.83%
疋田 耕造(1,807,000株)6.05%
疋田 直太郎(1,797,000株)6.02%
コーナン商事取引先持株会(1,256,000株)4.21%
アイリスオーヤマ株式会社(1,101,000株)3.69%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(946,000株)3.17%
YS株式会社(707,000株)2.37%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(656,000株)2.2%
株式会社大創産業(650,000株)2.18%

大株主には創業家関連の法人や個人が名を連ねており、強固な経営支配基盤を有しています。また、アイリスオーヤマや大創産業といった主要取引先も上位株主となっており、事業上の結びつきが非常に深い安定的な株主構成です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1金利変動によるリスク 当社グループは、設備投資資金を金融機関からの借入金等により調達しており、有利子負債への依存度が高い水準にあります
2出店に関する法規制等によるリスク 当社グループは、企業規模の拡大により経営基盤の確立を図るため、新規出店投資を継続して行う方針ですが、出店に関する法規制の変更等により、出店計画の変更・延期若しくは撤回といった事態が生じて、予定どおりの出店ができなくなり、経営成績に影響を与える可能性があります
3天候要因によるリスク 当社グループの取扱商品の中には季節性の強い商品が含まれており、冷夏や暖冬及び長雨等の天候不順によって、季節商品の販売動向が大きく変動することがあります
4為替変動によるリスク 当社グループは海外商品の輸入取引及び為替取引を直接行っております
5減損損失のリスク 当社グループは2007年2月期より「固定資産の減損に係る会計基準」を適用し、各連結会計年度において所要額を減損損失として計上しております
6コンプライアンスに関するリスク 当社グループでは企業の社会的責任を重視し、コンプライアンス意識の向上に努めております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
523万円
従業員数
4,898
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期523万円4,898-

従業員の平均年収は約523万円となっており、小売り業界の平均水準と比較して安定した給与体系を維持しています。長年のドミナント戦略による効率的な店舗運営が、安定した雇用と給与維持を支える背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2025期において、当社のTSR(株主総利回り)は185%となり、TOPIXの200.2%をアンダーパフォームしました。これは、同期間における金利上昇やマクロ経済の不透明感から、バリュー株セクター全体がTOPIXの上昇に追随できなかったことが背景にあります。しかし、2022期から2024期にかけては3年連続でTOPIXをアウトパフォームしており、累進配当政策や自社株買いといった株主還元強化策が評価された結果です。新中期経営計画で掲げる総還元性向40%以上の目標達成が、今後のTSR向上に繋がるか注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
100
方針: 累進配当
1株配当配当性向
2016/02期3821.8%
2017/02期4425.1%
2018/02期5017.2%
2019/02期5216.5%
2020/02期5415.7%
2021/02期6110.9%
2022/02期7014.3%
2023/02期9020.9%
2024/02期9520.0%
2025/02期10020.3%
9期連続増配
株主優待
あり
自社商品券
必要株数100株以上(約40万円)
金額相当1,000円相当〜
権利確定月2月

当社は株主還元を重要な経営課題と位置づけ、累進配当を基本としつつ総還元性向40%以上を目標に掲げています。業績の拡大とともに配当金を着実に増額させており、株主への利益還元姿勢を鮮明にしています。今後も安定した収益基盤を背景に、持続的な配当成長が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 185.0万円 になりました (85.0万円)
+85.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期136.2万円36.2万円36.2%
2022期173.9万円73.9万円73.9%
2023期156.0万円56.0万円56.0%
2024期208.0万円108.0万円108.0%
2025期185.0万円85.0万円85.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残152,700株
売り残19,600株
信用倍率7.79倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第49期 本決算発表2026年4月13日
株主総会2026年5月29日

同業他社比較では、PER8.1倍、PBR0.71倍と業界平均に比べて著しく割安な水準にあります。これは、成長性に対する市場評価がまだ限定的であることを示唆しており、今後のM&A戦略の成功による再評価の余地が大きいと考えられます。信用倍率は7.79倍と買い残が多く、株価上昇への期待感が見られますが、将来の売り圧力にも注意が必要です。次回の本決算発表は2026年4月13日に予定されており、新中計の進捗が注目されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期129億円68.7億円53.2%
2017/02期146億円84.9億円58.3%
2018/02期162億円61.4億円38.0%
2019/02期188億円79.2億円42.2%
2020/02期189億円70.9億円37.5%
2021/02期298億円111億円37.4%
2022/02期242億円86.2億円35.6%
2023/02期207億円75.0億円36.2%
2024/02期226億円85.4億円37.8%
2025/02期233億円91.0億円39.0%

法人税等の実効税率は概ね35%から40%前後の範囲で推移しています。これは日本の標準的な税率水準に準拠した納税額であり、業績に応じた適切な税負担が行われています。今後も税制変更や経常利益の変動に伴い、一定の範囲内で推移すると予測されます。

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コーナン商事 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 100円
安全性
普通
自己資本比率 34.0%
稼ぐ力
普通
ROE 7.3%
話題性
不評
ポジ 45%

「関西地盤のDIYの雄、M&Aをテコにホームセンター業界の全国統一へ驀進中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU