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フェスタリアホールディングス2736

Festaria Holdings Co.,Ltd.

スタンダードUpdated 2026/04/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 7円
安全性
注意
自己資本比率 22.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.6%
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

結婚指輪やプレゼント用のジュエリーを探したことがある方なら、百貨店やショッピングモールで「festaria」の店舗を見かけたことがあるかもしれません。星の形が見えるダイヤモンド「Wish upon a star」が人気商品で、婚約・結婚指輪から普段使いのアクセサリーまで幅広く取り扱っています。ベトナムの自社工場で製造することで品質管理とコスト競争力を両立させている会社です。

フェスタリアホールディングスは1920年(大正9年)に長崎で創業した宝飾品(ジュエリー)の製造・小売チェーンです。基幹ブランド「festaria bijou SOPHIA」を中心に、全国の百貨店やショッピングセンターに約80店舗を展開しています。独自カットの"Wish upon a star"ダイヤモンド(星の形が浮かび上がる特許カット)が看板商品で、ベトナムに自社工場を持つ製販一体型のビジネスモデルが特徴です。2025/08期期の売上高は約94億円(前期比+1.1%)、営業利益は約2.9億円(同+7.0%)と回復基調にあり、2026/08期期は売上高101億円(+7.4%)を計画。消費の二極化の中で高価格帯MDの強化と台湾を含む海外展開を進めています。創業家の貞松家が株式の約36%を保有するオーナー企業です。

小売業スタンダード市場

会社概要

業種
小売業
決算期
8月
本社
東京都品川区西五反田7丁目20番9号 KDX西五反田ビル5階

サービスの実績は?

約80店舗
国内外店舗数
百貨店・SC中心
約94億円
年間売上高
2025/08期
1920年創業
創業
100年超の歴史
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

宝飾品事業(国内)
約85億円90.4%)
宝飾品事業(海外・台湾)
約9億円9.6%)
宝飾品事業(国内)約85億円
利益: 約2.5億円利益率: 約2.9%

基幹ブランド「festaria bijou SOPHIA」を中心に百貨店・SC約80店舗で展開。婚約・結婚指輪からファッションジュエリーまで。消費二極化の中で高価格帯MDを強化

宝飾品事業(海外・台湾)約9億円
利益: 約0.4億円利益率: 約4.4%

台湾で小売店舗を運営。現地ブランド認知の向上により増益基調。アジア市場への展開拡大を計画中

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.6%
株主資本の利回り
ROA
2.4%
総資産の活用度
Op. Margin
3.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/08期2.1%0.4%2.3%
2017/08期10.1%2.1%3.2%
2018/08期0.3%0.1%0.6%
2019/08期1.5%0.3%1.5%
2020/08期93.7%10.0%5.9%
2021/08期12.7%1.8%4.4%
2022/08期20.1%3.7%4.6%
2023/08期4.0%0.8%2.2%
2024/08期9.0%1.9%2.9%
2025/08期10.6%2.4%3.1%

コロナ禍の2020/08期期にROE-93.7%と壊滅的な打撃を受けましたが、2021/08期期に黒字転換し、2022/08期期にはROE20.1%・営業利益率4.6%と急回復しました。2023/08期期は一時的に利益率が低下しましたが、2025/08期期はROE10.6%・営業利益率3.1%まで回復。宝飾品小売業としては標準的な収益性ですが、金・ダイヤモンドの原材料高が粗利率を圧迫しており、高価格帯シフトによるマージン改善が課題です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/08期87.2億円3.8億円1.3億円36.1円+3.5%
2022/08期87.8億円4.1億円2.6億円73.1円+0.7%
2023/08期86.6億円1.9億円5,700万円16.3円-1.4%
2024/08期93.0億円2.7億円1.4億円39.1円+7.4%
2025/08期94.0億円2.9億円1.8億円49.5円+1.1%

コロナ禍の2020/08期期に売上高84億円・営業赤字5億円と大幅に落ち込みましたが、2021/08期期以降は黒字転換し回復基調にあります。2024/08期期は売上高93億円と4期ぶりにコロナ前水準に近づき、2025/08期期も増収増益を達成。2026/08期期は売上高101億円(+7.4%)と100億円台回復を計画しており、高価格帯のMD戦略強化と台湾事業の拡大が成長ドライバーです。ただし原材料(金・ダイヤモンド)価格の高騰が粗利率を圧迫するリスクがあります。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.6%
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
3.1%
業界平均
3.0%
自己資本比率下回る
この会社
22.6%
業界平均
47.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
宝飾品事業(国内)約85億円約2.5億円約2.9%
宝飾品事業(海外・台湾)約9億円約0.4億円約4.4%

売上の約90%を国内宝飾品事業が占め、事業の多角化は進んでいません。単一セグメント(宝飾品100%)のため、宝飾市場の動向が業績に直結します。台湾事業は売上高約9億円で全体の1割弱ですが、利益率は国内より高く、今後の成長ドライバーとして期待されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上回復は順調、利益率改善が課題

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

売上高100億円の目標に向けてFY2026/8期に101億円を計画。利益率は原材料高の逆風があるが、MDの高付加価値化で改善を図る
中期経営方針
2024年〜2027年
売上高: 目標 100億円超(FY2026/8期) 順調 (94億円(FY2025/8))
75%
営業利益率: 目標 5%以上 未達 (3.1%(FY2025/8))
50%
海外売上比率: 目標 拡大(台湾・アジア) やや遅れ (台湾小売事業は増益基調)
40%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/08期95億円-94億円-1.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

コロナ禍からの回復は着実に進み、2026/08期期に売上高101億円と4年ぶりの100億円台回復を計画しています。課題は営業利益率で、目標の5%に対して直近は3.1%。金価格やダイヤモンド価格の高騰が粗利率を圧迫する中、高価格帯商品の構成比引き上げと台湾事業の拡大でマージン改善を目指しています。

最新ニュース

ポジティブ
festaria bijou SOPHIA 20周年記念サイト公開。記念コレクション「THE FESTA」を展開
03/18 · PR TIMES
ポジティブ
2月の既存店売上高は前年同月比7.6%増。5カ月連続で前年超え
02/07 · Yahoo!ファイナンス
ポジティブ
2026/08期期 1Q決算:経常利益2.5億円。クリスマス商戦が堅調に推移
01/13 · 決算短信
ポジティブ
2025/08期期 本決算:売上高94億円、営業利益2.9億円の増収増益。年間配当7円
10/14 · 決算短信
ポジティブ
株式分割(1:3)と株主優待変更を発表。投資しやすい株価水準へ
01/10 · 適時開示

どんな話題が多い?

決算・業績回復30%
株式分割・株主優待25%
ブランド戦略・新商品20%
海外展開(台湾)15%
原材料価格高騰10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや前向き
報道件数(30日)
18
前月比 +5%
メディア数
8
日経新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 65%
小売業 350社中 228位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月ブランド20周年

基幹ブランド「festaria bijou SOPHIA」が20周年を迎え、記念テーマ「THE FESTA -祝祭-」のもと限定コレクションや記念イベントを展開

2026年1月1Q決算

2026/08期期 1Q(9-11月)は売上高47.6億円、経常利益2.5億円。クリスマス商戦が寄与し増収増益

2025年10月本決算

2025/08期期の売上高94億円(+1.1%)、営業利益2.9億円(+7.0%)で増収増益。配当は年間7円に増額

2025年3月株式分割

1株を3株に分割(効力発生日:2025年3月1日)。投資単位の引き下げにより個人投資家の参入しやすい株価水準に

2025年1月分割発表

株式分割および株主優待制度の変更を発表。分割後100株で割引クーポン1万円分の優待が受けられる設計に

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率22.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
16.6億円
会社の純資産

自己資本比率は2020/08期期に10.1%まで低下しましたが、利益蓄積により着実に回復し、2025/08期期は22.6%に改善。総資産約72億円に対して純資産約17億円の規模です。2025/08期期のBPSが455円と前期の1,264円から大幅に減少しているのは、2025年3月の1:3株式分割の影響です。有利子負債はJ-Quantsデータ上ゼロですが、小売業のため店舗リース債務が実質的な固定負担となります。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+4.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-2.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-1.4億円
借入・返済など
Free CF
+1.1億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/08期5.5億円2.0億円1.3億円3.6億円
2017/08期5.2億円2.3億円5.4億円7.5億円
2020/08期1,200万円1.8億円4.2億円1.7億円
2021/08期13.4億円700万円12.3億円13.3億円
2022/08期7.1億円1.6億円5.8億円5.5億円
2024/08期4.9億円1.8億円8,900万円3.1億円
2025/08期4.0億円2.9億円1.4億円1.1億円

2021/08期期に営業CF13.4億円と突出した水準を記録したのは、コロナ禍で膨らんだ在庫の圧縮が寄与したためです。通常期の営業CFは3〜7億円で推移しています。2025/08期期はFCF1.1億円のプラスを確保。投資CFは店舗改装やベトナム工場への設備投資が主因です。宝飾品は在庫回転が遅い業態のため、運転資本の管理が収益性を左右します。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主39.3%
浮動株60.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関5%
事業法人等5%
外国法人等8%
個人その他82%

創業家・貞松隆弥(CEO)20.1%+貞松豊三11.6%+(有)隆豊4.6%+貞松佑哉3.0%で安定株主約39.3%

筆頭株主は代表取締役社長の貞松隆弥氏(20.1%)で、典型的なオーナー経営企業です。第2位の貞松豊三氏(11.6%)は創業家の一員で大株主兼役員、第3位の有限会社隆豊(4.6%)は貞松家の資産管理会社です。創業家合計で約36%を保有しており、安定的な経営が維持されています。時価総額24億円の小型株のため、流動性はやや低めです。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原材料価格の高騰リスク:金やダイヤモンド等の貴金属・宝石の国際価格が上昇しており、仕入コストの増加が粗利率を圧迫するリスクがあります。価格転嫁が遅れると収益性が大きく低下する可能性があります
2消費動向の変化リスク:宝飾品は嗜好品であり、景気後退や消費者マインドの悪化時に需要が大きく落ち込みます。コロナ禍では売上が前年比15%減となった実績があり、次の景気後退局面でも同様のリスクがあります
3百貨店・SC依存のリスク:店舗の大半を百貨店やショッピングセンターに出店しているため、百貨店の閉店・統合やSCの集客力低下が直接的に売上減につながります。テナント賃料の上昇も収益を圧迫します
4為替変動リスク:ベトナムの自社工場での製造や海外からの仕入れがあるため、円安が進行すると仕入コストが増加します。台湾事業の業績も為替変動の影響を受けます
5ブランド競争力の維持リスク:国内宝飾市場は4℃HDやツツミ等の競合に加え、海外ラグジュアリーブランドとの競争が激しく、ブランド力や商品力の低下は市場シェア縮小に直結します
6人材確保・育成リスク:宝飾品販売には高い接客スキルと専門知識が求められ、優秀な販売員の確保・育成が事業拡大のボトルネックとなる可能性があります
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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
7
方針: 安定配当を基本方針とし、業績に応じた利益還元を目指す
1株配当配当性向
2016/08期277.2%
2017/08期213.3%
2018/08期20423.7%
2019/08期6.691.5%
2020/08期00.0%
2021/08期2018.2%
2022/08期209.0%
2023/08期2040.8%
2024/08期6.717.1%
2025/08期714.1%
1期連続増配
株主優待
あり
100株:割引クーポン1万円分、300株:ジュエリー or クーポン1.5万円分、500株:ジュエリー+クーポン or 特別優待券2万円分
必要株数100株以上
金額相当10,000円〜

コロナ禍の2020/08期期は無配に転落しましたが、2021/08期期に復配。2024/08期期・2025/08期期の配当額が小さく見えるのは2025年3月の1:3株式分割の影響で、分割前換算では2024/08期期は約20円相当です。2025/08期期は年間7円(分割後ベース)で実質増配。配当利回りは約1.1%と低水準ですが、株主優待(ECサイト割引クーポン1万円分〜)を含めた総合利回りは約16%と非常に高い水準です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残46,000株
売り残3,300株
信用倍率14.0倍
2026/3時点
今後の予定
2026年8月期 中間決算2026年4月中旬
2026年8月期 3Q決算2026年7月中旬

PER14.5倍・PBR1.42倍と、いずれもセクター平均を下回る割安水準です。ただし時価総額24億円の超小型株で出来高が少なく、信用倍率14.0倍と買い残が積み上がっている点に注意が必要です。株主優待込みの総合利回りが高いことが個人投資家の買い需要を支えています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/08期1.5億円1.3億円81.2%
2017/08期3.2億円1.5億円46.5%
2020/08期-5.5億円0円-
2021/08期3.8億円2.5億円66.2%
2022/08期4.3億円1.8億円40.5%
2023/08期1.6億円1.0億円64.2%
2024/08期2.3億円8,700万円38.5%
2025/08期2.8億円1.1億円38.0%

実効税率は年度により38〜81%と大きくばらついていますが、これは繰延税金資産の評価や海外子会社(台湾・ベトナム)の税制差異の影響です。直近2期は38%程度に安定しており、法定実効税率に近い水準です。

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フェスタリアホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 7円
安全性
注意
自己資本比率 22.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.6%
話題性
普通
ポジ 45%

"Wish upon a star"ダイヤモンドで知られる老舗宝飾チェーン。創業家主導で百貨店・SC中心に全国展開

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/23 / データ提供: OSHIKABU